TKM の デジカメと山歩き | 2016/3/21(月) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
乗鞍岳・武士ヶ峯 | |||||
スタート:塩野 → | |||||
ルート : | |||||
![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】 | |||||
乗鞍岳 | |||||
Ⅱ△993.54m (乗鞍岳) | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
440m | 07:44 | ① 塩野 | 0:07 | - | 0:07 | 出発時間 | 05:55 | 14:55 | ||
07:51 | ② 登山口(林道終点) | 到着時間 | 07:40 | 17:40 | ||||||
1:48 | - | 1:55 | ||||||||
993m | 09:39 | ③ 乗鞍岳 △993.5 | 片道距離 | 76 ㎞ | 88 ㎞ | |||||
1:23 | - | 3:18 | ||||||||
11:02 | ④ △1007.5 塩野 | 往復距離 | 164 ㎞(AVG= - ) | |||||||
0:19 | - | 3:37 | ||||||||
11:21 | ⑤ 矢ハヅ峠 | |||||||||
0:14 | - | 3:51 | ||||||||
11:35 | ⑥ 武士ヶ峯 登山口 | |||||||||
0:26 | - | 4:17 | ||||||||
1014m | 12:01~12:27 | 0:26 | ⑦ 武士ヶ峯 P1014 | |||||||
0:09 | - | 4:26 | 0:09 | |||||||
12:36 | ⑧ 武士ヶ峯 南峰 P1035 | ASC(総上昇)プロトレック | 980 m | |||||||
1:15 | - | 5:41 | 1:24 | |||||||
13:51 | ⑨ 林道終点 | DSC(総下降) 〃 | 970 m | |||||||
0:52 | - | 6:33 | 2:16 | |||||||
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14:43 | ⑩ 塩野 | 総上昇量(GPS) | 1200 m | |||||||
6:59 | 0:26 | 6:33 | - | 移動距離(GPS) | 15.7㎞ |
奈良 → 《R24》 → 《京奈和道》 御所IC → 《R309》 → 《R168》 → 坂本 → 《県53》 → 塩野集落 県道入口
県道53号を五條市大塔町から天川村に入り天ノ川を渡った橋の南詰(塩野集落への県道入口)
P → 塩谷廃集落 → P871 → 乗鞍岳 → 三角点 △1007.5(塩野) → 矢ハヅ峠 → 武士ヶ峯(北峰) →武士ヶ峯(南峰)P1035 → P937 → P919 → 塩野集落内 → P
今日はお彼岸の中日(3月20日(日))の振り替え休日。
早くも東京では開花宣言が発表された。
今回は、「弘法大師の道 (Kobo Trail)」の途中にある「乗鞍岳」と「武士ヶ峯」へ塩野から周回する予定とした。 (弘法トレイルは、武士ヶ峯は北側を林道で巻いている)。
塩野から乗鞍岳、武士ヶ峯から塩野へのルートは地理院の地形図に点線で載っているが、昭文社の「山と高原地図」にはルートとして案内されていない。そんなんで少しルートに不安があるが、地形図を見る限り、傾斜の緩い尾根のようなので、何とかなると踏んで出発。
道路が空いていたこともあるが、思ったよりも早く現地に着いた。自宅から 1時間45分、距離は 76㎞ だった。
塩谷に向かう林道の入口に駐車。
その林道を道なりに遡って行き、橋を渡ると舗装が切れ広い場所に出た、その広場の先にある山から流れているコンクリートの側溝の横から入山。
入山地点はハッキリ分からなかったが、側溝に沿って登って行けばよいと思い取掛ったが、すぐ上で倒木が邪魔をして前に進めなかった。
周りを見回し、歩けそうな所や獣道をを拾いながら登って行くと、石垣がありその上に廃屋があった。その上にも石垣と廃屋があり、その廃屋の右側から上がって行くと、尾根に繋がると思われる U字にえぐれた古い道があった。しかし、これも多くの倒木がありその道をまともに進めないので、適当に登って行く。
そんな状態で、古道に沿って歩きやすい所を登って行くと、右に山腹を巻いて行く杣道があったので、暫くその杣道を進む。
尾根頭を巻くような所で、上の稜線に向かう古い踏み跡があったので、杣道を別れ、その踏み跡に入る。取っ掛かりは傾斜はキツイかったが足元は良いので頑張って登って行く。少し上がると傾斜は緩くなり、踏み跡(作業道?)はそのまま稜線に向かって続いていた。
稜線(尾根)に出て、その尾根を登りに掛かると、突然にフラットな場所に出た、2~300坪程はありそうな感じだ。その先も
2~3m上がると、またフラットに整地された広い場所に出た。そんな広いエリアが尾根上に3段ほどあったが、昔の砦の跡か何かの跡だろうか。
尾根上は荒れているが古い道があり、ダラダラと登って行く。時々倒木等があるが大した事はない。
藪っぽいピーク(P871)に上がると、正面にテープがあったのでその指示にしたがい、その方向に少し下ると方角が違う。GPSで方位を確認し、目的の尾根方向に移動する。その尾根を下り始めると、左側から明確な道が合流して来た。地形図にある大塔町簾からの道のようだ。
