TKMデジカメ山歩き 2021/4/1(木)
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快晴
吉野(四寸岩山青根ヶ峰
スタート:喜佐谷 →
ルート : 
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
四寸岩山
 Ⅱ△1235.85(心見ノ峠)
青根ヶ峰 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△858.07m(西川)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
230m  08:25   ① 喜佐谷 P 1:05 - 1:05   出発時間 06:35 15:40
   09:30   ② 吉野水分神社 到着時間 08:10 17:20
1:07 - 2:12  
   10:37   ③ 登山口(林道分岐) 片道距離 49 ㎞ 50 ㎞
0:52 - 3:04  
1235m  11:29~12:11 0:42 四寸岩山 △1235.9 往復距離 99 ㎞(AVG=16.1)
0:15 - 3:19 0:15
   12:26   ⑤ 新茶屋跡  
1:09 - 4:28 1:24
858m  13:35   青根ヶ峰 △858.1  
0:27 - 4:55 1:51
   14:02   ⑦ 西行庵  
0:19 - 5:14 2:10
   14:21   ⑧ 金峰神社 ASC(総上昇)プロトレック 1140 m
0:21 - 5:35 2:31
   14:42   ⑨ 吉野水分神社 DSC(総下降) 〃 1135 m
0:48 - 6:23 3:19
   15:30   ⑩ 喜佐谷 P 総上昇量(GPS)map60 1116 m
  07:05 0:42   6:23 -     移動距離(GPS) 〃 19.7 ㎞
 
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アプローチ
  奈良 ⇔ 《R24・県14・県37・県28・R169》 ⇔ 宮滝 ⇔ 喜佐谷
駐車場
  喜佐谷の奥にある駐車場
ルート
  P → 《宮滝万葉の道》 → 吉野水分神社 → 四寸岩山 → 新茶屋跡 → 青根ヶ峰 → 西行庵 → 金峯神社 → 《宮滝万葉の道》 → P
記録
  今日から 4月

関西地方はここにきてコロナが急速に増え始めた。
阪神間の 5市(大阪・尼崎・西宮・芦屋・神戸)と宮城県の仙台市に、新しく制定された「まんぼう」(まんえん防止等重点措置)が初めて適用されることが検討されている。(→今日 4/1に決定した、期間は 4/5~5/5)

1/7に1ヶ月間の緊急事態宣言が発出されて、その後 1ヶ月延長されたが、関西地区は感染状態が落ち着き病床使用率も下がってきた事もあり、延長期間を 1週間前倒しして、2月末で宣言は解除された。
その後、しばらくは落ち着いていたが、ここにきて急速に感染者が増えてきた。
変異ウィルスの影響らしく感染力が強いので緊急事態宣言手前の「まんぼう」の適用だ。

ワクチンが行き渡り、早く鎮静化してほしいものだ。後期高齢者(75歳以上)のワクチン接種は 5月からとの報道があるが、当方の順番はいつ来るのだろうか。


3月が異常に温かかった事もあり、サクラの開花が 1週間~10日ほど例年より早い。
吉野のサクラも、昨日の夕刊のサクラ情報では、下千本=満開・中千本=7分咲き・上千本=5分咲き とあった。
少し早いかな と思ったが、天気が良いのは今日までで、週末は天気が悪くなるとの予報なので、タイミングを逸しないように今日出かけることにした。

サクラの時期には毎年のように吉野を訪れていたが、昨年はタイミングを逸して行けていなかったので 1昨年以来になる。その 1昨年は喜佐谷から登ったので、今回は鳳閣寺方面から登るか、蜻蛉の滝方面から登るかを考えたが、1昨年に続くが上千本に近い喜佐谷から登ることにした。

吉野は自宅から比較的近いので、普段通りに起きて自宅をスタート。外はもうスッカリ明るい。
通勤時間帯には早かったが、車が増えてきていたので少し時間がかかって現地に到着。駐車場には 5台先着していた。


外気温は 7℃。風もなく日も出ているので寒さは全く感じない。
駐車場の横からの山道を登っていく。「宮滝万葉の道」とネーミングされているが、近畿自然歩道でもある。
沢の右岸沿いに登っていき、途中で渡渉して左岸側に移り、スタートして 35分で御園からの林道に合流。
その林道を少し進むと、分岐があり林道は如意輪寺方面に向かっているが、そこは左の上千本方面の山道に入る。
1昨年は如意輪寺から中千本を通り、蔵王堂に回ったが、その付近は観光客が多そうなので、再びコロナが増えてきた今、密を避けたいので中千本はパス。
その分、他に足を延ばし今回は四寸岩山まで行く予定にした。

