TKM の デジカメと山歩き | 2015/6/28(日) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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曇 | |||||
釈迦ヶ岳・孔雀岳・仏生嶽 | |||||
スタート:太尾(旭)登山口 ⇔ | |||||
ルート : | |||||
釈迦ヶ岳=日本200名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
釈迦ヶ岳 | |||||
Ⅰ△1799.87m (釈迦ヶ岳) | |||||
仏生嶽 | 足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅲ△1805.18m (佛生岳) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
1300m | 07:33 | ① 太尾登山口(峠ノ登山口・旭) | 1:03 | 1:10 | 1:03 | 出発時間 | 04:55 | 15:45 | ||
08:36 | ② 古田ノ森 P1618 | 到着時間 | 07:20 | 18:55 | ||||||
0:45 | 0:55 | 1:48 | ||||||||
1799m | 09:21~09:37 | 0:16 | ③ 釈迦ヶ岳 △1799.9 | 片道距離 | 109 ㎞ | 108 ㎞ | ||||
1:56 | - | 3:44 | ||||||||
1805m | 11:33~11:41 | 0:08 | ④ 仏生嶽 △1805.2 | 往復距離 | 217 ㎞(AVG= - ) | |||||
0:42 | - | 4:26 | 0:42 | |||||||
1779m | 12:23 | ⑤ 孔雀岳 P1779 | ||||||||
0:10 | - | 4:36 | 0:52 | |||||||
12:33~12:49 | 0:16 | ⑥ 孔雀覗 | ASC(総上昇)プロトレック | 1020 m | ||||||
1:08 | 1:10 | 5:44 | 2:00 | |||||||
13:57~14:06 | 0:09 | ⑦ 釈迦ヶ岳 | DSC(総下降) 〃 | 1030 m | ||||||
1:27 | 1:40 | 7:11 | 3:27 | |||||||
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15:33 | ⑧ 太尾登山口(峠ノ登山口・旭) | 総上昇量(GPS) | 1181 m | |||||||
8:00 | 0:49 | 7:11 | - | 移動距離(GPS) | 15.9 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 ⇔ 《R168》 ⇔ 旭 ⇔ 《不動小屋谷林道》 ⇔太尾登山口
※部分開通している京奈和道を乗り継ぎ
太尾登山口(峠の登山口・旭)
P → 古田ノ森 → 釈迦ヶ岳 → 仏生嶽 → 孔雀岳 → 孔雀覗 → 釈迦ヶ岳 → P
不安定な天候が続いているが、日曜日は天候が安定し近畿南部は晴れるとの予報だ。久しぶりに大峯の釈迦ヶ岳に行くことにした。
当初、前鬼から新しく整備された「閼伽坂尾根(あかさかおね)」ルートを登る予定で、そのルートの地図をコピーし、GPSにもルートをアップロードした。
しかし以前に旭から仏生嶽に行こうとして途中の孔雀岳で引返したことがある事が急に気になった。先にその未消化部分から実行することにした。
現地まで距離があるので、5時前に自宅を出発。
京奈和道が、五条南ICまで伸びたので、大分便利になった。
R168から旭への道に入り、旭ダムの発電所を過ぎると、道に落石が目立つようになってきた。車から降りて排除するような石はないが、転がっている石は全て鋭利に尖っているので、踏んでしまうとパンクの可能性があるので、なるべく踏まないように低速で走る。それでも京奈和道の部分開通の恩恵にあずかり、思ったより早く現地に到着。いつもより 15分程度早かったか?
