TKMデジカメ山歩き 2018/4/8(日)
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四寸岩山青根ヶ峰百貝岳
スタート:鳳閣寺 →
ルート :
青根ヶ峰=関西100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
四寸岩山
 Ⅱ△1235.85m (心見ノ峠)
青根ヶ峰 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△858.07m (西川  )
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
630m  08:05   ① 鳳閣寺 手前の鳥住春日神社 0:55 1:10 0:55   出発時間 06:20 16:00
   09:00   ② 金峯神社 到着時間 07:55 18:10
0:15 0:30 1:10  
   09:15   ③ 高城山 P698 片道距離 60 ㎞ 67 ㎞
0:13 1:23  
   09:28   ④ 吉野水分神社 往復距離 126 ㎞(AVG=15.5)
0:11 - 1:34  
540m  09:39   ⑤ 覚範首塚 (花矢倉 下)  
2:04 - 3:38  
1235m  11:43~12:34 0:51 四寸岩山 △1235.9  
1:12 1:45 4:50 1:12
858m  13:46   青根ヶ峰 △858.1  
0:27 5:17 1:39
   14:13~14:27 0:14 ⑧ 西行庵 ASC(総上昇)プロトレック 1255 m
0:51 - 6:08 2:30
863m  15:18   百貝岳 P863 DSC(総下降) 1260 m
0:32 - 6:40 3:02
   15:50   ⑩ 鳳閣寺 手前の鳥住春日神社 総上昇量(GPS) 1372 m
  7:45 1:05   6:40 -     移動距離(GPS) 22.7 ㎞
 
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アプローチ

奈良 → 《R24》 → 《京奈和道》 御所南IC → 《R309》 → 《県46》 → 地蔵峠 → 鳳閣寺 手前
帰路は県46を反対側に走り、県138からR309に出て、御所南ICで京奈和道に入り帰奈


駐車場

鳳閣寺の手前にある鳥住春日神社前の駐車地に停める


ルート

P → 鳳閣寺 → 金峯神社 → 高城山 → 吉野水分神社 → 花矢倉 → 覚範首塚 → 金峯神社 → 源義経の隠塔 → 四寸岩山 → 新茶屋跡 → 青根ヶ峰 → 西行庵 → 百貝岳 → 石の廟塔 → 鳳閣寺 → P


記録

3日前の新聞に吉野の桜が満開の航空写真が出ていた。奥千本のサクラは 8日が見頃との事。
昨年は 4月16日に奥千本を見に行ったが、その時の奥千本はまだ蕾で、上千本・中千本が満開を迎えていた。
そんなんで、吉野奥千本のの桜はまだ先と思っていたが、そんな情報もあり、急遽吉野のサクラ見学に行く事にした。

毎年、京都と吉野の桜を見学に行っているが、今年は例年になく桜の時期が早かったので京都の桜はタイミングを逸してしまっている。吉野も新聞情報を見落としていれば見逃してしまう所だった。

今回のルートは、スタート地点を鳳閣寺にして、もう桜は散ているとは思うが、とりあえず花矢倉まで行って、上から蔵王堂方面の中千本、花矢倉の下の上千本を確認して、四寸岩山まで足を延ばし、西行庵の奥千本を見てから、百貝岳を経由して戻る予定とした。
時間の都合によっては、四寸岩山はカット。

現地までそれほど遠くないので、いつも通りに起床。
スタート地点の、鳳閣寺の下側にある鳥住春日神社前の駐車地に着いたら 8時前だった。
和歌山ナンバーの先着車が停まっていた。


鳳閣寺までの急な舗装道をフーフー言いながら登ると、舗装道路はそこまで。その先は山道になる。
金峯神社に向かう山道に入ると、薄暗い植林地のなかで少し風もあり寒い。かなり気温が低いようで手が冷たいので薄手の手袋をした。

すると、白いものが舞ってきたので、こんな所まで吉野から桜吹雪が飛んできたのかと一瞬思ったが、何とふんわりとした大きなボタン雪が舞っていた。
天気予報では今日は寒くなるとの事であったが、まさか雪が降るとは・・
空の模様から、長く降る雪だはなさそうだが、一時はシャツが白くなるくらい降って来た。

百貝岳は帰路に寄る事にして、二カ所ある百貝岳への登り口を右に見てそのまま通過。
途中、男性2人に追い付く。駐車場の和歌山ナンバーの人達だった。

西行庵の分岐まで来ると、その先からは多くのサクラ見学の人達?がいた。所々で渋滞するほどだ。
右手の西行庵は後に寄る事にして、もう散っていると思うが蔵王堂のある中千本のサクラを見下ろせる花矢倉に向かう。

途中の金峯神社に出ると、本堂の前や参道入口の鳥居付近は可成り賑やかしかった。
その、修行門鳥居を抜けるとその先からは一般道路。周回しているタクシー・一般車が通るたびに行楽客と渋滞になる。

