TKMデジカメ山歩き 2020/5/29(金)
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快晴
大普賢岳七曜岳行者還岳途中
スタート:90番ポスト ⇔
ルート :
大普賢岳=関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
大普賢岳
 Ⅲ△1780.14m (普賢森)
  足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ヤマプラ
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
1060m  07:55   ① R309 90番ポスト 0:55 0:50 0:55   出発時間 05:40 17:00
   08:50   ② 奥駈稜線出合 P1458 到着時間 07:40 19:30
0:45 0:50 1:40  
   09:35   ③ 行者還避難小屋 片道距離 84 ㎞ 89 ㎞
0:59 1:30 2:39  
1584m  10:34~10:41 0:07 七曜岳 P1584 往復距離 173 ㎞(AVG=16.9)
1:32 1:40 4:11  
1780m  12:13~12:57 0:44 大普賢岳 △1780.1  
1:20 1:20 5:31 1:20
   14:17~14:29 0:12 ⑥ 七曜岳  
1:05 1:20 6:36 2:25
   15:34~14:42 0:08 ⑦ 行者還避難小屋 ASC(総上昇)プロトレック 1190 m
0:36 0:50 7:12 3:01
   16:18   ⑧ 奥駈稜線出合 P1458 DSC(総下降) 〃 1195 m
0:34 0:40 7:46 3:35
   16:52   ⑨ R309 90番ポスト 総上昇量(GPS) 1374 m
  8:57 1:11   7:46 9:00     移動距離(GPS) 15.3 ㎞
 
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アプローチ
  奈良 → 《R24・京奈和道》 御所南IC → 《R309》 → 90番ポスト
※ 帰路はR309より反対側のR169に抜け、談山神社横から桜井を経由して帰宅した
駐車場
  R309の90番ポスト前に路駐
ルート
  行者還岳登山口(90番ポスト) ⇔ 清明ノ尾出合(タイタン) ⇔ 奥駈稜線出合(P1458) ⇔ 行者還小屋 ⇔ 七曜岳 ⇔ 大普賢岳 【往復】
※ 帰路に行者還岳の寄るつもりであったが、そんな元気残っていなかった。不甲斐なし。
記録
  今週の月曜日の 5/24、47都道府県に発出されていた緊急事態宣言が全て解除された。
奈良県は既に 5/14に最初に解除された 37県の中に入っていたが、その 1週間後の 5/21には近畿圏の 3府県、残っていた 首都圏の 4都県と北海道も 5/25も解除され、これで日本全土の緊急事態宣言は一応解除された。

解除当初は都道府県をまたいでの移動は自粛との事であったので、奈良県内での山歩きは問題なかったが、何となく憚れるような感じがしたので、しいて山歩きに行く気になれなかった。
日本全土の緊急事態宣言が解除され他府県への移動も問題なくなった事もあるので、天気が良い今日久しぶりに山歩きに出かける事にした。前回の山歩きから 1ヶ月以上経過している。

毎朝の散歩は、ほぼ欠かさず 2~2.5時間、10㎞~13㎞ 歩いているが、1ヶ月以上も本格的な山歩きに行っていないので体力的に厳しい所があるかと思い、今回は勝手知りたる大峯の奥駈を歩きに行く事にした。
ルートはR309の 90番ポストから大普賢岳を目指すが、厳しければいける所までとする。

久しぶりに早起きして現地にスタート。
途中の熊渡には 3台駐車しており、トンネル西口手前の無料駐車場には数台、西口の有料駐車場にも数台駐車していた。
ジャスト 2時間で、スタート地点になるR309の90番ポストに到着。そこには先着車は 4台駐車していた。今日は天気が良く自粛解除の事もあり、平日ではあるが山歩きに来ている人はそれなりにいるようだ。


鉄階段から入山
地理院地図に載っていないルートであるが、最近歩く人が多くなって来た事もあるのか下手な山道より立派なルートになっている。最新の山と高原地図にはこのルートが表示されている。
歩きやすいルートで、傾斜もそれほどキツクないが、久しぶりの山歩きなので足が重く息切れもする。
無理をせずユックリと登って行く。と言うかユックリとしか登れない。
しかし、朝のうちは気温が低く爽やかな気候なのでそれほど汗をかく事なく気持ちよく登って行ける。但し、日中は暖かくなり 7月並みの気温になるとの事。