分岐から少し上がった日拝地蔵の四辻で左に折れ少し先で、上千本を見下ろす広場に出た。まだ朝早いが、既に多くの人がいた。
ほとんどの人がマスクをしているので、当方もザックからマスクを出して着用する。

上から見下ろす蔵王堂付近は、満開のサクラで満ちていた。昨日の夕刊のサクラ情報では、中千本は 7分・上千本は 5分咲きだったが、中千本は満開・上千本も満開に近い状態に感じた。時期的に少し早いかと思っていたが、週末の悪天候を過ぎると散ってしまうかも知れないので、一番良い時期に来た。満足。

一段上がった花矢倉展望台へも寄る。先ほどと同じような景色だが何枚も写真を撮る。
その少し先の吉野水分神社は今回パスしようとしたが、下から覗くとサクラが咲いているのが見えたので境内に入りその桜も見学。

舗装道路に戻り登っていくが、車道とはいえ傾斜があるのでキツイ。
その先の高城山の展望台も、今回はまだ先が長いのでパスし、そのまま先に進む。
前方に金峯神社の鳥居が見えてくると、バス待ちなのだろうか鳥居下には多くの人たちがいた。

金峯神社は帰路に寄ることにして、往路はそのまま舗装道を進む。
往路は旧道に一切入らず、舗装道をひたすら歩き、吉野水分神社から 1:07、金峯神社の鳥居前から 0:47で四寸岩山の登山口に到着した。

この手前で抜いていったトレランの青年がいて、案内ポールに巻き付けてあった「2020-10-4~2021-4-30 コロナ禍のため長期にわたり閉鎖します」との注意書きを見て逡巡していた。
コロナで山道の閉鎖とは不思議に思ったが、危険なルートでもないのでその注意書きは見なかったことにして入山。
登っていく途中で気づいたが、閉鎖との文言があったので、山頂の先に少し下った「足摺ノ宿跡」にある避難小屋を閉鎖している事と思われる。それならそれでキチンと表記してもらいたいものだ。

モノレールに沿って急坂を登っていると、夫婦さんが下ってきた。その先では大きなザックを背負った人に追いついた。今日はウィークデーだがそれなりに歩いている人もいる様だ。

登山口から 52分で四寸岩山の山頂に到着。以前は三角点のある山頂からの展望は皆無だったが、西方向の立木が少なくなっており、一部に展望があった。逆に山頂横を通る縦走路からの展望は萱が伸びていてそこからの展望はなくなっていた。3年ぶりの山頂だが、その間でも様相が変わっていた。

今日は快晴だが、空気が濁っているのか、黄砂の影響がまだ残っているのか、遠方の景色は少し濁っていた。その黄砂は 1昨日に日本列島全域を覆い、天気が良かったにもかかわらず、まるで霞がかかったように視界をさえぎっていた。東京では 10年ぶりの黄砂とのことだった。

山頂の展望場所に携帯椅子を出して昼食。
昼食中に、途中で追い越した大きなザックを背負った人が上がってきた。離れて休憩に入られたので言葉は交わさず。コロナに気を付けておられたのかな。

四寸岩山からの下山は、登ってきたルートから下らず、山頂下側から西の尾根に折れて、新茶屋跡に下り、そのまま尾根を下って吉野大峯林道に着地した。

往路では通しで林道を歩いたが、帰路は途中で旧道を通り、青根ヶ峰の山頂にも寄る。
青根ヶ峰の山頂では 3人さんが宴会をしていたので三角点にタッチしたのみで反対方向に下山。
途中の伐採跡に、新しくできた「弘法大師高野への道」との石板のあるベンチ広場を横に見て。金峯神社に直接向かうつもりだったが、西行庵の分岐で、一方通行の表示が見当たらず、反対方向から来る人も少なかったので、西行庵に寄っていくことにした。

西行庵の上方の四方正面堂跡から西行庵を見下ろすと、サクラの花が咲いているように見えたが、西行庵の広場まで下りて見るとほんの一部に咲いているのみでサクラはマダマダだった。
そのまま先に向かおうとすると、何とそこには桜観期は一方通行の案内があった。人がいないすきを見て逆行しようかと思ったが、カメラを構えた人がいて動きそうもない。致し方ないので来た道を戻りかけると、苔清水のところでロープが張ってあったが上に上がるルートがある。そこを上がれば上の道に復帰でき、危険はない。で、ロープを潜りそこから上がる。

すぐ上で、西行庵からの道に復帰し、その先で百貝岳からの道と合流し、金峯神社を抜けて鳥居の先からは登ってきた道を引返す。高城山の展望台は帰路に寄ろうかと思ってはいたが、余り触手は伸びなかったのでパス。

