TKM の デジカメと山歩き | 2021/11/28(日) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
四寸岩山・青根ヶ峰 | |||||
スタート:あきつの小野公園(蜻蛉の滝) → | |||||
ルート :↑仏ヶ峰尾根、↓音無川 | |||||
![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
四寸岩山 | |||||
Ⅱ△1235.85m(心見ノ峠 | |||||
青根ヶ峰 | 足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅲ△858.07m(西川) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
250m | 08:27 | ① あきつの小野公園 P | 0:06 | - | 0:06 | 出発時間 | 06:50 | 15:55 | ||
08:33 | ② 蜻蛉の滝 | 到着時間 | 08:15 | 17:40 | ||||||
1:00 | - | 1:06 | ||||||||
09:33 | ③ 大谷山 △668.5 | 片道距離 | 52 ㎞ | 52 ㎞ | ||||||
0:57 | - | 2:03 | ||||||||
10:30 | ④ 吉野大峯林道出合 | 往復距離 | 103 ㎞(AVG=15.7) | |||||||
1:14 | - | 3:17 | ||||||||
11:44 | ⑤ 新茶屋跡 | |||||||||
0:43 | - | 4:00 | ||||||||
12:27~12:55 | 0:28 | ⑥ 足摺宿 | ||||||||
0:15 | - | 4:15 | ||||||||
1235m | 13:10 | ⑦ 四寸岩山 △1235.9 | ||||||||
1:05 | - | 5:20 | 1:15 | |||||||
858m | 14:15 | ⑧ 青根ヶ峰 △858.1 | ASC(総上昇)プロトレック | 1145 m | ||||||
1:25 | - | 6:45 | 2:40 | |||||||
15:40 | ⑨ 蜻蛉の滝 | DSC(総下降) 〃 | 1130 m | |||||||
0:05 | - | 6:50 | 2:45 | |||||||
15:45 | ⑩ あきつの小野公園 P | 総上昇量(GPS)map60 | 1172 m | |||||||
7:18 | 0:28 | 6:50 | - | 移動距離(GPS) 〃 | 18.1 ㎞ |
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アクセス |
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奈良 ⇔ 《R24・県14・県37・県28・R169》 ⇔ あきつの小野公園 |
駐車場 |
あきつの小野公園 駐車場 |
ルート |
P → 蜻蛉の滝 → 大谷山 → 《吉野大峯林道》 → 大峯登山口 → 新茶屋跡 → 足摺宿 → 四寸岩山 → 青根ヶ峰 → 《音無川》 → 蜻蛉の滝 → P |
記録 |
