TKMデジカメ山歩き 2022/5/20(金)
扇形山
スタート:(旧)川合トンネル南口 ⇔
ルート :弘法大師の道 KoboTrail 《切抜峠→小南峠》
 
所在地:奈良県
 
 
扇形山
 Ⅱ△1053.04m(笠木) 歩いた足跡 歩行断面図
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ヤマプラ
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
810m  08:21   ① (旧)川合トンネル南口 0:06 - 0:06   出発時間 06:15 14:20
   08:27   ② 切抜峠 到着時間 08:10 16:15
1:05 - 1:11  
1053m  09:32   扇形山 △1053.0 片道距離 70 ㎞ 70 ㎞
0:59 0:50 2:10  
   10:31   ④ 小南峠 往復距離 140 ㎞(AVG=18.2)
0:19 - 2:29  
   10:50   ⑤ (旧)小南峠  
0:38 - 3:07  
   11:28   ⑥ 小南峠隧道 東口  
0:06 - 3:13  
   11:34   ⑦ 小南峠  
0:22 0:55 3:35 0:22
   11:56~12:34 0:38 ⑧ 鉄塔展望地(昼食地) ASC(総上昇)プロトレック 955 m
0:26 4:01 0:48
   13:00   ⑨ 扇形山 DSC(総下降) 〃 930 m
1:07 - 5:08 1:55
   14:07   ⑩ (旧)川合トンネル南口 総上昇量(GPS)map60 1077 m
  5:46 0:38   5:08 -     移動距離(GPS) 〃 12.4 ㎞
 
アクセス
奈良 ⇔ 《R24・京奈和道》御所南IC ⇔ 《R309・(旧)R309》 ⇔ (旧)川合トンネル南口
駐車場
(旧)川合トンネル南口 路肩に路駐
ルート
(旧)川合トンネル西口 ⇔ 切抜峠 ⇔ 扇形山 ⇔ 小南峠(→旧小南峠→小南峠隧道) 【往復】
記録
「KoboTrail」の続き。今回の区間は「切抜峠→小南峠」まで。その区間を歩けば一応全線が繋がる。

今日の行程も短いのでユックリのスタートでもよいが今日は平日。通勤渋滞に嵌らない様に早めに自宅をスタートした。
渋滞とまでは行かなかったものの車の流れの良くない所もあり、各所で信号に引っ掛かかった。
そんなんで、休日の前回(5日前)と同じ時間に自宅をスタートしたのに 20分も余分に時間がかかり現地に到着。
前回は「KoboTrail」の当日だったので、関係者の車が 3台先着していたが、今回は先着車はなし。国道からここまで上がってくるまでも、遭遇する車はなかった。


今日は天気予報では曇だが気温は上がり暑くなるとのこと。現在気温は 13℃、少し蒸し暑さを感じるが薄い上着を着てスタート。5分ほどで、切抜峠に上がる。

切抜峠から前回と反対方向の吉野側に向かう。尾根に上がるまで少し急坂を登り、その先暫く尾根横をトラバースして行くルートを進む。一部分で片側が切れ落ちている場面もあったがルートはシッカリしているので問題なく通過。峠から 18分ほど P993を巻いた所を過ぎるとその先からは尾根上のルートになった。

その先、尾根上をアップダウンしながら進んで行く。コブ(ピーク)を超える毎に尾根曲がりする部分も多いが、そんな所には「弘法大師の道」のルート案内があり、踏み跡も明白なので迷うことはない。
大きなピーク越えでは、坂のキツイ所もあるが何れも距離は短いので、それほどの事ではない。

P1079のピーク手前で、突然東方面に展望が開けた。
雲が空を覆っており青空のない天気であるが、展望はあり、観音峯山・三ツ塚の尾根の向こうに山容の目立つ大日山・稲村ヶ岳が頭を出し、その横の方には山上ヶ岳も見えていた。

そんな展望を見て、P1079を超えて次のピークに登り返すと、山頂表示の賑やかな山頂に到着。
扇形山だ、山頂には二等三角点があり、ピークらしいピークの山ではあるが山頂まで植林があるので展望はない。
スタートして 1:11’しか経っていなく、見るべき物もないのでそのまま通過。

扇形山から下り始めると、尾根上に 2連の鉄塔があり、北方向に展望が開けていた。そこからは吉野の山、その奥に竜門岳・音羽三山、その右奥には額井岳・貝ヶ平山も薄っすらと確認できた。

その鉄塔展望地から少し下り、その先少し長い登りに入ると再び尾根上の鉄塔展望地に出た。先ほどの展望とよく似ていたので、そのまま通過すると、その先から傾斜のキツイ登りになった。頑張って登りきると、そこは無名ピーク。今日の最高地点になる C1190m地点だ。

そのピークからの下りは、今日一番の急坂。滑りやすいが広めの所を下るので危険はなく、少し長い下りを終えると、小南峠。
小南峠に下った所で、一応「KoboTrail」の全線がつながった。

時間がまだ早いので、そのまま先に進む。
小ピークを一つ越えて、旧小南峠に下りる手前まで来ると、ヤマシャクが咲き残っていたのが目についた。花は 3輪しか見当たらなく花びらの落ちてなく完全だったのは 1輪のみ。

旧小南峠は峠らしい峠で祠もあるが、案内表示は見当たらなかった。
9年前はそこから洞川方面に下ったので、今回は逆の黒滝方面から県道に下り、小南峠隧道を抜けて、トンネルの東口に出て、その登山口から小南峠に登る返すことにした。
峠からの下りは踏み跡などのルートの痕跡はなく荒れていたが、下の方にテープが見えたのでそこを目指し適当に下ると、その先にもテープが見えた。そこまで下ると旧道が出て来た。

