TKMデジカメ山歩き 2021/3/14(日)
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五色峰天女の舞
スタート:天川村役場 →
ルート :↑坪内、↓カナビキ尾根・みたらい遊歩道
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
 
 
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※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
660m  07:45   ① 天川村役場 P 0:36 - 0:36   出発時間 06:00 15:25
580m  08:2100:00   ② 登山口(坪内) 到着時間 07:30 17:45
1:08 - 1:44  
986m  09:29   五色峰 △986.9 片道距離 68 ㎞ 68 ㎞
2:10 - 3:54  
   11:39~12:10 0:31 天女の舞 往復距離 136 ㎞(AVG=16.7)
0:09 - 4:03 0:09
1518m  12:19   ⑤ 天女の頂 P1518  
0:12 - 4:15 0:21
   12:31   ⑥ 分岐(金引橋)  
1:13 - 5:28 1:34
   13:44   ⑦ 金引橋  
0:28 - 5:56 2:02
   14:12   ⑧ 熊渡 ASC(総上昇)プロトレック 1005 m
0:23 - 6:19 2:25
   14:35   ⑨ みたらい遊歩道入口 DSC(総下降) 〃 1005 m
0:39 - 6:58 3:04
   15:14   ⑩ 天川村役場 P 総上昇量(GPS)map60 1102 m
  7:29 0:31   6:58 -     移動距離(GPS) 〃 19.0 ㎞
 
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アプローチ
  奈良 ⇔ 《R24・京奈和道》御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 天川村役場
駐車場
  天川村役場の駐車場を利用させてもらった
ルート
  P → 坪内(五色峰 登山口) → 五色峰 → 門前山 → 栃尾辻 → 天女の舞 → P1518 → 金引橋分岐 → 《カナビキ尾根》 → 金引橋 → 熊渡 → 《R309》 → 白倉トンネル → 《みたらい遊歩道》 → P
記録
  今日は、ホワイトデー。当方には縁がないが。

休日の早朝のため、道路はすいていたので順調に走り、途中でコンビニに寄っても 1時間半弱で現地の天川村役場についた。自宅から 68㎞。

休日なのに天川村役場の駐車場は満車に近い状態だったのにはビックリ。登山者は見当たらないので何かのイベントがあるのだろうか。
後で分かったことだが、ほとんどは釣り人の車だった模様。帰宅後にネットで調べたら今日は渓流釣りの解禁日だった。川沿いの道路上にも多くの車が路駐していたが、なぜか和泉・和歌山ナンバーの車が多かった。


外気温は 4℃、風はなかったが寒く感じたので防寒着を着てスタート。
役場から天ノ川沿いに少し下ったところで、橋を渡り県道53号線に出て、登山口のある坪内地区に向かう。
朝早いにもかかわらず、天ノ川の各所には多くの釣り人が長い竿を出していた。

そんな光景を見て歩いていたせいか、間違えて手前の五色地区に入る青い橋を渡ってしまった。渡り終えてからようやく間違いに気づく。
県道に戻り、その先の赤い橋を渡り坪内地区に入る。県道の分岐には、「← 天河大辨財天社・天の川温泉」への案内表示があった。

橋を渡り 200mほど進むと、道路の上方に歩道橋のようなものがあり、その先に左に山に上がる石階段がある。そこが五色峰への登山口になるが、歩道橋のような橋「ふなおかばし」への登り口になっており、その案内表示があった。
石階段から一段上がり、「ふなおかばし」と反対側に進む。

小さな墓地横を抜けると、目的の尾根頭に出た。ちょうど伐採したばかりで尾根上はヒノキの枝で埋め尽くされていた。尾根の右手に道が続いていたが。方向が違うので、ヒノキの枝で埋め尽くされた急な尾根の芯をその枝を踏みつけながら登っていく。
伐採地は尾根頭の一部のみ、すぐ上でヒノキの植林地に入る。まだヒノキの花粉は飛んでいないのか花粉症の症状はそれほどでていない。

傾斜のキツイ尾根を頑張って登っていく。作業道だろうか植林地内の尾根芯状には、ヤブもなくキツイ登りだが歩きやすかった。途中から白いケーブルが地に並行していたのに気付く。
尾根途中にあった鉄塔台地からひと頑張りすると右からの尾根に合流した。当方が登ってきた尾根方向にも、合流した尾根方向(△660.1)の両方向ともにテープがあったが、当方が登ってきた尾根方向のほうがテープが多かった。
階段から登り始めて等高線の詰まった高度差 300m弱の急登を 42分頑張った。