その道と合流してからは、道は一層明確になった。しばらく行くとその道は尾根横をトラバースするように向かっていたので、その道を別れ尾根沿いに進むことにした。
そこから少し登り、尾根上の傾斜のない所に出ると藪っぽくなり、歩きづらくなった。その先で下りにかかると前方の尾根鞍部を林道が切通して尾根を分断していた。その林道に下り左側に少し行ってみると、先ほど別れた山道が切通しのすぐ下側で林道に繋がっていた。
尾根を分断している林道から、反対側の尾根に入る。こちら側は傾斜がキツク登りの距離も長い。100mほど高度を上げると、ピークに出て左からの「弘法大師の道 (Kobo Trail) 」 に合流した。ここから暫くは、その弘法トレイルを進む。
その弘法トレイルを少し進むと、乗鞍岳に着いた。一服したいところであるが展望も何もなく、ジッとしていると風があり寒いので、オニギリを歩きながら食べ先に進む。
乗鞍岳の山頂から少し下ると、その先で長い急下りが始まった、手がかり・足がかりが殆どなく非常に滑りやすい場面であるが、ロープがあるので要所要所でそのロープを頼りに下る。
尾根上の弘法トレイルをアップダウンを繰り返しながら前進するが、ピークには弘法トレイルの表示があり尾根間違いはすることはない。
P942を下った尾根鞍部で右から、地図上にない舗装林道が合流して来た。このまま尾根の小さなコブを進んでも、すぐ先でまた林道と合流すると思われたので、ここは林道を歩く。予想通り林道はすぐ先で尾根を交差していた。
弘法トレイルは尾根上を行くので、林道を別れ尾根に入る。
暫く登りが続き、その先ダラダラと尾根上を進むと、ピークに出た、例によって弘法トレイルの道案内があった、P989だ。
P989から下ると、又々林道と交差。先ほどからピークを迂回しながら尾根沿いに続いている舗装林道は、この先の尾根を右側へ迂回しているが、左側に迂回していく、細い未舗装の林道もあった。
ここは、林道に挟まれた尾根に向かう。チョットした尾根上のピークを越えると、又々林道と合流。
弘法トレイルはここから林道を進むが、この先の尾根上には、三角点があるので尾根に向かう。
林道から一登りすると、三角点があった △1007.5。
三角点から前方に下り、林道に合流するが、地形図にある「矢ハヅ峠」が、すぐ先の尾根上にあるので、再び尾根に入る。
少し上がった小さなコブが地図上の「矢ハヅ峠」の位置であるが表示も何もない。何の特徴もないこんな所が地形図に表示される場所かと不思議に思う。
「矢ハヅ峠」の先で林道に合流し、その先からは武士ヶ峯への登山口まで林道を歩く。
右方向に、登山口を見落とさないように確認しながら暫く進むと、踏み跡らしき所の先にテープが見えた。位置的に間違いなさそうなので、その踏み跡に入る。
登山口はアスファルトで固められ、その上を落ち葉が覆っていた。登山口の直ぐ先に獣除けのネットフェンスがあった。紐で固く結ばれていたので解くのに苦労した。冬場で凍っていたら手袋をはめて解くのは不可能だっただろう。
ネットに入ると明確な道が上に登っており、ドンドン進む。暫く登った所でその道は山腹を巻いて行き始め、突然に道が消えた。
辺りを見回すと、上方にテープが見えた。しかし消えた道の上方は全面ヤブだ。
方向は間違いないので、意を決しヤブに突入。
藪の中を歩けるところを拾いながら急登を登って行く。完全にルートを逸脱しているが、ここまで来た以上は前進あるのみ。防水のウインドブレーカーを破かないように注意しながら進むも、何度もヤブに引っ掻ける。
そんなんで、何とか山頂近くまで来るとネットがあった、ネットの中に入ったので当たり前だ。しかし上がってきた所にはネットの出入口はない。ネット沿いに出入口を探し左右に探しに掛かったが、相変わらずヤブがひどい。倒木があり何とかネットを越えられそうな所があったので、リュックをネット外に放り投げ、大股をあげ、何とか脱出。
ネットを抜け出た所が、武士ヶ峯(北峰)の山頂だった。ネットの外側にはヤブはなかった。
昼飯にかかる前に、正規のルートはどこかと辺りを見回すと、踏み跡はネットの外側沿いを下っていた。少し下ってみたが、まだ先までネットの外側を下っていたので、登り返すのがしんどいので引返す。
山頂表示の横の切り株に座り昼食開始。
例によって昼食後に、コーヒーとコンビニドーナッツを食し、下山に向かう。
尾根方向を間違えないように確認しながらダラダラと登ると、武士ヶ峯の南峰に到着。
山頂表示は見当たらなかった、先ほどの武士ヶ峯(北峰)より、こちらの方が21m高いが、武士ヶ峯の名前は北峰に取られている。
その、南峰から塩野に向かう尾根に入ると、所々に倒木等で歩きにくい所はあったがルートは分かりやすく、傾斜も緩やかなので、快適に下って行く。
ピークらしくもなかった P937の位置確認をし、その前後から道は明確になりつつあり、尾根上のデコボコを避けながら緩やかに下って行く快適な山道になった。
その先で、「止山」の看板が出てきた。「止山」の期間があり、マッタケシーズン(H27/9/1~11/14)まで となっていた。今は時期的に関係ないが、「止山」とは全山禁止で、尾根上を通っている山道も通過できないのかな? それとも有刺鉄線やビニール紐があった山の斜面の事かな?
尾根上にも松(赤松?)の木は多く見受けられたが・・・。
その先も、ドンドン下り、段々道が広くなってくると、落ち葉でコンクリート面が覆われた林道に繋がった。
その林道を少し下ると、猛犬訓練所の看板があった、軽トラが1台停まっていたが、犬の鳴き声は聞こえなかった。
そのまま林道を下り、墓地の所で、林道は迂回しているが、墓地の横から塩野の集落内の道に繋がる山道に入る。
少し下ると、集落内の道に合流。その長い集落内の道をブラブラと下り、無事にスタート地点の駐車地に戻った。