TKMデジカメ山歩き 2013/10/27(日)
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七曜岳行者還岳
スタート:TN東口 →
ルート :↑清明ノ尾、↓論所ノ尾
行者還岳=関西100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
行者還岳
 Ⅲ△1546.57m (行者還)
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
1100m  07:27   ① 行者還トンネル東口 0:17 - 0:17   出発時間 05:15 15:50
   07:44   ② 90番ポスト(R309) 到着時間 07:15 18:50
0:52 - 1:09  
   08:36   ③ 奥駈稜線出合 P1456 片道距離 83 ㎞ 83 ㎞
0:31 - 1:40  
   09:07~09:17 0:10 ④ 行者還の宿 往復距離 166 ㎞(AVG= - )
1:08 1:25 2:48  
1584m  10:25~10:38 0:13 七曜岳 P1584  
0:28 - 3:16  
   11:06~11:47 0:41 ⑥ 稚児泊  
0:25 - 3:41 0:25
   12:12   ⑦ 七曜岳  
0:57 1:10 4:38 1:22
1546m  13:09   行者還岳 △1546.6 ASC(総上昇)プロトレック 1035 m
1:40 1:10 6:18 3:02
   14:49   ⑨  一ノ垰 DSC(総下降) 〃 1040 m
0:49 0:40 7:07 3:51
   15:38   ⑩ 行者還トンネル東口 総上昇量(GPS) 1385 m
  8:11 1:04   7:07 -     移動距離(GPS) 14.6 ㎞
 
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  アプローチ
  奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 ⇔ 《R169》 ⇔ 《R309》 ⇔ 行者還トンネル東口
  駐車場
  行者還トンネル東口
  ルート
  P → 90番ポスト(R309) → タイタン → 《清明ノ尾》 → 奥駈道稜線出合(P1456) → 七曜岳 → 稚児泊(引き返し点) → 七曜岳 → 行者還り岳 → 一ノ垰 → 《論所ノ尾》 → トンネル東口
  記録
  先週に引き続き、今週末も台風の襲来。
27・28号が日本列島に近づいて来ている。27号の方は先週伊豆大島に甚大な被害をもたらした26号と同じコースをたどって来ていたが本州に近づくにつれて進路が南の方にずれスピードアップしたため、近畿地方は土曜日の昼過ぎから天候は回復し、日曜日は秋晴れになる模様になった。

新聞の「紅葉だより」では兵庫県の氷ノ山が「みごろ」となっていたので、自宅から距離はあるが、朝早く起きる事が出来れば行ってみようと思い、地図とネット情報を仕入れていたが、当日の天気予報を見ると台風一過にはならず。生憎と兵庫県北部の方は傘マークはないものの終日曇りマークとなっていた。

奈良南部・三重県方面は3時間毎の天気予報では日中全て晴れマークとなっていたので、紅葉が期待できる奈良南部に出かけることにした。
行先・ルートは、行者還トンネル東口からR309を1.2㎞ほど東に下り、「清明ノ尾」の支尾根の先から、尾根登りをして奥駈の稜線に上がり、七曜まで往復し、下山は一ノ垰からトンネル東口に下りる予定とした。

奥駈稜線までの尾根は、昭文社の山地図にはルートとして載っていないが、最近ネットでこのルートの記録をよく見かける。昔は林道が通じていたようで放置されたトラック(マツダのタイタン)の写真もネットでアップされている。

今年に駐車場が有料になった行者還トンネル西口からトンネルを抜け東口に出ると、駐車している車は 2台しかなかった。西口と違いこちらは駐車スペースが狭く無料なので、駐車できるか少し不安があったが一安心。


今日は靴底を張替えたばかりの靴の初使用だ。
2年近く使用して踵の方は溝がほんの少ししか残ってなく、残っているトレッドも丸まって滑りやすくなっていた。大分くたびれていたが防水は完全であり、もう少し使用できそうなので早めに底を貼り替えることにした。貼り替えられた靴は底だけでなく、つま先の保護ゴムを含めゴム部分は全面的に張り替えられていた。修理依頼して10日、9,660円。見違えるように綺麗になっていた。
この分だと丁寧に使用して再度張替えが出来れば、当方の老化で山歩きが出来なくなるまで使用できるかも・・・。

