TKMデジカメ山歩き 2022/11/05(土)
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快晴
観音峯山・みたらい渓谷
スタート:観音峰登山口休憩所 →
ルート :↓三塚北西尾根
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
観音峯山
 Ⅲ△1347.66m(観音峰)
  足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ヤマプラ
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
770m  07:59   ① 観音峰登山口休憩所 P 1:17 1:50 1:17   出発時間 05:10 14:30
   09:16~09:21 0:05 ② 観音峯展望台 到着時間 07:45 16:45
0:29 1:46  
1347m  09:50   観音峯山 △1347.7 片道距離 70 ㎞ 70 ㎞
0:28 0:35 2:14  
1380m  10:18~10:53 0:35 三ツ塚 C1380 往復距離 140 ㎞(AVG=16.8)
1:25 - 3:39 1:25
   12:18   ⑤ 登山口(三ツ塚)  
0:50 - 4:29 2:15
   13:08   ⑥ 観音峰登山口休憩所 P ASC(総上昇)プロトレック 830 m
0:33 0:30 5:02 2:48
650m  13:41   ⑦ 哀電橋(みたらい渓谷) DSC(総下降) 〃 825 m
0:34 0:35 5:36 3:22
   14:15   ⑧ 観音峰登山口休憩所 P 総上昇量(GPS)map60 906 m
  6:16 0:40   5:36 -     移動距離(GPS) 〃 12.9 ㎞
 
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アクセス

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》御所南IC ⇔ 《R309・県21》 ⇔ 観音峰登山口休憩所

駐車場
観音峰登山口休憩所の駐車場
ルート
P → 第一展望台 → 観音平 → 観音の岩屋 → 観音峯展望台 → 観音峯山 → 三ツ塚 → 《三ツ塚 北西尾根》 → 洞川温泉 → 《みたらい遊歩道》 → P → 《みたらい渓谷 哀電橋まで》 → P
※ 時間があったので、「みたらい渓谷」へ紅葉見学に往復した
記録
当初は近畿の中北部の半国山に行く予定にして、GPSルートほか準備していたが、天気予報を見ると日本列島は秋晴れなのに、近畿の日本海側方面のみ天気が悪く、半国山は一日中曇マークだった。
で 急遽、秋晴れの近畿南部に予定を変更して、観音峯山に行くことにした。

いつも拝見させてもらっている「登山日和」さんのホームページで、観音峯山の北側に位置する三ツ塚の北西尾根から下ったレポがあった。そのレポを参考に近々歩こうと思っていた。その実行に変更だ。

現地の洞川は自宅から交通アクセスがよく、今日は休日のため通勤渋滞も考えられなく、また今日の行程は短いほうなので、ユックリのスタートでもよいと思ったが、今は紅葉の季節。
現地の駐車予定地は、紅葉で有名な「みたらい渓谷」の上側からのアプローチ部分でもあるので、着く時間が遅くなると駐車に苦労するかと思い、朝早く起きるのはつらい季節になったが頑張って早く起き自宅をスタート。

渋滞もなく、信号に引っかかる回数も少なく順調に走り、途中コンビニに寄っても自宅から 1:35’で現地に到着。距離は70.1㎞。
予想通り駐車場には既に多くの車が駐車していた。2台分空いていた駐車枠に駐車。駐車枠以外にも止められるので、あと 10台くらいは停められる


外気温は 4℃、風がなく日差しもあるのでそれほど寒さは感じない。夏用のズボンとシャツの上に薄い上着を着てスタートしたが、さすがに寒さを感じた。しかし、時間とともに気温が上がるし歩けば体が温まると思いそのままスタート。ただ手は冷たかったのでニットの手袋をした。

休憩施設の横から山上川に架かる吊橋を渡り、対岸から観音峯山への登山道に入る。
遊歩道のようなルートで、ヤヤコシイ場面はなく傾斜のキツイ所は丸太階段で整備されている。少し荒れてはいたが。

歩き始めて 10分くらいの所で「観音の水」の水場。湧き水らしい水が流れていた。スタートしたばかりなのでそのまま通過。
そこからまた 10分ほどで第一展望台への分岐。そこは生い茂ってきている樹木で展望のないのは分かっていたが、一応展望台まで往復する。

元に戻り先に進む。傾斜が緩く歩き易いのでドンドン進み、スタートして 0:47’で休憩施設のある観音平に到着。休憩するほどでもないのでそのまま通過。

観音平から階段を上がった少し先で、「観音の岩屋」への分岐。何時も寄って行くので今回も往復に向かう。
往復 10分の寄り道をして、観音の岩屋を西側から巻いて、急傾斜の所をジグザグに観音の岩屋の上部側に上がる。そこから始まる緩やかな尾根を登って行くと観音峯展望台。文字通りの展望地だ。