合流した尾根からは、傾斜が緩み、迷いようもない尾根道を登っていく。再び傾斜がキツクなりピークに出ると五色峰の三角点。手作りの案内があった。
2年前、天女の舞からの帰路に時間があったので、ここまで寄り道をしたことがある。その時は五色峰で引き返したが、先の方の坪内方面に下る方向にテープがあり気になっていた。機会を見つけてその坪内方面から登ろうと思っていたが、今日になった。

五色峰の山頂は展望も何もないのでそのまま通過して先に進む。そこからは 2年前に歩いた事のある道。
20分ほどで川合から弥山に向かう道に出合うが、その道を横切って正面の門前山への登りに取り掛かる。
一登りでピークに出たが、表示は見当たらず。よく見ると木に巻いたテープにマジックで門前山と書かれたものがあったのみ。ほとんど人の訪れない所だが、「山と高原地図」に山名が載っているので、一度は来てみなければ と思っていた。

門前山の稜線上から弥山へのルートに戻る。そこからはメジャールートであり道には残雪もないので歩きやすい。
坪内林道手前の鉄塔台地に上がると、今日初めての展望。稲村ヶ岳の山頂付近は白かった。

鉄塔台地から、6分ほどで坪内林道に合流。
11年前の2010年に車でここまで来たことがあるが、その翌年の 2011年に紀伊半島大水害を起こした台風で林道はズタズタ。それ以来通行できなくなっている。

林道を回り込んだ展望地から、先ほどの鉄塔台地からと同じような景色を見て、林道横から再び山道に入る。
少し登りかけたところで、薄くではあるが木々には霧氷がついて、白くなっていた。下山してきた単独さんがカメラを構えていた。

栃尾辻から短い急登を疲れが出てきたのかシンドイ思いをして登り、P1518の巻道の所でロープが張ってあるピーク方面に登っていく。その登りも結構キツイ。我慢して登ると開けたところに出た。

天女の舞に到着だ。誰かいるかと思ったら無人。大展望の特等席で正面に稲村ヶ岳方面を見ながら早速の昼食にかかる。
寒くはあるが風がないので、どうと云う事はない。薄雲であるが、時々日が差すのでその時はポカポカ。
昼食後にコーヒーと賞味期限近くなった非常食用のカロリーメイトを消化する。
ちょうど昼を挟んでいたのに、その間誰も訪れず。登って来る途中に 夫婦さんと単独さん 3人とすれ違ったのみ。この先も熊渡までの下山でも誰にも出会わなかった。

昼食後、P1518のピーク越えでカナビキ尾根からの下山に向かう。
P1518に上がると、誰かが勝手に命名した山名の異なる山名板が 2個あった。「天女の頂」「天女の舞岳」だ。後者のほうはつい 3ヶ月前にぶら下げられた。
「天女の舞」も多分誰かが勝手につけたのが一般化したのだろうが、果たして P1518の行方は。

金引橋分岐に下り、カナビキ尾根からの下山に向かう。
足元に残っている霜にはトレースがないので、今日は熊渡からの入山者はいない模様

分岐から少し下ると、斜面を横切るルートに入るが、傾斜のある斜面で道幅が狭いので、慎重に歩く。何度か歩いたことのある所だが、これほど危険を感じたのは初めて。雪解けの後のためかルートも判り辛くなっていた。
その先で今度は、激下りに入る。木の根っこを踏むと滑るのでそこも慎重に下る。その激下り部分もルートが判りにくくなっており、2度ほどルートを外してしまい少しウロウロ。

激坂を無事に下り終えると、今度は尾根横を巻いていくルートがしばらく続く。それほど危険ではないが油断は禁物。
その先で尾根に乗ってしまうと、危険部分からは脱出。尾根をそのまま下って行っても問題ないが、歩きやすい巻道があるので、そのルートを利用。

C900付近で尾根を別れ、林道に向かう道に折れる。数分で、金引橋手前の林道終点に着地。
金引橋から林道を 30分弱歩き熊渡に到着。熊渡の駐車地には多くの車が駐車していたが、ほとんどが釣り人の車と思われる。

熊渡からR309を、左手に流れる川迫川の中で渓流釣りをしている人を見ながらぶらぶら歩き、白倉トンネルを抜けて、回り込んでトンネル上を通る「みたらい遊歩道」に入る。熊渡から 23分だった。

天ノ川の左岸の「みたらい遊歩道」をブラブラ歩き、遊歩道終点から車道に出て、スタートした天川村役場の駐車場に戻る。
熊渡から 1:02、金引橋からは 1:30 距離は 7㎞弱くらい。
 
