TKMデジカメ山歩き 2010/11/27(土)
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頂仙岳明星ヶ岳
スタート:坪内林道出合 ⇔
ルート :頂仙岳は帰路に登頂
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
 
 
頂仙岳 足跡のダウンロードは こちらから
ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△1717.65m (朝鮮岳)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
1190m  07:49   ① 坪内林道出合 0:44 - 0:44   出発時間 05:25 15:20
   08:33   ② 栃尾辻 到着時間 07:40 18:50
1:39 3:20 2:23  
   10:12   ③ 高崎横手 片道距離 82 ㎞ 78 ㎞
1:08 3:31  
1894m  11:20~11:55 0:35 明星ヶ岳 P1894 往復距離 160 ㎞/avg. -
0:54 2:25 4:25 0:54
   12:49   ⑤ 高崎横手  
0:20 4:45 1:14
1717m  13:09   頂仙岳 △1717.7 ASC(総上昇)プロトレック 905 m
1:08 5:53 2:22
   14:17   ⑦ 栃尾辻 DSC(総下降) 〃 875 m
0:43 - 6:36 3:05
   15:00   ⑧ 坪内林道出合 総上昇量(GPS) 1045 m
  7:11 0:35   6:36 -     移動距離( 〃 ) 17.5 ㎞
 
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アプローチ
  奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《R309》 ⇔ 《坪内林道》
坪内林道の起点を確認しておく必要あり、当方のカーナビには表示がなく、ハンディー GPSで確認してようやく判明した
駐車場
  標高 1200m付近の川合道との出合。ヘアピンカーブで道路が広がっている所に路駐
ルート
  林道出合 ⇔ 栃尾辻 ⇔ 高崎横手 ⇔ 明星ヶ岳 【往復】 復路で頂仙岳に登頂
記録
  このところの週末は天気の良い日が続いている。今週も土曜日は晴天になるとの天気予報だ。

前日の金曜日の夜に、坪内林道から弥山・明星の周回を目指すことにして、地図をコピーした。
歩行時間が読めないので周回出来るか不明のため、現地の状況に合わせ応変に対応する予定だ。

今週 23日(水)に北朝鮮による韓国の延坪島を砲撃する衝撃的な事件が起きた。
朝鮮半島情勢が一挙に緊迫してきた。週末には韓国軍と米軍の合同演習が原子力空母ジョージ・ワシントンも参加して黄海で行われるとのこと。演習期間中日本の閣僚は不測の事態に備え、直ぐに参集出来るよう東京に待機とのこと。


そんな緊迫情勢の中、当方は待機する必要もないので、今日も山歩きに出かける。
朝、カーナビに目的の坪内林道をセットしようと思い、近辺の地図を表示したが、目的の坪内林道が見当たらない。致し方ないので近辺まで行き探すことして、分からなければ目的地の変更すればよい と、場当たり的な対応となってしまった。

何を思い違いしたのか、坪内林道に起点は河合の天川町役場の地域と思いこんでおり。現地に到着するが見当たらない。カーナビをよく見るともう少し南の方に林道らしきものが表示されている、目的地にセットをしようとしたが道路として認識されていなくて、セットできない。

林道起点と思われる地点にセットし直し、カーナビの案内に従い現地近くに至るも、ナビに出ている橋が工事中でない。
引き返し、手前の橋より進んだら、ここは以前に入浴したことのある天川温泉がある地域だ。役場と温泉を勘違いしていたようだ。

近くまでは来たが林道の取りつきが分からない。
カーナビをみてもハッキリ分からなかったので、ハンディー GPSを起動して林道を確認しそれを頼りに進むと坪内林道の表示があった。

その坪内林道は、道は細いが乗用車が通るには十分であり舗装もされていた。
谷沿いに進む所は道が荒れており心配したが、日当たりのよい上まで登って来ると、林道は走りやすくなった。
大分登ったところで舗装が切れ、砂利道になると凹凸が激しい部分があり慎重にゆっくりと進んだが、鋭利な石が多くタイヤが心配になってきた。砂利道を 500m程度登ったヘアピンカーブ地点が山道との出合であった。
広そうな所に駐車し準備していると、青いプリウスがそこを通り過ぎて林道のもっと先まで走って行った。
単独の男性で明星の下りで出会ったので聞いてみると、林道を車止めがあるところまで行き、崩壊している林道を暫く歩いて山道に合流したとのこと。帰りに林道を歩いたが当方はタイヤが心配で山道出合に駐車したが、むしろその先の方が道の状態は良かった。


登山口には表示があり、道も良く歩かれている。
急登もなく順調に進み栃尾辻を過ぎて P1516を右から巻く所で、巻き道を暫く進んだ所で明白な道がなくなってしまった。
先にはけもの道のようなものが崖をはっているが、ここを行くのはあまりにも危険すぎる。
引き返して P1516の尾根道を行くことにした。帰りに確認すると引き返した地点よりほんの少し戻ったところから山を巻いて行く道があった。→ 踏み跡らしきものがあったので違う方向に進んだみたいだ。冷静に戻りながら道を確認していけば直ぐに本ルートが分かると思われたが、けもの道を本ルートと思いこみ、頭は引き返して尾根道を行くことに決めてしまったので、その確認を怠ってしまった。