タイタンのある清明ノ尾出合の手前で大普賢方面の展望が開けた。天気が良いので青空の下にゴジラの背中の大普賢岳がクッキリと浮かんでいた。天気予報通り快晴の好天だ。
天気が良いので、カメラにPLフィルターを取付けると、長いこと使用していなかったのでグリスが固まったのか偏光の回転がキツクなっていた。
そんなんで手間取ったこともあり、奥駈の稜線P1458には スタートして 55分もかかってしまった。

稜線に上がると、登って来た反対方向に弥山の山塊が真正面に見え、弥山小屋も確認する事ができた。
奥駈道に方向を取り、行者還岳方面に向かうと今日の目標の大普賢岳も見えていた。久しぶりの山歩きなのでたどり着けるだろうか。90番ポストから登った過去 2回は大普賢岳まで往復しているが・・。

奥駈稜線出合のP1458から 13~14分でクサタチバナのお花畑。しかしクサタチバナの花は全て蕾で、咲いている花は見当たらない。フライングで咲いている花はないかと見回してみても残念ながら一輪も見つからなかった。
本来ならば今頃が最盛期の筈だが、暖冬だった今年は、春になると逆に気温が上がらなかった事によるのだろうか。今年は桜の開花時期も遅かった。
この手前にあったシロヤシオも木全体が真っ白になっておらず、今年は裏年の模様。

行者還避難小屋の手前の(旧)鉄塔台地から台高方面の大展望を見て、小屋はそのまま通過して行者還岳への分岐では、いつも通り帰路に登る予定にして先に進む。
その分岐で同年輩と思われる単独の女性に追い抜かれ、ドンドン先に行かれ直に後姿が見えなくなった。すごい健脚だ。
それでも七曜岳には、行者還避難小屋から 1時間弱で到着した、このタイムは過去最高。

七曜岳の山頂には数組の先着者がいた。行者還岳分岐で抜かれた単独女性を除いて、皆さん和佐又からの周回者の模様だ。
大展望があるので、暫く写真タイム。

大普賢岳を目指して先に進むと、疲れが出始めた。
まだ時間に余裕があるので、時間イッパイは頑張ろうと先に向かう。初めは国見岳まで、次に水太覗までと目標を先に延ばし、何とか大普賢岳の山頂に辿り着く。ほぼヘロヘロ状態だった。想像以上に体力低下が激しい。

大普賢岳の山頂に上がった時には無人であったが、ちょうど反対方向から三重の単独さんが同着で上がってこられた。
展望の良い所で昼食。昼食中に数組の登山者が上がってこられた。

山頂からの展望をカメラに収めて帰路に向かう。
足にヘタリが来ているので鎖場の薩摩転げ(内侍落とし)を慎重に通過して、稚児泊から少し上がった展望地でたまらず一服。息を整えるまでしばらく時間がかかった。
休憩中に行者還避難小屋で泊まる予定という同年輩の単独男性が通過して行った。

その展望地から 20分ほどで七曜岳に戻る。そこで大休憩と大量の水分補給。可成り疲れが出ているようで中々息と脈拍が元に戻らなかった。

体制を整えて、続きの下山を頑張る。
行者還岳の分岐で、帰路に寄って行く予定であったが、ほぼ即決で今日はパス。15~20分くらいの寄り道だが情けないけどそんな元気なし。そのまま避難小屋に向かう。

水場で顔を洗い首を冷やしてから小屋に向かうと、水汲みに来られた小屋泊まりの中年(?)の単独女性とすれ違う。稚児泊から登った展望所で休憩中に通過して行った単独さんも行者還避難小屋で泊まると言っていたが、気候の良いこの時期、山泊りを楽しみにに来る人もそれなりにいるようだ

行者還避難小屋の前でも一服。
賞味期限の切れかけた非常用に持参しているカロリーメイトで最後のエネルギー補給して最後の頑張りに向かう。
クサタチバナのお花畑で、往路で通過した時は咲いている花はなく全て蕾だったが 1株だけ咲いている花を見つける。