高城山展望台に寄り、花矢倉の展望場所はパスして、その先で覚範首塚への近道に折れると、吉野山・蔵王堂方面に大展望が広がっていた。
しかし残念ながら予想は当たり、蔵王堂の周りの中千本の桜は完全に散っており、その影さえ残っていない。すぐ下の覚範首塚付近の上千本もほぼ終わっていた。覚範首塚まで下りてから周遊道路に合流して、引返す。

金峯神社まで戻り、源義経の隠塔から林道に下りて、その先は林道経由で四寸岩山に向かう。
青根ヶ峰は帰路に寄る事にして、そのまま林道を進む。

モノレール基地の横にある四寸岩山への登山口に入る。モノレール沿いに登って行くと、足元は先ほど降った雪で真っ白だった。
その真っ白な雪に足跡を残しつつ登って行く。山頂が近付くと何と!霧氷が!。雪が降る位に寒く、風もそれなりにあったが、まさかの出来事。

驚きながら四寸岩山の山頂に出ると、先ほどまで曇っていた空が真っ青になった。霧氷に青空、思いがけない光景に出合えた。
また、前方を見ると、この先の大天井ヶ岳・稲村ヶ岳がまるで冬山のように白く輝いて見えていた。絶景。

霧氷とそんな景色を見ながら昼食にしようとしたが風がキツい。山頂の周りをウロウロして風のない所を探したが、何処も風がキツイ。
致し方なく、山頂での昼食は諦めて下山途中の適当な所で昼食にしようとした。
と、奥駈道を覆っている背の高い萱が風を防いでいるのが分かった。人が来ると通行の邪魔になってしまうが、その時は謝る事にして狭い奥駈道で昼食。

昼食にアルミ鍋ウドンを購入してきたので、一応コンロの風よけも使用したが、低い位置は萱が風を防いでくれていてほぼ無風だった。残った汁で定番のオニギリ雑炊もする。
今日は食後のスイーツを買ってきていなかったので、食後はコーンスープのみ。
昼食中に単独さんが来られたので頭を下げ、脇を通ってもらった。軽装で軽やかに歩かれていたが、百丁茶屋跡から林道で引返すのかな?

腹も膨らみ体も温まって、下山に向かう。
四寸岩山から少し下った、薊岳?で来た道に戻らず東の尾根を下る。少し下って行くと新茶屋跡だ。
そこでそのまま尾根を下らず、北方面に向かう巻き道に入る。当初は遊歩道のような道だったが、谷を巻いて行く部分や、先の方になると、ルートが怪しくなり、危険度も増してきた。歩けないことはないので慎重に通過。

往路で入った、四寸岩山 登山口の少し手前で林道に着地。
その、往路では義経の隠塔の下から、ずーっと林道を歩いてきたが、復路は奥駈道となっている山道を忠実に進む。
青根ヶ峰もついでに寄って行く。山頂に出ると、団体さんが三角点や標識の周りを我が物顔に独占していた。

一応三角点にタッチして西行庵に向かう。
青根ヶ峰から、金峯神社方面に下ると、「従是女人結界」の石標がある分岐点。そのまま金無神社方面に。
その少し先、休憩所のある所からは、この時期左回りの一方通行なので、少し大回りになる。

百貝岳への分岐を左に折れると西行庵だ。今日の主目的の奥千本のサクラは散り始めていたのか、満開とまでは見えなかった。
花より団子じゃないが、お昼にスイーツがなかったのでか既に腹ペコ、コーヒーと残っていたパンで一服。

時間が遅くなってきたので、急ぎ足で帰路に向かう。
今日は、ここまで可成りの距離を歩いてきたが、気温が丁度良かったのか、何故が足は元気だ。

百貝岳の最初の分岐を見送り、次の分岐から百貝岳に登る。
一登り頑張ると、祠と東小屋のある百貝岳の山頂。特に見るべく物はなく展望もないのでそのまま、石の廟塔方面に下山。

尾根をダラダラと下って行くと、重文の「石の廟塔」。
その先、尾根を巻いて平行道を鳳閣寺に向かう。暫く歩くと鳳閣寺の裏側から境内に入った。
鳳閣寺には 2~3度訪れた事があるが、社務所の横に展望台があるのに初めて気が付いた。さっそく登ってみる。
そこからは、金剛山・葛城山・二上山・生駒山の山並が真正面に見え、右手に吉野山の蔵王堂も確認できた。

鳳閣寺から 3~4分下ると駐車した鳥住春日神社に到着。無事今日の行程を終える。
今日は歩いた距離・総上昇量もそれなりにあったが。ほとんど疲れが残っていない。本格的な山道を歩いたのが少なく、丁度良い気温で体力を奪われなかったからかな。

 
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駐車地
地蔵峠の南側から、鳳閣寺への道に入り、舗装された 1本道を登って行き、春日神社の赤い鳥居の手前の道路が広がった所に駐車させてもらった。
和歌山ナンバーの車が停まっていた
 