予定より早く着いた割に現地の駐車場は混んでおり、駐車場が空いていない。少し先の路肩に駐車する。
車から降りると、風もあり寒い。目的方向を見るとガスがかかっている。今朝見た天気予報は朝から夕方まで 3時間ごとの天気は全てお日様マークだったのに・・。
先行して行く人はウインドブレーカーを着ていたが、当方は長袖のシャツを着ているので、歩き始めれば温まると思い、上着は着ずに出発。しかし相当冷えているようで手も冷たい。
主尾根のP1434に着くころには、体は温まり寒くはなくなった。尾根上は風が吹き抜けているのでジッとしていると寒いが、歩いていると少し寒い程度なので丁度いよい。そんなんで快調に歩き、釈迦ヶ岳まで3組ほど追い抜いた。
釈迦ヶ岳山頂に着くと、先着者は単独さんのみ。途中ですれ違った下山者4名(すべて単独さん)を含めても、駐車場に停めてあった車の割には見かけた人は少なかった。
山頂の単独さんと雑談をしながら、パン1個とサンドイッチを1切れ食べ、先に進む。
山頂からの激下りは足元が濡れているので、濡れた岩・木の根を踏まないように慎重に下る。何とか滑らずに下りきると、今度は細尾根の岩稜越え(馬ノ背?)だ。
前回の怖かったイメージが残っている所だが、今回はそれほど怖さは感じなかった。同じ場所なのに来るたびに味わう恐怖感が異なるのは不思議だ。
逆にその先の、鎖場や岩稜越えの方が、前回それほど恐怖心を感じることはなかったのに、今回は案外にビビり気味に通過した。
どちらにしても釈迦から孔雀手前までは緊張の連続コースで、スリル感たっぷりの所だ。
昭文社の地図には 「杖捨て」・「馬ノ背」・「橡(えん)の鼻」・「両部分け」・「貝ずり」・「小尻返し」・「孔雀覗」 と順番にその名所を通過しているはずだか、通過するのに精一杯で、確認していく余裕はなく、場所は特定できなかった。
孔雀覗のすぐ下の標識に「仏生嶽 60分」の案内があった。十分余裕があるので、その仏生嶽に向かう。孔雀岳は帰りに踏むことにして、孔雀山頂を巻いている奥駈道をそのまま進む。その巻道は苔むした岩場のルートとなっており辺りの景色と合わせ日本庭園のような雰囲気を醸し出している。
孔雀の北方面に出ると、水場「鳥の水」の案内表示があった。水が出ているところはルートの少し奥にあるので、この表示がないと気が付かない。今日の水量はそれほど多くなかったが渇水期にはどうだろうか?。
その先、ダラダラとした森の中のルートが続き、先ほどのルートとは様変わり、ルンルンで歩ける。
仏生嶽の手前まで来て、登り口がないが確認しながら進むが手前の南側には登山口はなかった。奥駈道は先ほどの孔雀岳と同じく山頂の西側を巻いているので、向こう側まで行って北方面から登ろうかと、巻道を進んでいると、ちょうど山頂の横辺りで、仏生嶽登山口の標識があった。
そこで奥駈道を別れ仏生嶽に向かう。
山頂の南の肩あたりまでの登りはハッキリした踏み跡のルートがあったが、その先広尾根に出ると道が怪しくなった。とにかく高い所を目指せば良いと適当に進む。倒木が多く右に左に交わしながら、一番高そうなところまで行くと、表示板と三角点が見えてきた。
仏生嶽の山頂は木が多くあるためほとんど展望はなし。一服したのみで帰路に向かう。山頂から南に近道を行こうとしたが、倒木等が多く歩きにくいので、結局来た道から山頂を下る。
山頂横の奥駈道に合流し、ダラダラと戻って行く。
孔雀岳の山頂へは北側の「鳥の水」の少し手前の適当なところから登り始める。こちらは所々に踏み跡があり、障害物も少なく傾斜もゆるいので、問題なく孔雀岳の山頂に至る。
山頂からは東方面に木の間から展望があるが全貌を見渡せないのでハッキリしない。すぐ下の孔雀覗から同じような展望が拝めると思い。山頂はそのまま通り越して反対側の奥駈け道に合流。
その少し先の孔雀覗で昼食。
孔雀覗からの展望は、前回来た時は余り良くなかったが、今日は絶景が広がっていた。その景色を見ながら昼食。
昼食を終え、戻りかけると単独さんと遭遇、釈迦ヶ岳から先で初めて人に出合う。今から仏生嶽に行くそうだが、時間的に遅いかナと思ったが、健脚そうな人だったので、ひょっとしたら下山までに追い付かれるかも。
すると、今度は「橡(えん)の鼻」の手前で団体さんと遭遇。孔雀岳まで行く模様だ。こちらも時間的に大丈夫かナと思ったが、先週夏至を迎えたばかりで、今は一年で一番日が長い時期なので、問題ないか。
往路でビビった場面も、帰路は基本的に登りが多いので、特に問題なく通過。
釈迦ヶ岳への最後の登りも、登りなので滑りに注意することもなく、また特にシンドさも感じる事もなく、無事に釈迦ヶ岳山頂に戻ってきた。
その山頂は無人。ガスが発生しているので展望はなくなってしまっている。
時間的に余裕が出来たので、少しマッタリと休憩。その間誰も登ってこない。
前鬼への分岐まで下りてきて、深仙ノ宿まで足を伸ばそうかと思ったが、ガスが発生し展望も良くないので、そのまま下山に向かう。
「かくし水」で水を補給し、足早に下山に向かう、山頂でゆっくり休憩していたので、誰にも追い付かないと思っていたが、途中で2組の団体さんに追い付き、無事下山した。
![]() 釈迦ヶ岳山頂にあった、一輪だけ咲いていた花 花の名前は分からない??? |
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