TKMデジカメ山歩き 2019/5/11(土)
別ウインドウで拡大表示
快晴
横山岳
スタート:白谷登山口P →
ルート :↑白谷本流コース、↓東尾根コース
関西・近畿100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】滋賀県
【山地系】
 
横山岳
 Ⅱ△1131.69m (横山岳)
  足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
260m  07:30   ① 白谷登山口 P 0:15 1:10 0:15   出発時間 04:40 13:40
   07:45   ② 林道終点 到着時間 07:20 17:25
0:25 0:40  
   08:10   ③ 林道出合 片道距離 136 ㎞ 136 ㎞
0:18 0:58  
   08:28   ④ 経の滝 往復距離 272 ㎞(AVG=18.1)
0:32 0:40 1:30  
   09:00   ⑤ 五銚子の滝  
1:35 1:20 3:05  
1131m  10:35~11:18 0:43 横山岳 △1131.7  
0:21 0:25 3:26 0:21
   11:39   ⑦ 東峰  
1:18 1:40 4:44 1:39
   12:57   ⑧ 登山口(東尾根) ASC(総上昇)プロトレック 865 m
0:05 0:05 4:49 1:44
   13:02   ⑨ 夜這の水 DSC(総下降) 〃 870 m
0:28 0:40 5:17 2:12
   13:30   ⑩ 白谷登山口 P 総上昇量(GPS) 896 m
  6:00 0:43   5:17 6:00     移動距離(GPS) 10.1 ㎞
 
⇒写真リストへ
 
アプローチ

奈良 ⇔ 《R24・京都外環状線・R1・湖西道路・R161・R303》 ⇔ 杉野 ⇔ 《網谷林道》 ⇔ 白谷登山口


駐車場

白谷登山口 駐車場


ルート

P → 《白谷本流コース》 → 横山岳 → 東峰 → 《東尾根コース》 → 夜這の水 → P


記録

今回は、花で有名な横山岳だ。

琵琶湖の北側にあり、奈良からは遠いのでなかなか足が向かなかったが、ネットのレポを見ていたら多くの花が咲き始め、登山口には立派な駐車場が整備されている模様なので、頑張って行ってみる事にした。
隣りの金糞岳には 3週間前に行ったばかりだ。

今日も頑張って早く起き、自宅をスタート。もう空は明るい。
今日明日と近畿地方は、高気圧に覆われて好天になり気温もグングンと上がり、今年初めての夏日になる模様だが、明け方はまだまだ寒いくらいだ。

早い時間にもかかわらず、そこそこの車が走っていたが流れは早く、湖西道路は高速並みに走れたこともあり現地には思ったよりも早く着いた。
金糞岳の時よりも、少し距離はあるが、湖西道路の効果もあり時間的には早かった。

花のシーズンに突入し、今日は休日(土曜)の好天のため、駐車場が心配で頑張って早く起きてきたが、到着時には駐車場はまだ半分も埋まっていなかった。

ルートは東尾根から横山岳に登り、墓谷山まで行って周回するつもりであったが、肝心なお花は白谷本流ルートに多い模様なので、ルートを変更してして白谷本流ルートから横山岳に上がり、東峰に往復してから墓谷山に行き、そこからそのまま杉野の集落に降りて引返すか、墓谷山から鳥越峠方面に戻り、コエチ谷ルートで駐車場に戻る予定とした。


駐車場の先の林道分岐で、表示に従い白谷本流コースの林道に折れる。
その林道の脇には多くの花があったが、まだ先にもイッパイあると思いそのまま進む。
十数分で林道終点になり、その先は濃い踏み跡の山道が続いていた。

当方は、花の知識はほとんどないので、適当に美しそうな花をカメラに収めながら進む。
小さな滝の多い沢沿いを何度も渡渉しながら遡って行く。
上方に林道らしきものが見えた所で、谷の上方には横山岳らしき山も見えた。

その林道に上がり、少し横移動して谷に架かっている太鼓橋の袂から、林道を別れる。
数分進んだ所で、対岸の右岸側に明確な踏み跡のルートが見えたので迷わず渡渉して、その踏み跡に入る。いきなりの急登で、ロープなどは設置されていない。
明確な踏み跡のルートであるが、沢を離れて行く急登だ。何となくおかしいと思い、廻りを見渡すと、先ほど渡渉した先の沢沿いにルートが見える。濃い踏み跡だ。

