TKMデジカメ山歩き 2022/4/17(日)
快晴
城本山
スタート:天狗木峠 ⇔
ルート :弘法大師の道 KoboTrail 《天狗木峠→今井峠》
 
所在地:和歌山県
 
 
城本山
 Ⅲ△938.53m(才子峠) 歩いた足跡 歩行断面図
  足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ヤマプラ
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
990m  08:30   ① 天狗木峠 0:26 0:30 0:26   出発時間 06:25 14:20
   08:56   ② 鐘割峠 到着時間 08:15 17:00
1:29 1:50 1:55  
900m  10:25   ③ 高塚 P900 片道距離 90 ㎞ 91 ㎞
0:17 0:10 2:12  
   10:42   ④ 紀和峠 往復距離 182 ㎞(AVG=16.5)
0:14 0:15 2:26  
   10:56~11:40 0:44 今井峠   往路はGSに寄り道 
0:11 0:15 2:37 0:11
   11:51   ⑥ 紀和峠 帰路は天辻峠を下見
0:17 0:15 2:54 0:28
   12:08   ⑦ 高塚  何れも 2~3㎞、往復で 5~6㎞余分に走る
0:39 1:45 3:33 1:07
938m  12:47   城本山 △938.5 ASC(総上昇)プロトレック - m
0:51 4:24 1:58
   13:38   ⑨ 鐘割峠 DSC(総下降) 〃 - m
0:29 0:35 4:53 2:27
   14:07   ⑩ 天狗木峠 総上昇量(GPS)map60 821 m
  5:37 0:44   4:53 5:35     移動距離(GPS) 〃 15.9 ㎞
 
アクセス
奈良 ⇔ 《R24・京奈和道》五條IC ⇔ 《R168・県53・村道 上・高野線》 ⇔ 天狗木峠
駐車場
天狗木峠 東小屋の横の広場に駐車
ルート
P ⇔ 鐘割峠 ⇔ 牛のタワ ⇔ (城本山←) ⇔ スナダリ峠 ⇔ 高塚 ⇔ 紀和峠 ⇔ 今井峠 【往復】
※ 往路は忠実に「KoboTrail」を歩き、復路に城本山ほか三角点に寄り道
記録
「弘法大師の道 KoboTrail」ルート繋ぎの 2回目

今日の行程は、歩く距離もそれほどなくアップダウンはあるものの標高差の少ない歩きなのでいつも通りに起きて自宅をスタート。

帰宅までのガソリンが微妙だったので、寄り道になってしまうがいつものGSで給油。
プーチンのウクライナ侵入等でオイルの価格が高騰しており、全国平均でリッター当たり 170円を越しているとの報道がある。奈良は少し安く、160円台の半ばで推移している。
今日の価格は店頭表示 164円。カード割引で157円、スマホアプリ割引きで 152円だった。47.8㍑入ったので 7265円だった。
当方の車は、長距離モードではリッター当たり 14~15㎞は走るので、概算キロ当たり 10円。今日は現地までの往復で 180㎞ほどなので、ガソリン代は 2000円弱くらいかかるかな。
(メーター表示の AVGは実燃費から 15%ほど甘く出る感じ)

休日なのでスンナリと走れ、現地の到着。
通行止のA型バリケードをずらして、東小屋の横の広場に駐車。5月末まで天狗木峠から高野辻まで道路改修工事で通行止めになっているためだ。


昨日から寒の戻りに入り、気温がグッと下がってきた。しかし天気は良いので日が出てくるとそれほどでもない。自宅をスタートした時は 3℃だったが、現地の現在気温は 5℃。青空が広がっており風もないので寒さは感じない。

天狗木峠から村道を暫く歩き、左の林道に折れる。林道の入り口は鎖で塞がれており、関係者以外進入禁止の案内がぶら下がっていたが、「KoboTrail」のルートなので鎖をまたいで進入。但し「KoboTrail」の案内はどこにもない。

先々週、高野山からスタートして時間が余ったので鐘割峠まで足を延ばしているので、鐘割峠までは重複して歩く事になる。鐘割峠からスタートできないので致し方ない。
スタートして 26分でその鐘割峠に到着。先々週は鐘割峠の表示に気が付かなかったが、谷に下る分岐の所に「鐘割峠」の表示があった。

峠に鎮座している廃自動車を横目に先に進む。
鐘割峠までは轍の跡があったが、峠から暫くした所で林道上に土砂が崩れ落ちてきていたので、その先は車の通行は不可。人が通過するのは全く問題ない。

