TKM の デジカメと山歩き | 2014/10/25(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
高塚山 | |||||
スタート:天ヶ瀬 → | |||||
ルート :↓清明ノ尾より90番へ | |||||
![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
高塚山 | |||||
Ⅲ△1363.67m (高塚) | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
520m | 07:25 | ① 天ヶ瀬(水太谷林道入口) | 3:33 | - | 3:33 | 出発時間 | 05:10 | 16:10 | ||
1363m | 10:58~11:18 | 0:20 | ② 高塚山 △1363.7 | 到着時間 | 07:05 | 18:50 | ||||
0:30 | - | 4:03 | 0:30 | |||||||
11:48 | ③ 小谷分岐 P1418 | 片道距離 | 86 ㎞ | 85 ㎞ | ||||||
0:54 | - | 4:57 | 1:24 | |||||||
(12:13~12:52) | 0:39 | ④ (昼食地) | 往復距離 | 117 ㎞(AVG= - ) | ||||||
13:21 | ⑤ 一ノ垰 | |||||||||
0:27 | - | 5:24 | 1:51 | |||||||
13:48 | ⑥ 清明ノ尾分岐 P1458 | |||||||||
0:17 | - | 5:41 | 2:08 | |||||||
14:05 | ⑦ タイタン分岐 | |||||||||
0:24 | - | 6:05 | 2:32 | |||||||
14:29 | ⑧ R309 90番ポスト | ASC(総上昇)プロトレック | 1155 m | |||||||
1:21 | - | 7:26 | 3:53 | |||||||
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15:50 | 0:08 | ⑨ R309途中 車便乗地点 | DSC(総下降) 〃 | 1155 m | ||||||
(15:58) | ⑩ 天ヶ瀬(水太谷林道入口) | 総上昇量(GPS) | 1184 m | |||||||
8:33 | 1:07 | 7:26 | - | 移動距離(GPS) | 15.1 ㎞ |
奈良 → 《R24》 → 《京奈和道》 → 《R169》 → 《R309》 → 《水太谷林道入口》
※ 帰路は、談山神社横の県道37を経由するルートで帰宅
水太谷林道入口より 80m入った路肩に駐車
P → 三角点 1072.3 → P1213 → 高塚山 → 《奥駈道》 → 一ノ垰 → P1458 清明ノ尾分岐 → R309 ポスト90番 → 《R309途中》 == P
今週末も晴れの予報、秋晴れが続く。
久しぶりに奥駆道を歩きに行く事にした。ちょうど紅葉が見ごろと思われる。
予定したルートは「天ヶ瀬」を起点に高塚山に上がり、奥駆道に出て「一ノ垰」を通り、その先のP1458から「清明ノ尾」で下山する周遊ルートとした。
高塚山までのルート並びに「清明ノ尾」は山地図にも国土地理院の地図にもルートとして載っていないので、完走(完歩)出来るか不安があるが、いざとなれば「一ノ垰」からの下山も視野に入れる。
未知のルートを歩く予定なので早めに家を出る。5時を過ぎた所であるが外は真っ暗だ。京奈和道の高架を走っていると夜が明けてきた。奈良盆地を取り囲む山山のシルエットが薄明かりの中に浮かび上がってきた。好天が期待出来そうだ。
R169からR309に入り 800m進むと、右に水太谷林道分岐がある。その林道を80m入った所の道が広がった場所に路駐。
来た道を戻り、右手に「清明ノ尾」からの下山予定地点を確認し、R309を160m東に戻り、橋の手前から入山。
廃屋の前を通り、尾根先に回り込もうと道らしき所を進むが途中から道がなくなる。無理やり急斜面を横切って少し進むと、いよいよ危なっかしくなる。滑ると下の道まで滑落してしまう。上を見ると何となく道の様なものが見えたので急斜面を上がり込む。
と、昔の作業道の様な道が尾根先に続いており、水道パイプが施設してあった。取っ掛かりからルートミスしたようだ、時間と体力の消耗。