途中まで登った急登を滑るように下って戻る。
正しいルートは、左岸側を登って来て、一旦沢に入り、その上で再び左岸側を登っているので、先が見えなく、沢に入る所で対岸に踏み跡が見えるので間違えやすい。と言うか 間違えてあたりまえのところだ。
しかし、明確な踏み跡だったので何処に続くのだろうか、先で繋がっているのかな。

その先、「経の滝」・「五銚子の滝」と案内表示のある滝を見て、五銚子の滝を左から巻きあがって、その少し上流で沢を離れ横山岳への急登に掛かる。

その辺りで、もうヘロヘロの状態。
急登のキツイ事。少し登っては息を継ぎ、息を継ぎの連続。中々前に進まない。これだけシンドイ登りは久しぶりだ。
ネットでは花好きの人のレポが多く、たぶん花好きに人は年配の人が多いと思われるが、レポには渡渉が多いとの文言はあったが、厳しい登りの文言はなかったけど、皆さん平気だったのかな。

「がんばれ 頂上まで 300m」の表示の先で、普通ならあと少しなので一気に山頂まで行くのだが、たまらず前後して歩いていた同年輩の人が休憩していた所で当方も休憩。名古屋から来た人だった。暫く話をしながら休憩し、あと少しを頑張る。

横山岳の山頂に着くと 3組の先着者が居たのみ。
時間は早いが、ヘロヘロになっているので、昼食にして大休憩。
疲れすぎで食欲が薄く、食後のコーヒーのお供のスイーツを半分残してしまう。

山頂に上がった時は人は少なかったが、昼食中にドンドンと人が上がって来て山頂は賑やかしくなった。
食後に、三角点のある山頂からは展望がないので、少し怪しいが山頂にある小屋の屋根に上ってみた。大パノラマの展望ではなかったが、北と南に展望があった。

当初予定では、東峰に往復してから墓谷山に向かうつもりであったが。そんな気力は全然なし。
東峰に行ってそのまま東尾根から下る最短コースを取る事にして東峰に向かう。
東峰まではゆるい尾根道で快適なルート。
鞍部の細尾根の所では北側に大展望が広がっていおり、諦めた墓谷山への尾根や、その向こうに余呉湖・賤ヶ岳・竹生島などが見えた。

東峰は、標識もなく展望もイマイチだったのでそのまま通過。
すると、すぐ先に展望岩場があり、北・東・南に 270°の大展望が開けていた。

そこからの急坂はブナの原生林。雰囲気のいい所ではあるが、ルートからは大木のブナはほとんど見られなかった。

かなり下った所で、乾いた砂地の斜面で靴底が滑り、足をひねって転倒し崖の方に滑った。幸い崖側は下草があったので、滑り落ちる事はなく止まったので問題なかったが、左足首をくじいたようで、暫く動けなかった。
当方は、比較的に足首・膝は丈夫なほうなので、暫くジッとしていたら何とか歩くには問題ないほどに回復。

