TKM の デジカメと山歩き | 2023/1/31(火) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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快晴 | |||||
天女の舞 | |||||
スタート:天川村役場 ⇔ | |||||
ルート :↑↓川合道 | |||||
![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
607m | 08:10 | ① 天川村役場 P | 2:07 | 2:45 | 2:07 | 出発時間 | 06:05 | 16:10 | ||
10:17~10:25 | 0:08 | ② 林道出合 | 到着時間 | 07:50 | 18:05 | |||||
1:20 | 3:27 | |||||||||
11:45 | ③ 栃尾辻 | 片道距離 | 68 ㎞ | 68 ㎞ | ||||||
0:34 | - | 4:01 | ||||||||
12:19 | ④ 天女の舞 | 往復距離 | 137 ㎞(AVG=16.4) | |||||||
0:12 | - | 4:13 | ||||||||
1518m | 12:31 | ⑤ 天女の頂 P1518 | ||||||||
0:08 | - | 4:21 | ||||||||
12:39~13:12 | 0:33 | ⑥ 天女の舞 | ||||||||
0:13 | - | 4:34 | 0:13 | |||||||
13:25 | ⑦ 栃尾辻 | |||||||||
0:52 | 1:50 | 5:26 | 1:05 | |||||||
14:17~14:30 | 0:13 | ⑧ 林道出合 | ASC(総上昇)プロトレック | 1055 m | ||||||
0:47 | 6:13 | 1:52 | ||||||||
15:17~15:31 | 0:14 | ⑨ 鉄塔(下側) | DSC(総下降) 〃 | 1060 m | ||||||
0:28 | 6:41 | 2:20 | ||||||||
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15:59 | ⑩ 天川村役場 P | 総上昇量(GPS)map60 | 1071 m | |||||||
7:49 | 1:08 | 6:41 | - | 移動距離(GPS) 〃 | 13.5 ㎞ |
アクセス |
奈良 ⇔ 《R24・京奈和道》御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 天川村役場 |
駐車場 |
天川村役場の駐車場を利用させてもらった |
ルート |
P ⇔ 《川合道》 ⇔ 《坪内林道》 ⇔ 栃尾辻 ⇔ 天女の舞 ⇔ 天女の頂 P1518 ※ 往路は林道出合から林道をを歩いたが、復路は山道経由で林道出合に着地した |
記録 |
先週〔2023/1/24(水)〕10年に1度の寒波が日本列島に襲来した。 京都ではJRの列車がポイント凍結のため立ち往生し 10時間近く列車内に閉じ込められたとの報道があり、又翌 25日には新名神の鈴鹿付近で雪のため車の立ち往生も出て解消まで丸1日かかったとの事。 京都は 15㎝もの積雪があったが、当方の住む奈良市内は 3㎝の積雪。25日いつも通りに朝散歩に出かけた時には 1㎝位の積雪があった。 各所の山にはドカ雪が積もっている模様。 そんなんで、新雪を期待してスノーシューを担いで行きたかったが、その週末はまだ寒波が居座っており天気が悪かったので、天候回復を待ちしていた。 週が明けてようやく天気が回復してきたので、スノーシュー漫歩にGO!だ。 前日まで、綿向山に行く予定をしていたが、朝の天気予報を見ると近畿北部は 1日中曇マーク。近畿の中 ・南部は晴れマークがズラリ。で、予定を変更して「天女の舞」に行くことにした。 綿向山に行く予定だったので少し早起きしたが、予定を変更した「天女の舞」は、自宅からアクセスが良いので少しユックリして自宅をスタート。 