TKM の デジカメと山歩き | 2018/11/10(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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曇 | |||||
大普賢岳 | |||||
スタート:和佐又谷 → | |||||
ルート : | |||||
関西・近畿10名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
大普賢岳 | |||||
Ⅲ△1780.14m (普賢森) | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
860m | 07:46 | ① 登山口(沢沿いコース) | 0:53 | - | 0:53 | 出発時間 | 5:45 | 15:30 | ||
08:39 | ② 和佐又キャンプ場 | 到着時間 | 7:35 | 18:05 | ||||||
2:17 | 2:20 | 3:10 | ||||||||
1780m | 10:56~11:35 | 0:39 | ③ 大普賢岳 △1780.1 | 片道距離 | 78 ㎞ | 78 ㎞ | ||||
0:35 | - | 3:45 | 0:35 | |||||||
12:10~12:20 | 0:10 | ④ 小普賢岳(分岐⇔0:12’) | 往復距離 | 156 ㎞(AVG=16.8) | ||||||
0:37 | - | 4:22 | 1:12 | |||||||
12:57 | ⑤ 日本岳(分岐⇔0:50’) | |||||||||
1:18 | - | 5:40 | 2:30 | |||||||
14:15~14:31 | 0:16 | ⑥ 和佐又のコル | ASC(総上昇)プロトレック | - m | ||||||
0:15 | - | 5:55 | 2:45 | |||||||
14:46 | ⑦ 和佐又ヒュッテ | DSC(総下降) 〃 | - m | |||||||
0:33 | - | 6:28 | 3:18 | |||||||
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15:19 | ⑧登山口(沢沿いコース) | 総上昇量(GPS) | 1180 m | |||||||
7:33 | 1:05 | 6:28 | - | 移動距離(GPS) 〃 | 12.7 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《県14》 ⇔ 《県37》 ⇔ 《県28》 ⇔ 《R169》 ⇔ 和佐又口 ⇔ 登山口(沢沿いコース)
登山口(沢沿いコース)手前 30m 路肩に路駐
P → 《沢沿いコース》 → 和佐又キャンプ場 → 和佐又のコル → 《岩本新道》 → 大普賢岳 → 小普賢岳 → 日本岳 → 和佐又のコル → 和佐又ヒュッテ → P
今回で、今年 3回目になる大普賢岳に
まだ歩いた事のない、和佐又手前の「沢沿いコース」がら登る事にした。
ついでに、以前から気になっていた、小普賢岳・日本岳のピークを踏んでみたい と思っている。
登山口手前の、道路が広がった路肩に駐車。広い場所で数台は余裕で駐車できる。
「沢沿いコース」の登山口は、ヘアピンカーブになっている所にあり、沢道・沢ルート・沢道コース と色々な名前の標識があった。
入山してしばらくは沢の少し上を高巻ながら進む。余り歩かれていないようだがルートはハッキリとしている。
その先ルートが沢に降りると踏み跡がないのでルートは分かり辛くなる。所々に印があるので確認しながら進む。
沢の分岐が、2個所ほどあるので何れも本流の右側を進む。特に 2箇所目は踏み跡が左の谷に続いているので、注意していないと違う谷に入ってしまう。
その先、左の谷にロープが張ってる所を過ぎて暫く進むと、左上方に道標が見える。
そこで谷を別れ、道標に従い山腹をジグザグに登って行く。
傾斜が緩くなり山腹を大きく横切って行くと、和佐又キャンプ場の城内道路に出合う。
和佐又のトイレ小屋・コテージの少し上方だ。
舗装された構内道路を先に進み、道路終点から山道に変わり和佐又のコルに上がる。
そのまま尾根を登って行くと直接大普賢岳に向かうが、岩本新道経由で登る予定なのでコルから反対側の無双洞方面に向かう。
山の中腹を大きく巻いて行くルートで、紅葉が散ってしまった落ち葉の上を歩いて行く。一部にまだ頑張っている紅葉もあったけど。
前方からの男 2×女 2 の4人さんとすれ違う。水太林道からでも早すぎる気がするけど、途中まで視察しての戻りだろうか?