朝早く起きるのが辛いので、普段通りに起きて行ける所 と、云う事で比較的近い吉野へ行く事にした。 歳のせいか、山歩きのための早起きが次第に億劫になりつつある。起きて出かけてしまえばいつも通りなんだけど・・ このところの冷え込みで、自宅スタート時は 3℃。風はないのでそこまでの寒さは感じない。 日曜日なので道路は空いており、順調に現地に到着。あきつの小野公園のダダ広い駐車場には 3台しか駐車していなかった。 到着時の外気温は 4℃。風は感じないがやはり寒いので、先日ワークマンプラスで買ったウインドブレーカー(透湿機能の付いた雨具)とニットの手袋をしてスタート。 公園を抜け蜻蛉の滝の案内に従い石段を登り、蜻蛉の滝を見学。そのまま上に上がって暫くの所に分岐案内があった。右に上がれば尾根経由で吉野(青根ヶ峰)、真っすぐ行けば音無川沿いから吉野への分岐。往路は尾根経由、帰路は音無川沿いからその分岐に戻ってくる予定。 分岐から少し上がり、崖道を進むと聖天岩屋の洞窟。中に祠があるとの説明があったが鉄柵越しに中を覗いたがフラシュ無しでは暗くて確認できなかった。入口に蛇模様の石があったとの記憶があるので周りを探したが見つからず。どうなったのだろう。4年前の記録には入口の横に写っていたが。 洞窟の先も暫く崖をへつった手摺のある崖道を進む。幅が狭く下を向いて歩いていたら、せり出している岩に思いっきり頭をぶつけた。幸い帽子をかぶっていたので傷は出来なかったが、タンコブが出来るくらいの衝撃があった。 工事現場にあるような梯子を何ヵ所か登り、植林地の中に入ると道は穏やかになり、山の斜面を斜めに横切りながらダラダラと登って行く。 C500付近で尾根登りに変わり、少しきつい尾根上を頑張ると分岐案内があり、右に行くと五社峠・白倉山、左が目的方面の吉野・青根ヶ峰の表示。 その分岐からすぐの尾根に回り込んだ所で、右に薄い踏み跡の入口があった。そこが三角点の仏ヶ峰への取付き口だ。ほんの近くなので寄り道に行く。 踏み跡から少し上がると尾根に出て、その尾根を横移動すると三角点があった。仏ヶ峰と大谷山の手作りの案内があった。 ⇒ 帰宅して確認すると、古い「山と高原地図」には仏ヶ峰とあり、ヤマプラ(山と高原地図の電子版)には大谷山とあった。基準点名は大谷。正解はどちら?。なお仏ヶ峰はこの尾根の北側 0.6㎞の無名ピーク(P610)にも表示があったとの記憶もある。 三角点の反対側、少しヤブっぽい所から尾根道に合流して、尾根上の平穏な道をダラダラと登って行くとやがて林道終点に合流。林道がそこまで伸びてきていた。 そこからは林道歩き。尾根上のピークを巻ながら、勾配のない所をしばらく進み、右のピークを巻いていく所で、そのピークには三角点があるので、そこも寄り道に行く。林道から尾根を少し登りピークに上がる。三角点はピークにはなく 10mほどピークの西側にある。山名も何もない所だが、ココを通る度に寄ってしまう。 ピークから反対側に下り林道に合流して、暫くその林道を進み、音無川からのルートと合流したすぐ先が、稜線上を走る吉野大峯林道。林道とはいえ舗装された立派な車道だ。その林道の反対側に青根ヶ峰に登る鉄階段があるが、青根ヶ峰は帰路に寄る事にして、舗装道を四寸岩山方面に進む。 吉野大峯林道を 25分ほど歩くと、四寸岩山への登山口があるが、今回はそこから上がらず、すぐ先の四寸岩山を巻いていく道に入る。道標には「大峯登山口」とある。 新茶屋跡経由で四寸岩山の向こう側の足摺宿へ出るルートだ。新茶屋跡から先の足摺宿までは始めて歩くルートだ。 吉野大峯林道から再び入山する前に、小腹ごしらえして、ウインドブレーカーは脱いだ。 新茶屋跡までは 2度ほど歩いたことがあるが、何れも下山時で反対方向から歩くのは今回が初めて。 少し行った所にロープが張ってあり、その先崩壊しているのが見えた。見る限り何とか渡れそうな感じがしたので、ロープの所まで行ってみると、折り返すように迂回路が出来ていた。前回通過した時(3年前)にはそんな崩壊跡はなかった。 トラバース道なので、崩れている所が多く特に崖道は注意して通過。 それほど古いと思われない 50丁の石碑の先で尾根を巻く広い所に出ると、五十丁茶屋跡の表示があった。今まで 2度ほどそこを通過しているが、その存在に気付いたのは今回初めて。 林道から 45分ほどで新茶屋跡に到着。 この先から初めて歩くルートになるが案内表示がなく、新茶屋跡からの取付き口が分からない。とりあえず奥の新茶屋跡の表示を確認に行く。