TKM の デジカメと山歩き | 2015/4/18(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
柏原山・四寸岩山・百貝岳 | |||||
スタート:黒滝村役場 → | |||||
ルート : | |||||
![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
柏原山 | |||||
Ⅲ△942.82m (中戸) | |||||
四寸岩山 | 足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅱ△1235.85m (心見ノ峠) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
410m | 08:31 | ① 黒滝村役場 P | 1:30 | 1:40 | 1:30 | 出発時間 | 06:35 | 16:25 | ||
942m | 10:01~10:09 | 0:08 | ② 柏原山 △942.8 | 到着時間 | 08:20 | 18:46 | ||||
0:44 | 1:20 | 2:14 | ||||||||
10:53 | ③ 林道(吉野大峯線)出合 | 片道距離 | 62 ㎞ | 63 ㎞ | ||||||
0:14 | 2:28 | |||||||||
11:07 | ④ 新茶屋跡 | 往復距離 | 125 ㎞(AVG= - ) | |||||||
0:21 | 2:49 | |||||||||
1235m | 11:28~11:35 | 0:07 | ⑤ 四寸岩山 △1235.9 | |||||||
0:11 | 1:45 | 3:00 | ||||||||
11:46 | ⑥ 新茶屋跡 | |||||||||
1:04 | 4:04 | |||||||||
12:50~13:42 | 0:52 | ⑦ 西行庵 | ||||||||
0:45 | 1:30 | 4:49 | 0:45 | |||||||
863m | 14:27~14:35 | 0:08 | ⑧ 百貝岳 P863 | ASC(総上昇)プロトレック | 1040 m | |||||
0:50 | 5:39 | 1:35 | ||||||||
15:25 | ⑨ 地蔵峠 | DSC(総下降) 〃 | 1020 m | |||||||
0:52 | ‐ | 6:31 | 2:27 | |||||||
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16:17 | ⑩ 黒滝村役場 P | 総上昇量(GPS) | 1119 m | |||||||
7:46 | 1:15 | 6:31 | - | 移動距離(GPS) | 21.7 ㎞ |
奈良 → 《R24》 → 《京奈和道》 → 《R169》 → 《R309》 → 《県46》 → 黒滝村役場
※ 帰路は県138よりR309に出て、御所ICで京奈和道に入り帰宅。道は細かったが県46から地蔵トンネル経由のほうがアプローチ距離はかなり短かった
黒滝村役場の駐車場に停めさせてもらった。休庁日で駐車場はガラ空きだったので。
P → 柏原山 → 新茶屋跡 → 四寸岩山 → 新茶屋跡 → 西行庵 → 百貝岳 → 鳳閣寺 → 地蔵峠 → P
今年も吉野の奥千本の桜見物を兼ねた山歩きだ。
今週の半ばが満開との情報だったので、昨日の雨もあり散り始めただろうか?
昨年はさくらの時期に、日程が合わなかったが、一昨年とその前の年には連続して訪れている。
今回選んだルートは長距離になるが、黒滝村をスタート地点として、柏原山から四寸岩山に上がり、西行庵で桜見学と昼食をして、百貝岳から下山予定とした。状況により四寸岩山には寄り道せず飛ばしても良い。
黒滝村にはR309沿いの道の駅「吉野路黒滝」から入る予定であったが、カーナビに入力すると、R309の「よ邑」から県道46に入り、地蔵トンネルを経由するルートを案内された。
その県道46に入り集落を抜けると道は細くなったが全線舗装されており、ほとんど勾配のない道だった。
途中で何台かとバックで譲り合いながら離合し、黒滝村側に入ると、道は2車線と広くなった。
地蔵トンネルも2車線あり、反対側に抜けると黒滝村の中心街に入った。
駐車場所を探しながら役場のかなり先まで行ったが適当な所がなかったので引き返すと、来るときは見えなかった役場の駐車場が広くガラ空き状態だったので、そこに停めさせてもらう。今日は土曜日なので役場は休庁日であり特に問題ないだろう。
川沿いの県道を少し進むと、上の集落に上がる分岐があり、そこで県道を別れ急坂を上がって行く。