このところ寒波は来ていないし、今日は晴れになるとの予想のため雪の事は全く頭になかったが、歩きはじめて暫くしてから、薄らとではあるが雪が冠っている。あと5~600mは高度を上げるので、上の方の状態が心配だ、今日アイゼンは持参していない。

頂仙岳を右から巻き高崎横手を過ぎると、雰囲気のよい森のになってきた。雪は薄らとあるものの積っている程でもない、ここの雰囲気はよい。違う季節にも来てみたいところだ。
高崎横手からは意外と速く明星岳に着いた。
当初の目的通り弥山から周回したいが、朝起きるのが予定より 30分遅かったのと、坪内林道に入るのに手間取った事もあり、現地到着が遅れたため、時間的に厳しくなった。また、狼平への下りの長い木の階段が凍結の心配があるので明星から引き返すことにした。

明星山頂で昼食をしたが、気温が低く(腕時計の温度は3.8°)バーナーの温度が上がらず定番のアルミ鍋ラーメンがなかなか沸騰しない。完全に沸騰するまで至らず食べざるを得なかった。

昼食を終え、来た道を下山にかかったら前方を下山中の人に追いついた。暫く後ろを付いて歩き展望地で追いついて話を伺ったら、坪内林道を後から車で来た人だった。弥山から周回してきたとのこと。たぶん当方と前後して出発していると思われるが、当方と比べ大分ペースが速いようだ(単に当方が遅いだけ?)

今日はこの人と、もう一人高崎横手から明星へ登り始めた所で単独の男性とすれ違った。この人は昨日吉野を出発して一泊し、今日は天川温泉に入浴して帰るとのこと、今日出会った人はこの単独さん 2名のみであった。

頂仙岳を巻く道を少し進んだ所で、ここまで順調に下山してこれたので、時間的に余裕があった。で、頂仙岳へ登る事にした。
少し引き返して尾根先より登り始めた。明確な踏み後はないが、所々にあるテープで確認しつつ登るが、途中の斜面が急になったところより木が邪魔をして進めない。進めそうなところを探し木をかきわけ登ることになる。大岩が邪魔をした所は左側より巻いてなんとか頂上にたどり着けた。

山頂に着くまでウロウロして登ってきたので方向感覚を失い、下山する時は来た方向に戻りかけた。
方位を決めるため GPSを見ると、なんと反対方向を示していた、危ないところだった。
下山方向も初めは、木が邪魔をして進めない、登りと同じように進めそうな所の木をかきわけ下るが、右に左に行くため進む方向を間違わないように確認しつつ進んだ。
大分下りたところで GPSを見ると、すぐ左方向に往きに通った道が表示されていたので、その方向に降りると合流出来た。この山は方向さえつかんでおれば間違いないが、山頂近くは木々が邪魔をしてまともに進めないので、その分注意を要する。

最後は林道を歩いて駐車場所に戻ったら、他に駐車していた人がいて帰る所であった。当方を見つけたのか車を止め話しかけてきた。山歩きした人ではなく今日は林道を視察に来られたとのこと。バリエーションルートで山歩きをしている人らしい。今日の山歩きの状況を説明した。
 
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林道出合の、川合への下山口の横に駐車
舗装が切れ砂利道を 500m程度登って来た所
登山口はもう 50m程度林道を進む

登山口
砂利道になってからタイヤが心配のため、ここで駐車したが、この先の車止めのあるところまで行くと、歩行距離が短縮出来る

遭難碑?1965年とある

木々に白いものがついている
今日は雪なんて頭になかったが・・

地面には霜が、立木には薄らと雪の降った後が・・

山道は落ち葉が積っていても比較的明確

栃尾辻
今日は天気のはずだが、ガスが出ている

霧氷
想定外

熊渡(金引橋)への分岐地点
今年は無理なので来年には熊渡から登ろうか?

青空がのぞき始めた

高崎横手

高崎横手から弥山・明星ヶ岳の周回ルート図。まだ通しで周回したことはない。周回してみたいが、時間的に無理

今から向かう明星ヶ岳は雲の中
青空も見えているが・・

10:36 展望地(日置山の南肩)からのパノラマ
中央左奥が弥山、右に八経・明星は雲の中、山は雪景色になりつつある

霧氷

ガスが深くなり、弥山も見えなくなってしまう。天気予報では日中晴マークとなっていたが・・・

弥山辻
すっかり雪化粧だ

明星ヶ岳の全景

記念撮影
写真を見ると寒そうにしている

腕時計の温度計は3.8°、体温の影響がなければ、氷点下に近いか?(800は気圧)

高崎横手
往きは薄らと白かったが、もう消えている

頂仙岳の三角点
ここまで来るまで、木が邪魔してなかなか辿り着けない。下山時も同じ

P1518の巻き道、往きに引き返した地点。本ルートは大きな木の左を巻いて行くが、木の右の踏み後を真っすぐ行き左方向に進みかけたが、崖のけもの道で危険のため引き返し尾根道を目指した

栃尾辻

林道に降りたところ
復路は林道歩きとした

林道よりの南方面の展望
こちら方面は晴れている

崩れた林道、修復不可能?
ガードレールにかかっている大岩を押してみたがビクともしなかった

歩いてきた林道
舗装が切れ、砂利道を 500mほど登って来て、タイヤが心配でここに駐車したが、むしろここから先の方が道路状況は良かった
 
 
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