TKMデジカメ山歩き 2016/10/10(月)
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秋晴
行者還岳七曜岳大普賢岳
スタート:90番ポスト ⇔
ルート :
大普賢岳=関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
行者還岳=関西100名山
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
大普賢岳
 Ⅲ△1780.14m (普賢森)
行者還岳 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△1546.57m (行者還)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
1070m  07:11   ① R309 90番ポスト 0:47 - 0:47   出発時間 05:05 16:10
   07:58   ② 奥駈稜線出合 P1458 到着時間 07:00 18:55
0:37 - 1:24  
   08:35   ③ 行者還小屋 片道距離 84 ㎞ 84 ㎞
1:04 1:25 2:28  
1584m  09:39~09:49 0:10 七曜岳 P1584 往復距離 119 ㎞(AVG= - )
1:28 1:25 3:56  
1780m  11:17~12:02 0:45 大普賢岳 △1780.1  
1:19 1:15 5:15 1:19
   13:21~13:30 0:09 ⑥ 七曜岳(弥勒・国見経由)  
0:54 1:10
+≒0:15
6:09 2:13
1548m  14:24   行者還岳 △1548.6  
0:24 6:33 2:37
   14:48   ⑧ 行者還小屋 ASC(総上昇)プロトレック 1395 m
0:32 - 7:05 3:09
   15:20~15:28 0:08 ⑨ 奥駈稜線出合 P1458 DSC(総下降) 〃 1395 m
0:32 - 7:37 3:41
   16:00   ⑩ R309 90番ポスト 総上昇量(GPS) 1474 m
  8:49 1:12   7:37 -     移動距離(GPS) 15.1 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 川合 ⇔ 90番ポスト (行者還りトンネル東口より 1.3㎞)


駐車場

90番ポスト横の道路が広がった所に路駐


ルート

P ⇔ タイタン ⇔ 奥駈稜線出合(P1458) ⇔ 行者還小屋 ⇔ 七曜岳 ⇔ 大普賢岳 【往復】
※ 帰路に弥勒岳・国見岳・行者還岳に寄る


記録

3連休(10/8~10)の真ん中だった昨日の午前中までの大雨が降ったが、午後から一転して好天気になるとの天気予報
連休最終日の今日(体育の日)、その秋晴れの好天気を見逃さず山歩きに
気候も良い時期なので、奥駈道をタップリと歩いてみることにした

R309の行者還りトンネル東口から天ヶ瀬まで、災害の影響で、9月14日から通行止めになっていたが、交通規制情報を確認すると 10月5日から規制区間が短くなり 90番ポストまで行けるように表示されていた
で、奥駈道まで手軽に上がれる、90番ポストの所から清明ノ尾経由で奥駈道に上がり大普賢岳まで奥駈道の往復を歩く事とした

少し長距離の山歩きになるので(実際にはそれほど長距離ではなかったが)、あさ早めに起き自宅をスタート。まだ外は真っ暗だった。

熊渡を 6時半くらいに通過したが、橋の前の駐車スペースは一杯だった。
当方の前には名古屋ナンバーの大型SUVが走っており、後方からも 1台ついてきた。
トンネル西口の有料駐車場の少し手前にある無料の駐車スペースは一杯になっていた。こんな状態を見たのは初めてだ。有料駐車場には係員が 2名いて到着する車をさばいていた。
連休最終日の久しぶりの秋晴れで、ヤマ愛好者がドッと押し寄せたのかな。

トンネル入り口にあった「この先通行止め」の表示を横目に、トンネルを抜けると、東口には 車が 1台しか駐車していなかった。
東口にも「この先通行止め」の表示があったが、バリケードはなかったのでそのまま先に進む。
予定の 90番ポストに着くと、その先にバリケードがあり完全通行止めとなっていた。交通規制情報通りだった。
そこには駐車している車はなく、東口も 1台しか駐車していなかったが R309の通行止めの影響かナ