風があり寒いので雨具兼用のウインドブレーカーを着て山歩き開始。
駐車したトンネル東口からR309を東に下って行き、約1.2㎞ 十数分で、標識 90番ポストの正面の鉄階段が尾根への登り口だ。道路が広がった路肩に 2台駐車していた。

鉄階段を上がるとシッカリしたルートがあり、尾根上の急坂は九十九折れで傾斜を少なくし歩きやすくなっていた。
また、所々に丸太階段が残っており滑る事もない。思った以上に歩きやすく、全般に亘って自然林で気分のよりルートだ。

汗をかき始めたころ主尾根の《清明ノ尾》に合流。正面に大普賢岳から和佐又山までのゴジラの背中の稜線か青空に映えている。
清明ノ尾に合流した所からは、林道らしき広い道が尾根芯の北側を上に続いており、反対の下側を見ると、運転席部分が倒木で潰れている青いトラックが放置されていた、マツダのタイタンだ。

右に林道を見ながら奥駈の稜線をめざして尾根を登って行く。取り立てて急な坂もなく登って行くと、前方の稜線上を夫婦さんが通過していったのが見えた。思ったよりも早く奥駈に到着、向こう正面にはガスっている弥山が見えた。

そのまま稜線を七曜に向かって進む。途中で先ほど見た夫婦さんを追い抜き行者還小屋へ到着。中に入りパンと水分補給で一服。
再び歩きだし、水場からの木製階段の急登を登り、行者還岳への分岐を過ぎると、なだらかな稜線歩きが続く。
尾根上を吹き抜ける西風がきつく、気温は10°を割っている、もう冬は間近だ。

七曜に近付くと、細尾根・岩稜で少し険しい道のりにかわる、このルートは今回で2回目であるが、険しい場面の記憶がなかったので前回とイメージが全く違う。初めての前回は歩くのに一生懸命で、ルート状況を余り気にしていなかったのかな。
和佐又分岐を通過すると、大普賢からの周回者とすれ違い、鎖場を上がると七曜岳。到着時は無人で写真を撮っていたら、大普賢方面から3組ほど上がった来られた。

まだ時間があるので、11時を目途に行けるところまで先に進むことにする。途中何組かとすれ違い、稚児泊に着くとちょうど11時。ここでお昼とする、西風が強いので東側の岩陰で昼食。今日は24Hスーパーでアルミ鍋うどんを購入する予定であったが、ウッカリして通り過ぎてしまったので、コンビニのおにぎりとカップラーメンの定番パターンの昼食。
昼食中に何組かが通り過ぎて行ったが、全部大普賢方面からの周回者で逆回りはゼロだった。

昼食を終え、帰路に向かう。七曜は団体さんが昼食をしており、往きに景色を堪能しているのでそのまま通過。
鎖場・木製階段を慎重に下り、少しアップダウンのある稜線を快調に歩き、行者還岳に寄る。山頂の先の展望地からは南方面に展望があるが、相変わらず弥山はガスっていた。

行者還の宿への木製階段下りを慎重に下り、小屋の前で一服。残っていたパンを食し小腹を満たす。
再び奥駈道の気持ちの良い稜線を歩き、往きに登ってきた尾根を左に見て、奥駈道をそのまま進む。
しなの木出合・一ノ多和を過ぎると一ノ垰分岐に到着、此処まで頑張ってそれなりのスピードで歩いてきたつもりだが、それでもガイド本の標準タイム。

ここからトンネル東口までは初めて歩く道だ。こちらのルートは西口ほど急坂ではない、尾根芯をドンドン下って行き少し広い場所に出ると、標識があり、東口へはその標識の地点からから尾根を離れ山腹を巻いて、崩壊している林道に降り立つ。
林道を数分登りぎみに行くと、スタート地点のトンネル東口に到着、今日の行程を終える。
 