エネルギー補給したためか、ゴールが近付いてきたためか、その後は順調に歩ける。
P1458で奥駈道を別れ、そのまま清明ノ尾に折れる。

タイタンのある清明ノ尾出合で水分補給をして、支尾根に折れてそのまま 90番ポストのR309に着地。
今日は目一杯の山歩きだった。


追記
山歩きの翌日から足に筋肉痛が出ていたが、2日経った朝、起きると足の もも・ふくらはぎ がパンパンに張って痛い事。これだけの筋肉痛になったのは何十年ぶりだろうか。
毎日、散歩でソコソコ歩いていたので、そこまで筋肉痛で痛くなるとは思ってもいなかった。
 
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R309 90番ポスト前に路駐


到着時に先着車は 4台
ココまでの途中の熊渡には 3台、トンネル西口手前の無料駐車地に 数台、有料駐車場にも数台駐車していた。

今日は平日であるが、好天と長かった自粛がやっと明けたためだろうか

鉄階段から入山

新緑が濃くなってきている

合体しているシンボルの大木

タイタンのある清明ノ尾出合手前で、大普賢の展望が出てきた。
今日の目的地であるが、果たして行けるだろうか

タイタン
来るたびに朽ちてきている

シロヤシオ
最盛期が過ぎたのか、白さがあまり目立たない

奥駈道の稜線 P1458に到着
PLフィルターの調整をしていたりしていたこともありスタートから 55分もかかった

奥駈稜線 P1458より①
弥山小屋も見えている、左に八経ヶ岳、右端に鉄山も写っている

奥駈稜線 P1458より②
大普賢岳と左端に行者還岳
目標は大普賢岳だけど・・

気持ち良い奥駈の稜線歩き
今年のシロヤシオは裏年かな、イマイチの感じ

シロヤシオの木
背景は修覆山かな

シロヤシオの花

クサタチバナのお花畑に到着
全て蕾。フライングで咲いている花はないかと探すも一輪も見当たらず。

クサタチバナの花の蕾

クサタチバナ地帯を抜けると、トリカブトのお花畑

今度はバイケイソウのお花畑

天川辻

09:29 行者還避難小屋手前の(旧)鉄塔台地よりのパノラマ

鉄塔台地より
中央の清明ノ尾の下の尾根に謎の展望台があるが、木が茂って見えなくなってしまった

行者還避難小屋と後方に行者還岳

七曜岳が近付くと岩場地帯が出現

無双洞・和佐又方面分岐
周回者だろうか単独さんが 2人休憩していた

シャクナゲの花が残っていた

七曜岳に到着

10:35 七曜岳からのパノラマ

七曜岳から①
大普賢岳

七曜岳から②
和佐又山と奥に台高の山波

稚児泊

薩摩転げ①
山と高原地図と場所が違うが、多分この辺りが薩摩転げ・内侍落とし

薩摩転げ②

国見岳分岐


11:57 水太覗よりのパノラマ

水太覗

大普賢岳に到着


大普賢山頂に到着時は無人。
反対側より、三重の単独さんが同着。
昼食中に数組到着してきた。

ココまで途中で何度か引返そうと思う位シンドかった

12:55 大普賢岳よりのパノラマ①

12:56 大普賢岳よりのパノラマ②

大普賢岳を後に下山に向かう

水太覗

稚児泊

七曜岳手前(北側)の桟橋

七曜岳まで戻ってきた
バテバテで大休憩と大量水分補給

七曜岳を後に先に進む
息と脈を整えるのに時間がかかった

無双洞・和佐又分岐

前方に行者還岳が見えてきた

行者還岳分岐
20分程度の寄り道だが、足が重く時間も厳しいのでパス、不甲斐ないな。

水場 顔を洗い、首を冷やす
この先で、水を汲みに来た小屋泊まりの中年の女性とすれ違う

行者還避難小屋
ここでも休憩。カロリーメイトでエネルギー補給

エネルギーと水分を補給して、先を頑張る

往路で見つけられなかった、クサタチバナの咲いている花

P1458
ここはそのまま、奥駈の稜線を別れ清明ノ尾の下りに入る

タイタン
ココで清明ノ尾を別れ、R309の90番ポストに向かう支尾根に折れる

シンボルの大木

鉄階段を下り、国道に着地

軽の単独さんが腹ごしらえをしていた
 
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