TKMデジカメ山歩き 2015/9/5(土)
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釈迦ヶ岳
スタート:前鬼林道車止め ⇔
ルート :
日本200名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
釈迦ヶ岳
 Ⅰ△1799.87m (釈迦ヶ岳)
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※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
600m  08:33   ① 前鬼林道 車止め 0:28 - 0:28   出発時間 05:40 16:40
   09:01   ② 小仲坊 到着時間 08:25 19:30
2:21 2:20 2:49  
   11:22~11:33 0:11 ③ 太古ノ辻 片道距離 112 ㎞ 108 ㎞
0:23 0:40 3:12  
   11:56~12:08 0:12 ④ 深仙ノ宿 往復距離 220 ㎞(AVG= - )
0:33 - 3:45  
   12:41   ⑤ 旭登山道出合  
0:23 - 4:08  
1799m  13:04~13:18 0:14 釈迦ヶ岳 △1799.9  
0:35 0:35 4:43 0:35
   13:53   ⑦ 深仙ノ宿  
0:23 0:35 5:06 0:58
   14:16   ⑧ 太古ノ辻 ASC(総上昇)プロトレック 1200 m
1:41 1:30 6:47 2:39
   15:57   ⑨ 小仲坊 DSC(総下降) 〃 1180 m
0:29 - 7:16 3:08
   16:26   ⑩ 前鬼林道 車止め 総上昇量(GPS) 1217 m
  7:53 0:37   7:16 -     移動距離(GPS) 14.2 ㎞
 
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アプローチ

奈良 → 《R24》 → 《京奈和道》 → 《R169》 → 前鬼林道
※ 帰路は談山神社の横の県道37を経由して帰宅。距離はこちらの方が4㎞ほど短い


駐車場

前鬼林道の車止め手前に路駐


ルート

P ⇔ 小仲坊 ⇔ 二つ岩 ⇔ 大古ノ辻 ⇔ 深仙ノ宿 ⇔ 釈迦ヶ岳
※ 往路は深仙ノ宿から旭登山道への巻道を経由して釈迦ヶ岳山頂へ登る。


記録

8月から不安定な天気が続いている
この週末も土曜日は良いが、日曜日には崩れ、雨になるとの予報。
遠出をしようと思っていたが、そんなんで今週も遠出をあきらめ、近畿の山歩きにする

前から歩いてみたいと思っていた釈迦ヶ岳の閼伽坂尾根ルートを歩く予定とした。
閼伽坂尾根は下山時に使い、太古ノ辻に到着時の体調と時間により、南奥駈方面の天狗山に向かうか、深仙ノ宿・釈迦ヶ岳にするかを決めることにする。

自宅出発が遅かったためか、現地まで思った以上に時間がかかってしまう。過去のデータを見ると、現地まで①2:10 ②2:20 ③2:30。 今回は 2:45もかかってしまった。
そんなんで、目的地の前鬼林道の車止めチェーン手前に着いたのは。8時半 近くになってしまった。
その時間でも、少し手前の駐車地には数台に車しか駐車してなく、ドン詰まりの車止めの前には駐車している車はなかった。今日の入山者は少ないようだ。


小仲坊まで川沿いの山道は現在通行禁止となっているので、車止めチェーンを乗り越えアスファルト林道を歩いて小仲坊に向かう。
久しぶりの山歩きのため荷物が重く感じる、それでも 30分弱で小仲坊に到着。
そのまま宿泊所の横を抜け山道に入る。

最初の渡渉地点で早くも一服。透き通った水が流れているので、その水で顔と首を冷やす。ついでに小腹ごしらえもする。
このルートは 4年ぶりであるが以前よりもテープが多くみられ、ルートはより明確になっていた。
しかし足元は小岩が多く少し歩きにくい。登って行く方向を見定めながら歩きやすそうな所を拾いながら前進する。