冬至から 1か月以上過ぎたのに外はまだ暗かった。日が長くなるのは夜明けより日が沈む夕方の方が先のようだ。 通勤時間帯前に奈良市内を通過したので順調に走る。夜明け前から天気が良かったのだろうか、放射冷却で冷え込んでいて、奈良市内通過時は -2℃だった。 黒滝の手前からR309の登りに掛かると路面上に残雪が出て来た。アイスバーン状態ではなかったのでスタッドレスで全然問題なかったがスピードは抑えて走ったので、少し時間がかかり現地に到着。 役場の駐車場に入る所で、4人さんがスタートして行った。駐車場に入ると単独さんも準備を終えスタートして行く所だった。 到着時はガラガラだった駐車場だが、除雪された中央の駐車地に停めるのは憚れたので除雪の行き届いていない所に駐車したら、フロントがはみ出してしまうので、駐車位置を変えたりしていたら、役場の職員が次々と出勤してきて、条件の良い駐車場は瞬く間に埋まっていた。 到着時の現地の外気温は -4℃。風はなく陽が出ているのでそれほどの寒さは感じない。靴やスパッツを着けている時に素手でも冷たくはなかった。 グランドを抜ければ登山口まで近道になるが、登山靴でグランド内を抜けるのは禁止されているので、門から道路に出て登山口に向かう。 道路上を滑らない様に下を向いて歩いていたら、いつの間にか右折するのを忘れて暫く先まで行って、様子が違うことに気付き引返す。 今度は引返す途中で、登山口への分岐を間違え行き止まって、またまた間違い。 何だかんだでウロウロして、登山口より入山。 積雪はあるが凍ってはいないのでノーアイゼンのまま登って行く。駐車場を先行して出ていった単独さんは駐車場から 12本アイゼンを履いていたし、トレースを見ると多くのアイゼンの跡があった。 段差の低い丸太止め階段からエキスパンドメタルの蛇篭階段に変わると段差があり、短い足を大きく上げ、スノーシューを背負った重い荷物を持ち上げて登るのがシンドイ。 その蛇篭階段帯が終わり尾根に上がった所で、アイゼンを装着。簡易アイゼンも持ってきたが、雪タップリなので 12本爪アイゼンを履く。 尾根登りに変わっても、そこそこ傾斜があるので頑張って登っていると汗が出始めた。 駐車場をスタートして 0:45’で下側の鉄塔に到着。防寒着の下のフリースを脱いだ。結局その脱いだフリースは下山するまで再び着る事はなかった。 天気は良かったが、鉄塔台地から見える稲村ヶ岳・バリゴヤノ頭には雲がかかっていて展望はなかった。 鉄塔から少し上がると植林地に入り、雪深い積雪の中にシッカリとしたトレースが出来ていた。 霧氷はないが樹木に雪が積もっていて綿帽子が出来ていた。そんな雪景色が様になっていた。 鉄塔から 30ほど歩くと、五色峰への尾根分岐で、門前山を巻いて行く所。門前山はルート横を少し上がった所なので行き掛けの駄賃に寄って行く事にする。 しかしルートからの取っ掛かり部分が急で、簡単に登れそうな所はない。一段上にある木に飛びつくようにガムシャラに斜面を上がった。 その先の急登は、転げ落ちない様にアイゼンを利かしながら這いつくばる様にして登ったが、短い距離なのですぐに山頂に上がる。 門前山の山頂は、何もない所で山名が書かれたテープが木に巻きつけてあるだけの所。山頂というより尾根の肩の部分。 門前山からはルートと並行している尾根を少し上がってから、反対側に下るとルートに合流。数分もかからない寄り道だ。 元のルートに復帰して、しばらく進むと、尾根の北側をトラバースしていくルートに入る。急斜面の所を横切って行く場面で、トレースはシッカリあるものの幅が狭いので少し緊張しながら通過して行く。 トラバースが終わり尾根に復帰すると、トラバースした尾根側にも薄いがトレースがあった。帰路は尾根経由が安全だ。 トラバースし終わった少し先が上側の鉄塔台地。駐車場に入るときでスタートして行った 4人さんと入れ違いに鉄塔台地に上がる。 下の鉄塔台地と状況はあまり変わらず、相変わらず稲村ヶ岳方面は雲の中だった。 鉄塔台地から 10分ほど進むと、カーブミラーのある林道出合に到着。