まだ、多くの人がいた上千本の展望地から、車道を折れ宮滝への山道に入る。
そこから登ってきた道をそのまま下り 42分でスタートした駐車場に無事下山。

駐車場には車は数台しか残っていなかったが、一旦満車になったようで、端の方に駐車している車が残っていた。

地球温暖化の影響だろうか、桜の時期がメチャ早くなっている。
イメージでは、入学式のころ(4/6~8)に桜が満開になったと印象があるのだが・・。
 
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駐車地


喜佐谷の奥、「宮滝万葉の道」の山道が始まる地点の横

先着車は 5台

近畿自然歩道でもあるので、ルートはシッカリしている

高滝分岐

「象の小川」の案内
象→「きさ」と読む、喜佐に同じ

支谷を渡って、本流の右岸側を登っていく

無名滝
名前があっても良いような、滑り滝だった

連続して石垣があったが、炭焼きの跡だろうか?

「やすらぎ広場」
ハンモックなどが吊るしてあった

御園からの林道に合流

前回(一昨年)は右の如意輪寺方面から蔵王堂に行ったが、観光客が多いと思われ密になるので、今回は左の上千本に直接向かう

この四辻は左に折れる

日拝地蔵

上千本まで上がってきた

車道下の広場から
金剛・葛木山も見えている

蔵王堂から続くおなじみの景色

花矢倉展望台にも寄っていく

花矢倉展望台より①

花矢倉展望台より②

花矢倉展望台より③

吉野水分神社
サクラが咲いているのが見えたので、境内に入る

吉野水分神社 境内

高城山の展望台はパス

金峯神社の修行門
金峯神社は復路に寄る予定で、往路は林道を歩いていく

蜻蛉の滝分岐
話し声が聞こえたので、蜻蛉の滝方面から団体さんが来たようだ

旧道と合流
右手前に覗いているのが百貝岳

黒滝村分岐
正面の吉野大峯林道は 3/31まで、積雪・凍結の為 通行止 との立て看板があるが、今日は 4/1
手前は、9:00~17:00 通行禁止の表示

四寸岩山への登山口

「2020-10-4~2021-4-30 コロナ禍のため長期にわたり閉鎖します」とあるので、トレランの青年が逡巡していた。
見なかったことにして入山したが、よく考えてみれば閉鎖とあるので、山頂の少し先にある足摺ノ宿跡の避難小屋の事と思われる

モノレールに沿って急坂を登っていく

山頂手前で、前方に大峯の主峰が見えてきた

四寸岩山の山頂に到着
日も差して、暑くも寒くもないので、ノンビリ昼食にする

四寸岩山 山頂より①
以前と違い山頂から一部展望が開けていた。中央に大天井ヶ岳、すぐ左奥が稲村ヶ岳、右奥に弥山

四寸岩山 山頂より②
大天井ヶ岳から高野山に向かう「弘法の道」の尾根

四寸岩山 山頂より③
山頂を後に下山に向かう。正面は高原山へ向かう東尾根。8年前に歩いている

山頂から少し下ったところで、新茶屋跡に向かう西の尾根に折れる。
この分岐は気を付けていないと見落とす

新茶屋跡
釜があるが、飯場でもあったのかな

萱のヤブの中を踏み跡・テープを頼りに下っていく

大天井ヶ岳からの稜線が目立っていた

吉野大峯林道に着地

往路は、先に見える標識の所から四寸岩山に登った

往路は林道を歩いてきたので、帰路は左の旧道を歩く

植林地の中の旧道

旧道から林道に戻る

先の表示の所より、青根ヶ峰の山頂に向かう

青根ヶ峰 山頂の三角点

青根ヶ峰から旧道まで下ってきた

展望尾根より
高取山から竜門岳への稜線

伐採された跡だろうか、展望場所ができ、ベンチも置いてあった

「弘法大師高野への道」とある

西行庵はパスするつもりであったが、一方通行の表示がなかったので、左に西行庵に寄っていくことにした

サクラを植林中

西行庵の広場を上方(四方正面堂跡)から。上から見るとサクラの花が咲き始めていた

西行庵まで下りてきた

檜皮の屋根にビニールがかぶせてある

下から見ると、サクラの花はマダマダだった

金峯山寺

上千本の展望地まで戻ってきた
ここで車道を別れ、宮滝への山道に入る

謎のオブジェ

日拝地蔵前の四辻

林道を別れる

象の小川

駐車場に戻る
今はガラガラだが、一旦満車になった模様
 
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