TKMデジカメ山歩き 2020/6/29(月)
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快晴
八経ヶ岳弥山明星ヶ岳
スタート:90番ポスト ⇔
ルート : 
八経ヶ岳=日本100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
八経ヶ岳
 Ⅱ△1915.2m (弥仙山)
  足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ヤマプラ
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
1060m  08:08   ① 90番ポスト(R309) 0:51 0:50 0:51   出発時間 05:45 16:35
   08:59   ② 奥駈朝鮮出合 P1458 到着時間 07:55 19:05
0:52 1:10 1:43  
   09:51   ③ 奧駈道出合 片道距離 84 ㎞ 89 ㎞
1:33 2:00 3:16  
   11:24~11:31 0:07 ④ 弥山小屋 往復距離 173 ㎞(AVG=16.4)
0:29 0:30 3:45  
1915m  12:00   八経ヶ岳 △1915.2  
0:19 0:20 4:04  
1894m  12:19~12:51 0:32 明星ヶ岳 P1894  
0:44 0:50 4:48 0:44
1895m  13:35   弥山 P1895  
1:18 1:35 6:06 2:02
   14:53~15:01 0:08 ⑧ 奥駈道出合 ASC(総上昇)プロトレック 1195 m
0:46 1:15 6:52 2:48
   15:47   ⑨ 奥駈稜線出合 DSC(総下降) 〃 1185 m
0:36 0:40 7:28 3:24
   16:23   ⑩ 90番ポスト(R309) 総上昇量(GPS) 1340 m
  8:15 0:47   7:28 9:10     移動距離(GPS) 17.7 ㎞
 
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アプローチ
  奈良 → 《R24・京奈和道》 御所南IC → 《R309》 → 90番ポスト
※ 帰路はR309より反対側のR169に抜け、談山神社横から桜井を経由して帰宅した
駐車場
  R309の90番ポスト前に路駐
ルート
  P ⇔ 清明ノ尾出合(タイタン) ⇔ 奥駈稜線出合(P1458) ⇔ 奥駈道出合 ⇔ 弁天ノ森 ⇔ 聖宝ノ宿跡 ⇔ 弥山小屋(弥山←) ⇔ 八経ヶ岳 ⇔ 明星ヶ岳
※ 弥山の山頂(弥山神社)は帰路に寄る
記録
  今回も梅雨の貴重な中休みを利用しての山歩きだ。
晴れるのは今日 1日のみで翌日からは梅雨前線が上がってきて大雨が予想されている

今日も暑さが予想されるので、高度のある奥駈を歩くことにした。
ちょうど 1ヶ月前に 90番ポストから大普賢まで歩いたので、今回は 90番ポストから反対方向の八経ヶ岳まで往復する予定とした。

いつもより少し早く起きて自宅をスタート。いつも安いな と気になっていたR309の道中にあるガソリンスタンドでガソリンを満タンにしたので、若干時間がかかって現地に到着。リッター 6円も安かった。

90番ポストには、先着車が 4台停まっていた。4台とも軽だった。
そこまでの途中、熊渡に 1台・西口手前の無料駐車地に 3台・西口の有料駐車場には 10台以上・東口に 1台 おのおの駐車していた。
今日は休み明けの月曜日であるが、当方と同じく梅雨の合間の貴重な晴れ間を狙って出かけてきているようだ。

90番ポスト前の鉄階段から入山し、踏み歩かれた山道(作業道?)を登って行く。
今は気温は高くないが、登り始めて暫くたつと汗が噴き出してきた。
P1458の奥駈稜線出合まで、鉄階段からの高度差 400mをそれなりに頑張って登ると、シャツまで汗でビッショリになってしまった。
コースタイム 50分の所、ほぼコースタイムの 51分で登って来た。なお、90番からの入山は過去 4回経験しているが、コースタイム以下で登れたのは最初の 2回のみ。年齢とともにタイムも増えてきている。

今日は天気が良いので、これから向かう弥山・八経ヶ岳が登って来た反対側の正面に見えている。弥山小屋も稜線の一番高い所にポツンと見えていた。
今までは、そこから奥駈道を行者還岳方面に向かっていたが、今回初めて反対方向の弥山・八経ヶ岳方面に向かう。

いつ来ても気分の良い奥駈道の稜線上をルンルンで歩いて行く。
15年前初めてこの奥駈道を歩いた時には小屋のあった 第57靡「一ノ多和」を右に見て、今度はその少し先でトンネル東口への分岐の一ノ垰を左に見送って暫く進むと、奥駈道は 90°右の西方面に折れてP1516の斜面をトラバースしていく。
そのまま真っ直ぐ行くと高塚山、大栂山・西山観音方面だ。