尾根先でその道を別れ、尾根登りに入る。傾斜がきつく伐採木が放置されており歩きにくい、しかし少し登ると障害物はなくなり歩きやすくはなったが相変わらず傾斜はキツイ。
200mほど高度を上げると、尾根上に突然ネットが回り込んでおり、その先尾根上を通る事が出来ない。丈夫なネットで飛び越える事は不可能。出入り口がないかと前後を確認するも見つからず。尾根上を通過できないので尾根下の藪の中を回り込んで進もうとするが、難儀を極める。おまけに傾斜もあるので、危なっかしい事この上もない。そんなんで何とか少し上まで上がると、ネットはなくなっていた。
その先ザレ場を上がると林道に出合った。その林道を左方面に少し回り込むように歩くと、岩盤の尾根先が現れた、そこで林道を別れその岩盤の尾根先の左側から回り込むように上がって行く。
崩れやすい岩盤なので足場を確認しながら回り込む、足場が崩れたり滑ったりしたらアウトだ。慎重に通過し尾根に上がり込み尾根上を少し上がると再び林道に出合った、先程の林道が回り込んで来ているようだ。
今度はザレ場の尾根先を上がり、再び尾根登りを続ける。高度1080mの西向きの尾根に上がると、稜線歩きに変わった。稜線上にある真新しい国土地理院の三角点表示のポールを見て、歩きやすい稜線道を進む。
稜線上の小さなアップダウンを幾つか通過し、高塚山が近付くと、再び尾根登りに変わった。道なき道を登って来た事によるのか、体力消耗が激しい。高塚山まであと少しなのでガマンして登る。
目の前に山頂が近付くと、人が見えた。こちらを覗いている。
最後の急斜面を上がり、高塚山山頂に出ると、単独さんが居られた。和歌山の人でトンネル東口から登られたとの事。パンをかじりながら雑談し暫く休憩する。
山頂は西方面に眺望があり。釈迦ヶ岳・仏生嶽が見える。
疲れが大きかったので少し長めの休憩の後、先に進む。水谷林道(三本栂)分岐までは、こちらの尾根もブナの木など自然林で雰囲気が良い。2ヶ所ほど尾根上に岩稜があるが、巻きルートをテープが導いてくれる。この間は3年前(2011-4-24)に往復した事があり、今回で2度目。
P1418の水谷林道分岐から先の奥駆道までは初めて歩く道だ。広尾根でこちらも中々雰囲気の良い所だ。
奥駆出合まで100mほどの登りになる所で、足が前に進まなくなった。もう少し頑張って展望のよい所で昼食をしたかったが限界、ここで昼食をとり休憩する事にした。
コーヒーを喫し大休憩のあと、奥駆け道までの登りにかかる。エネルギー補給をしたせいか、何とか足が動いてくれた。登りきると、前方に大普賢から山上ヶ岳・稲村ヶ岳・バリゴヤノ頭までの稜線が見え、左にはこちらの方向から見ると尖がり帽子の鉄山が目立っていた。
奥駆道に入り、すぐの所でトンネル東口分岐。標識にはナメゴ谷橋まで1時間・天ヶ瀬まで2時間20分とある。
今日は「清明ノ尾」で下山する予定であったが、ここまで予定外に時間がかかってしまい、予定した下山ルートは未知のルートなのでルート取りに手間取ると時間的に余裕が持てなくなるので、「清明ノ尾」からの下山は諦め、ここから下山する事も考える。
しかし東口分岐の先からは山地図には点線で載っているものの国土地理院の地図にはルートとして載っていない。この辺りは2~3年前の台風で崩壊が激しい所があるので不安だ。
大思案の末に下山は「清明ノ尾」の途中のタイタンからR309に下り、国道を延々と歩く事にした。
で、そのまま奥駆を進む。すぐ先の一ノ垰(一ノ多和)に出ると小屋がなくなっていた。つい最近撤去されたようだ。
P1458への今日最後の登りを終えると、ここが「清明ノ尾」への分岐だ。水分補給をして下山にかかる。
下りやすい道で軽快に進む。倒木の直撃を受けたあと崩壊の激しいタイタンの所で「清明ノ尾」を別れ、R309への尾根に入る。
このまま予定通り「清明ノ尾」を下ってもギリギリ行けるかとも思ったが、何かあると余裕がなくなると思い戒める。
R309に下り立ちスタート地点までアスファルト道を延々と歩く。
90番ポストは、R169の入り口から9.0キロの事。車を置いた所はR169から800m入った所なので、8.2キロの歩きだ。
歩いてきた尾根を右に見ながらブラブラ下って行く。
4キロほど歩いた所で後ろから来た車が停まり、乗って行きますかと声がかかる、喜んで便乗させてもらった。
足の裏が痛くなっていた所で非常に有難かった。帰宅したのは7時少し前、車に乗せてもらってなかったら、もう小一時間遅くなっていた所だ。練馬ナンバーの車の人、お礼を申しあげます。