少し高度を上げると、木製階段が連続して現れる。一歩一歩足を運ぶが、背中の荷物が重く感じ、足を上げて体を持ち上げるのがシンドイ。

帰りに歩く予定の閼伽坂尾根への分岐を右に見て、すぐ先で「ふたつ岩」に到着。
岩の後ろに回ると孔雀岳の五百羅漢が望めるが、今日はシンドイのでパス。水分補給のみをして先に進む。

「ふたつ岩」からしばらく行くと、新しいチェーンの手すりが取付けられた場所があった。以前の記憶と少し違う。チェーンで安全を確保して道が付け替えられたのだろうか。
すぐ横の谷には水が流れていたので、その水場に下り、顔と首を冷やし冷たい水でのどを潤す。

谷を外れると、急坂が始まる。道は所々でミヤコササに覆われルートが見えないところもある。しかも足場は岩で歩きにくい。道を外さないように、ルートを確認しながら登って行く。


登りきると、奥駈道の南北の境の大古ノ辻だ。ここまで体力を大消耗したので、とりあえず水分補給をして一服。
さて、これからどうするかで迷う。南奥駈の天狗山に行くか、深仙ノ宿に行き昼食とするか、釈迦ヶ岳までは時間・体力的に厳しいか。
で、天狗山へはアップダウンがあるので、とりあえず深仙ノ宿へ行き昼食にすることにした。
太古ノ辻から深仙ノ宿までは高低差はあまりないが、疲れた体には結構厳しいルートに感じる。

深仙ノ宿に着くと、灌頂堂の前の縁側に夫婦さんがくつろいでおられた。入山後初めて見る人だ。
座れそうなところは他にはないので、横にお邪魔させてもらい昼食開始。

ここまで来て、これからどうするかを考える。
釈迦ヶ岳への往復時間を考えると、ギリギリ間に合いそうだ。昼食を早目にして山頂を目指す事にした。
直接山頂には向かわず、旭登山道への巻道から山頂に向かう。
途中で先に出発した夫婦さんを追い越し、旭登山道出合から水場の「かくし水」で小休止。ここでも顔と首を冷やし、冷たい水でのどを潤し、ペットボトルにその冷たい水を補給する。

その後、山頂まで案外に順調に登ることが出来た。山頂には若い単独さんがいたのみ。今日、見かけた人は先ほどの夫婦さんとこの単独さんのみだった。土曜日の好天なのにこんなに人が少ないとは・・。

今日の目的の閼伽坂尾根分岐から小仲坊までは 90分と表示にあったので、分岐に 3時まで到着する事が出来れば、目的通り閼伽坂尾根から下山することにして、釈迦ヶ岳山頂を別れる。何とかギリギリ間に合うか?。

深仙ノ宿はそのまま通過し、大古ノ辻では水分補給のみして、奥駈を別れ小仲坊に向かう。
あさ寄った谷の水場で、水分補給をして、ややこしいルートの所を「ふたつ岩」に向かう。

すると左手に違和感を感じた、見ると中指の付け根の甲から血が流れているではないか、特に痛みはなく、どうしてか原因は分からないが、サラサラの血が流れ、滴となって地面にポトポトと落ちている。
あわてて救急セットを入れている袋を出し、ウェットティッシュで傷口をふき、メンタムを塗り付けると血が止まった。キズバンで保護し、止血できたのを確認してから再出発。

「ふたつ岩」を過ぎ、閼伽坂尾根分岐まで来て、キズバンを貼り直し、どうしようか思案する。
治療等があったため予定を 10分ほど過ぎてしまった。分岐にある案内にはここから前鬼まで 90分とある。
まだ十分に行けるとは思ったが、なんだか薄暗くなってきたので、閼伽坂尾根は次回にお預けし、小仲坊に直接向かう。

その後は、順調に進み下山した。
駐車地まで戻ると、当方の後ろに1台車が増えていた、それらしき人には途中で出会わなかったが・・

今日はそれほど暑くはなかったのに、水を大量に飲んだ1日だった


指の傷のその後 
根元は少し腫れているが痛みは殆どなく、その後再出血することもなかったので一安心。
サラサラの血がポトポトと滴れた時には、ビックリしたが、すぐ止血できたので良かった。傷口らしきところは大きくなく、深くもないのに、あれだけ血が出た原因は何だろう?