岩本新道の分岐に着くと、以前あった標識はなくなっていた。気を付けていないと分岐を見過ごすところだ。
しかし分岐に入ってしまうと、踏み跡はほぼシッカリとしておりテープもあるので、気を付けていけばルートをロストする事はない。
分岐から 34分で和佐又からの道に合流。親子連れが通過して行く所だった。
その親子連れをかわして、日本岳コルへの急登を登ると、その先からは鉄階段・鉄桟橋の連続。鉄階段は登るのがシンドイ。
途中にある展望地の石ノ鼻はガスっているのでパスし、そのまま上を目指す。
鉄階段で疲れが足に来て登りがシンドイが山頂が近くなって来ているので一生懸命に頑張って登る。
大普賢岳の山頂に着くと、2組ほどの先着者がいたのみ。ガスは益々と濃くなり何も見えない。
風もあり寒いので少し迷ったが、ウインドブレーカーを着て昼食にする事にした。
今日は、初めて試す日持ちのするアルミ鍋うどんだ。真空パックの生うどんであったがスープが粉末なので、味はそんなものかという感じ。いつも通り残り汁にオニギリを入れ雑炊にする。
寒いので温かいものは有難いが、準備・後片付けに手が冷たく少し面倒なのが難点だ。
で、食後のコーヒーでスイーツは省略。
山頂で昼食を終わると、景色はないので下山に向かう。
往路でシンドかった鉄階段も、滑らないようにだけ注意して順調に下る。
小普賢岳の分岐で予定通り、小普賢岳にピークハントに行く。
踏み跡があり、両手を使うような場面や危険もなく、間もなく山頂に到着。展望はないがそこそこ広い山頂で、休憩処という感じ。
登では分かりやすかったルートも、下りでは少しややこしくルートを外してしまったので、少し慌てたがGPSで方位を確認し、移動すると踏み跡に出て無事分岐まで戻る。
片道数分の距離だが、下りでは要注意だ。
小普賢岳の分岐から 15ほど下ると今度は日本岳の分岐だ。
そこも予定通り、日本岳のピークに向かう。初めは笹原の中に踏み跡がハッキリしていたが、すぐ上で岩稜にぶつかった。
廻りを見ても登れそうな所はないので、あきらめて戻ろうとしたら、横に平行して踏み跡らしきものが続いていたので、そこを少し進むと古いテープがあった。
巻道のルートのようなので薄い踏み跡を辿りテープを探しながら登って行くと、再び岩稜にぶつかった。
テープを追ってきたので、ルートはある筈と周りを探すと、横の岩稜にロープがぶら下がっていた。そこに荷物をデポして、GPSとカメラだけを持って、ロープの強度を確かめてから岩稜を登る。足がかりがあるので簡単にクリア、そのすぐ上の岩稜もロープがあり同様にクリア。
その先は、下りに迷わないように後ろを振り返り景色を頭に入れながら、踏み跡・獣道を辿り、何とか日本岳の山頂に到着。
細長い山頂だったので先の方まで行ってみたが、倒木で進めなくなった所で引返した。
細長い山頂の目印の所で、下りに入る。
頭に入れていたはずの下山ルートが、似たような雰囲気で、テープも見当たらなかったので、適当に下ると完全にルートロスしてしまう。
GPSで確認しようとしたが、岩稜の為GPSはガーミンもスマホも狂いまくっている。
兎に角方位だけを確認して、歩けそうはところを探しながら右往左往しながらなんとか下ると、分岐が見える所まで下れたが、ロープ場の下に置いた荷物の所を通過していない。
岩稜にあったロープ場なので、ルートはそこだけと確信して荷物をデポしたが、下って来たルートはその岩稜部分を通過していない。
荷物を探して再び登るが、その岩稜が見当たらない。焦って右に左に、上に下にと歩きまわる。
が、見当たらない。
このまま歩きまわるだけでは見つけられないと思い、登ったルートの最初から記憶を辿りながら探す事にする。
目印にして辿って来たテープを確認しながら登って行き、記憶が薄い所は確実な所から往復したりして辿って行くと、先方にストックが見えた。ホッとした事。
確実な所にデポしたつもりだったが、岩稜のロープ場以外からでも行けるとは思いもよらなかったのが間違いだった。デポする場合は遠くからでもわかる所にと、肝に銘じる。
無事に日本岳のコルまで戻ると、下山途中にすれ違っていた作業服風の単独さんがいた。早くも大普賢岳を往復して来たようだ。
その単独さんは、コルから和佐又に向かうルートを下らず、踏み跡も何もない反対側から下るとの事。あるのは獣道ぐらいとの事で下って行かれたが、すごい人もいるものだ。
コルから急登を下り、鷲ノ窟・笙ノ窟・朝日窟・指弾ノ窟と通過して、和佐又のコルで一服。
山頂で飲めなかったコーヒーで一服しスイーツを食す。お湯が余っていたのでコーヒーのあと紅茶も。
目の前の、和佐又山にも登ってみたかったが時間が押していたのでパス。
駐車地へは、登って来た「沢沿いコース」はやめて、舗装道路を下って戻る。
和佐又ヒュッテから 30分以上もかかった。