鉄階段を上り入山。歩きやすいルートなので順調に登って行く。
30分弱で、タイタンのある「清明ノ尾」に合流。ここを訪れる度にタイタンは惨めに朽ちていっている。
その先、林道を少し歩き、林道が尾根から外れる所で林道を別れ、尾根芯を登って行く。
足元にミヤコササが現れ、その中の明確な踏み跡を登って行くと、間もなく奥駈の稜線に到着。スタートして 47分だった。

そこからは目的の奥駈道歩き。
前方に大普賢の雄姿を垣間見ながら進む。奥駈はいつ来てもいい気分で歩ける。
天川辻の直ぐ先で奥駈道の横にある旧鉄塔台地に登ると、秋空の中 大展望が広がっていた。空気が澄んでいて台高の稜線が一望だ。

窓の開いていた行者還小屋を横に見て、そのまま先に進む。水場のあるガレた急坂の所は、以前より登りやすくなったように感じた。
行者還岳への分岐は、帰路で寄ることにして奥駈道をそのまま進む。

P1485の軽いピークを越えると、七曜岳の登りに掛かる。この辺りから岩場が出てきて、道が少しややこしくなり始める。
和佐又への分岐を右に見て、鎖場を上がると七曜岳の山頂だ。3組ほど先着者がいた。
そこまで誰も見かけなかったが、大普賢からの周回者で賑やかしくなってきた。ここで一服しオニギリを小腹に入れる。
正面のバリゴヤノ頭や稲村ヶ岳をカメラに収め、先に進む。

少し長めの鎖場を慎重に下り、濡れた木の空中廊下で滑らないように慎重に歩く。
稚児泊を超えると、鎖場が続く「薩摩転げ」だ、周回者が時々回ってきているので、譲り合ったり落石しないように注意がけながら進む。

国見岳も帰路に寄ることにして、山頂を回り込んで少し下ると水太覗の鞍部だ。そこからも絶景が広がっている。
帰路にココ(水太覗)で昼食にすることにして、そのまま大普賢の山頂に向かう。
大普賢岳の西側に巻道があった筈なので、その巻道から大普賢岳の北側に回り、山頂に上がるつもりで、巻道の分岐を注意しながら進んだが、それらしき分岐は見当たらなかった。致し方ないのでそのまま山頂に上がる。

山頂手前で、同年輩の単独さんに、当方が反対方向から登って来たからか、道の状況を尋ねられる。周回するかどうか迷っておられるようだ。激下りと登り返しがあるが、コースタイムで 4時間ほど、無双洞のおいしい水場もあり面白いコースですよ、と答えた。

大普賢の山頂には数組の先着者が居たが、風もなくスペースが空いておりゆっくりと出来そうだったので、水太覗での昼食はやめ、ここで昼食にすることにした。
このところ定番になっている食後のコーヒーのお供にコンビニの「ふわふわドーナツ」を食べ、お腹を膨らましてから下山に向かう。

大普賢岳から急坂を下ると水太覗、3組ほど昼食をしていた。
往路でパスした、弥勒岳・国見岳に寄り道をして、薩摩転げを慎重に下り、七曜岳で水分休憩する。
七曜岳からすぐの所にある、和佐又への分岐に気が付かず、奥駈道を七曜から 30分くらい進んだ所で、大普賢岳で周回を勧めた単独さんが、前方から来られた。
和佐又への分岐に気が付かず、奥駈道を真っ直ぐ来てしまい引返す途中との事。携帯のGPSの地図が圏外になって迷っているとの事。
分岐は七曜岳から直ぐの所にあり、こちらから行く場合は石柱標識があるので見落とす事はないと思うと答え、別れた。

これからだと、和佐又には順調に戻ったとしても 5時くらいになるだろうか。日没に近くなってしまう。
一応周回を面白いですよ と云った手前、心配だ。

行者還岳にも寄ったが三角点にタッチしたのみ。
ガレ場にある水場で顔を冷やし、行者還小屋はそのまま通過し先を急ぐ。
「清明ノ尾」への分岐点の P1458で最後の水分休憩を取る。

