TKMデジカメ山歩き 2022/5/15(日)
高城山・天狗倉山
スタート:(旧)川合トンネル南口 ⇔
ルート :弘法大師の道 KoboTrail 《切抜峠→高城山》
 
所在地:奈良県
 
 
高城山
 Ⅱ△1111.23m(高城峠) 歩いた足跡 歩行断面図
黒尾山 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△986.03m(黒尾) 別ウインドウで拡大表示
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ヤマプラ
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
800m  08:00   ① (旧)川合トンネル南口 0:05 - 0:05   出発時間 06:15 14:10
   08:05   ② 切抜峠 到着時間 07:50 16:15
0:34 - 0:39  
   08:39   ③ 黒尾山 △986.0 片道距離 71 ㎞ 70 ㎞
1:11 - 1:50  
1061m  09:50   天狗倉山 P1061 往復距離 140 ㎞(AVG=17.8)
0:50 1:10 2:40  
1111m  10:40~11:12 0:32 高城山 △1111.2  
0:53 1:00 3:33 0:53
   12:05   ⑥ 天狗倉山 P1061  
1:13 - 4:46 2:06
   13:18   ⑦ 黒尾山 △986.0 ASC(総上昇)プロトレック 900 m
0:33 - 5:19 2:39
   13:51   ⑧ 切抜峠 DSC(総下降) 〃 900 m
0:05 - 5:24 2:44
   13:56   ⑨ (旧)川合トンネル南口 総上昇量(GPS)map60 1207 m
  5:56 0:32   5:24 -     移動距離(GPS) 〃 12.9 ㎞
 
アクセス
奈良 ⇔ 《R24・京奈和道》御所南IC ⇔ 《R309・(旧)R309》 ⇔ (旧)川合トンネル南口
駐車場
(旧)川合トンネル南口 路肩に路駐
ルート
(旧)川合トンネル西口 ⇔ 切抜峠 ⇔ 黒尾山 ⇔ 天狗倉山 ⇔ 高城山 【往復】
記録
「弘法大師の道 (KoboTrail)」の続き
前回は高城山まで繋いだので、今回は反対側の切抜峠から高城山までの往復。切抜峠までは峠の下の(旧)川合トンネルからのアプローチだ。

まだ梅雨には入っていないが、プレ梅雨みたいな感じで雨がちな天気が続いている。昨日も雨だったが、夜には止み、今日には回復して天気が良くなるとの予報。ただし天気が良いのは今日 1日のみ。
雨上がりの山行は汚れるので避けたいが、貴重な天気なので行動開始。

今回の目的地は自宅からのアクセスが良く、当日は日曜日なので頑張って早く起きて行く事もないが、気が張っていたのか何時もより早く目が覚めた。床離れしやすい気候になってきたのでそのまま起床。

休日で道路も空いており、心配していた国道から現地までの道も全く問題なく、予想より早く到着できた。
今回の「KoboTrail」のスタート地点とした切抜峠へは、峠の真下にある(旧)川合トンネルの西口から切抜峠に上がるルートとしたので、国道からそこまでの道と現地に駐車地があるか心配だった。
アプローチする道路は、現在の新川合トンネルが出来るまでの旧道だった道なので、細い部分もあったが全く問題のない道だった。ただし舗装路面上には杉(桧)の落ち葉が多く落ちて、と言うか轍部分以外は積もった状態の部分もあり、所々で小さな落石も見られた。走るには問題なく、駐車地も広い路肩が多くあり心配するような事はなかった。

そんなんで現地に到着すると、なんと先着車が 3台も駐車していた。当方に先立って到着したワンボックスのお兄さんは両手にポリタンクを持って峠に上がって行き、当方が準備を終えた時に峠から戻ってきた。
今日は5/15、「KoboTrail」は確か 5月の開催だったような・・・。


