TKMデジカメ山歩き 2013/10/12(土)
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稲村ヶ岳山上ヶ岳
スタート:毛又橋 →
ルート :
山上ヶ岳=日本300名山
歩いた足跡

歩行断面図
稲村ヶ岳=関・近100名山
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
山上ヶ岳
 Ⅰ△1719.39m (大峰山上)
稲村ヶ岳 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△1726.14m (稲村岳)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
900m  06:51   ① 毛又橋北側 P 0:17 - 0:17   出発時間 05:00 16:05
   07:08   ② 母公堂登山口 到着時間 06:40 18:15
0:52 - 1:09  
   08:00   ③ 法力峠 片道距離 77 ㎞ 76 ㎞
0:41 - 1:50  
   08:41~08:53 0:12 白倉山 往復距離 153 ㎞(AVG= - )
1:02 - 2:52  
   09:55   ⑤ 山上辻(稲村小屋)  
1:11 0:50 4:03  
1726m  11:06~11:18 0:12 稲村ヶ岳 △1726.1  
0:30 0:40 4:33 0:30
   11:48~12:26 0:38 ⑦ 山上辻(稲村小屋)  
1:16 1:30 5:49 1:46
1719m  13:42~13:57 0:15 山上ヶ岳 △1719.4 ASC(総上昇)プロトレック 1155 m
1:50 1:50 7:39 3:36
   15:47   ⑨ 清浄大橋 DSC(総下降) 〃 1140 m
0:11 - 7:50 3:47
   15:58   ⑩ 毛又橋北側 P 総上昇量(GPS) 1232 m
  9:07 1:17   7:50 -     移動距離(GPS) 17.0 ㎞
 
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アプローチ
 

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 御所IC ⇔ 《R309》 ⇔ 川合 ⇔ 洞川 ⇔ 《県21》 ⇔ 毛又橋北側

駐車場
 

毛又橋を五番関トンネル方面に渡り、すぐ先の路肩

ルート
 

P → 母公堂 → 法力峠 → 白倉山 → 《狼尾》 → 山上辻 → (宝剣探し) → 稲村ヶ岳 → 山上辻 → レンゲ辻 → 山上ヶ岳 → 洞辻茶屋 → 清浄大橋 → P

記録
 

暑かった夏も過ぎ、チョードよい気候になって来た。夏バテ?も解消され体調も普段通りに戻ってきたようだ。
今日から3連休(10/12~14 14日の体育の日はハッピーマンデー)。天気予報では3日間とも秋晴れ、絶好の行楽(山歩き)日和だ。

今回の目標は宝探しと、それなりの行程を歩くことにした。
宝探しとは ⇒ 最近ネットでよく見かける稲村ヶ岳の宝剣だ。大体の場所はネットのレポで察しがつくので、尾根への取り付き場所は行ったところ勝負で考える事にする。

ルートは、母公堂から稲村登山道に入り、法力峠の先で登山道を離れて白倉山に上がり。狼尾経由で山上辻(稲村小屋)に出て、稲村ヶ岳へ往復。その途中で今日の主目的の宝剣とご対面を果たすつもり。
帰路はレンゲ辻から下山するか、時間と体力によりもう少し足を伸ばして山上ヶ岳へ回るか の予定とする。

今日予定した行程は少し長いので、早めに自宅を出発。日が短くなってきたので外はまだ暗い。
連休の初日のためか、この早い時間でも結構車が走っていた。と云ってもそれなりのスピードで流れているので、予定通りに現地到着。毛又橋を渡った少し先に駐車。登山口の母公堂には少し遠いが周回してくるので、同じ事。駐車地には先行車が2台いた。

母公堂まで戻り、稲村ヶ岳登山道に入山。
よく踏み歩かれた道で山を巻くようにダラダラと登って行く。途中で2組追い抜いて法力峠には小1時間で到着。歩き始めたばかりなので元気いっぱいでそのまま通過。
法力峠から 100mほど先で山道を別れ、左の尾根に取り付き白倉山を目指す。

植林地の落ち葉で踏み跡は見えないが白倉山までは真っすぐな尾根登りなのでルートを外す心配はない。
落ちている小枝を避け急斜面では左右に振りながら進む。登りきると白倉山、小さな手作りの標識が2~3枚ぶら下がっていた。

白倉山で小休憩をして先に進む。少し下って登り返して行くと登りの斜面にはシャクナゲがイッパイだ。
細尾根ではないのでシャクナゲの密集していないところを左右に探しながら登って行く。先に進む程シャクナゲの密度が濃くなって行く。

ピーク1630mの先で山上辻へは右方向に下るのだが、下り口がシャクナゲで分からない。
適当なところから目標の方向をめがけて下るが、シャクナゲ藪で前進を阻まれ、右に左に何度も方向変えをしながら下って行く。
しばらくそんな状態で下って行くと突然ヤブから抜け出し、笹原地帯にでた。薄らと踏み跡が続いている。傾斜も緩やかなのでルンルンで下って行くと正面に稲村小屋の屋根が見えてきて、やがて山上辻に到着。単独さんが休憩しているのみで閑散としていた。

すぐ後から来た単独さんと言葉を交わし、ジッとしていたら寒くなってきたのでウインドブレーカーを着て出発。
大日山のキレットの先から、宝剣のある右の尾根を注意しながら進む。見当をつけてきた辺りまで来ても、明確な取り付き場所は見当たらない。
何とか登れそうなところで横の尾根をめがけてアタック開始。が・・すぐ上でシャクナゲの抵抗に遭い後退。
向きを変え違う方向にアタックし少し進むとこれまた前進不可能。再度方向を変え無理やり進む。
今度は何とか尾根まで上がれた。この間の距離はたかだか10~15m程度