2組のグループがいて、我がもののように石碑の前に座り込んでいた。カメラを構えたら一応どいたが、当方が移動すると元に戻っていた。
秋晴れの天気で、大展望があるので暫くその景色をみてから、先に進む。

観音峯展望台から少し下った所で新たに出来た林道を横断して、観音峯山の前衛峰のP1285を超えて、観音峯山との鞍部に下ると、そこにも林道が出来ており、その林道を横断。
観音峯山への登りに掛かると、落ち葉で踏み跡が分からない部分があり直登する。傾斜があるので直登はシンドイ。すると単独さんが下ってきて、そこで薄い踏み跡を発見。ジグザグに登って行くルートに乗りキツサは少しマシになった。

観音峯山へはスタートして 1:51’で到着。山頂は無人。
そこまで出会った人は観音の岩屋を巻く所ですれ違った単独さん・観音峯展望台の 2グループ・観音峯山への登り途中ですれ違った単独さん、それと追い越した年輩の単独さん、の 5グループ。縦走していった人もいるかもしれないが駐車していた台数にしては少なすぎる。やはり「みたらい渓谷」の紅葉見物者が多かった模様だ。

観音峯山は展望も何もないのでそのまま通過して先に進む。
この少し手前から紅葉がみられるようになっていたが、稜線上の紅葉は終盤を迎えている感じ。
落ち葉の多くある稜線上を軽いアップダウンをして、倒木が多くなると三ツ塚に到着。

三ツ塚には地名表示はなく、道標にマジックで「三ツ塚」と書かれたものがあるのみ。
ルートが通っているピーク付近は荒れて展望はないが、ピークの東側に樹木がない部分があり一部に展望も開けている部分もあるのでそこに移動して、時間は早いが昼食にする。何度かその場所で昼食をしたことがある。

昼食中、日が照っているうちは寒さを感じなかったが、浮かんでいる雲に日が隠れると急に寒くなる。冬の到来が間近に感じられた。
昼食後に定番のコーヒーにデザートで少しユックリしてから下山に向かう。

下山ルートは三ツ塚の北西の尾根。初めてのルートだ。
昼食を取ったピーク付近の東側から、反対の西側に移動して、そのまま下って行ったが、それが大間違い。広い斜面で、そこそこの傾斜に見えたので最短方向へ進路をとった。
植林の中で、杉の落ち葉が多くて傾斜の割に滑らないが、斜面上に放置されている灌木材がイッパイあり、障害になって少し下っては乗り越えの繰り返し。

GPSの地図をよく見ると、三ツ塚の山頂の北側から尾根が下っているので、その尾根から下るのが正解だった。方角だけでなく地形図も含めて確認するべきだった。
ややこしい斜面歩きから、尾根に乗っかると軽い登りになった。尾根上のコブを超えると前方は二股に分かれている感じ。その先が見えないので、どちらがルートか分からない。

とりあえず明るい左側に進むと、方角が違っていた。右側の方に移動して先に進むと下って行く尾根が先に続いていた。
植林の中の比較的歩き易い尾根上を下っていると、尾根上に岩稜が出て来た。大きな岩稜ではないので問題なく通過できるが、歩きやすい所を確認しながら下って行く。
そんな岩稜尾根を 数分下ると、また植林の尾根下りに変わった。雰囲気は味気ないが歩き易い。

明確な踏み跡はほとんどなくテープも思い出したようにあるだけなので、とにかく方向だけを間違えないように何度も確認しながら下って行く。

高度を下げ傾斜が出て来ると、岩や木に赤ペンキのマークが出て来た。それを辿って下って行く。そのマークの所を歩く人が多いのか薄い踏み跡が出来ていた。
その途中で、下方に赤ペンキを見失った。周りを探すと、横の方の先に赤ペンキが見えた。長い横移動があり、ルートがあっているのか心配になったが、その先で赤ペンキは下方に変わっていたので安心してそれに従う。障害物を迂回したのだろうか。

そのまま赤ペンキに導かれアスファルト車道に着地。
三ツ塚から標高差 540mの下りに 1:25’かかった。危険のないルートだったが、下側を除き マーク・踏み跡は殆どなく、尾根がハッキリしない部分も何ヵ所かあったので、落としてきたGPSルートを何度も確認しながらくだった。

着地した車道を暫く歩いて洞川温泉センターの正面の先、橋の手前で「みたらい遊歩道」に下りる
その遊歩道で多くの人とすれ違う。何度か歩いた道であるが人と出会ったことは殆どなかったのに、今日は驚くくらいに多かった。紅葉日和の休日だからだろうか。

