TKMデジカメ山歩き 2016/7/16(土)
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高塚山・三本栂・行者還岳
スタート:行者還TN東口→
ルート :
行者還岳=関西100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
高塚山
 Ⅲ△1363.67m (高塚)
行者還岳 足跡のダウンロードは こちらから
ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△1546.57m (行者還)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
1100m  08:31   ① トンネル東口 0:49 - 0:49   出発時間 06:00 16:15
   09:20~09:26 0:06 ② ナメゴ林道 取付き点 到着時間 08:20 19:10
0:43 - 1:32  
1363m  10:09~10:21 0:12 高塚山 △1363.7 片道距離 77 ㎞ 84 ㎞
0:48 - 2:20  
1289m  11:09   三本栂 P1289 往復距離 161 ㎞/avg.-
1:05 2:00 3:25  
   12:14   ⑤ 一ノ垰  
0:54 1:00 4:19  
   13:08~13:45 0:37 ⑥ 行者還小屋  
0:24 - 4:43  
1546m  14:09~14:15 0:06 行者還岳 △1546.6  
0:58 - 5:41 0:58
   15:13   ⑧ 清明ノ尾分岐 P1458 ASC(総上昇)プロトレック 1000 m
0:34 - 6:15 1:32
   15:47   ⑨ 90番ポスト(R309) DSC(総下降) 〃 1005 m
0:18 - 6:33 1:50
   16:15   ⑩ トンネル東口 総上昇量 GPS 1150 m
  00:00 1:01   6:33 -     移動距離  〃 17.5 ㎞
 
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アクセス
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 行者還トンネル東口
駐車場
行者還トンネル東口
ルート
P → 《林道ナメゴ線》 → 高塚山 → 小谷林道分岐 → 三本栂 → 小谷林道分岐 → 一ノ垰 → 行者還小屋 → 行者還岳 → 行者還小屋 → P1458 清明ノ尾分岐 → 《清明ノ尾》 → タイタン → R309 90番ポスト → P
記録
月曜日は「海の日」の祝日で今日から3連休(7/16~18)、年金生活の当方には関係ないが・・。
天気予報では連休初日の今日 10日のみが晴との事。

暑さと湿気が高いので、できるだけ標高の高い所から登りたい。と云う事で行者還りトンネルを起点に奥駈道を歩くことにした。トンネルの標高は 1100mある。

標高差も余りなく、歩く距離もそれほど長距離を考えていないので、普段起きる時間に起床。
それほど慌てずに自宅を出たら、途中で案外に通行量が多く、現地まで 2時間20分もかかってしまった。

有料になってから一度も停めたことがない、トンネル西口の駐車場を横に見て、トンネルを抜けると東口には車は 2台しか停まっていなかった。時間が遅くなったので駐車に苦労するかと心配していたが拍子抜けだ。
3連休の初日で天気も良い予報なのに、西口の駐車場の方もそれほど多く駐車していなかった。オオヤマレンゲのシーズンも終わって一服と云う所かな。


トンネル入り口横の「林道ナメゴ線」の起点より、その廃林道?に入る。
入って直ぐに、ナメゴ谷の源頭部を回り込んでいくが、以前あったと思われる駐車適地の広場は大きくその谷に崩れていた。
林道は荒れ放題で岩ゴロ道が多く、また土砂崩れで道が埋まっている所もあるが、歩くには支障がない。

50分程そんな林道を歩くと、小さな尾根先を回る所で、崩れた木の階段があった。高塚山から北に下りている 2重尾根の西側の尾根から派生している支尾根だ。
その支尾根と 2重尾根の西側の尾根との間の谷が大崩れしており、通過困難な所だ。

本来はその尾根先から登りたかったので、大崩れしている崩壊場所を横切ろうと踏み跡らしき所に少し足を踏み入れたが、余りにも危険すぎて引返す。
崩壊している上部から迂回出来そうな感じもしたが、足がすくんでしまい渡る気か萎えてしまったので、先ほどの木の階段の所から登ることにした。