準備を終えスタート。今日の外気温は 8℃、少し肌寒いが風がないのでそれほどの寒さを感じない。
トンネル手前の踏み跡から入山し登って行くと、壮年の 2人さんが重たそうな荷物を抱えて先行していた。
ワンボックスより先に到着していた車の人達だ。
追い抜き際に訪ねると、やはり「KoboTrail」のイベント日。参加者は 150人くらいとの事だった。

まずい日に来たな と思ったが、今日の行程は余裕があるので、トレラン者に遭遇してもユックリ見送りながら歩いて行けば良い。
時間からして、今日の目的地の高城山へ着く頃か、引返すころにそれらの集団と遭遇すると思われる。

スタートして 5分程度で切抜峠に上がった。丸太階段のある明確なルートだったが、階段の丸太はほとんど朽ちていて、崩れた部分もあって登るのに苦労した場面もあった。
登りでは気にしなかったが、帰路で下った時には、片側が急斜面になっていて歩く幅の狭い部分は少しビビり気味で下った。

先ほど抜いた 2人さんは何回か往復かしている模様で、支援物資が固めておいてあった。
峠は尾根を大きく切通した様になっていたので、横側から尾根に上がる。短い距離だが滑りやすい足元で急登。上の方はロープがあった。

尾根に上がるとその先は明確な「KoboTrail」のルート。ただし小刻みなアップダウンが多く、感覚的には絶えず登ったり下ったりしている感じだ。
切抜峠から 33分で黒尾山に到着。地形図には山名はない。三等三角点があり基準点名は「黒尾」、基準点名から黒尾山としている模様。展望もない通過点のようなピークなのでそのまま通過。

ダラダラと下っていくと、左から林道が接近してきた。「KoboTrail」は尾根上を進むが、林道は少し先でも再び接近してきた。帰路でトレラン者と遭遇したら林道歩きでもいいかなと思いつつ進む。

黒尾山と次の天狗倉山との中間付近のピークに上がると、東方面に展望が出てその先暫く展望稜線になった。スカッとした晴ではないが雲は高く展望が効いているので大峯の稜線が空と境をなしていた。大峯の北半分が丸見えだった。

そんな景色を見ながら歩いていると、やがて前方に天狗倉山と高城山も姿を現してきた。
その天狗倉山への登りが始まり、今までの小刻みのアップダウンと異なり、暫く登りが続く。傾斜がきつい所はジグザグにルートが出来ていたが、落ち葉で分かりにくい部分も多かった。ルートを外すことはなかったが、たとえ外しても歩ける所を歩けば迷いも危険もないので問題ないが。

登り切った所で山頂に上がったかと思うも、山頂はもう少し先の一登りした所。
天狗倉山の山頂に上がると、山頂表示が多くぶら下がっていた。山頂は明確なピークで、この手前で見た時も山容がハッキリしていたが、植林のため展望はない。
すると、屈強な壮年のトレラン者が登ってきて、走り抜けるように下って行き前方に消えていった。

天狗倉山の山頂も展望はないのでそのまま通過し下っていく。
暫く下って、アップダウンが始めると 2人目のトレラン者が追いついてきてそのまま抜いて行った。

その先から、高城山への登りが始まり、所々にある急登を頑張って登って行く。
山頂が近づき始めた時、先ほどの 2番目の人より遅れる事 20分で 3番目の青年が追いついてきた。
後から後続者が大勢来るからと挨拶して通過していった。先の 2人は 3百番台のゼッケンだったが、3人目は 0百番台だった。ゼッケンの分類は分からないが、先の 2人は DtoK、3人目は KtoK かな?

