TKM の デジカメと山歩き | 2015/11/1(日) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
山上ヶ岳・阿弥陀森・竜ヶ岳 | |||||
スタート:毛又大橋 → | |||||
ルート : | |||||
山上ヶ岳=日本300名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
山上ヶ岳 | |||||
Ⅰ△1719.39m (大峰山上) | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
900m | 07:38 | ① 毛又大橋 北側 | 1:46 | 2:10 | 1:46 | 出発時間 | 05:50 | 16:10 | ||
09:24 | ② レンゲ辻 | 到着時間 | 07:25 | 18:50 | ||||||
0:38 | 0:40 | 2:24 | ||||||||
1719m | 10:02 | ③ 山上ヶ岳 △1719.4 | 片道距離 | 77 ㎞ | 78 ㎞ | |||||
1:15 | 1:20 | 3:39 | ||||||||
1680m | 11:17~11:35 | 0:18 | ④ 阿弥陀ヶ森 P1680(⇔脇ノ宿跡) | 往復距離 | 155 ㎞(AVG= - ) | |||||
0:29 | 1:30 | 4:08 | ||||||||
1728m | 12:04 | ⑤ 竜ヶ岳 P1725 | ||||||||
0:12 | 4:20 | |||||||||
12:16~12:55 | 0:39 | ⑥ 小笹ノ宿 | ||||||||
0:38 | 4:58 | 0:38 | ||||||||
13:33 | ⑦ 山上ヶ岳 | |||||||||
1:49 | 2:00 | 6:47 | 2:27 | |||||||
15:22 | ⑧ 五番関 | ASC(総上昇)プロトレック | 1245 m | |||||||
0:11 | 0:50 | 6:58 | 2:38 | |||||||
15:33 | ⑨ 五番関トンネル南口 | DSC(総下降) 〃 | 1245 m | |||||||
0:28 | 7:26 | 3:06 | ||||||||
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16:01 | ⑩ 毛又大橋 北側 | 総上昇量(GPS) | 1300 m | |||||||
8:23 | 0:57 | 7:26 | - | 移動距離(GPS) | 20.7 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 川合 ⇔ 《県21》 ⇔ 毛又大橋
毛又大橋の100m北側の道路が広がった所に路駐
P → 清浄大橋 →林道終点・レンゲ道登山口 → レンゲ辻 → 山上ヶ岳 → 小笹ノ宿 → 阿弥陀ヶ森 → 脇ノ宿跡 → 阿弥陀ヶ森・女人結界門 → 竜ヶ岳 → 小笹ノ宿 → 地蔵岳 → 山上ヶ岳 → 日本岩 → 洞辻小屋 → 鍋カツギ行者 → 五番関 → 五番関トンネル南口 → P
秋晴れで天気がよさそうなので、大峯の山上ヶ岳から阿弥陀ヶ森の奥駈道を歩きに行く事にした。
以前に五番関から阿弥陀ヶ森まで往復したことがあるので、今回はレンゲ辻から山上ヶ岳に上がり、阿弥陀ヶ森まで行く予定にした。
下山道は時間に余裕があれば五番関まで行き、トンネル南口から林道を歩いてスタート地点に戻りたいと思っている。
時間的に厳しければメインルートで清浄大橋に下りる予定にする。
天川村あたりは自宅から案外に近く、早朝であれば 1時間半程度で行けるので、いつもより少し早めに起きた程度で自宅を出発。
現地まで予定通り順調に走れ、毛又大橋の先、100mほどの所にある道が広がった場所に駐車。この駐車地はよく利用しているが、1台も停まっていなかったのは今回が初めて。
駐車地正面の散策路入口からスタート。10分ほどで墓地にぶつかると右に清浄大橋を渡る。橋の横の駐車場には7~8台ほど駐車していた。
橋を渡りアスファルトの林道を先まで詰めて行くと、その林道終点がレンゲ辻への登山口だ。清浄大橋からここまで20分程度。
登山口から木製階段を少し登ると、川を高巻いている平行道が続く。暫くそんな道を進むと次第に谷の岩ゴロの中のルート入って行く。先ほどまでの道と違い岩の中のルートの為ハッキリとした踏み跡はなくなるが、何となくルートは分かる、危険な方向にはロープで侵入禁止となっている。
細かい谷別れが何個所かあるので、ルートミスをしないように確認しながら進む。大きな谷分岐には標識もあった。
高度を上げていくと、次第に傾斜はきつくなり、谷を離れ山の斜面に入る。所々で崖道があり鎖の手すりが設置してある所もある。
谷を離れると道はハッキリしてくるが、足元には砂利や小石が多くなり、斜面では滑りやすくなるので注意しながら進む、下山に使う場合は危険な場面だ。
前方に鞍部らしきところが見えてくると、いよいよ斜度はきつくなるが、道は九十九折れになっているので助かる。
夏場なら大汗かいて、ヨレヨレになるところだが、この時期は寒いぐらいの気候が丁度良く、それほど汗をかくこともなく大きな疲れもなく鞍部のレンゲ辻に到着。
このルートで登って来たのは今回で3回目であるが、過去2回ともそれほどややこしいルートとの記憶はない。その時は道なりに歩いたらレンゲ辻に着いた感じであったが、今回はルート確認をしながら進まないとルートミスをしそうで少し気を使いながら進んだ。
なおこのルートを当方は下山には使った事はないが、下山では怖そうな所が多く見受けられた。
レンゲ辻では特に休憩を取ることもなく、女人結界門を潜って山上ヶ岳に向かう。
ここからは、多くの鉄階段や、崖道などややこしいルートに変わる。
このルートも一番最初に来た時と印象が違う。初めての時はかなり恐怖を感じたが、その記憶があって2回目に恐々と訪れた時はそんな印象はなく、普通に歩けた。
今は危険な崖道には鉄クサリ等が設置されているが、初めて来たときにはその鎖はなかったのかな?