そこからは慎重にユックリと進む。
林道に下る 50m程の急登も、滑りやすい砂地なので、大慎重に下り林道に着地。
あとは、駐車場まで林道歩きだ。

林道を数分下ると、白谷登山口への林道分岐があったが、その先にある夜這の水の所まで往復する。「夜這橋」に「夜這の水」何とも言えぬ命名だ。

先ほどの林道着地点から、太陽の照り返しの暑い中 30数分 2㎞強 歩いて、駐車地に戻り今日の行程を終える

今日の行程は、総上昇量 1,000mに満たず 距離も 10㎞程度、普段なら楽勝の所だが、ヘロヘロになってしまった。急な暑さかな・やっぱり歳かな

 
⇒ページ・トップへ
 
←白谷登山口 駐車場

今日は、休日(土曜)の好天で花のシーズンのため駐車場が混んでいるかと思い、頑張って朝早く来たが、駐車場の混み具合は半分以下だった。

下山してきたら、この駐車場は満車になった模様だが、手前の未舗装の駐車場にはまだ空きがあった。

白谷木屋の中に置かれていた
「横山岳登山道案内図」

横山岳は、花と滝の名山
奥の案内所には、「登山道案内図」のコピーが置いてあった

駐車場にあった、「登山道案内図」
登る予定の白谷本流コースは 3:10 コースタイム

白谷本流コースは、左の細い林道に折れる

ダラダラと林道を進むと、数名の団体さんが先行していた

林道終点

お花がイッパイの感じ

滝もイッパイの感じ

最初の渡渉地点
この先、何度も渡渉を繰り返したが、特に苦労する場面はなかった

前方に見えるのは、横山岳かな

小さな滝が連続している
と言う事は、それだけ傾斜がキツイ事だ

林道に出てきた

林道を少し横移動し、谷をそのまま上がって行く

太鼓橋
この林道は、三高尾根コースの鳥越峠から東尾根コースの登山口まで繋がっている

対岸の右岸側に踏み跡が見えたので、渡渉して、その踏み跡を登るも、滑りやすい傾斜で、今までと雰囲気が違う。
振り返ると左岸側に沢沿いのルートが見えたので、途中から引返した

心細い橋だが、あれば有難い

大きな滝が前方に見えてきた

「経ノ滝」の案内があった
左側から巻き上がる

「五銚子ノ滝」

「五銚子ノ滝」から振り向くと、奥深い谷筋を登って来ていた
この先で、沢筋を離れ山頂への急登が始まり、シンドイの何の。

「がんばれ 頂上まで 300m」、この先 100m毎にこの表示があった。
イッキに登りたい所だったがヘロヘロ。
先行者が休憩していたので当方も休憩。
名古屋の人で、暫く一緒に休憩

横山岳 山頂に到着
ココで昼食にする。
3組ほどの先着者が居たが、昼食中に何組も後から到着して来た。

山頂小屋の上から① 南側
横山岳 三角点からは展望はないので、怪しかったが小屋の屋根に上ってみた

山頂小屋の上から② 北側

賑やかしくなってきた横山岳の山頂をあとに、東峰に向かう

東峰への尾根道

尾根道途中で北側に展望が
墓谷山への尾根を歩きたかった
竹生島と余呉湖の間のピークが賤ヶ岳

東峰
表示はどこにもなかった。
この位置からの展望はイマイチ

11:41 東峰から少し東側よりのパノラマ

東峰から少し東側より①
金糞岳と右奥に伊吹山

東峰から少し東側より②
奥に薄らと白山

ブナ林の始まり

ブナ林が続く

尾根が90°南に折れると、倒木が多くあった

金居原コース分岐

この辺りもブナ林が

東尾根コース登山口に着地
ココま車で上がれるんだ

右から着地した
ここからは 2㎞強の林道歩き

駐車場は左であるが、先の夜這の水を見に

夜這橋と橋の向こうに夜這の水

夜這の水
消防ホースの様なものが繋がれていたが、川から引いているのかな

コンクリート舗装
太陽を遮るものがなく暑い

地道に変わり、日陰の部分を歩く

駐車場が見えてきた
奥の方までイッパイで満車になったみたい



往路は右側の林道に入った
 
 
⇒ページ・トップへ
 
山で出会った 花・生き物
しゃく(杓)
セリ科
こんろんそう(崑崙草)
アブラナ科
うまのあしがた(馬の脚形)
キンポウゲ科
別名:キンポウゲ(金鳳花)
ひめおどりこそう(姫踊り子草)
シソ科
みやまはこべ(深山繁縷)
ナデシコ科
らしょうもんかずら(羅生門蔓)
シソ科
ひめれんげ(姫蓮華)
ベンケイソウ科

にりんそう(二輪草) キンポウゲ科

三輪草かな?3輪出ているのが多かった

 
くさいちご(草苺)
バラ科
きけまん(黄華鬘)
ケシ科
やまるりそう(山瑠璃草)
ムラサキ科
いかりそう(錨草)
メギ科
やましゃくやく(山芍薬)
ボタン科
←ひとりしずか(一人静)
 センリョウ科


       いわうちわ(岩団扇)→
       イワウメ科
たむしば(辛夷)
モクレン科
 
⇒ページ・トップへ
 ⇒ 「 山歩き 」 編トップページ ⇒ 「 ウォーキング・名所見学 」 編トップページ ⇒ TKMのホーム・ページ
 
 ご意見・ご感想は こちら へ 【メール宛先の (アットマーク) は、半角 (@) に変更してください】