その先、林道か杣道か分からないような道になるが、所々に風になびいている「KoboTrail」のリボンを確認しながら進む。
そんな杣道が尾根横にトラバースして行くので、何の疑いもなくその道を進む。少し進んだ所でシッカリとした踏み跡は続いていたが、両脇からトゲのある低木がルート上にはみ出してきた。
「KoboTrail」のトレラン者だと薄着なので、トゲにやられそうだ などと思いながら進んで、ふとGPSを見るとルートから外れている。進んでいたルートは地形図に点線で乗っているルートであるが「KoboTrail」ではない。慌てて引返す。

間違えた分岐点に戻ると、「KoboTrail」は城本山からの尾根先の所だった。広めの尾根先で明確な踏み跡がなく、例によって高野山側からは案内表示もなかったので、ハッキリとしたルートのある巻道の方へ進んでしまった。約 10分の時間ロス。

その尾根先からダラダラとした登りに入り、ピークの城本山は「KoboTrail」は巻いているので、「KoboTrail」に従う。前回同様に往路は忠実に「KoboTrail」を歩く予定だ。
ピーク横を通過すると下りに変わり、尾根上を複雑に下っていく。先ほどのピークから 100mほど下ったコブみたいなところが P839、山と高原地図にはスナダリ峠となっている所であるが何もない単なる通過地点。

そのコブを超えて大きく登り返すと P900の高塚。手作りの表示があり、熊出没注意の看板もあった。
その付近から「止め山」の表示が目だって多くあった。松茸山の様だが、どれくらい採れるのだろうか。

ピークで尾根曲がりして、少し先の尾根肩の所でルートが別れていた。例によってこちらからは分岐表示はない。右のほうは直線に激下りいているが、1mくらいの幅で両脇に有刺鉄線とネットが張ってある。
GPS方位はその方向を示し、ルート横には人が入らないようにブロックしているので、そこを下る。

激斜面の土の上に落ち葉が積もっているので滑る滑る。幅が狭く横にジグザグに振る事が出来ないので体を横向きにしたりして下っていく。滑って咄嗟に横のネットを掴むと有刺鉄線があるので、絶対に掴まないように心して下る。緊張のせいか長く感じた。

そんな激坂の下部ではネット間の幅が広くなったので、ジグザグに下り、やがて緩やかな下りに変わり、鞍部に出ると、「紀和隧道上 金峯山寺蔵王堂から 42.6㎞ 金剛峯寺根本大塔まで 13.1㎞ 地点です」の案内が木に巻きつけられていた。紀和隧道上とあるが、山と高原地図には紀和峠とある所で、トンネルの真上。

鞍部から下を覗くと、アスファルトの白線が直角に足元に向かっている。トンネルに入る手前のようだ。
その鞍部からジグザグに下るルートがあるが、ザレた急斜面なので滑ったら転げ落ちて行きそうだ。そこから下るには勇気がいりそう。

反対側に登り返し、下りに変わった鞍部が今井峠。案内表示がいくつかあり、正面の尾根の右と左に巻いて行くルートがあった。
今日はココまでの予定だったので、折返し点で昼食にしようと思ったが、何もない陰気な峠なので、昼食地を求めて少し先まで行ってみる事にした。

反対側の尾根に登り返していく。少し先にピークがありそうなので、一頑張りしてピークに出るも、植林の中で少し風が通っている。風の通らない斜面で腰を落ち着けようと思ったら、ピークを巻いている「KoboTrail」に出た。
通過していく人もいないだろうと思い、何もない所だが、そこを昼食地にした。定番の昼食を取っていると、少し前にすれ違った単独さんが戻ってきた。足早で力強く歩いていたので先の方まで行くのだろうと思っていたので、戻ってきたのには少し驚いた。今日人と出会ったのはその単独さんのみ。

昼食を終え、後は来た道を戻るだけ。
往路は忠実に「KoboTrail」を歩いたので、帰路は途中にある三角点巡りをしながら戻って行く事にする。
なお、帰路は登り基調だ。今日の最高地点はスタートした天狗木峠、最低地点は紀和峠。

最初の三角点は、その最低地点の紀和峠にある。往路でも通過した所だが、三角点には気付かなかった。そんなんで、見落とさないように気を付けて歩いて行こうと思っていたが、歩き始めたらそんな事はすぐに忘れてしまっていた。
その紀和峠から先に進みかけると、右わきに白いモノが目についた。倒れていた三角点の国土交通省の表示杭だ。その白いものが目に入らなかったら、三角点を確認する目的を忘れていた。

帰路は順路になるので、分岐には表示が設置されているので迷うことなく、黙々と歩いていく。
往路でおっかなびっくり下ったP900への登り返しも、滑りやすい登りでヒーコラ言いながら登り返す。

表示も何もないスナダリ峠から尾根を登って行き、「KoboTrail」は城本山を巻いてるので、途中で横の尾根に取付いた。しかし、ヤヤコシイ尾根を歩いた少し先で「KoboTrail」に合流してしまう。その合流したすぐ上が城本山だった。