道なりに上がって行くと、数軒の集落があり、カーブミラーの下に「柏原山←」の表示があった。今日初めて見た表示だ。
指示通り少し上がると、またカーブミラーの下に「柏原山←」があった。この先も注意して登山口がどこにあるか見落とさないように歩いたが、今日見かけた表示はその2件のみしかなかった。
道なりにドンドン詰めて行くと、舗装が切れ地道に変わった。地図に載っていない道であるが道幅は広く整備されているので地道と言いながらも、乗用車でも通れる道が続いていた。
登山口はないかと、注意しながら進んだが、それらしき所はない。
無理やり登れないこともないが、地図で確認すると支尾根の先へ道が回り込んでいるので、そこから取り掛かる事にする。
その地点に到着すると、朽ちてはいるが丸太が架けられた登山口があったので、そこから入山。
踏み跡はほとんどなく、少しヤブっぽかったが、傾斜は緩いので歩きやすそうなところを拾いながら登って行く。そんな状態で少し上がると、次第に踏み跡がシッカリし始め、左からの踏み跡と合流した。
あと少しで主尾根という所で、崩壊したトタン屋根の小屋があり、そこで杣道と交差した。そこから主尾根を目指さずにその杣道を右に進むと、少し先で尾根上の林道に出た。
林道はピーク部分を巻きながら尾根沿いに続いていた。その林道は柏原山も巻いているので、柏原山の尾根先部分から林道を別れ柏原山を目指す。表示もなく踏み跡も薄いので注意しないと見落としてしまう。
柏原山山頂は、当方が持っている古い「山と高原地図」には「展望よい」とあるが、樹木が遮っており展望は全くなかった。ここで今日初めての小休止、ついでにパンを1個食す。
反対方向に少し下ると林道が交差していたがそのまま次の柏原山の東の小ピークに上がると鉄塔台地になっており、こちら側は展望が開けていた。
再び林道に下り、その先の1024.7mの三角点に寄り道をして、三角点を暫く探したが見つからず。
探すのをあきらめ反対側から林道に戻り、ほとんど傾斜のない林道をダラダラと歩いて行くと、舗装された林道吉野大峯線に出た。
林道を横切り、向かい側から新茶屋への登山口に入る。
ここは表示板がなければとても登山口と思われない。数メートル上がるとその先からはシッカリとした踏み跡が続いていたが、歩く人は少ないようで、両サイドから下草が伸びて、ルートが薄くなっていた。
そんな状態で少し上がると新茶屋跡。四寸岩山を巻いて行くルートとの交差地点だ。そのまま尾根を上に進み四寸岩山の山頂に出た。
時間的にお昼に丁度良いが、まだ先が長いので、水分補給のみとして、吉野に向かう。
四寸岩山から吉野へは尾根上を下って行くのが一般的だが、先ほど通過した新茶屋跡からの巻き道を歩いたことがなかったので、新茶屋跡まで戻り、そこから山腹沿いの道で吉野に向かう。
前半は広い山道が続いていたが、後半になると道は細くなり傾斜のある斜面を横切って行くので、積もった落ち葉で滑らないように慎重に通過する。、
林道吉野大峯線に下り吉野に向かう。青根ヶ峰の麓でその林道を別れる。時間が押してきたので青根ヶ峰へは寄らずに西行庵に向かう。
今日は天気が良い事もあり、このあたりから多くの行楽客と出会う。
西行庵の上の展望地(四方正面跡)で遅くなった昼食とする。
この辺り一面は伐採されており、その後に桜の苗木が一定間隔に植えられていた。このあたり一帯を文字通り奥千本にする計画のようだ
あと何年かかるかわからないが、その成果を見ることが果たしてかなうだろうか・・?
当方に残された時間は少ないが、それでもあと10年くらいは大丈夫カナ?
昼食を終え、いったん西行庵まで下り、百貝岳(鳳閣寺)へ向かおうとしたら、この時期 道は一方通行になっていたので、もと来た方向に戻ることになった。
このシーズン観光客が多いので狭い道で渋滞しない対策だが、大回りを強いられた。
左回りで大回りし、鳳閣寺への道に入る。
百貝岳(鳳閣寺)へは相当前に来た記憶があるが、当時は記録を残していないので、何年前だったか全く覚えていない。
少しぬかるんだ道をドンドン進み、百貝岳への分岐表示で左に折れ、ダラダラと登って行く。
山頂手前の丸太階段を上ると、祠・東小屋のある山頂に到着。
百貝岳の山頂は全く展望がない、小休止と水分補給をして、「石の廟塔」を経由して鳳閣寺に向かう。
無人の鳳閣寺の境内を抜け、ここまで通じている舗装道路を下って行く。
25分ほど下ると、地蔵峠の下側に出た。
その地蔵峠に寄り道。峠には地蔵堂とその道向かいに地蔵池があり、地蔵堂の横には立派な休憩所も設けられていた。
峠からダラダラと下り、トンネルの南口の横に出て県道を歩いて、駐車した黒滝村役場の駐車場に戻り今日の行程を終える。