林道からの取っ掛かりの 2~3mは、木の階段はほとんど崩れて登りにくかったが、すぐ上の樹林帯に入ると、朽ちてはいるが木の階段が残っているので歩きやすくなった。
傾斜が緩い所には階段がないので、踏み跡を拾いながらルートを外さないように登って行く。

木の階段がなくなると、間もなく左手からの主尾根に合流。目印やマーカーはないので、下りではこの分岐は分かりにくいので要注意だ。
合流した主尾根はそこそこ傾斜のあるものの障害物はないので、適当に歩きやすそうな所から上を目指す。

今日は蒸し暑そうだったので Tシャツ1枚でスタートしたが、案の定蒸し暑く、林道から 300m程度の登りしかなかったのに、汗ビッショリになってしまった。少し搾れば滴が落ちる位に濡れている。

高塚山の三角点にはドンピシャで突き上げた。山頂は少し風があり、ガスのせいかまだ気温が余り上がっておらず、濡れたTシャツで汗冷えして寒くなった。タオルで体の汗を拭い、濡れたTシャツもそのタオルでふく。
こんな経験は初めて、ジムで毎日のように汗を流しているので新陳代謝が良くなったのかな。
オニギリで小腹ごしらえをして、長袖の薄手のシャツを1枚上に着て高塚山をあとにする。

奥駈に向かう雰囲気の良い稜線上を歩く。ガスがかかっていて、少し神秘的な森の雰囲気だ。
小谷林道への分岐の少し手前で稜線上に岩稜が出てくるが、テープの指示に従い左(南)から巻く。

その分岐に到着し、先ほどから頭にちらつき始めた三本栂に往復することにした。
ダラダラと稜線を下って行き、少し登ると三本栂。5年前に1度訪れているが、静かな森の中で中々の雰囲気の良い所だ。
直ぐに引返し、先ほど軽快に下った坂をエッチラ・オッチラと登り返すと、先ほど別れた高塚山への分岐点だ、P1418のピークを踏んで、奥駈道に向かう。こちらの稜線も大変に雰囲気の良いブナの森だ。

登りに掛かり、ササ地帯が現れると間もなく奥駈道へ合流。
その奥駈道を少し下ると、トンネル東口に下る論所ノ尾への分岐点。そこから少し先が一ノ垰。以前にあった小屋は撤去されており、今は小さな空地が残っているのみだ。

暑くなってきた奥崖の稜線を歩いていると、しなの木出合の標識の前で単独さんが休憩していた。入山してから初めて見る人だ。

帰りに下山する予定の清明ノ尾分岐の P1458を過ぎて、30分程で行者還小屋に到着、小屋の横にテントが張ってあったが、人影は無く小屋の中も無人。

行者還小屋の中で遅くなった昼食。コーヒーを飲んだりゆっくりとしていたが、休憩中誰も訪れる事はなかった。
だいぶ疲れたがまだ時間があるので、行者還岳に往復してから下山することにする。

行者還岳の南側にある唯一の展望地から、午前中はガスがかかっていて見えなかった展望を今日初めて見て、その景色をスマホのパノラマモードで撮る。
なお、今までパノラマはコンデジで取っていたが、スマホにパノラマモードがあるのを最近知った。そのスマホの方がパノラマの接続が綺麗だ。

行者還小屋まで戻ると、行者還岳までの往復は 53分、意外とかかった。
小屋の南側の旧鉄塔台地から台高方面の景色を望む、残念ながら一番高い日出ヶ岳の周りのみガスがかかっていたが、その他の台高の稜線は綺麗に見えていた。

P1418の清明ノ尾分岐で奥駈道を別れ、その清明ノ尾に入る。踏み跡は奥駈道並みに濃い。最近ココを歩く人が多くなった様だ。

少し下ると単独の先行者がいた、先に行かさしてもらい、その先で次第に見苦しくなってきているタイタンを横目に見る。ココで清明ノ尾を別れ右の支尾根に入る。
木の階段等もあり、整備されたルートだ。
暫く道なりに下ると、真下に舗装道路が見え、その道路に下る鉄階段を降りると、R309の90番ポストに着地。車が4台ほど停まっていた。

