TKMデジカメ山歩き 2017/4/16(日)
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青根ヶ峰(吉野)
スタート:蜻蛉の滝 →
ルート :↑尾根コース、↓谷コース
関西100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
青根ヶ峰
 Ⅲ△858.07m (西川)
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
250m  07:45   ① あきつの小野スポーツ公園 P 0:07 - 0:07   出発時間 06:15 13:55
   07:52   ② 蜻蛉の滝 到着時間 07:35 16:50
0:52 - 0:59  
668m  08:44   仏ヶ峰 △668.5 片道距離 51 ㎞ 59 ㎞
0:52 - 1:51  
858m  09:36   青根ヶ峰 △858.1 往復距離 110 ㎞(AVG= - )
0:42 - 2:33  
   10:18   ⑤ 花矢倉 展望台 周回  
0:18 - 2:51  
   10:36   ⑥ 花矢倉 展望台 周回  
0:17 - 3:08  
698m  10:53   高城山 P698  
0:30 - 3:38  
   11:23   ⑧ 西行庵 ASC(総上昇)プロトレック 950 m
0:07 - 3:45 0:07
   11:30~12:17 0:47 ⑨ 四方正面堂跡 DSC(総下降) 〃 940 m
1:28 - 5:13 1:35
   13:45   ⑩ あきつの小野スポーツ公園 P 総上昇量(GPS) 982 m
  6:00 0:47   5:13 -     移動距離(GPS) 17.0 ㎞
 
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アプローチ

【往】 奈良 → R24 → 県14 → 県37 → 県28 → R169
【復】 R169 → 大和高田バイパス → 京奈和道 → R24 → 奈良


駐車場

「あきつの小野スポーツ公園」の最奥にある駐車場


ルート

P → 蜻蛉の滝 → 《尾根コース》 → 仏ヶ峰 → 青根ヶ峰 → 金峯神社 → 吉野水分神社 → 花矢倉展望台 → 高城山 → 西行庵 → 《谷コース》 → P


記録

サクラ見物の 3連チャン目だ。(京都東山地区の桜、又兵衛桜、今回)

吉野のサクラ見学には過去に何度か訪れているが、何れも最後に咲く西行庵付近の奥千本の桜の時期だ。そのころには、中千本・上千本の桜は散ってしまっている。
花矢倉方面から蔵王堂方面を見下ろす中千本・上千本の桜が満開になる時期に行くのは今回が初めてだ。

例年なら、4月の中旬になると中千本の桜は終わりを迎え、上千本は散り始め、奥千本が満開を迎えるころである。しかし今年は桜の開花が例年より遅かったため、いつもなら既に散っている中千本・奥千本の桜は今がチョウド見頃を迎えている様子だ。
その桜を、今回初めて見学に行くことにした。なお、奈良での桜の開花は例年より 11日遅かったとの事。

ルートは、5年前(2012/4/21)に歩いたルートとおぼ同じ。しかし 5年もたつと記憶は殆ど残っていない。


「あきつの小野スポーツ公園」の一番奥にある駐車場に着くと、広い駐車場はガラガラ。
公園内の満開の桜の中を抜け、階段を一登りして蜻蛉の滝を左に見てから、そのまま上に登って行く。
少し上がると分岐があり、上に行くと吉野山(青根ヶ峰)・白倉山方面。そのまま平行道の遊歩道を進むと、谷道経由で青根ヶ峰に行くこともできる。
ここは、5年前と同じ尾根道経由で青根ヶ峰に向かう。

階段状の傾斜のきつい登りが始まり、忽ち汗が出てくる。修行道のようなルートで、安全柵はあるものの壊れかけている所もあり、注意して進む。
聖天岩屋を過ぎると、その安全柵はなくなるが、若干道幅が広くなるので問題ない。急斜面には仮設足場の様な鉄製の階段が何個所も取付けられてあった。その急角度の階段を登りながら。横から階段を支えている基礎部分を覗くと、基礎が地中から浮き出ている所もあり、少し怪しい気がしたが、当分は問題なさそうだ。

鉄階段部分を超えると、その先は普通の山道、というか森林の作業道のよう。
分岐が何個所かあるが、案内表示がシッカリしているので、問題ない。

その指示に従い登って行き、白倉山への分岐を右に見て、少し進むと三角点(668.5)を巻いてその先から尾根道変わる。三角点は少しだけ横なので、ヤブコギ気味になるが立ち寄ってみる。山と高原地図には仏ヶ峰となっている所だが、山名表示はなかった。

尾根上の道をしばらく進むと山道は林道に変わり、南・東方面に展望が開けた。四寸岩山・白屋岳や遠くには高見山も望めた。
その林道を、黙々と歩き、谷ルートと合流すると、目の前が舗装された林道吉野大峯線だ。
舗装林道を横切り正面の鉄階段を上がり、青根ヶ峰に登る。

青根ヶ峰は展望もないので三角点にタッチし、そのまま金峯神社方面に下る。
この時期は反時計回りの一方通行になる西行庵の周回路の分岐点である報恩大師の休憩所に着くと、多くの観光客がいた。この先、何処も観光客でイッパイ。

吉野水分神社の中にある桜の古木を見て、花矢倉展望台に行くと、狭い展望箇所は人でイッパイ。展望の順番待ちの列が長く伸びていたので、そこからの展望は諦めて、その下の伐採地方面に向かう。

