TKMデジカメ山歩き 2009/9/13(日)
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阿弥陀ヶ森大普賢岳
スタート:上谷(久久能神社) ⇔
ルート :
大普賢岳=関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
大普賢岳
 Ⅲ△1780.14m (普賢森)
  足跡のダウンロードは こちらから
ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
570m  06:31   ① 久久能智神社 前 0:35 0:25 0:35   出発時間 04:50 -
   07:06   ② 上谷分岐 到着時間 06:15 -
2:19 2:15 2:54  
   09:25~09:30 0:05 ③ 伯母谷覗 片道距離 75 ㎞ 76 ㎞
0:25 0:25 3:19  
   09:55   阿弥陀ヶ森 女人結界門 往復距離 151 ㎞/avg. -
1:10 1:20 4:29  
1780m  11:05~11:35 0:30 大普賢岳 △1780.1  
0:11 1:10 4:40 0:11
   11:46~12:16 0:30 ⑥ 小普賢岳  
0:42 5:22 0:53
   12:58   ⑦ 阿弥陀ヶ森 女人結界門  
0:28 0:20 5:50 1:21
   13:26   ⑧ 伯母谷覗 ASC(総上昇)プロトレック 1400 m
1:47 1:30 7:37 3:08
   15:13   ⑨ 上谷分岐 DSC(総下降) 〃 1405 m
0:19 0:15 7:56 3:27
   15:32   ⑩ 久久能智神社 前 総上昇量(GPS) - m
  9:01 1:05   7:56 7:40     移動距離( 〃 ) - ㎞
 
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アプローチ
  R169の上多古より西に舗装された上多古川沿いの道を約 4kmいくと、T字路にぶつかる。そこを左折し暫く行くと真っ直ぐの道と左に鋭角に曲がり急坂を行く道に分かれるが、ガードレールのある左に大きく曲がり急坂を上り詰めたところが上谷集落入り口である。
駐車場
  上谷集落入口の久久能智神社の前 2~3台しか停められない
ルート
  久久能智神社 ⇔ 上谷出合 ⇔ 伯母谷覗 ⇔ 阿弥陀ヶ森 ⇔ (奥駈道) ⇔ 大普賢岳 【往復】
記録
  上谷からの山歩きは今回が3回目。
1回目は伯母谷覗を目的とし、ついでに阿弥陀が森まで行き、時間 があったので山上ヶ岳方面の散策。
2回目は大普賢を目指したが、雪渓部分の迂回と小普賢手前の北斜面で残雪の為、疲労と時間ロスの為に途中断念した。

また今年夏には、水太谷より七曜岳経由で大普賢を目指したが、暑さ(?)の為に疲労が大きく、国見岳の先でこれまた挫折した。
過去2度果たせなかった大普賢岳登頂に三度目の正直に出かけることに!  自分の体力で行けるかどうか限界の距離である。

前日の天気予報では秋晴れ。
ロングコースとなるので朝5時くらいには家を出たいと思い、前日に 1/25000の地図をダウンロードしていつもより少しだけ早めに寝た。

当日朝4時過ぎに目が覚めた(年とともに目覚ましは必要なくなっている)。早々に準備し5時前には 家を出ることが出来た、これなら7時くらいには現地登山口に到着できる。

途中コンビニに寄り(この早い時間にどのコンビニも営業をしている)、先日購入をした携帯ガスバーナーがあるのでインスタントのカップコーヒー・カップラーメン・おにぎり等を購入(805円)。
朝早いため、ビュンビュン丸で走り、現地に 6時半に到着。過去2回ともR169で上谷分岐を行き過ぎてしまい引き返したが、今回はその学習もあり迷わず・・・。
行き過ぎた原因はカーナビの案内が上谷への道を案内できていなかったことが判明。
右折した途端、きちっと案内し始めた。カーナビも信用しすぎると問題だ。

現地は少し寒げであるが徐々に天気はよくなるはず。
腹の具合に少し違和感があり、このところ頭をも たげている持病も少し心配であるが、歩き始めて体が温まれば大丈夫であろうと確信して気合を入れて出発 。
予定より30分早い 6時半過ぎに現地に到着できたので、時間は十分にある。

スタート直後の高度200mの急な登りがきついが、ゆっくりと疲れが少ないようにペースを考えながら歩く。
それでもほぼ時間通りに伯母谷覗に到着。
ここは地図上の伯母谷覗の位置と大分違っている。前から地図の等高線と合っていない為、おかしいとは思っていたが今回 はGPSをもっており、確認すると明らかに場所が違っていた。