山上ヶ岳のお花畑に上がる手前で金剛・葛城山の稜線が遠くにクッキリと見え、その手前の日本岩のデッパリに、男性1人が上に立ってこちらを見ていた。今日は空気が澄んでいて天気も良いので日本岩からの展望は抜群と思うが、今行くと遠回りになるので帰りに寄ることにするが、天気はもつかな。
山上ヶ岳の一等三角点にタッチし、お花畑に戻り大峯の山々を眺めながらオニギリで小腹を満たし一服。
ここから阿弥陀ヶ森まで往復3時間として、昼食時間をプラスしても、2時前には戻ってこられるので、予定通り、奥駈道に進む。
すると、男性3名さんのグループが、当方に先行して奥駈道を下って行った、その後ろをついて行く。
奥駈けの良い雰囲気を味わいながらのんびりとついて行くと、3名さんは阿古滝の分岐の所で立ち止まって、阿古滝方面に向かうような雰囲気だったので、そのまま追い越した。
3名さんの雰囲気から見ると、それほどベテランには見えなかったが大丈夫かな。
小笹ノ宿で水場を確認し、そのさき阿弥陀ヶ森までも一段と奥駈の良い雰囲気のルートを歩く。
正面に小山のような塊が見えると、奥駈道は右に大普賢岳の方に向かうが、そのままその小山のテッペンの方に登って行く、そのテッペンが阿弥陀ヶ森(P1680)だ。
山頂には小さな手作りの山頂表示があったのみで展望もほどんどなし。木間から大普賢が垣間見えるので今度はその方向を目指して下る。
途中で柏木への道を横切る筈なので、そこから戻る予定でドンドン下って行った。すると鞍部に石標が見えたので女人結界門にしてはおかしいなと思いそこに至ると、脇ノ宿跡まで下ってきてしまっていた。柏木・伯母谷覗への道を見落とさないように注意して下ってきたが、見落としている、分かりにくい所で横切ったのかな。
脇ノ宿跡から 4~50m登り返して、阿弥陀ヶ森の女人結界門に到着。表示板には山上ヶ岳まで 3.0㎞とあった。阿弥陀ヶ森の西の尾根先へ出て、来た道を引き返す。
竜ヶ岳の手前で、たいした登りではないので竜ヶ岳に寄ってみることにした。
倒木が多いが大きな障害もなく、山頂手前の大岩は右から巻くと、山頂あたりだが表示がない。少し先の高そうな所に行っても山頂表示はなかった、前回来た時には表示があったと思い、少し探すも見当たらず。でも間違いなく山頂は踏んでいる筈だ。山頂と思われる所からGPSで方位を取り奥駈道方面に下る。往路でルートのログを取っているのでその道に合流し、すぐ先の小笹ノ宿に到着。ここでお昼だ。
往路で確認しておいた水場で水を汲み、今日はその水でお湯を沸かし久しぶりのカップラーメンだ。
サンドイッチとカップラーメンの昼食と、食後のコーヒーも喫す。
お腹を膨らまし帰路に向かう。山上ヶ岳の手前のP1685は現在の奥駈道は巻いているが、昭文社の山地図には地蔵岳と山名のある山なので、ここにも寄り道。ここの山頂にも表示はどこにもなかった。
登りでは気が付かなかったが、山上ヶ岳側への下り方面には古い道がまだ残っていた。
その先少し登り返し、山上ヶ岳の大峰山寺に上がる。
無人のお花畑を経由して日本岩に寄る。
好天はまだ続いており、絶景を目に収め下山開始。
五番関から帰る予定なので少し早足で歩き、西ノ覗岩はパス。
陀羅尼助茶屋で若い男性2人が休憩しているのを横目に先を急ぐ。洞辻茶屋で水分補給のみをし、予定通り吉野方面に道を取り五番関に向かう。
日没にはまだ十分に時間はあるが、その先も急ぎ気味に歩く。
途中の長い鎖場ではストックをしまい滑り止めの付いた手袋をはめ、慎重に下る。
尾根上の木々は全て落葉しており、落ち葉が積もりフカフカ絨毯の道になっていた。尾根上は問題ないが、五番関手前のトラバース道に入ると、ルートに落ち葉が積もり道が分かりにくくなっているので、道を外さないように確認しながら進む。
急斜面を横切って行く場面では、落ち葉に足を取られないように慎重に進む。
前方から人の声が聞こえ、五番関の手前で、同年輩の男性2人に追い付いた。
五番関から10分程度で下のトンネル前の広場に下り。林道を30分近くかかり下って無事スタート地点に戻った。