道路の見晴らしの良い所では、多くの人が立ち止まってカメラを向けていた。当方も同様。そんなんで、各所で立ち止まりながらパチパチ。
初めて見る満開の中千本・上千本だ。蔵王堂が満開の桜の奥の方に目だっており、絵になる光景だ。


見ごたえのある風景に名残惜しい所もあるが適当に切り上げ引返す。途中で横の高城山の展望地により、西行庵に向かう。
登り返しが、ダラダラとではあるが高度差が 220mほどあるので、それなりにシンドイ。


奥千本の西行庵に着くと、桜の木は全然咲いておらず蕾の状態だった。
昼食は、西行庵を見下ろす伐採された「四方正面堂跡」に上がってすることにした。
時間に余裕があるので、のんびりと昼食をして、食後にコーヒーと今日のスイーツのアーモンドケーキを食す。

腹を膨らませば、あとは下山のみ。
青根ヶ峰を南側から巻いて、舗装された吉野大峯林道を少し北に行き、蜻蛉の滝への分岐に来ると、ざっと 20人くらいの大団体さんが、そこから上がってきた所だった。
入れ違いに分岐に入り、すぐ先の尾根道・谷道の分岐で、右の谷道に入る。

以前に歩いた時よりも、道が良く踏まれシッカリとしてきたように感じた。
すると前方から十数名の団体さんと2回続けてすれ違う、最後尾のガイド?さんに聞くと 30名ほどの団体さんとの事。昼も過ぎているのに遅いスタートだったようだが、何処まで行くのかな。

山腹を回り込むようにダラダラと下って行き、P699地点で少し傾斜のある谷筋を高度差 5~60mほど下ると、その先は川沿いの傾斜の緩い遊歩道のような道に変わった。
そんなルートを暫く下って行くと、ガードレールのある舗装道に繋がった。
その舗装道に変わった所には、吉野方面に向かったと思われる人の車が数台路駐していた。

ブラブラ舗装道を下り、何かの施設の所で舗装道を別れ蜻蛉の滝への遊歩道に入る。
途中の分岐で蜻蛉の滝方面に向かわず、駐車場方面に向かい、先ほど別れた舗装道に再び合流し、車を停めた駐車場に戻った。

駐車場には大型バスが 3台停まっていたが、途中で出会った団体さんのかな

 
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「あきつの小野スポーツ公園」の一番奥にある駐車場
この辺りの桜は満開
 

駐車場横の公園を抜けて、蜻蛉の滝に向かう

蜻蛉の滝① 上半分
落差 50m、ここからは滝の全体像は見えない

蜻蛉の滝② 下半分
下の滝壺を覗き込む、釜が二段になっている

青根ヶ峰分岐
右に行くと尾根コース、左の遊歩道に進むと谷コースで青根ヶ峰へ。右の尾根コースに入る

聖天岩屋の案内

聖天岩屋

聖天岩屋の内部

左に行きたくなるが、案内通りに右に進むと、100mほどで左に折り返し登って行く

その分岐点
作業道の分岐が多いが、案内表示がシッカリしている

尾根手前の青根ヶ峰と白倉山の分岐

仏ヶ峰 山と高原地図によると、三角点のあるココが仏ヶ峰となっている
ルートから外れているので、少しヤブコギして寄り道

林道出合より① この先から林道歩きになる
奥のピークは四寸岩山

林道出合より②
中央に白屋岳、左端は高見山

谷コースと合流
正面が 尾根を通る林道吉野大峯線

舗装林道に出た所の表示
山上ヶ岳まで 17.0㎞もある

青根ヶ峰 三角点
何もないので三角点にタッチして金峯神社方面に下る

「従是女人結界」の石標
青根ヶ峰から下り、山上ヶ岳への道に合流した所

報恩大師 休憩所

金峯神社

金峯神社の参道より
葛城・金剛山が左手に見える

吉野水分神社

花矢倉 展望台
展墓場所は狭く、人がイッパイで順番待ちなのでパス

花矢倉の下方より①

花矢倉の下方より②

花矢倉の下方より③

花矢倉の下方より④
蔵王堂のズーム

花矢倉の下方より⑤

花矢倉の下方より⑥

花矢倉の下方より⑦

花矢倉の下方より⑧


10:31
花矢倉の下方よりのパノラマ

高城山より①
高見山のズーム

高城山より②
葛城・金剛山方面

金峯神社

西行庵の手前より
四寸岩山が頭を出している

西行庵

西行庵の桜(奥千本)
まだ蕾の状態。 右上が昼食をした「四方正面堂跡」

「四方正面堂跡」
ココで昼食。
3日前に続きアルミ鍋ラーメンとオニギリ雑炊(玉子入り)

「四方正面堂跡」より、西行庵を見下ろす
手前の植樹されたばかりの桜が、数輪ほど花を咲かせていた

「四方正面堂跡」
左に頭を出している四寸岩山から続く尾根先が柏原山

伐採され桜の苗木が、一面に植樹されていた。
花を咲かすには何年かかるかな

この辺りも伐採され、植樹されていた

1本1本の桜の苗木に、寄付をした人の、それぞれの想いの文言が書かれていた

これは「タムシバ」かな

20名ほどの団体さんが、蜻蛉の滝方面から上がって来た。
下る途中でも、30名ほどと数名の団体さんと行き違う

帰路は右の谷コースへ

花粉症が酷くなりそう

舗装道路に出合う

左の蜻蛉の滝への遊歩道に入る


車を停めた、「あきつの小野スポーツ公園」の一番奥にある駐車場
 
 
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