斜面を横切って行くルートなのに、小刻みにアップダウンがあるので地味にシンドイ所だ。
奥駈稜線に出会ったP1458から 52分でトンネル西口分岐となる奥駈道出合に到着。西口に多くの車が駐車していたので誰か休憩しているかと思ったが無人だった。

休むほどではなかったのでそのまま通過。その先からダラダラと登って行く。
弁天ノ森のピーク と言うか丘のような所を過ぎて、反対側に下った広い鞍部から少し登ると理源大師像の鎮座する聖宝ノ宿跡だ。

この先、本格的な登りに入るがそのまま通過する。
歩きにくい岩ガレの道を登って行き、長い木製階段道を頑張って登って行く。歩幅が合うのでマイペースで頑張れる。

聖宝ノ宿跡から高度差 300m強を 50分かかってヒイコラ言いながら登りきると、弥山小屋に到着だ。小屋前のベンチには 2組が休憩していた。
そのまま八経ヶ岳まで行きたかったが、体が付いてこないのでたまらずベンチに座り休憩に入る。水分を取り、少し長めの休憩をして、あと少しの頑張りに向かう。

弥山・八経の鞍部から八経ヶ岳への登り返しに入り、鹿よけのゲートを抜けるとオオヤマレンゲの保護地
だ。開花にはまだ早いと思っていたが、案の定開花どころか蕾も見当たらない。
しかし、ゲート入口から少し登ると、ポツポツと蕾を付けている木が出始め、1株だけ数輪の花を付けている木もあった。
オオヤマレンゲは期待していなかったので満足して、山頂に向かう

八経ヶ岳の山頂は静かで 3組しかいなかった。
山頂からの景色は天気は良いものの少し靄っているので遠方までの景色なかった、金剛山・葛城山は残念ながら靄の中だった。しかし、ソコソコの展望はあったので、一通りの景色をカメラに収める。

今日の目的は八経ヶ岳だったが、まだ何とか頑張れそうなので、目の前にある明星ヶ岳まで足を延ばすことにした。今年 2月に熊渡から八経・弥山を周回した時に、時間が押していたので明星ヶ岳をパスしたのでそのリベンジだ。

八経から正味 17分で明星ヶ岳の山頂に到着した。山頂は無人だったか、ここまでの途中で明星ヶ岳から引返して来たと思われる夫婦さんとすれ違っている。
明星ヶ岳の山頂から釈迦ヶ岳方面を見ながら昼食にした。
昼食中に単独さんが 2名来られた。ここまで足を延ばす人もそれなりにいるようだ。

昼食を終え、あとは弥山神社のある弥山の山頂に寄ってから帰るのみ。
八経ヶ岳に戻り、そのまま通過して、オオヤマレンゲの保全区域に入ると、往路では 1株しか花が咲いている木に気付かなかったが、日が高くなってきて蕾が咲いたのか、往路で気付かなかったのか、咲いている花が散見された。その中で一番きれいと思われた花をカメラに収める。

弥山小屋まで登り返し、そのまま弥山神社のある弥山の山頂に直行。
これで近畿の最高峰の 1・2・3位を踏んだ。
弥山神社で山歩きの無事を祈願して、下山に向かう。

往路で、聖宝ノ宿跡からヒイコラ言いながら登って来た所も楽々と下る。そこで水分補給していたら、明星ヶ岳で後から来た単独さんがそのまま通過して行った。
追いかけて、弁天ノ森への登りに入る。ここは、初めて八経ヶ岳に来た 15年前に、弁天ノ森への小さな登りがシンドクて往生したトラウマが残っている所だ。

今回は普通のペースで登っていると、単独の女性が高速で追い抜いて行った。軽い登りではあるがスイスイと軽く登って行き、アッと言う間に背中が見えなくなってしまった。羨ましい脚力だ。

弁天ノ森のピークはそのまま通過して、トンネル西口分岐の奥駈道出合で、休憩に入る。休憩中に単独さん 2人が無休憩で通過して行った。息を整えて先に進む。

往路で、地味にシンドイと通過してきた P1516のトラバース道は、疲れた帰路ではもっとシンドカッタたが、先が読めてきたので、足早に通過。
奥駈道を別れる清明ノ尾分岐のP1458もそのまま通過して、清明ノ尾の下りに折れる。

13分程下った、タイタンの前で最後の水分補給をして、清明ノ尾の本尾根を別れ 90番ポストに向かう支尾根に折れる。そこから 23分頑張り、無事に国道 309に着地。
駐車している車は当方の車のみだった。

コロナ自粛後の山歩きで、体力ダウンが激しかったが、ようやく普通に歩けるようになってきたかな。
 
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R309の 90番ポスト前
先着車は 4台。西口の有料駐車場にも多くの車が駐車していた