さぁー宝剣探しと見回すが、それらしきものは見当たらない。
取りあえず尾根の下方向に進む、尾根上も障害物が多くまともに歩けない。ただし所々にルートらしきところもある、冬道だろうか? 
見つからないのでこれ以上は危険と云う所で引き返し、今度は上の稲村ヶ岳の山頂方面を目指す、こちら方面にもない。それらしき場所で行ったり来たりしたがナイ・無い。

今回は宝探しを断念して、このまま尾根上を山頂に向かおうとしたが、あと少しと云う所でシャクナゲの頑強な抵抗に遭い敗退。ナタとノコギリがないとムリだ。
致しかたないので先ほどの所まで戻り、登山道に合流し、正規のルートで登頂。

稲村ヶ岳の山頂に出ると、今日は秋晴れのはずなのだが展望台からはガスで景色は見えない。
せめても大日の雄姿を見ようと三角点から尾根先に行くも、こちらもシャクナゲヤブで抵抗にあう、ヤブコギをする気力はなくなってしまったので引き返す。

意気消沈し山上辻まで戻り昼食。
山上辻は無人。一人悠々と昼食 と思ったが風が吹き抜けて寒い。山側の風の少ない場所の端っこで昼食。カップラーメンとインスタントコーヒーで体を温める。

寒いので昼食を早々に終え、レンゲ辻に向け出発。途中何組かとすれ違う。
レンゲ辻寄りにある巻道は何ヶ所か危険地帯があるが、慎重に通過。レンゲ辻に着くとまだ時間に余裕があるので予定通り山上ヶ岳に向かう。

前回ここを通過した時は、鉄階段と細尾根が怖かったと記憶していたが、今回はそんなに感じなかった。初めての時と2回目では感覚に差があるのだろうか?
今日最後の登りをこなし、山上ヶ岳のお花畑に到着。時間が遅くなってきたせいか2組いるだけだった。
レンゲ辻を通過する辺りから青空が覗いてきたが、山上ヶ岳に着くと秋晴れ模様になって来た。天気予報が少し遅れているようだ。
大展望を満喫しながら、休憩タイム、コンビニのスイーツ(ロールケーキ)を味わう。

後は参道を下るのみ。それなりのスピードで下ったが、ガイド本の標準タイムだった。
途中で団体さんをかわし、女人結界門を抜け清浄大橋の手前で、洞川自然研究路に入り、毛又橋の駐車地に戻る。今朝駐車していた先行車は2台ともまだ駐車していたが、どこまで行っているのだろうか。

残念ながら今日は主目的のお宝、宝剣にお目にかかれなかった。
帰ってから、正確な場所に目途をつけ、リベンジだ。今度はクロモジ尾から挑戦しよう

 
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駐車場所 先行車が2台
写っていないが正面奥が渡ってきた毛又橋

母公堂
ここも3台ほど駐車している

稲村ヶ岳への登山口
母公堂のすぐ西側

五代松鍾乳洞・洞川からの道と合流

良く踏み歩かれた道が続く

法力峠

法力峠の100mほど先で、山道を別れ尾根に向かう

植林地の中、杉の落ち葉・枝が多いが、少し歩きにくい程度

白倉山目指して、とにかく登って行く

白倉山
電子国土には山名・標高の記載はない。等高線での高度は1470m

手作りの山頂表示

白倉山から山上辻に向かうと、シャクナゲが行く手を阻む

シャクナゲの薄い場所を探りながら進む

一部に細尾根もあるが、危険はない

木間から一部展望が開けたが、ガスってハッキリわからない
川合から弥山に向かう尾根か?

シャクナゲ地獄がら抜け出すと紅葉が広がっていた

大日の特異な頭が見えてきた

山上辻に到着
法力峠から2時間、山道経由だと標準タイムで70分

大日山
正面に踏み跡があるが、ここからは登れない。

大日山の横のトラバース道

キレット
今日は大日はパス、宝探し(宝剣)に向かう

稲村ヶ岳 三角点
この手前でシャクナゲ藪を3回目の挑戦で突破し尾根を上を下にお宝の宝剣を探したが見つからず

展望台より大峯の稜線
先程までは真っ白で何も見えなかった、ガスが流れ一部見えてきたが薄いので山名を特定できない

展望台からみる大日山

無人の山上辻まで戻ってきた
風が吹き抜けて寒い
端っこの風の少ない場所で昼食

昼食を終え右のレンゲ辻方面に向かう
今朝は中央から降りてきた

レンゲ辻までの中間点
ここからは左に巻いていく

紅葉と落ち葉がイッパイ

レンゲ辻
女人結界門

鉄階段とマムシ草
ここから鉄階段が始まった

山上ヶ岳山頂のお花畑の横に出る

振り返って先ほど踏んだ稲村ヶ岳を見る

お花畑
左上が一等三角点のある山頂

13:38 山上ヶ岳の山頂 お花畑よりのパノラマ

山上ヶ岳 一等三角点

お花畑に戻り、稲村ヶ岳をズームアップすると、山頂の展望台の鉄柵が写っていた

稲村と大日、左奥は頂仙岳

大峯山寺

西ノ覗岩
向うには大天井ヶ岳

下山道分岐
鐘掛岩を通らない、左の下山道で下りる

陀羅尼助茶屋

洞辻茶屋を出たところ
左に下山

お助け水
水源を止めたのだろうか、全く水がない

女人結界問

清浄大橋

清浄大橋手前で墓地を抜けて、
洞川自然研究路で駐車地に向かう

自然研究路の途中にある大峯山頂の案内図と、山頂方面

橋を当たると駐車地
先行車の2台は、まだ停まっている
 
 
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山で出会った 花・生き物

りんどう(竜胆) リンドウ科
 
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