TKM の デジカメと山歩き | 2016/11/12(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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快晴 | |||||
稲村ヶ岳・大日山 | |||||
スタート:観音峯登山口 → | |||||
ルート :↑クロモジ尾、↓みたらい遊歩道 | |||||
稲村ヶ岳=関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
稲村ヶ岳 | |||||
Ⅲ△1726.14m (稲村岳) | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
770m | 07:12 | ① 観音峯登山口 | 0:35 | - | 0:35 | 出発時間 | 05:30 | 15:25 | ||
640m | 07:47 | ② 白倉出合(みたらい峡) | 到着時間 | 07:00 | 17:55 | |||||
0:44 | - | 1:19 | ||||||||
08:31 | ③ クロモジ尾 登山口 | 片道距離 | 70 ㎞ | 70 ㎞ | ||||||
2:29 | - | 3:48 | ||||||||
1726m | 11:00~11:14 | 0:14 | ④ 稲村ヶ岳 △1726.1 | 往復距離 | 140 ㎞(AVG= - ) | |||||
0:20 | - | 4:08 | 0:20 | |||||||
1689m | 11:34 | ⑤ 大日山 P1689 | ||||||||
0:24 | - | 4:32 | 0:44 | |||||||
11:58~12:22 | 0:24 | ⑥ 山上辻(稲村小屋) | ||||||||
0:48 | 0:50 | 5:20 | 1:32 | |||||||
13:10 | ⑦ 法力峠 | ASC(総上昇)プロトレック | 1140 m | |||||||
1:16 | 1:00 | 6:36 | 2:48 | |||||||
14:26 | ⑧ 洞川 | DSC(総下降) 〃 | 1135 m | |||||||
0:43 | - | 7:19 | 3:31 | |||||||
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15:09 | ⑨ 観音峯登山口 | 総上昇量(GPS) | 1109 m | |||||||
7:57 | 0:38 | 7:19 | - | 移動距離(GPS) | 19.7 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 川合 ⇔ 《県21》 ⇔ 観音峯 登山口 P
観音峯登山口休憩所の駐車場
P → 《みたらい渓谷》 → 白倉出合 → 《白倉谷林道》 → クロモジ尾登山口 → 《クロモジ尾》 → 稲村ヶ岳 → 大日山 → 稲村小屋 → 法力峠 → 洞川温泉センター → P
紅葉情報を見ると、みたらい渓谷の紅葉は今が見頃との事
その紅葉現物を兼ねて観音峯に行く事にした。
昨夜、寒かったのでいつもは氷水で割って飲む焼酎をお湯で割って飲んでたら、飲み過ぎてしまい、酔いが回りいつもより早く寝てしまった。
そのため、朝早く目が覚めたので、自宅スタートが思ったより早くできた。
現地の観音峯登山口休憩所の駐車場に着くと、朝早い時間なのに既に半分以上は埋まっていた。
リュックの登山者もいるが、大型カメラをもった紅葉見学者が多いようだ。
あさ家を出る時は、今日の予定は駐車場から「みたらい渓谷」を往復し、観音峯から法力峠に抜け、洞川から「みたらい遊歩道」経由で周回する予定だった。
しかし、ここにきて「みたらい渓谷」を往復するのは何となくイマイチと思い、そのまま白倉林道へ抜け「クロモジ尾」経由で稲村ヶ岳に登って、帰路は観音峯経由、もしくは洞川経由で周回することに急遽変更して、駐車場をスタートした。
駐車場の横の吊橋から「みたらい渓谷」を見下ろすと、木々は紅葉していたが、鮮やかな赤や黄色の紅葉は少ないので迫力はイマイチだ。
そんな紅葉景色を見ながら、写真を何枚も撮りながらブラブラと遊歩道を下って行く。早い時間にもかかわらず、途中多くの紅葉見学の人と出会う。
R309の御手洗橋の北詰に下り、R309から白倉谷林道に入り、林道をダラダラと登って行く。
クロモジ尾を初めて登った 2年前(2014/5/31)、白倉谷林道に入ろうとしたら、入口に立て看板があり、「800m先通行止め」となっていた。その通行止め地点の手前に駐車して、クロモジ尾から稲村ヶ岳に往復したことがある。
