TKM の デジカメと山歩き | 2024/6/15(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴/ガス | |||||
釈迦ヶ岳 | |||||
スタート:太尾登山口 ⇔ | |||||
ルート : | |||||
日本200名山、関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
釈迦ヶ岳 | 足跡のダウンロードは こちらから ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅰ△1799.87m (釈迦ヶ岳) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
らくルート コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
1300m | 08:37 | ① 太尾登山口 | 0:25 | 0:31 | 0:25 | 出発時間 | 05:50 | 14:15 | ||
09:02 | ② P1434峰 | 到着時間 | 08:25 | 17:15 | ||||||
0:44 | 1:00 | 1:09 | ||||||||
1618m | 09:46 | ③ 古田の森 P1618 | 片道距離 | 107 ㎞ | 105 ㎞ | |||||
0:24 | 0:30 | 1:33 | ||||||||
10:10 | ④ 千丈平 | 往復距離 | 212 ㎞/avg.16.2 | |||||||
0:21 | 0:30 | 1:54 | ||||||||
1799m | 10:31 | ⑤ 釈迦ヶ岳 △1799.9 | ||||||||
0:46 | 0:37 | 2:40 | ||||||||
11:17~11:57 | 0:40 | ⑥ 深仙の宿 | ||||||||
0:48 | 0:41 | 3:28 | 0:48 | |||||||
12:45 | ⑦ 千丈平 | |||||||||
0:21 | 0:26 | 3:49 | 1:09 | |||||||
13:06 | ⑧ 古田の森 | ASC(総上昇)プロトレック | 800 m | |||||||
0:41 | 0:42 | 4:30 | 1:50 | |||||||
13:47 | ⑨ P1434峰 | DSC(総下降) 〃 | 860 m | |||||||
0:16 | 0:18 | 4:46 | 2:06 | |||||||
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14:03 | ⑩ 太尾登山口 | 総上昇量 novaヤマレコ log | 793 m | |||||||
5:26 | 0:40 | 4:46 | 5:15 | 移動距離 〃 | 10.4 ㎞ |
アクセス |
奈良 ⇔ 《R24・京奈和道》五條IC ⇔ 《R168・不動木屋谷林道》 ⇔ 太尾登山口(旭登山口) |
駐車場 |
太尾登山口(満車の為、少し先の路肩に駐車) |
ルート |
P → 釈迦ヶ岳 → 深仙ノ宿 → 《巻道》 → 千丈平 → P |
記録 |
今年は梅雨の到来が遅い。現時点で梅雨入りしているのは沖縄・九州南部・四国のみ。 そのせいだろうか異様に暑く、各地で猛暑日まで続出している状態だ。まるで梅雨明けの季節のよう。 そんな暑さが続いているので、まだ暑さに体が馴染んでいない事もあり、暑さを避けて登山口が標高のある釈迦ヶ岳への山歩きだ。 現地まで距離があるのでいつもより少し早く起きて自宅をスタート。 早い時間にもかかわらず、日差しがあるので気温が高い。今日も暑くなりそう。 休日(土曜)の早朝なので道路は空いているかと思ったが、走っている車は結構多かった。とは言っても渋滞はなく順調に走る。途中、24hスーパーに寄り道したが 2:35’で現地に到着。 R168を折れてから、登山口への道 19.4㎞が長く 42分かかった。何度か通った道であるが、谷を回り込む橋の両端が急カーブになっている部分で脱輪しないようにメチャ気を使った。今まではそんなのは気にしたとこはなかったが、運動神経(反射神経かな?)が鈍って過敏になっているようだ。 登山口前の駐車地は満車で停める余地がなかったのでそのまま先に行き、路肩の広がった所に駐車。 準備中にジムニーと大型ワンボックスが到着してきたが、ジムニーは駐車場の隙間に、ワンボックスは駐車場の横に路駐していた。同グループのようで子供連れの家族登山みたいだった。 現地に到着時の外気温は 18℃、登山口の標高は 1,300mなので気温は高くなく、風があるのでむしろ肌寒い感じ。下界とは別世界だ。 登山口まで戻り入山。階段を上がると、正面に猫耳の七面山、奥には八経ヶ岳も見えていた。曇りがちの天気であったが展望はあった。 