林道のヘアピンカーブの先の展望のある所に行くと、稲村ヶ岳は雲に包まれていたものの何となく山の雰囲気がわかり横の大日山は見えるようになっていた。バリゴヤノ頭も雲に包まれていたが、その奥の行者還岳は全体像が見えていた。 その林道出合の展望地でスノーシューを履いた。 先にスタートして山道に進んだ 4人さんを見送って、当方はスノーシュー漫歩の出来る林道コースに入る。 トレースはスノーシューの 1人分のみ。 初めはそのトレースを利用して歩いていたが途中からノートレースの所を歩いた。林道上は雪タップリでスノーシューが 10㎝は沈んだ。ノートレースの所は気持ちよかったが雪質が重く次第にシンドクなってきたので、先行者のトレースに復帰した。 林道脇には薄かったが霧氷があり、天には青空が広がっていたので青と白との色映えがメチャ綺麗で何度もシャッターをパチリしながら進む。 そんなんで、林道から山道に復帰するまで、昨年は同じスノーシューで 30分かからなかった所を 45分かかって山道に復帰。体力も消耗した。 山道に復帰してから小さなアップダウンを 2~3度繰り返して栃尾辻へのトラバース道に入る。こちらのトラバース道は幅のあるトレースがあったのでスノーシューでも楽々で栃尾辻に到着。 かなり疲れていたが、そこまでメチャ時間オーバーしているのでそのまま通過。 栃尾辻からの急登は直登りせずに横から巻いて行くトレースが出来ていたのでそれに従い登って、夏道分岐のある所から天女の舞への登りに入ると、先行者のトレースはてんでに登っているので、ほぼノートレース状態。前を行く同年輩の単独さんに追いつくと、ヒーコラ言いながら登っていた。 天女の舞に到着すると、お昼を過ぎていた。時間が時間なので少し迷ったが、そこを終点にすると余りにも情けなく感じたので景色は戻って見る事にしてそのままピークの天女の頂に向かう。 10分強一生懸命に頑張り、ピークの天女の頂 P1518に到着。駐車場を先行して出ていった単独さんが立ったままカップ麺を食べていた。 時間が押していたので、そこで引き返し金剛山・葛城山を正面に見ながら下り天女の舞に戻る。 絶好の場所に先着者が雪を固めて椅子とテーブルを作っていたので、それを利用させてもらい昼食地にした。 抜群の展望と、雪の椅子とテーブル。ユックリと落ち着ける所だったが時間が押していたので、早々に昼食を済ませ食後のデザートはあきらめて、下山に向かう。 栃尾辻まで、往路はヨイショ・ヨイショと一生懸命に登った所も下りはアッという間。 そのまま栃尾辻を通過してトラバース道から尾根道に回ると、その先アップダウンがあり、登りに掛かった途端に急ブレーキ状態。しかし距離は短いのでどうと云う事もなく、林道接近地に到着。 林道上にはトレースが増えていたが、山道を歩く事にしてスノーシューを履いたまま登りに掛かる。 林道接近地からピークまで上がらずにトラバースしていくルートがある筈だがトレースはなく、あるのはピークに向かうとレースのみ。50mほどの高度差を、最後の登りと頑張って登る。 林道出合に着地して、大活躍したスノーシューを脱いでザックに括り付ける。 相変わらず雲に覆われた稲村ヶ岳を後に見て、アイゼンのまま下山に向かう。 高度を落としていくと雪の薄い場所では雪下に岩や木の根があるので 12本アイゼンは爪が長いので引っかけない様にユックリと下って行く。 下の鉄塔で昼食時に食べなかったデザートを食べようと、その鉄塔に着くと天女の頂でカップ麺を食べていた単独さんがタバコを吹かしていた。 鉄塔の先で、当方も一服。ポットに残っていたお湯でデザートを食べ、あと少しの下りに入る。 尾根を別れ、蛇篭階段の下り場面では蛇篭のメッシュでアイゼンを引っかけない様に一歩一歩慎重に下る。それだけ注意して下っていたにもかかわらずアイゼンを引っかけてしまい転倒。勢いをつけていなかったので斜め横に倒れただけで、倒れた場所にも何もなかったので、雪で濡れた程度。 その先は何事もなく登山口に下山。アスファルト道の除雪されたところでアイゼンを外しスタート地点に戻る。 今日は雪タップリで楽しかったが、何処にも寄らず足も延ばさずただ往復しただけなのにメチャ時間がかかった。雪のせいだけではないかも。 |