TKMデジカメ山歩き 2015/1/24(土)
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天女の舞
スタート:天川村役場 P →
ルート :
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
 
 
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
600m  07:46   ① 天川村役場 駐車場 1:35 2:45 1:35   出発時間 05:55 15:10
   09:21   ② 坪内林道出合 到着時間 07:35 17:20
1:05 2:40  
   10:26~10:35 0:09 ③ 栃尾辻 片道距離 68 ㎞ 68 ㎞
0:37 - 3:17  
1518m  11:12   天女の頂 P1518 往復距離 136 ㎞(AVG= - )
0:12 3:29  
   11:24   ⑤ 熊渡分岐  
0:18 3:47  
   11:42   ⑥ P1518  
0:05 - 3:52  
   11:47~12:32 0:45 天女の舞  
0:14 - 4:06 0:14
   12:46   ⑧ 栃尾辻 ASC(総上昇)プロトレック 1005 m
0:54 1:50 5:00 1:08
   13:40~13:55 0:15 ⑨ 坪内林道出合 DSC(総下降) 〃 1005 m
1:06 6:06 2:14
   15:01   ⑩ 天川村役場 駐車場 総上昇量(GPS) 1028 m
  7:15 1:09   6:06 -     移動距離(GPS) 13.9 ㎞
 
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アプローチ

奈良 → 《R24》 → 《京奈和道》 御所IC → 《R309》 → 川合
※ 帰路はR169より橿原神宮横の県161を経由し帰宅


駐車場

天川村役場の駐車場に停めさせてもらう


ルート

天川村役場 ⇔ 坪内林道出合 ⇔ 栃尾辻 ⇔ 天女の舞 ⇔ P1518 ⇔ 熊渡(金山橋)分岐 【往復】


記録

昨年に引き続き、川合より弥山へ行く途中にある「天女の舞」に行く。
昨年は天候に恵まれず、モノトーンの中の山行きであったが、今週末は近畿地方南部は好天になるとの天気予報だ。

昨年と同じく現地に 8時くらいに到着の予定で起床する予定が、時間を間違え小1時間早く起きてしまった。
そんなこともあり、ゆっくりと家を出たのだが、マンションの駐車場で荷物を積み込んでいたら山の神からTELがあり、山專ボトルに入れたお湯を忘れているとの。このところ忘れ物をするのが続いている。

自宅を出た時には暗かったが、上を見ると空全体に星が輝いていた。天気予報通り好天が期待される。
奈良市内では道路にある温度表示は 1°Cであったが、現地近くまで来ると-4°Cとなっていた。しかし現地までの道路に積雪・凍結はなかった

天川村役場の駐車場に着くと、三重県ナンバーの単独さんが出発準備中であった。
他には山行きと思われる車は駐車していなかった。その単独さんに少し遅れて出発。
駐車場奥からグランドの端を抜けて登山口までショートカット。グランドの水たまりは凍っていたが、周りに雪は全く見られない。

登山口から丸太階段・蛇籠階段を上り尾根に出るまでも雪はゼロ。
尾根上を少し上がり、最初の鉄塔あたりから山道には白いものが混ざり始めた。
高度を上げていくにつれ雪の量は増えてきたが、アイゼンの出番はなし。
積雪上のトレースは先行者が2名いるようだ。

2番目の鉄塔まで上がると、木々にも白いものが目立ち始めるようになってきた。
そこから見る稲村方面の展望は上部に雲がかかっている。しかし雲が流れているのでこれから晴れることを期待する。

その少し先で坪内林道に出る。林道からの展望地に行くと、駐車場から先行した三重県の単独さんが携帯の椅子に座りお茶を飲んで寛いでおられた。
林道上はツボ足でも問題ない積雪量であったが、重たい思いをしてスノーシューを担いできたので、それを履き先に出発。雪が湿っているのでスノーシューが少し重い。ツボ足のほうが楽かなと思いつつセッセと歩く。

30分程度で林道を別れ、すぐ横の尾根の山道に入る、その先で樹林帯に入ると薄くではあるが木々には霧氷が付着している。今日は天気予報通り青空が広がっているので、木々の霧氷が映えてきれいだ。

下の雪は湿りっ気が少なくなったのかスノーシューが軽快になってきた。
小さなアップダウンを幾つか通過し危険のないトラバース道を上がると栃尾辻に到着。ここで一服 おにぎりを 1コ小腹に入れる。

その先急登になるが、間食中に先行された単独さんが急斜面を巻きながら登って行ったので、その後を追わさしてもらう。先行者はMSRのスノーシューで軽快に登って行かれたが、当方は平地用の廉価品なのでグリップが効かないため滑りながら苦労して登って行く。

急斜面の場所を過ぎると、当たりの雰囲気・景色が一変。どう表現して良いのか適当なボキャブラリーを持ち合わせない。とにかくカメラでパチリ・パチリの連続。
その先の開けたところに出ると、大日・稲村・バリゴヤ等々のピークには雲があるものの青空の中に稜線が浮き上がっている、手前には開けた場所がすぐ下に見下ろせる、天女の舞う劇場の舞台だろうか・・・等々想像をたくましくしてみる。
昨年ここに訪れた時は何も見えなかった、こんな景色が広がっていたのだ。