三等三角点と山名表示を確認して先の方から「KoboTrail」に合流した。
城本山から尾根を下っていると、古い標識が目に入った。「牛のタワ」とある。何もない所で、チョットした尾根の窪みだが、タワと云うほどの感じでもない。

次の三角点は 901.1。今度は取付く尾根先を間違えないように確認しながら進む。
GPSで確認しながら尾根先と思われる所で「KoboTrail」を別れる。一登りで三角点のピークに出た。
四等三角点で、三角点は石柱ではなく鋲だった。山名表示はなく、基準点名は石木谷。

そのまま尾根を先に進み、暫く「KoboTrail」と並行して歩く。その付近は尾根広の所で少し地形が複雑。
変なアップダウンの尾根芯を進むとしばらく先で右からの「KoboTrail」に着地。

次は、鐘割峠の先にある △956.5だ。2週間前に足を伸ばした時にも寄っているが、一応今日も確認へ。
こちらは前回の記憶があるので、前回下ってきた所から「KoboTrail」を別れる。
ここも四等三角点であるが、三角点の石柱が埋まっていた。山名はなく基準点名は上垣内。

三角点のすぐ先で「KoboTrail」に戻り、林道を一歩きして舗装された村道に合流して、スタートした天狗木峠に戻り今日の行程を終える。


車での帰路、次回スタートする予定の天辻峠を下見をしてから自宅に戻った。
 
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天狗木峠


通行止の横から東小屋の横のスペースに入り駐車

役行者像かな

「村道 上・高野線」から、左に「KoboTrail」の林道に折れる

右に行けば、四等三角点があるが、帰路に寄る事にしてそのまま「KoboTrail」を進む

帰路は、ココから四等三角点に寄る予定

鐘割峠

鐘割峠
先々週はこの表示があるのに気付かず、その横から谷を下った

林道は上からの崩壊土砂に埋まっていた。この先車での通行は不可

四等三角点 901.1を巻いて行く辺り。
広い所で、社有林(王子製紙)の看板があった

「弘法大師 高野山発見の道 学術調査隊」の案内が各所にあった

倒木が立ちはだかっている

右に行けば △914.5

この手前で、城本山を巻いて行く明確なルートに導かれてしまい、暫く気が付かなかった。ここで引き返す

間違えた所まで戻る
左のルートに導かれたが、「KoboTrail」は尾根を登って行く。案内表示はなかった。約 10分のロス

左のピークは三角点のある城本山、「KoboTrail」は巻いているので、城本山は帰路に寄る予定

スナダリ峠 P839
チョットしたピークで、案内表示等はなかった

高塚 P900

高塚の尾根肩からの下り
両脇に有刺鉄線があり、幅の狭い直線の激下り。滑って手で有刺鉄線を掴まないように、細心の注意を払い下る

紀和峠①
鞍部まで下ってきた。本日のルートの最下降点

紀和峠②
案内には「紀和隧道上 金峯山寺蔵王堂から 42.6㎞ 金剛峯寺根本大塔まで 13.1㎞ 地点です」。
ここはトンネルの真上

下を覗くと、足元に向かう舗装道路の白線が見えた。
ジグザグに下る踏み跡があるが、急下りで転がりそう。

各所にある「高野山発見の道」

今井峠①
左右に道があり「KoboTrail」は中央の尾根を登って行く

今井峠②
案内には「今井峠 金峯山寺蔵王堂から 41.9㎞ 金剛峯寺根本大塔まで 13.8㎞ 地点です」
今回はココまでの予定だが、昼食地を探しに少し先まで

昼食地を求め、左のピークに向かう

ピークに上がったが、風があり寒いので、ピーク横の「KoboTrail」に戻る

昼食地
誰も通らないと思ったが、少し前にすれ違った単独さんが戻ってきた。

今井峠まで戻る

紀和峠

紀和峠の北側にあった
四等三角点 794.41m
基準点名:紀和隧道

地図上にない分岐
「KoboTrail」は吉野側からは、案内がしっかりしている

高塚  ココまで、登りもキツかった

城本山 三角点への尾根に取付いたつもりだったが、もう少し先だった

正面のピークが城本山
「KoboTrail」から直ぐの所

城本山

城本山
三等三角点 938.53m
基準点名:才子峠

牛のタワ
往路では気付かなった。単なる通過地点で何もない所

木の間から抜けられると思い、突入したが。ザックが引っ掛かり抜けられず。ザックを外して何とか抜けた

左に三角点のピークに向かう

四等三角点 901.11
基準点名:石木谷

山名はない模様

右側からアップダウンのある尾根芯を下ってきた

鐘割峠

左の三角点に寄り道

四等三角点 956.52m
基準点名:上垣内
天狗木峠に戻る
車での帰路、次回「KoboTrail」予定の天辻峠の下見に寄り道した
 
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