鳥住春日神社
喫煙所となっている小屋があるけど・・

鳳閣寺
舗装道路はここまで

鳳閣寺前からの展望
葛城・金剛山が見えていた

鳳閣寺の前にあった道標
この先、こんな道標が各所に

ひとりしずか
この辺り、群生していた

今日は寒い、雪も舞い始めたではないか

大粒の白いものが舞っていたので、一瞬桜の花吹雪が飛んできたのかと
ボタン雪のよう

かなり雪が舞い始め、地面も白くなってきた

西行庵・鳳閣寺 分岐に到着

金峯神社①
奥千本は今日が見頃で、日曜日でもあるので、人が多い

金峯神社②
階段を上るのが億劫なので、本堂前までは行かず

金峯神社の参道前 修行門の鳥居
賑やかしい

高城山に寄り道
正面右が百貝岳

高城山休憩所
何故かベンチ・テーブルのある所は侵入禁止になっていた

高城山休憩所より①
まだ残っていた桜

高城山休憩所より②
散る寸前の桜

吉野水分神社
楼門

吉野水分神社
本殿とサクラの古木

吉野水分神社
正面より

吉野山・蔵王堂の桜(中千本・上千本)は完全に散っていた
奥には 二上・葛城・金剛の山並が

蔵王堂のアップ
手前に、かろうじて残っている上千本の桜

覚範首塚
ここまでで引返す

金峯神社 修行門鳥居に戻ってきた
皆さん奥千本の西行庵まで行くのかな

源義経の隠塔
ここから下の林道に下り、林道経由で四寸岩山も向かう

10:15 源義経の隠塔 の下側にある展望台より

蜻蛉の滝方面への分岐
昨年(2017-4-16)はこのルートから上がって来た

奥駈道に合流
正面左が百貝岳

正面に四寸岩山が見えてきた

四寸岩山への分岐

モノレールに沿って登って行く
先ほどの雪が積もっていた

積雪 1㎝かな

四寸岩山の山頂が近付くと、霧氷があるではないか

霧氷のアップ
1㎝位は着いているかな

山頂に近付くと青空が出てきた

青空と霧氷

四寸岩山 山頂に到着
風が強く寒い

四寸岩山 山頂付近の青空と霧氷

11:46 四寸岩山 展望場所よりのパノラマ

四寸岩山より①
霧氷が絵になっている
右に大天井ヶ岳、その奥に稲村ヶ岳、霧氷の後ろが山上ヶ岳

四寸岩山より②
場所を変えて、左の山上ヶ岳を捉えた

四寸岩山より③
弥山・八経ヶ岳は雲に隠れていた

四寸岩山より④
風のない所を探し、奥駈道通路脇の萱に隠れて昼食。通路を塞いでいたので、単独さんが来られ慌てた

四寸岩山より⑤
今日は久しぶりにアルミ鍋ウドンとオニギリ雑炊の昼食で体が温まった。
デザートはナシ で下山に向かう

帰路は、薊岳?で西の尾根に下り、新茶屋跡に出た。
そこからは尾根を下らず、山腹道を吉野に向かう

林道に着地
ここまでの途中、崩れた所が 2個所ほどあり、細心の注意で通過した。

往路は林道経由だったので、山道経由の道に入る

山道から、再び林道に

青根ヶ峰に寄って行く

青根ヶ峰 山頂
団体さんが我が物顔に占領していた

「従是女人結界」石標

樹木が伐採され、ヤマザクラの植樹中
文字通り奥千本になるには、あと何年かかるかな

ここからは、桜の時期は一方通行
で、この先の西行庵・鳳閣寺 分岐まで 2周する事になる

西行庵に到着
奥千本は今日が見頃との新聞情報だったが、既に散り始めていた?

西行庵

西行庵の正面で
ポットのお湯でコーヒーを入れ、残っていたパンを食し、帰路に向かう

苔清水
水量が少ないな

四方正面堂跡より①
西行庵の奥千本を見下ろす

四方正面堂跡より②
左奥に覗いているのが、先ほど登った四寸岩山

百貝岳への分岐
今回はこの分岐から登らず、この先にある北側の尾根からのルートで登る

その北側からのルート

百貝岳 山頂に到着

百貝岳より「石の廟塔」経由で鳳閣寺に向かう

「石の廟塔」

重文 「石の廟塔」
柵で見えないので、カメラを上にあげて撮影。痛みはなくそれほど古い物には見えない

鳳閣寺 本堂

鳳閣寺 展望台
ここに展望台があるのに気が付かなかった

鳳閣寺 展望台から①
金剛山・葛城山・二上山、右に生駒山

鳳閣寺 展望台から②
中央右に、吉野山、蔵王堂がある

鳳閣寺 展望台から③
蔵王堂付近のアップ

無事駐車地に帰還
 
 
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