 
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車止めチェーンの手前に駐車
この手前の駐車地には数台の車が駐車していたが、車止め手前は1台も駐車していなかった

小仲坊
駐車地から 30分弱、アスファルト林道を歩いてきた。川沿いの山道は通行止めが続いている

宿泊所の横を上がって、中央の大木の手前を左折。表示がないので要注意地点。初めて訪れたときは直進してしまった

渡渉地点
水が透き通っていてキレイ
一服し腹ごしらえする。

小腹を満たして、山頂を目指す

谷筋を登って行くので、石が多く歩きにくい

突然、目の前を過るものが・・
デカイ カエルだった

正面の大岩は手前から右方向に進む

木の中を抜けていくのかと思ったが、右から抜けて行った

ふたつ岩
岩の反対側に行くと、孔雀岳の五百羅漢が望めるが、シンドイのでパス

写真では分かりにくいが、水が流れているので谷に下りて、顔と首を冷やし、冷たい水でのどを潤す

太古ノ辻
天狗山に行くか、深仙ノ宿に行くかで迷う。

太古ノ辻よりの大日岳
疲れが多く 11分もマッタリしてしまう。とりあえず深仙ノ宿に行って昼食をすることにして出発

深仙ノ宿の手前より
釈迦ヶ岳の山頂にはガスがまとわりついていた

深仙ノ宿と四天岩
夫婦さんが灌頂堂の前に座っていたが、横にお邪魔させてもらい昼食とした

ここで引返すつもりでいたが、せっかくなので山頂まで無理をする事にした。
山頂へは巻道から向かう。

何かの顕彰碑があるところ
この先、道が分かれるが、必ず右上方向に行く事、左正面に向かうと道が途切れる。

トリカブト

継ぎ足しで修復されている木製橋

旭からの登山道に出合う
深仙ノ宿から 30分強

かくし水
深仙ノ宿の香精水と違って今まで涸れているのは見たことないが、今日も勢いよく流れている

釈迦岳 山頂到着
スタートしてから 4時間半 もかかった。
山頂には若い単独さんがいた。

お釈迦さまを右下から

一等三角点と奥駈の山々

山頂下にある、前鬼・旭 の分岐
左に深仙ノ宿に向かう

ミヤコササが深い
足元に何があるのかわからないので、ストックでササを分け

下山途中、釈迦ヶ岳を振り返る

深仙ノ宿まで戻って来た
時間が押しているので、そのまま通過

太古ノ辻
水分補給のみして下山へ

帰りもこの谷の水場で、顔と首を冷やし、冷たい水をガブ飲み。

左手中指の付け根の甲から血が流れておるのに気が付く。原因は分からないが、ポトポトと血が流れ落ちた。ウェットティシュで綺麗にしメンタムを塗ると血が止まったのでキズバンで保護した

ふたつ岩

閼伽坂尾根への分岐
今日の目的の閼伽坂尾根分岐まで来たが、薄暗くなってきたので時間が心配になる

キズバンを貼りなおす
往路で思った以上に時間がかかり、傷の治療にも時間を取られた。既に薄暗くなりつつあり日没が心配の為、当初目的の閼伽坂尾根をあきらめる。

長い階段場が終わると、岩の多い谷筋を下って行く

水のない大ガレの谷を横切る

非常に澄んだ水

小仲坊まで下山
宿泊所とTEL BOX

無事駐車場に帰還
当方の後ろに車が1台駐車しているが、途中でそれらしき人には会わなかったが・・
 
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