鉄階段から入山して、尾根先に向かっている所

清明ノ尾に合流する手前の巨木

大普賢岳への展望が出てきた

清明ノ尾出合
林道上に放置されているタイタン

林道は右に向かっているので、尾根上を稜線に向かって登って行く

下草にササがでてくると、山頂が近付いてくるが

奥駈稜線上のP1458に到着

奥駈稜線上のP1458より①
今回は行者還岳・大普賢岳方面へは向かわない

奥駈稜線上のP1458より②
これから向かう八経ヶ岳(左)と弥山。弥山小屋が見えていた

奥駈稜線上のP1458③
その弥山小屋のアップ

奥駈の稜線上を八経ヶ岳に向かう
こんな雰囲気のルートを歩きたくて、出かけてきた

しなの木出合
15年前に 1度下りで、ここから西口まで下ったことがある

八経ヶ岳の手前のピークが弁天ノ森、奥の稜線の左端が楊枝ノ森

一ノ多和(第57行所)跡
昔ここに小屋があった

一ノ垰
東口への分岐

高塚山、大栂山・西山観音方面分岐

P1516の この傾斜の斜面をトラバースして行くが、小刻みにアップダウンしているので、地味にシンドイ

バイケイソウ畑

奥駈道出合
ココからは八経ヶ岳へのメインストリート

弁天ノ森 △1600.5
石休場宿跡

森の雰囲気が気持ちいい

弥山小屋が見えているが、まだまだ遠いな

聖宝ノ宿跡、理源大師像

長い階段場が始まる

展望箇所に出てきたが、天気は良いものの霞がかなりあるので展望はイマイチ

鉄階段が出てくると弥山小屋は近い

弥山小屋の台地に上がって来た

弥山小屋
一気に八経ヶ岳まで行く元気がないので、ベンチで今日初めての休憩

息を整えて八経ヶ岳に向かう

正面に近畿最高峰の八経ヶ岳

第53靡 頂仙岳(遥拝所)
しかし、ココから頂仙岳は大黒岩の影になり見えない

シカ等の食害防止柵のゲートを抜け、オオヤマレンゲの保全地域内に入る

サンカヨウ
実の生り始め

オオヤマレンゲの蕾

花が咲いている木もあった

←オオヤマレンゲの花のアップ



     八経ヶ岳 三角点に到着→

12:00 八経ヶ岳 山頂よりのパノラマ

八経ヶ岳 山頂より①
猫耳の七面山。左耳が七面山東峰、中央の頭が七面山、右耳が槍ノ尾ノ頭

八経ヶ岳 山頂より②
釈迦ヶ岳のズーム

八経ヶ岳 山頂より③
頂仙岳と、その奥に金剛山・葛城山があるが、霞んで見えていない

弥山辻

明星ヶ岳 山頂に到着
近畿 3位の山

明星ヶ岳 山頂より①
八経ヶ岳のズーム

明星ヶ岳 山頂より②
釈迦ヶ岳に続く奥駈稜線と七面山
この景色を見ながら昼食

明星ヶ岳 山頂より③
向こうの八経ヶ岳の方が 21m高い

明星ヶ岳 山頂より④
昼食を終え下山に向かう
昼食中単独さんが 2名来られた

八経ヶ岳まで戻ってきた
そのまま先に向かう

オオヤマレンゲの花
往路では気付かなかった一番きれいに咲いていた花

弥山小屋から弥山の山頂に向かう

弥山の山頂にある弥山神社
近畿 2位の山

弥山神社前の鳥居より
先ほど登って来た八経ヶ岳

聖宝ノ宿跡
水分補給をする

理源大師像
カメラのピントが顔認識していた

弁天ノ森

奥駈道出合
下山時初めての休憩に入る
足早に 2名の単独さんが無休憩で西口方面に下山して行った

休憩して落ち着いたので、引き続き下山に向かう

P1516の斜面をトラバース
斜面の小刻みのアップダウンが疲れた体にシンドイ

高塚山、大栂山・西山観音分岐
ここで進路を北に 90°曲がる

奥の稜線の雲に霞んでいる一番高い所が日出ヶ岳、右に切れ落ちている所が大蛇嵓

一ノ垰
ココからの下山も考えたが、東口近くの崩壊部分の通行が怪しいのでパス

この真下 300mに行者還りトンネルが抜けている

奥駈稜線上のP1458

奥駈稜線を別れ、右の清明ノ尾に折れる

清明ノ尾出合(タイタン)
水分を補給して、90番ポストに向かう右の支尾根に折れる

大木を右から巻いて

鉄階段を下りる

駐車地に残っていたのは当方の車のみ
 
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