90番ポストからトンネル東口の 102番ポストまで 1.2㎞を ブラブラ 13分程かけて歩き、今日の行程を終える。

先行駐車していた2台の車は、もう帰っていた。
 
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行者還トンネル東口
この時間で、2台しか駐車していなかった。
 

「林道ナメゴ線」起点をスタート
上の方はガスっぽい

上の木、今にも崩れそうだが、頑張っている

大荒れの林道
今のところ歩くには支障がない

崩れているが木の階段の跡が残っている。この先の崩壊地が渡れなければ、ここから入山の予定

大崩壊地
少し足を踏み入れたが、余りにも危険で引返す。上部から迂回できそうだが、足がすくんでしまった

木製の階段はほどんど崩れているが、すぐ上の森に入れば形はまだ残っていた

この木製階段を追って、先に進む

細尾根もあり、危険はない

主尾根に合流
この主尾根から下山すると、大崩壊地が待っている。当方が登って来た左側から下るにはルート確認が難しい。

高塚山の山頂が近付いてきた
厳しい登りと湿気で、Tシャツが搾れるくらい汗ダク

高塚山 山頂に到着
気温が案外に低く、汗冷えして寒い。とにかく、濡れたTシャツの水分をタオルで取る

山頂の横で風を避け、オニギリを1個食べ小腹ごしらえ。
Tシャツ1枚では寒いので、シャツを1枚上に着て、先に進む

ガスで神秘的な森に変身

根が上に出ているブナの木、下は岩盤かな

チョウドよいベンチ

岩稜らしきものが出てきたが、これは問題ない

ココは左から

ココは中央突破

小谷林道への分岐点に合流
林道方面の三本栂に寄り道に行く

三本栂
5年前に大栂山から、1度来ている

P1418 高塚山分岐に戻る
ここから三本栂への往復は 42分だった

ガスは消え、森の新緑がハッキリして来た

このピークを越えれば、奥駈道に出合う

トンネル東口に向かう論所ノ尾への分岐

一ノ垰
小屋は完全になくなっている

しなの木出合
単独さんが休憩していた。今日入山して初めて見る人

P1458 清明ノ尾分岐

行者還岳が近付いてきた

行者還小屋
テントが張ってあるが、人影はない

小屋の中で、遅くなった昼食。
数人分のマットレスと毛布がキチンと隅にたたまれて置いてあった

食後にコーヒーを飲むなどユックリしていたが、その間に誰も訪れてこなかった。
3連休の初日で好天なのに、人は少なかった。全行程で見かけた人は 10組程度。

行者還岳 三角点

行者還岳 山頂南側の展望地より①

14:12 行者還岳 山頂南側の展望地よりのパノラマ

行者還岳 山頂南側の展望地より②

行者還岳をあとに
時間が押して来たので早々に下山へ

大普賢岳のゴジラの背中

奥駈道に合流

行者還小屋に戻って来た。
行者還岳への往復は 53分だった
 

14:40 小屋の南側の旧鉄塔台地よりのパノラマ

稜線上の奥駈道
終わりかけのバイケイソウがチラホラ

滑って歩きづらい、岩場の巻道

P1458 清明ノ尾分岐に戻って来た

P1458 より
弥山・八経ヶ岳方面

奥駈道を別れ、清明ノ尾に入る
踏み跡は奥駈道並みにシッカリしている

単独の先行者がいた

タイタン
見る度に無残な姿に

シンボリックな木

その木の反対側

R309が見えてきた

90番ポスト
この階段から着地

トンネル東口の駐車地に戻る
ポスト90番から 1.2㎞ 18分ブラブラ歩いてきた。 先行車の2台は帰っていた
 
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