そこから一頑張りで高城山の山頂に到着。
時間は早いが、そこまで来る途中に適当な昼食場所もなかったので、折返し点となるその山頂の奥の倒木に座って昼食地とした。

昼食中に 10人近くのトレラン者が通過していった。女性ランナーもいた。
引返しにかかると、来るわ来るわ、ほとんどの人はまだまだ元気そう。
遭遇するたびに避けて歩くようにしたが避けられない所は先に譲るも、ほとんどの人が向こうも譲ろうとする。ペースを乱すし僅かとはいえ時間も消費するのに。
こちらは急ぐ身ではないので先に行ってもらう。

そんなんで帰路はユックリ・ノンビリと。
トレラン者に混じったペースメーカー №2 の人とすれ違い、女性や年配者と多くすれ違うようになるとメースメーカー №3 の人ともすれ違う。トレラン者が疎らになるとやがて最終者の後からペースメーカー №1 の人とすれ違った。
今回の参加者は何人いたかわからないが、その全員に抜かれ、もしくはすれ違った。
完走できたのは何人いたのだろうか。

ユックリ・ノンビリと戻ってきたので、往路以上に時間がかかり切抜峠まで戻る。朝あった支援物資は片付けられていた。
峠からまだ濡れていて滑りやすい所を慎重に下り、無事下山した。
 
 
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(旧道)R309の(旧)川合トンネル西口

先着車が 3台駐車していて驚いたが、登山者ではなく、ポリタンクの水などを峠に運んでいた。

今日は「KoboTreil」の実行当日で、アシストの人達だった。

上の峠までシッカリしたルートがあったものの、崩れている所も一部にあった

切抜峠
荷物を運びあげていた人に聞くと 参加者は 150人くらいとの事だった

切抜峠の案内

黒尾山 三等三角点に到着
展望も何もない通過地点

黒尾山 三角点
三等三角点 986.03m
基準点名:黒尾
天気は悪くないが、気圧が低いようで 15m高く表示されている

左から林道が接近してきた

一旦別れた林道が再び接近してきた。
帰路にトレラン者が多ければ、林道経由で戻る事も。

09:06 黒尾山と天狗倉山の中間付近の無名ピークに上がると、東方向に展望が開けた。

展望稜線がしばらく続いた
※ 拡大図に山名表示

これから向かう天狗倉山・高城山が近づいてきた

急登を頑張って登り、天狗倉山に到着したかと思うも、手前の肩部分だった

今日のイベントに備え、林道を進まないように山頂方面に導いていた

天狗倉山 山頂に到着
ピークのはっきりした山だが、展望も何もない。
早くも、トレランのトップランナーが通過していった

しばらく時間をおいて 2人目が通過していった。

3番目の人。
後から大勢来るからと挨拶して通過していった。
ゼッケンナンバーから、先の 2人は洞川から、3人目は吉野から かな

高城山 山頂に到着
先月 28日に反対方面から来ているので、ココで繋がった。
時間は早いが、折返し点なので昼食タイムにした

高城山 三角点
二等三角点 1111.23m 基準点名:高城峠

高城山で昼食・ティータイムをして下山に向かう。その間 10人近く通過していった。下にも 2人来ている

天狗倉山まで戻ってきた。
多くの人とすれ違い、その都度譲ってきたので、ユックリ

一旦林道に下るが

すぐ先で、再び山道に

左に大天井ヶ岳、右に稲村ヶ岳、中央右に観音峯山

この手前の鞍部が「捻持峠」か?
遠方に大天井ヶ岳・観音峯山

12:40 黒尾山と天狗倉山の中間付近の展望稜線より、東方面のパノラマ

西方面の展望はなかったが、木間から葛城山・金剛山が見えた所も

振り返ると、先ほどまでいた高城山と通過してきた天狗倉山

左側から林道に着地したが

すぐ先で再び山道に

黒尾山

こんな緩やかな地形の所は少なかった

右下の切抜峠に下る
ロープがあるが、下まで届いていないので滑りながら下る。

切抜峠

切抜峠からの下り
丸太階段がるが、ほとんど朽ちていた。登りでは感じなかったが、谷側が切れ落ちているので慎重に下る


無事下山
トレランの関係者の車はなく、当方の車のみ
 
 
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