スタート地点に戻ると、駐車している車の多い事。入口付近に無理やり駐車している車もあった。

戻った時間が早いので、車に戻らずそのまま「みたらい渓谷」を下り、当方も紅葉見学に。
「みたらい休憩所」のあるR309の、少し上側にある吊橋の「哀電橋(あいでんばし)」まで下ってから引返した。
紅葉はあったが、当方的には感動するような紅葉ではなかったと感じたが・・・。
往復 1:07’の「みたらい渓谷」紅葉散歩だった。
 
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観音峰登山口休憩所の駐車場
既に多くの車が駐車していた。山中ではそれほど多くに人と出会わなかったので、みたらい渓谷の紅葉を見に来た人が多くいたのかも


みたらい渓谷へと流れる、山上川に架かる吊橋を渡り、観音峯山へGo!


観音の水
湧き水なので飲めそうな気がするけど

第一展望台分岐
展望はないのは分かっているが、寄って行く事に

第一展望台①
展望方面に木が生い茂ってきている

第一展望台②
隙間から展望があるのは、弥山への尾根の一部のみ

侵食して歩きにくい丸太階段

コンクリート施設
何の跡だろうか

観音平の休憩小屋

休憩小屋の横から急階段を上って

観音の岩屋への分岐
名所なので一応寄って行く

観音の岩屋①

観音の岩屋②
肝心の観音様が陰になってしまった

観音の岩屋の下側にある破岩
鋭い刃物で切ったように割れ面がツルツル

本ルートに戻る
観音の岩屋までの往復タイムは 0:10’

背丈ほどに成長したススキの間を抜けて

観音峯展望台に到着

09:17 観音峯展望台よりのパノラマ

観音峯展望台より②
稲村ヶ岳と大日山

観音峯展望台より③
弥山をズーム、右は修復山

観音峯展望台より④
紅葉している尾根

観音峯山への登りに掛かると、紅葉した木が多くあった

左は植林、右は紅葉した自然林

観音峯山に到着

観音峯山より②
Ⅲ△1347.66m 基準点名:観音峰

観音峯山より③
展望も何もないのでそのまま法力峠方面に向かう

三ツ塚て前は倒木で荒れていた

三ツ塚に到着

三ツ塚より②
時間は早いが、日の当たっている東側で稲村ヶ岳方面を見ながら、昼食にする

三ツ塚より③
今回の主目的の、三ツ塚の北東尾根より下山に向かうが

斜面上には灌木材がイッパイ放置されていて歩きにくい事。三ツ塚から直接下ってしまったが、少し北側に移動して尾根上を下るのが正解。

途中から尾根に乗っかり、コブを超えると方向が右と左に別れていた。
明るい左に行きかけたが右が正解。尾根先が目視できないのでGPSが頼り。

明確な尾根の、植林地の中はルートがハッキリしている

尾根上に岩稜が出て来た
歩きにくいが、危険のない緩い下りを暫く歩く

ここで岩稜尾根は終わり

植林の中は歩き易い

傾斜がキツクなる所は、木や岩にある赤ペンキを頼りに歩くと歩き易い

写真ではわかりにくいが、下方に建物が見え始めた

着地間近

少し右側に振って車道に着地

左側から着地した
超慎重に下ってきたこともあり、標高差 540mの下りに 1:25’かかった。

泥川温泉センターの横から「みたらい遊歩道」に入る。
駐車場まで 4.3㎞の表示あり

黒門を過ぎるとモミジの紅葉がきれいだった。2組の家族がシートを敷いて寛いでいた

スタートした駐車場に戻る。
 



時間に余裕があるので、そのまま「みたらい渓谷」に紅葉見学に行く

この付近は紅葉真っ盛り

渓谷の岩盤①

渓谷の岩盤②

下側に、河川上の岩盤に人がいるのが見えた

あいでんばし(哀電橋)と下側には、R309横の「みたらい休憩所」も見えていた

紅葉と「みたらい渓谷」

欄干の銘板

あいでんばし(哀電橋)

あいでんばし(哀電橋)より②
「みたらい渓谷」の上流側

あいでんばし(哀電橋)より③
R309と「みたらい休憩所」

あいでんばし(哀電橋)より④
天川村役場に向かう「みたらい遊歩道」の吊橋

観音峰登山口休憩所に戻ってきた
「みたらい休憩所」上側の哀電橋までの往復に 1:07’かかった

駐車場は満車状態、多くは「みたらい渓谷」の紅葉見学者
 
 
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