昼食はそこですることにして、まだ時間が早いのでP1518とその先の熊渡(金引橋)分岐まで足を延ばしてみることにする。
P1518に行く途中で夫婦さんとすれ違う。先行していた単独さん以外で初めて見る人だ。熊渡から金引尾根を上がってきたものと思われる。

何もないP1518から反対側を下って行った鞍部が熊渡分岐だ。ここで単独さんが昼食をされていた。ツボ足で先行されていた人のようだ。
ここで引き換えしP1518へ登り返す。こちらの斜面は緩やかで登りやすい。広い斜面なのでノートレースの所を歩いて雪遊びだ。

P1518から天女の舞まで下り、先ほどの展望地に出ると、すれ違った夫婦さんと後から来たと思われる数人の団体さんが昼食をされていた。
当方も横に陣取り稲村方面を観望しながら昼食。
最高の天気・最高のロケーション。時間も余裕があるので食後にコーヒーを飲んで寛ぐ。

昼食後、名残惜しいが周りの霧氷を見納め下山に向かう。
栃尾辻の手前の急下りで、滑りながら下るが、案の定尻もち。下半身雪まるけになる。
その先からは順調に下って行き、林道に下りる。先行している単独さんは林道に下りずに山道を直進したトレースがある。山道は登りがあるので、当方は林道を選択。

その林道歩きは日差しがあり遮るものがないので、暑いくらいだった。
川合分岐の林道展望地でスノーシューよりアイゼンに履き替える。登り時にはアイゼンは履かなかったが、下りでは安全のため履くことにした。

高度を下げるにつれ、足元の雪は少なくなり、下の鉄塔の所でアイゼンを外していると、後方から話し声が聞こえてきた。昼食地に居た団体さんと思われる。ここまでアイゼンを履きながらでもそれなりのスピードで下りて来たつもりだが、早くも追いつかれたようだ。

アイゼンを外した後、滑ることもなく尾根を少し下り、その先で尾根を別れ山腹の階段に入る。
登山口の小屋手前で、ホースから側溝に勢いよく水が流れていたので、そこで靴とストック・アイゼンを洗い、駐車場に戻る。

 
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天川村役場駐車場
直近の道路上の温度表示はマイナス4°となっていたが、ここまで積雪・凍結はなかった。

小屋裏が弥山への登山口

植林地の中、丸太階段・蛇籠階段が尾根まで続く。積雪はなし

尾根に出、最初の鉄塔の手前でやっと積雪が見られるようになってきた

最初の鉄塔より
大日・稲村は頭をのぞかせているが、バリゴヤは雲で隠れていた

木々にも雪が見られるようになってきた

09:13 林道手前の2番目の鉄塔からのパノラマ

坪内林道に出てきた

林道展望地より稲村方面
大日の尖がりが際立っている

林道出合までノーアイゼンで来たが、積雪がそれなりにあるのでスノーシューを装着し林道を進む

林道途中より
金剛・葛城が見えていた

林道に落ちていた大岩

林道から山道に移動
僅かだが霧氷が見られる

栃尾辻
おにぎりを 1個食し一服

霧氷が薄い

栃尾辻より急坂に挑む
追い抜いて行った単独さんは、MSRのスノーシューで急登をスイスイと登って行ったが、当方は滑りながら苦労して登る

霧氷のトンネルを進む

天女の舞に到着
魅せられるエリアだ

正面の台地は、天女が舞う舞台か?
遠方はバリゴヤの一部が覗いている

霧氷の塊

いい雰囲気だ

「この付近は天女の舞」の標識

雲一つない青空と、1本だけ独立している木が目立っていた

P1518方面に少し上がった所より天女の舞を見下ろす。
お二人さんは熊渡方面から来た模様

P1518
時間があるので反対側の熊渡分岐まで下りてみることにする

反対側の斜面
こちら側は傾斜が少し緩い

熊渡(金引橋)分岐
今日はここまで。直ぐに引返す

再びP1518まで戻る

天女の舞で昼食をすべく、下って行く

マアマアの霧氷

どのあたりの山並みだろうか


ほぼ無風なので天女の舞の、開けた展望地で稲村方面を眺めながら昼食。
既に団体さんとお二人さんの2グループいた。

天女の舞より① 青空と霧氷

天女の舞より② 青空と霧氷

天女の舞より③ 青空と霧氷

栃尾辻

樹林帯を抜け左の林道に下りる。

林道は山原を平行に巻いて行く
遠方にに金剛・葛城山が

ガードレールでかろうじて止まっている大岩
 

13:40 林道展望地よりのパノラマ

林道展望地より

林道展望地よりアップ①
クロモジ尾、雪が目立っているところは尾根移動部分の伐採地

林道展望地よりアップ②
稲村ヶ岳と大日山

林道展望地よりアップ③
中央に強力の頭、その左奥にバリゴヤノ頭

登り時にはアイゼンをしなかったが、下りでは安全のためアイゼンを装着

林道を別れ川合への下山道に入る

第一鉄塔より
観音峯と稲村ヶ岳、大日の左に観音峯展望台が見える

天川村役場
 
 
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