TKMデジカメ山歩き 2010/11/13(土)
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鉄山・修覆山・弥山
スタート:大川口 →
ルート :
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
 
 
  足跡のダウンロードは こちらから
ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
810m  06:58   ① 大川口 2:10 1:50 2:10   出発時間 04:55 15:45
1560m  09:08~09:16 0:08 鉄山 C1560 到着時間 06:45 18:25
0:35 - 2:45  
   09:51   ③ 鉄山平 片道距離 79 ㎞ 77 ㎞
0:58 - 3:43  
1846m  10:49~10:59 0:10 修覆山 P1846 往復距離 156 ㎞/avg. -
0:39 - 4:22  
1895m  11:38~12:16 0:38 弥山 P1895  
1:20 1:25 5:42 1:20
   13:36~13:41 0:05 ⑥ 奥駈出合 ASC(総上昇)プロトレック 1200 m
0:40 0:30 6:22 2:00
   14:21   ⑦ トンネル西口 DSC(総下降) 〃 1200 m
1:10 1:10 7:32 3:10
   15:31   ⑧ 大川口 総上昇量(GPS) 1173 m
  8:33 1:01   7:32 -     移動距離( 〃 ) 14.6 ㎞
 
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アプローチ
  奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《R169》 ⇔ 《R309》 ⇔ 大川口
駐車場
  大川口をR309より神童子谷方面へ少し入ったところ。
ルート
  大川口 → 鉄山 → 鉄山平 → 修覆山 → 弥山 → 奥駆道出会 → トンネル西口 →
記録
  前日(12日)の yahoo の天気予報では今日の日中は晴れマークがズラリと並んでいた。先週に引続き秋晴れになりそうだ。

今回の山歩きは、予てから歩いてみたいと思っていた、鉄山から弥山へと廻るルートに行くことにした。
このルートは道迷いしやすいルートらしく、特にガスが出たら方向が分からなくなり、磁石も狂うことがある、とネットで見たことがある。
そんなルートであるが、今日は天気予報では晴れとなっており、ガスの心配はまずないと思われるのでこの機会に挑戦することとした。

長時間の山歩きとなると思われるので、今日も朝 4時に起き 5時前には家を出発した(このところ朝早いのは全く気にかからない、目覚ましも必要なく 4時には目が覚めた)。

現地には 7時前に到着、途中の双門滝への入り口に当たる熊渡には数台の車が駐車していたが、ここ鉄山への登山口にあたる大川口には当方が一番乗りであった。

鉄山までは昨年登った経験がある。
そのときは出発が遅かったせいもあり、鉄山への往復のみであった。本当は鉄山平まで行きたかったのだが、予想以上に時間がかかったのと、途中よりガスが出て、山頂に着いた時には見通しが殆どなかったため、鉄山平まで行くのを断念している。
今回は朝早くにスタート出来、天気も恵まれそうなので、道迷いの心配はあるものの詳細な地図と GPSを持参しているので条件と準備は万端だ。未知のルートに挑戦する冒険心(大げさ?)を抱いて出発した。

水位計測所(?)への鉄歩廊の途中が鉄山への登山口である。
トラテープを跨ぎ、朽ちかけた階段を登ると、いきなり急登が続く。道は良く踏まれており登り初めにある森林作業道との分岐 2箇所さえ気をつければ、後は踏み後とテープが、鉄山平の先まで導いてくれる。

少し登ったらところで、分岐の作業道の向こうから単独の登山者が来るのが見えた。どこから登ってきたのか? 当方と同年輩と思われたが、すぐに追い抜かれ後は出会うことはなかった。
登り初めから弥山までは、出会った人はこの単独さんのみで、孤独な山歩きであった。

ルートは、修覆山手前の高度 1650m付近までは良く踏まれておりテープも各所にあり、迷いようがない。ただ鉄山から鉄山平までは、思った以上にきつかったが・・
その、1650m付近の等高線の詰まったところまで来ると、立ち木と倒木が多く、ハッキリした踏み後・ルートがなくなり、急登なこともあり通過するのに難儀をした。

倒木帯の急登を登り終えた少し先で、目だったテープがあり、そこが分岐地点となっていた。右にハッキリした踏み後と左に薄い踏み後があった。目指す方向は左前方であり正面に尾根も見えているので、そのまま道なき道を進んだが、所々に踏み後があり安心して進めた。尾根に出たらシッカリした道に出会った。ここから修覆山までは、あとひと登りだ。

修覆山の頂は丘のようになっていた。表示板が見当たらないので探していたら、頭の上の位置に名刺大のラミネートされた表示が一つだけあった。ともすればそのまま気がつかず通り過ぎてしまいそうな山だ。