登山口から支尾根を登って行き、最近は P1434をショートカットして稜線上に出ていたが今日はP1434のピークを経由した。 ピークに上がると、反対側の向こうには南奥駈の稜線が鮮明に見えていた。 いつ来ても気持ちの良い稜線上を釈迦ヶ岳に向かって進む。ただ稜線上は風が強く、時々ふらつくようにまで風に吹かれる。 前方にピークが出てくると、古田ノ森かと勘違いする。何度か歩いた記憶では古田ノ森まで大した距離はなかったと頭の中に残っているが今日は遠く感じる。 その古田ノ森では、一服がてら展望を見る。今まではそのまま通過していたが今日はシンドイので一息いれる。 その先の千丈平まで来ると鹿の群れがいて、こちらの様子をうかがっていた。当方が近づくと逃げて行った。同じ鹿でも奈良の鹿とは違う。 その千丈平の先の「かくし水」に寄ると、水は連続して流れておらず途切れながら流れていた。水分補給するには少し時間がかかりそう。来るたびに立ち寄っているが、これだけ水量が少ないのは初めて見た。時期的な問題なのか水が涸れだしてきているのだろうか。 水は必要なかったので確認だけしていると、トレランらしき単独さんが来て、その水で顔を冷やしてから先に行った。その人は車で帰る途中の旭の集落の所を走っているのを見た。どんだけ走っているのだろうビックラポンだ。 その先、釈迦ヶ岳の山頂まで登り傾斜がキツクなり、登り途中で奥駈道に合流し、山頂に上がると回りは真っ白で、展望はほぼセロ。山頂部分にはガスが取り巻いているようだ。 今日の予定では、当初は孔雀岳まで行ってみようと思っていたが、ガスで見通しがないのと、この強風では「馬の背」で危険があるかもしれたいと思い断念。というよりシンドイのが本音かも。 という事で、昼食は「深仙の宿」ですることにして、釈迦ヶ岳の山頂ではお釈迦様を撮影したのみで「深仙の宿」に向かう。 奥駈道の太尾登山口分岐で、左の奥駈道に折れると、その少し先から足元の悪い下りに変わる。 足が弱ってきているのか、段差のある所の下りが太ももに厳しい。問題を起こすのは何時も下りなので慎重に下って行く。 そんなんで「深仙の宿」には、山頂から 46分もかかってしまった。過去の記録を見ると 34分で下った記録もあったのに。 「深仙の宿」に下ってきたその足で、香精水の水場に水量を確かめに行く。往路で見てきた「かくし水」は水量がほんのチョロしか出ていなかったので、比べるためだ。 その香精水の水は、細々ではあるが水は途切れることはなく連続して流れていた。かくし水よりは大分マシだったが、かくし水とは真逆で、香精水がこれだけ水量があるのを見たのは初めて。涸れているかチョロチョロの記憶しかない。 小屋に入り昼食にする。 昼食中に子供連れの団体さんが小屋の中に入ってきた。駐車場で後着してきたグループだ。 時間は早かったので、ユックリめのコーヒータイムを取る。今日のスイーツは目先を変えて大福もち。 腹を膨らました後は、下山するのみ。 潅頂堂の横で、左の巻道へのルートに入る。案内はないが分岐部分には薄めの踏み跡がある。少し進めば踏み跡は明瞭になる。 緩く登って行くが、その緩い登りが結構シンドイ。今まではそんな事を感じたことはなかったが。 ルートの右手横に何かの顕彰碑をみて、特に気にすることもなく明確な踏み跡を進んで行くと、ルートはジワジワと下り模様になってきた。 やってしまったと思った。顕彰碑の少し先に分岐があり、右に一段昇る方に行かなければならないのを見落とした。初めて来たときと同じ間違いをした。 以前に間違えた時は少し先でルートが消滅していたが、何だか踏み跡が続いているので修正ルートが出来ているかと思いそのまま進む。 しかし谷筋を超える所で、谷向こうにルートがなかった。本ルートは上方にあるのでその谷中を上に上がって行く。暫く上がった所で、反対側に踏み跡が出てきた。 マアマアの踏み跡に思われたので本ルートに繋がるかと思い、谷を離れそのルートに入る。しかし少し先に行くと獣道のように細くなった。次の谷筋で再び上を目指す。 少し登った所で今度は行き詰まり登れなくなった。致し方ないので谷横のササやぶの中に突入。 何とか歩けるくらいの傾斜でササやぶも膝くらいまでだったので問題なかったが、ダニが着かないか気になった。そんな所を斜行しながら上がって行くと、明確な踏み跡に出た。間違いなく本ルートだ。 出合った所から山の斜面を回り込むと前方に稜線が見えてきて、千丈平のテント場の中を抜けると太尾登山口へのルートに合流。 ルートミスを気付いた所で戻った方が良かったか?。ある程度進んでしまうと戻るのにはためらいが出てしまう。 太尾登山口へのルートに復帰して、往路で歩いて来た道を戻っていると、ガスが濃くなり霧雨がかかるようになってきた。我慢できる範囲内なのでそのまま歩いていると、霧雨が雨粒になり濡れ始めた。雨具の上衣を着てザックカバーを付けた。 雨粒が落ちていたのは短い間のみで、P1465の林道分岐付近では霧雨もなくなった。 暑かったが、あと少しなので雨具の上衣は着たままで無事下山した。 |