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天川村役場

日曜日の早朝だったので、道路はすいており、コンビニに寄っても 1:30弱で現地に到着した。

既に多くの車が駐車していたのにビックリ。
原因は、釣り人のようだ。ネットで調べたら今日が解禁日だった

朝早くから、ご苦労さんだ。
各所に多くの釣り人がいた

間違えて、五色地区に向かうこの橋を渡ってしまった

得体のしれない人形

赤い橋を渡る
「← 天河大辨財天社・天の川温泉」への案内表示があった

この上の道路上に渡されている鉄橋「ふなおかばし」へ上がる、左の階段が登山口になる

小さな墓地の横を抜けて、尾根頭から、伐採したばかりの急登の尾根を登っていく

尾根を登りかけたところで振り返る
枝は尾根上に放棄されていたが、幹は切り揃えられて積んである

写真では分かり辛いが、メチャ急登

何かの中継所跡かな、右にケーブルらしきものもある

崩壊地
栃尾山・栃尾辻へのルートがこの崩壊で寸断された。昨年 11月に崩壊地を回り込んで栃尾山経由で天女の舞に行ったばかり

鉄塔台地

尾根分岐
当方が登ってきた「ふなおかばし」からの尾根方面の方がテープが多かったが、△660.1の尾根方面にもテープがあった。

P912付近
何もない通過点

五色峰 山頂に到着
景色も何もないチョットしたピーク。

五色峰
2年前に天女の舞の帰路に寄り道をしたときに、先の方にテープが続いていたので気になっていた。その反対方向から出てきた

先の標識が「川合・弥山」道
今回は、その道を横切って正面の門前山に取り付く

門前山を表すものは、このテープしかなかった

門前山は何もないので、そのまま尾根から、先の「川合・弥山」道に向かう

すぐ先で「川合・弥山」道に合流

坪内林道に合流手前の鉄塔台地

鉄塔台地より①
観音峯山 山頂(左のピーク)の右下に観音峯展望台が見える

鉄塔台地より②
稲村ヶ岳と大日山
標高のある山頂付近は白い

鉄塔台地より③
ズームしてみたが、稲村ヶ岳の展望台は見えなかった

坪内林道に上がった

坪内林道の展望地より
バリゴヤノ頭と行者還岳

ここは、林道経由ではなく、左の山道に進む

高度 1200mを過ぎたあたりから、非常に薄いが霧氷が見え始めてきた

右からの林道に接近

地表に生える草にも霧氷が

1cmくらいかな

霧氷はパラパラと落ち始めてきている
天女の舞に着く頃は、消えているかも

栃尾辻

ドンドン落ちてきている

「川合・弥山」道は、右にP1518を巻いていく。正面のP1518方面はロープが張ってある

少し開けたところが「天女の舞」
ここまで 4組とすれ違ったが、「天女の舞」には誰もいない

「天女の舞」①
この景色を見ながら昼食
昼食中も誰も現れず

「天女の舞」②
前回は天女の舞からP1364の尾根に下ったので、今回はカナビキ尾根から下山することにした

「天女の舞」③
シンボルツリー 。ここに「この付近は 天女の舞」の標識があった

P1518①
ピークにあるシンボルツリー

P1518②
「天女の舞岳」と、命名している。

P1518③
シンボルツリーには、「天女の頂 1518m」の案内。こちらのほうが古いが、2019年12月にはなかった

親子連れの鹿
こちらの様子をうかがっていた。ルート上だったので近寄ると、飛んで逃げて行った

金引橋への分岐
正面が先ほど通過してきたP1518。
これから下る、カナビキ尾根ルートは何度か歩いているが、尾根に乗るまでガケ道・急下りで、ルートも一部に判りにくいところあり。2度ほど間違いかけた

尾根に乗って、数分下ってきたところ。
そのままロープを無視して尾根を下っても問題ないが、久しぶりに尾根横へのトラバース道に折れる

トラバース道はシッカリしたルートだ

ここもそのまま尾根を下ってもよいが、左のトラバース道に折れる

トラバース道から尾根に戻り、その尾根を少し下ると,再び左のトラーバース道に折れる。
この尾根をそのまま下るとキツイ下り

尾根に戻ったすぐ先で、左に尾根を別れる

林道終点に到着

金引橋
林道終点からすぐの所

総門コースへの分岐点
左の林道は、天女の舞へ向かうP1364尾根へ

熊渡
多くの車が駐車していたが、ほとんどは釣り人の模様

熊渡にかかっている橋
川迫川橋(こうせいがわばし)

白倉トンネル
手掘りの後をモルタルで固めてある。明るく映っているが中は暗い

白倉トンネルの上側から、みたらい遊歩道に入る

「みたらい遊歩道」終点
天ノ川の左岸側を歩いてきた

駐車した天川村役場に戻る
 
 
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