その、地図上とは違う位置の伯母谷覗に、到着したときは全般的にガスがかかっていた。
下から吹き上げてくる気流でガスの動きは激しく、暫くすると大普賢岳が少しだけ顔を出してきた。
多分帰りには晴れていると思われるので写真は少しにし、休憩もそこそこに出発、ここから阿弥陀が森までは幽邃で気分の良いルートである。

阿弥陀ヶ森でセルフ撮影のみして、そこから約100mほど下る。帰りの登り返しがきついが、前回大普賢行きを途中で断念した際に、そこを登り帰した時はそんなにきつくは感じなかったので、今回は安心して下った。
鞍部から暫く登っていくと前回途中で断念した場所の経函石だ。

GPSで位置確認すると、大普賢岳まではそんなに遠くない。今回は途中での障害は何もなく、ゆっくりとしたペースで来ているので疲れも思ったほどない。時間も十分で、お昼はどこで食べようかと思考にも余裕がある。

小普賢はちょっとしたピークで表示は何もない、ここから大普賢が間近に見える。
一旦少し下ると和佐又からの分岐と合流した。最後の大普賢岳への登りにかかると前方より話し声が聞こえてきた。ここまでは 誰とも遭遇せず、人の気配もなかった。

大普賢岳の山頂は、ほぼ360°の展墓。3組の先着者がおり、後から高年の夫婦が七曜方面から登ってきた。
時間も早いし場所も狭いので、ここではお湯を沸かしインスタントコーヒーを飲むに留める。
今回で2回目のガスコンロの使用であるがコーヒーは始めて。疲れを癒す一杯である。
暫くコーヒーと景色を楽しみ、帰路につく。

お昼は小普賢で食べた。
小普賢の山頂は狭く、大きな一枚岩が占めている、その上でカップラーメンとおにぎりで腹を満たす。
後はひたすら歩いて帰るのみ。
阿弥陀が森への登り返しも難なく進み、伯母谷覗きへ下っていくと、前方より声が聞こえてきた。夫婦連れで大普賢の山頂以外で、今日初めて人と会う。

ここで再びお腹の具合が悪くなり少し道を外れ改善を図る。山で野○○をするのはこれで3回目。他の人はそういう経験 はあるのかな?

3時半過ぎに無事下山、いつも通り久久能智神社で今日の無事を報告
 
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久久能智神社
急坂を登りきったところ、集落の手前にある。この奥の物置小屋の左が登山口

登山口から100mほどの最初の四辻を右に進むとここに出る、
ここは山に向かってまっすぐ進む

栗が生りはじめている

植林地にはいり白い標識の所を左に行くと急坂の登山道となる

上谷分岐
登山口から35分

丁石
柏木から大峯まで2丁ごとにある。裏表合わせて116丁

天竺平

山腹を回ったところ、丁石を木の根っこが抱いている

道はハッキリしている

道が崩壊しているが上に巻き道あり

表も裏も58丁、ちょうど半分

苔むした石畳の道

右に開けたところで遥か下に上谷の集落が見える

遭難碑
ガレ場の谷を渡り、少し行ったところにあった。14才の子は生きていれば同年配 合掌

伯母谷覗
登山口から 2:54’

伯母谷覗
ガスがかかっているが、うっすらと和佐又山が見える

正面が阿弥陀ヶ森

大普賢岳
伯母谷から巻き上げる風でガスの動きが激しい

深い谷、こわごわと足を出す

阿弥陀ヶ森までは幽邃なルートである

阿弥陀ヶ森
登山口から 3:24’

セルフタイマーで

脇ノ宿跡

 

経函石の標識
前回はここで撤退したが、今回は時間も早いし体力も十分

小普賢より見る大普賢岳

小普賢
山頂は狭く標識もない

大普賢の巻き道との分岐

和佐又との分岐

大普賢山頂手前

大普賢岳
登山口から 4:34’

 
 

11:07 南方面のパノラマ

11:08 東方面のパノラマ
遠方左が大台ケ原

11:35 西方面のパノラマ
左からバリゴヤの頭・稲村ヶ岳・大日山・山上ヶ岳

大普賢と小普賢の鞍部より東(台高)方面

小普賢山頂
ここで昼食

小普賢山頂全景

 

シャクナゲが多い

脇ノ宿跡

阿弥陀ヶ森

中央白いところが伯母谷覗

伯母谷覗
向こうに大台ケ原

13:27 伯母谷覗よりパノラマ

帰りにひっくり返した
裏表とも58丁の丁石

天竺平

上谷出合


無事駐車場所までもどる
他に1台駐車、阿弥陀ヶ森手前であった夫婦の車?
 
 
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山で出会った 花・生き物

トリカブト
1株のみ咲いていた

 

蛙が急に飛び出してきたので
   
 
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