そのまま旧道を進めるかと思うと、すぐ先でルートは崩れ落ちて消滅。少しウロウロしたがそのまま崩れた斜面を進むと、右下に林道が見えて来た。安心して崩れた斜面を進むと旧道が復活して、右下に見えていた林道に着地。

そこで 9年前はトンネルが閉鎖されていた事を思い出した。
今もトンネルが閉鎖されていたら戻らざるを得ない。峠から下る前に思い出していたら黒滝方面には下らなかったが、いまさら遅い。
逡巡しかけたが、そこまで下っているし、あれから 9年も経っている。多分問題ないと期待してそのまま先に進む。
暫く林道を下り、舗装された県道に着地。舗装路面上は荒れてなく車は絶えず通行している模様。

大した登り坂ではないが、アスファルトの登りはシンドク県道をフーフー言いながら歩き、トンネルまで来ると、心配していた通行止はなく大安心する。
トンネルの中間付近まで進むと、暗く足元が心配になったのでスマホのライトで照らしながら進む。
9年前にトンネルを覗いた時には手掘りのトンネルで狭かった記憶があったが、トンネルの内部はコンクリートでそれほど狭いとは感じなかった。9年前は改修工事中だったのだろうか。

トンネルを抜けて東口から、登山道に入り小南峠に登り返す。先週開催された「KoboTrail」の「DtoK」からのルートだ。
数分で小南峠に登り返し、その先はひたすら来た道を戻っていくのみ。
小南峠から、いきなりの急坂を一生懸命登り返し、今日の最高点のピークを通過。

反対側の急坂を下ると鉄塔展望地。そこを昼食地とした。
携帯椅子に座り、北方面の展望を見ながら昼食をしていると、大きめに荷物を背負った単独さんが挨拶のみをして通過していった。今日唯一見かけた人だった。
気候も良くノンビル出来る場所去ったので、いつも通り昼食後にコーヒー・デザートもお腹に入れて、あとは戻るだけ。

地形図には、扇形山付近から笠木峠まで点線のルートがあるので、そのルートがあれば、笠木峠まで行って、旧道から戻ろうと思い、扇形山からの下りでルートがないかと覗きながら歩いたが、そんな雰囲気の所は一向に見当たらず。

致し方ないので来た道をそのまま戻る。
途中に三角点があるので、その付近で探すと、害獣除けネットの中に三角点が見えた。
ネットまで行くと立入禁止等の表示はなく、出入口の扉があった。締めているワイヤを外し扉を開け三角点まで往復した。

その後は、来た道をひたすら戻り、無事下山。


今回で「KoboTrail」の全線 55.7㎞が繋がったが、吉野(金峯山寺)から小南峠までは可なり前に歩いた記録なので、機会があれば歩き直したいと思っている。
 
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(旧)川合トンネル南口
登山口近くの路肩に路駐
 

切抜峠
右が吉野方面、左奥が高野山方面

各ピークの尾根曲がりには、「弘法大師の道」の方向を指示した道標が整備されている

P1079の山頂手前
東方面に展望が出ていた

奥の方に、目立つ山容の大日山・稲村ヶ岳が覗いていた
※ 拡大写真に山名表示

P1079
ピーク部分のみ平ら

扇形山 山頂に到着

扇形山 山頂より①
山名表示が賑やか

扇形山 山頂より②
二等三角点 1053.04m
基準点名:笠木
芳しくない天気だが気圧は高め

扇形山 山頂東側の鉄塔台地
北側に展望が開けていた。正面は四寸岩山

09:41 扇形山 山頂東側の鉄塔台地よりのパノラマ

P1024

帰路で昼食にした鉄塔展望地
※ 拡大写真に山名表示

小南峠南側のピーク
今日の最高地点 C1190m

小南峠
「KoboTreail」の全線が繋がった。ここへは9年前(2013-6-1)カリガネ橋から大天井ヶ岳を周回してきた

咲き残っていたヤマシャク

(旧)小南峠
9年前は洞川方面に下ったので、今回は黒滝方面に下り、県道から小南峠隧道を抜けて小南峠に登り返す周回に向かう

(旧)小南峠からの下りはルートが崩れていたが少し下ると、ルートが出て来た

明確なルートが残っていたのは短く、すぐ先でルートは崩れて消滅。少しウロウロしたがそのまま先に進むと、右下に林道が見えて来た

右側から下ってきた
黄色の杭に、マジックで「旧小南峠→」と書かれている。
ここで、9年前はトンネルが閉鎖されていたことを思い出した。閉鎖されていたらどうしよう・・

林道から県道に着地
舗装道路上は、綺麗なので車が絶えず通行している模様

小南峠隧道に到着
閉鎖されてなく、大安心。

トンネルを抜けて、小南峠への登山口のある東側に出て来た。

トンネルの東側から、小南峠まで登り返した

小南峠南側のピーク  C1190m
峠からの急登の登りが厳しかった

反対側の急登を下り、鉄塔展望地で、携帯椅子に座り昼食

この景色を見ながら定番の昼食
昼食中大きな荷物の単独さんが挨拶のみで通過していった
※ 拡大写真に山名表示

食後のコーヒー・デザートで腹を重くして先に進む

扇形山への登りが始まった

扇形山 山頂手前の鉄塔展望地
左奥に金剛山・葛城山

扇形山 山頂に登り返す

P1079
尾根分岐のあるピークには、道標があるので迷わない

P1017を南側に下ると展望が開ける

正面は弥山の山塊
※ 拡大写真に山名表示

この右手に三角点があるので、探しに向かう

害獣除けネットの向こう側に、三角点が見えたので、扉を開けて確認した。
四等三角点 971.83m
基準点名:黒木辻

切抜峠まで戻ってきた

無事下山
 
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