するとその奥に、山の斜面を横切っていく道が続いていた。 その道に入り少し進むと、「←吉野方面 山上方面→」の案内が出て来た。一安心。その先も所々にその標識があった。初めての道だったので心強かった。 とは言ってもルートが不明確な部分も多く、ガレてルートがハッキリしていなかったり、突然ルートが横側に移動したりしていて、迷う事も。そんなんでルートを見失わないように確認しながら進む。 新茶屋跡から40分ほどで、足摺宿の上側で奥駆道に合流。林道を別れてからそこに至るまでものすごく長く感じた。 四寸岩山を巻いていく途中、山影になった部分では足元に残雪のように霧氷が落ちた跡が所々にあったが、奥駆の稜線に出ると樹々には薄いものの霧氷が残っていた。 風はないが、ジッとしていると寒いので、足摺宿の小屋に入って昼食にする。 小屋の中は、周りにベンチがあるものの床がない。そのベンチに座って定番の昼食。スタートが遅かったため時間が押してきていたので、コーヒーとデザートを急いで食して、ウインドブレーカーを再び着て先に進む。 小屋から 15分ほどで四寸岩山の山頂三角点に到着。ススキが伸びていて大峯方面はほとんど見えなかった。少し残念な景色だったので早々に下山に向かう。 山頂から下り始めると、落ち葉の上に霧氷が落ちている所は滑るので、そんな所ではスッテンコロリしないように注意して下る。 少し高度を下げると霧氷の残骸はなくなった。その先、危険のない尾根道の下りなので、すんなりと下り、吉野大峯林道に着地。 復路では、いつも舗装道横の奥駆道を歩くが、時間が押しているのでそのまま舗装道を歩き、青根ヶ峰の登山口に到着。 少し迷ったが、青根ヶ峰に寄って行く。3分ほどで山頂三角点に到着。もう少し時間がかかると思っていたので迷ったのだが、何の事はなかった。 山頂から、そのまま表示のない反対の尾根から下り、鉄階段で林道に着地。林道の反対側が蜻蛉の滝への分岐。 林道を横断してその分岐に入り、直ぐ下側で尾根上の林道から、案内に従い右の音無川沿いのルートに折れる。 初めは広い道だが、谷の源頭部を巻いていく所に入ると、崖道に変わるので万が一のない様に、慎重に通過。 P599地点から、音無川の支谷の右岸側を下り、支谷から音無川に合流して、左岸側をダラダラと下り、途中で右岸側に移動して音無川の横を高巻きながら下っていく。 音無川に合流してから 30分ほども歩くと、舗装された車道の終点に出た。そこまで川沿いの道がメチャ長く感じた。 その車道を 5~6分進んだ所の水道施設手前で、分岐表示に従い蜻蛉の滝方面の道に折れる。 少し下った所で、案内表示はなかったが、左に折り返していく道に折れる。真っすぐ行けば駐車場への道だが、帰路も蜻蛉の滝に寄って行く。 分岐から少し下った所で、右下に下る道があった。そこも道標がなかったが、右下に見える道には手摺が見えたので、そこへの道に下ると、すぐ先に滝見台があった。 蜻蛉の滝の滝見台だが樹木が邪魔をしているので、滝見学にはイマイチ。紅葉の真っ盛りだと映えていたかも。 往路で見た蜻蛉の滝には、その左側にも水量の少ない滝があったが、その滝の上部と思われる所を通過していくと音無川に架かる吊り橋に出た。蜻蛉の滝の上部側だ。 その吊り橋に入ったとたんに、あわや滑ってこける寸前。橋の表面はベニヤのような板張りで濡れて油を塗ったようにツルツル。その先は、ワイヤーを手摺代わりに持って小股で滑らないように進んだが、それでも 2回ほど滑りかける。 小さな子供さんが滑って転ぶとワイヤーの間からすり抜けて転落もありうる。 その吊り橋を渡って蜻蛉の滝に戻って来るルートは今回初めて歩いた。 公園まで下ると、東屋でパーティーをしているグループがいたが、季節がらか何となくヒッソリしていた。 駐車場も数台ポツポツと停まっているだけだった。 |
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