ここまで来たら弥山まではあと一息。ここからは高低差の少ない広い尾根歩きとなるが、かの有名な倒木地帯となっており、真っ直ぐ進めない。
ウロウロしながら歩くため、方向感覚を失いがちな場所である。ガスに撒かれたらたちまちヤバクなる場所であるが、今日は展望があるため進むべき方向はハッキリしているので心配はない。
但し倒木を避け迂回したり、跨って越えたりしないと前に進めない。
弥山神社裏のすぐ手前では大きく迂回もした。

弥山には予定(思った)よりも意外と早く着いた。
心配していた道迷いも全くなく無事に着く事ができた。弥山神社に賽銭を入れ、ここまで無事に来れたお礼と、これからの下山も無事であることをお祈りした。神社前で昼食をしていると、何組かのパーティーが登ってこられた、ここまでの無人の山歩きとは様変わりだ。

昼食後は、八経ヶ岳はしんどいので横に見てそのまま下山。
弥山からトンネル西口まで 2時間、そこから大川口の駐車場所まで R309をブラブラ歩きした。
70分かかったが下りであったのと、山と紅葉の景色を見ながら歩いたので、車ですんなり走るのと違ってそれなりに面白かった。

心配していた道迷いは、展望がきいていたため、進むべき方向がハッキリ分かり、ところどころにある踏み跡・テープで確認でき、方向をしっかり掴みながら歩いたので、全く問題なく今日の行程を終えることが出来た。

今日は一日中、好天になるとの天気予報とは違って、どんよりとした天気で、晴れ間は殆どなかった。
風はなかったが肌に感じる気候は確実に冬に向かっているのを感じた。念のため次回からはアイゼンを持参した方が良いかも知れない。
 
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駐車場所
R309よりすぐの所、一番乗り、下山したら他に2台駐車していた

橋を渡り右の鉄歩廊の数mの所が登山口。トラテープあり

登り始めてすぐの所、ここを左に登る

振り返るとバリゴヤの頭が

ここも左に登る
あとは山頂まで一本道

自然林の中、テープが山頂まで導いてくれる

左下に帰りに歩く予定のR309が見えてきた

8:46
展望のあるところ、振り返るとバリゴヤの頭の向こうに山上ヶ岳から大普賢岳・行者還岳への奥駆道の稜線がくっきりと現れている
左にはトサカ尾山も・・

鉄山が顔を出してきた
向こうには弥山

山頂手前の木の根っこの細尾根

鉄山に到着

鉄山山頂より見る大普賢岳と行者還岳

中央の川の左上がトサカ尾山

先が長いので記念撮影をして早々に出発

弥山と修覆山
どのくらいの時間でいけるのか?

遠方から見ると鉄山の南に見えるピーク

香精山
表示がなければ気がつかないピークのない山

鉄山平
ネットでおなじみの鉄山平らから見る鉄山と大普賢岳、この光景を自分の目で見たかった。鉄山からここまで結構厳しい道のりだった
 
鉄山平からのパノラマ
鉄山平は思ったよりも狭かった。鉄山の向こうには奥駆道の稜線がくっきりと出ている

鉄山平から初めは明確な道があったが高度1650m付近の急登から踏み後がなく倒木で進むのに困難を極める。
写真は急登を登り終えた所

分岐?
右方面には明確な道があったが、方法が違うので正面左方面に向かう。
所々に踏み後あり

修覆山へ向かう尾根

左に頂仙岳と右は迷ヶ岳

八経ヶ岳

倒木地帯
右に左に歩けるところを探して進む

弥山神社裏の展望地が見えてきた
一安心

11:36
弥山神社裏の展望地よりのパノラマ
左に修覆山、右奥が奥駆道の稜線
上から見ると大したことがなく見える倒木地帯

弥山神社
無事たどり着けた事に賽銭を入れお礼の祈りを

今日の昼食
定番のアルミうどん・おにぎり&みたらし団子。
飽きるまでこのパターンが続く?

弥山山頂より
八経ヶ岳と明星ヶ岳

落葉した木々の向こうに大普賢岳

聖宝ノ宿

弁天ノ森

奥駆道出合

鉄山から歩いた稜線

三角橋

トンネル西口

R309歩きの途中での行者還岳
車で通り過ぎると気がつかない景色が・・。ブラブラ歩きで景色を楽む

正面鞍部右が聖宝ノ宿、右ピークが弥山

今日歩いた稜線
右の尖がりが鉄山

無事駐車場に戻る
出発してから 8時間33分
 
 
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