その通行止めの原因だった崖の崩落による林道の落石は、多くの巨岩が林道を完全に塞いでおり、落ち切っていない山側の崖は危険そのものだった。その時は修復は困難かと思ったが、今はそのあとかたもなく完全に修復されていた。
その林道を 40分以上歩き、ようやくクロモジ尾への登山口に到着。
登山口の標識やマークなど何もなく、少し上の方の分かりにくい所に木製の朽ちた階段の残骸が残っているのみだ。
そこから入山、朽ちた階段の上に上がると、右に薄い踏み跡の平行道が続いている。
少し平行に進むと、テープの目印があり、左に折り返し登って行く分岐がある。その分岐に入り、それ以降、踏み跡らしき所を拾いながらジグザグに山の斜面を登って行く。紛らわしい獣道のような所もあり、道らしい所を選んで進むが、途中で完全に踏み跡を見失う。
致し方ないので、適当に歩きやすい所を、尾根を目指して急な山の斜面を登って行く。尾根が近付くと倒木が多くなり右往左往しながら倒木を越えて行く。
高度 970mの尾根に上がると、前方が開け、観音峯から三ツ塚への稜線が、青空とクッキリ分かれており、また山腹の紅葉と緑の植林とのコントラストもハッキリしていた。
そんな尾根を少し進むと、急な尾根登りに変わり、尾根芯にネットが出てきた。そのネットに付かず離れずに踏み跡を拾いながら登って行く。
高度 1150mの主尾根が近くなると、ネットが前方を塞ぐように回り込んでいるので、そのネットを越え尾根芯に出る。そこからも反対側に展望がある。
その先は、明確な尾根の登りになるのでルート取りに気を使う事はない。
木材の運搬に使われたと思われるヤグラの先で左の尾根に移動すると、その先は尾根上にシャクナゲが多くあり、そのシャクヤクが鬱陶しい。
踏み跡を拾いながら、シャクナゲ・ヤブを避けつつ、しばらく進むと登りの傾斜がキツクなる。P1544まで滑りやすい急傾斜の登りが続く。
P1544を過ぎ、一登りすると、足元は笹原に変わり、やがて縦走路に合流。
その先、稲村ヶ岳まで何人かとすれ違う。
稲村ヶ岳の展望台に上がると、青空の下、大展望が広がっていた。
ついでに、山頂北側にある展望岩まで移動し、展望台からは見えなかった大日山や歩いてきた尾根の展望を見る。
帰路に久しぶりに、大日山にも登ってみる。山頂までの途中で数組とすれ違う、結構寄って行く人が多い。
稲村小屋に着くと、ちょうどお昼。多くの人が休憩していたが、運よくベンチが 1ツ空いていた。
今日も山専ボトルにお湯を入れて持ってきたので、そのお湯でカップうどん・・(いつものスープヌードルは飽きが来たので、今日はカップうどんにした)・・ にかけて食べたが、少しだけ温度が低かった。食べるに問題はなかったが、面倒くさがらずに再沸騰すればよかった。
そのお湯でコーヒーを入れ、コンビニ・ドーナッツを食べる。
さて、下山を ①観音峯山経由か、②洞川から「みたらい遊歩道」経由にするかで迷ったが、歩いた事のない、後者の②にすることにして、下山に向かう。
法力峠までそれなりに一生懸命に歩いたが、コースタイムとほとんど変わらなかった。
洞川・母子堂分岐で、今まで歩いた事のない左の洞川方面に折れる。稲村ヶ岳へは現在は母子堂からがメインとなっていると思われるので、洞川方面には人は余り歩いていないと思われるが、案外に道はシッカリしていた。
途中、五代松鍾乳洞の出口があり、その下側にある入口の前を過ぎると、モノレールの駅になっていて、ちょうどヘルメットを被った見学者が、モノレールに乗って上がってきた所だった。その鍾乳洞見学者を横に見て、当方は歩いて下る。
その先、ごろごろ茶屋への分岐を右に見て、そのまま洞川方面に進むと、今度は「奥の院登拝口」を横断する。
何もない山道かと思ったが、変化に富んでいた。
そのままダラダラと下ると、県道21に着地。修験者の宿泊施設や商店街を抜け、突き当たると洞川の温泉施設だ。大変に賑わっており駐車場はほぼ満杯状態で大型バスも数台駐車していた。
みたらい遊歩道への入口が分からす、温泉施設から橋を渡りかけたが、橋の途中で川下を見ると、川(山上川)の左岸、川と温泉施設の間に通路があり、ハイキング者が歩いていた。橋を引き返すと、橋の袂に入口があり、みたらい遊歩道の看板もあった。
ブラブラと川の左岸沿いの「みたらい遊歩道」を歩いていると、みたらい渓谷まで散策に行ってきた人たちだろうか、多くの人とすれ違う。
そんな道を 40分以上歩いて、スタートした観音峯登山口休憩所の駐車場に戻ると、駐車場は満車になったようで、駐車場の出入り口付近に無理やりに駐車している車も何台かあった。