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トンネル東口



到着時に先行車は2台、準備中に1台到着してきた。西口は駐車場が今年から有料化になったので、駐車スペースが残っているかと心配していたが、案外だった。

この鉄階段が登山口
トンネル東口から R309を約 1.2㎞ダラダラと下った所にある標示板 90番ポストの正面。2台駐車していた。

山地図にないルートであるが、シッカリしたルートで、傾斜のキツイ場所は丸太階段となっていた。

紅葉の向うに大普賢のギザギザが見えてきた

幹回りの太い巨木

08:13 清明ノ尾への合流地点からのパノラマ 行者還岳から大普賢岳への稜線

08:14 水太覗と大普賢岳のズーム

タイタン
清明ノ尾に合流したら、古い林道が通じており、林道の下側に鎮座していた

林道は稜線方面に伸びていた
 

奥駈の稜線に到着

稜線に上がると正面に弥山・八経があった
 

08:50 奥駈道を歩いていると、東(台高)方面に展望が・・ 右の尾根が途中から歩いた清明ノ尾

行者還岳が近づいて来た

天川辻

行者還岳と行者還の宿

行者還の宿の中
非常にきれい、今日初めての休憩。パン1個と水分補給

行者還岳への分岐
帰りに寄る予定

七曜岳が近づいて来た
右が七曜岳、中央は国見岳

西風が強く寒い
目印のリボンが真横になびいている。気温は8.8°(844は気圧)

和佐又分岐
 

七曜岳山頂より①
大普賢よりのゴジラの背中

七曜岳山頂より②
水太覗と大普賢のズーム
 

10:28 七曜岳山頂よりパノラマ

七曜岳山頂より③
稲村ヶ岳

七曜岳山頂より④
バリゴヤノ頭

七曜岳山頂より⑤
弥山方面

七曜岳山頂より⑥
日本岳のアップ

時間に余裕があるので、七曜岳より先に進む。
苔むした奥深いルートだ

大普賢はどこから見ても雄大だ

稚児泊
今日はここまでとして、昼食

稚児泊の紅葉 
昼食を終え帰路に向かう

七つ池(鬼の釜)
大きくえぐられた窪地。水が溜まれば池になるのだが、水の逃げ道があるようだ。

七曜に戻ってきた
弥山はガスの中だ

七曜から鎖場を下ったところより
紅葉のグラデーションと稲村・バリゴヤ

和佐又分岐

軽いアップダウンが続く奥駈道

苔むした大木と紅葉

遭難碑 昭和40年
生きていれば70前後、まだまだ野山を歩き回っているのでは・・・

行者還岳分岐
シロヤシオの木が1本だけ色づいて目立っていた。奥がこれから寄道する行者還岳

行者還岳 三角点
 

13:13 行者還岳の奥からの南方面の展望 弥山は相変わらずガスっている

釈迦・仏生のズーム

行者還岳分岐まで戻る
行者までの往復 24分

行者還の宿
残っていたパンを食べ小腹を満たす

13:49 行者還の宿の先で旧鉄塔台地のあった尾根に上がり、東(台高)方面の展望を見る。大蛇嵓の崖が目立っている

天川辻

苔むした石と木
奥駈道は癒される

P1458 今朝登ってきた尾根(清明ノ尾)の出合い

P1458(清明ノ尾分岐)から①
弥山と左のピークは弁天ノ森

P1458(清明ノ尾分岐)から②
弥山小屋のズーム

P1458(清明ノ尾分岐)から③
八経ヶ岳のズーム

しなの木出合

一ノ多和

一ノ垰
ここで奥駈道を分かれ、トンネル東口に向かう。初めて歩く道だ

尾根芯を下って行く
西口のような急坂ではない

登山者数計測中
当方が通過して、プラス1

このj標識で尾根を別れ左に山腹を巻いていく

標識のアップ

ヒメシャラ

林道まで下りてきた
林道登山口を振り返って

林道から見る台高の稜線

無事に駐車地に戻る
当方の後から来た車が1台駐車しているのみ

底を張り替えた靴
つま先部分を含めゴム部分を全面的に張り替えられた。今日使用した後なので、わかりにくいが、見違えるようにきれいになっていた
 
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