奥駈の稜線を別れてから、スタート地点まで 30分弱で下山したが、最後で道を外してしまい、尾根先まで出てしまった。少し北側に戻ると、ルートに出合い無事下山する事が出きた。

 
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90番ポストの横に路駐
R309の交通規制の情報が10/5にトンネル東口から 90番ポストまで通行できるように変わっていた

明確な尾根道を登って行く
傾斜のきつい場所には、丸太で階段が作られている

「しめじ」みたいだか

「清明ノ尾」に合流手前の、非常に目立つ大木

タイタン
訪れる度に、惨めに朽ちていっている

タイタンを直撃している大木
枝の穴に水が溜まっている

林道は尾根を外れて行くので、ここで林道をを別れ、尾根芯を登って行く

ミヤコササが足元に出てきた

奥駈道の稜線に到着
P1458地点

前方に大普賢岳のゴジラの背中と、左に行者還岳が見えるが、遠くに見えるな

きのこ

奥駈の稜線歩きは気分爽快
朝早いためか誰も見かけない

天川辻

08:32 天川辻の先の撤去された鉄塔の台地から

途中から上がった清明ノ尾

行者還小屋と行者還岳
窓が開いていたので誰かいるようだが、そのまま通過

行者還

水場

七曜岳への登りに掛かると、ややこしくなり始める

階段場も

和佐又・無双洞への分岐

七曜岳に向かう時は、見落とす事はないが、七曜岳から下って来た時は、ボーとしていると見落とす。現に帰路、この分岐に気が付かなかった。

大普賢で単独さんに七曜へ周回の事を聞かれたが、変化があって面白いコースですよ 答えた。その単独さんが行者方面から引返してくるのと出合う。分岐を見落としたとの事。和佐又に着く頃には日没かも。一応勧めたこともあり心配だ

七曜岳
一服しオニギリを小腹に入れる。
2組先着者がいた

09:47 七曜岳からのパノラマ

七曜岳より①
行者還岳(手前)と弥山

七曜岳より②
バリゴヤノ頭

七曜岳より③
稲村ヶ岳

岩に苔むした、日本庭園のような所もあり

大普賢にはまだ距離がある

稚児泊

薩摩転げ
カニの横ばいの様な所を進むが、丈夫な鉄クサリがあるので問題ない

水太覗
 

11:01 水太覗からのパノラマ

水太谷

大普賢岳 山頂に到着

当初は、水太覗で昼食の予定であったが、大普賢の山頂は案外に人が少なく、スペースも空いており風もなかったので、ここで昼食とした。
今日のコーヒーのお供は、ふわふわドーナッツ(カスタード&ホイップ)

11:19 大普賢岳 山頂からのパノラマ①

12:00 大普賢岳 山頂からのパノラマ②

大普賢岳 山頂から①
稲村ヶ岳と大日山

大普賢岳 山頂から②
山上ヶ岳

大普賢岳 山頂から③
弥山・釈迦ヶ岳

水太覗の手前側

小普賢と和佐又山、遠方の崖は大蛇嵓

弥勒岳
表示があったので寄ってみた。縦走路のすぐ横

国見岳
ピークがハッキリしていないので、ここを探すのに少しウロウロ

稚児泊

七ツ池(鬼の釜)
大きな窪地だが水はない

七曜岳手前の空中廊下

七曜岳
水分休憩を取る

七曜岳から見た大普賢岳

みなきケルン
昭和40年 大工大 ワンゲルの遭難碑

行者還岳への分岐

行者還岳
今回は、三角点をタッチしたのみ

行者還岳から下る途中に見る大普賢岳

行者還小屋と行者還岳
あさ通過した時に開いていた窓は締まっていた

「清明ノ尾」分岐(P1458)に到着
最後の水分休憩

太陽は弥山方向に傾いていた

奥崖を離れ「清明ノ尾」(正面)を下る

タイタン
日が傾き、影が長くなってきた

清明ノ尾から支尾根(90番尾根)に入った所にある特徴的な大木

無事下山

通行止めの影響だろうか、駐車しているのは当方の車だけ。
トンネル東口も 2台しか見なかった
 
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