TKMデジカメ山歩き 2025/4/14(月)
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吉野(青根ヶ峰・象山)
スタート:桜木神社 →
ルート :↑象山、↓御園
関西100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
 
 
青根ヶ峰 足跡のダウンロードは こちらから
ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△858.07m (西川)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
らくルート
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
190m  08:18   ① 櫻木神社公衆トイレ駐車場 0:09 - 0:09   出発時間 06:25 15:40
   08:27   ② 登山口(象山) 到着時間 08:05 17:25
0:31 - 0:40  
407m  08:58   象山 P407 片道距離 49 ㎞ 48 ㎞
1:49 - 2:29  
   10:47   ④ 花矢倉展望台 往復距離 97 ㎞/avg.15.7
0:44 1:08 3:13  
   11:31~12:22 0:51 ⑤ 西行庵  
0:25 0:43 3:38  
858m  12:47   青根ヶ峰 Ⅲ△858.1  
0:34 - 4:12 0:34
698m  13:21   ⑦ 高城山 P698  
0:16 - 4:28 0:50
   13:37   ⑧ 吉野水分神社 GPS 総上昇量 map60 1052 m
0:22 - 4:50 1:12
   13:59   ⑨ 稚児松地蔵 GPS 移動距離 〃 19.0 ㎞
1:24 - 6:14 2:36
   15:23   ⑩ 櫻木神社公衆トイレ駐車場 総上昇量 novaヤマレコ log 1101 m
  7:05 0:51   6:14 -     移動距離   〃 17.7 ㎞
 
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アクセス
奈良 ⇔ 《R24・県14・県37・県28・R169》 ⇔ 宮滝 ⇔ 桜木神社
駐車場
櫻木神社公衆トイレ駐車場
ルート
P → 県道39登山口(象山) → 象山 → 喜佐谷分岐 → 日拝地蔵 → 花矢倉展望台 → 金峯神社 → 西行庵 → 青根ヶ峰 → 高城山 → 吉野水分神社 → 稚児松地蔵 → 喜佐谷分岐 → 御園 → P
記録
毎年恒例の吉野のサクラ見学。
今年はどのルートから登ろうかと思案していたら、偶然にネットで象山のレポを見た。色々とググってみると周回のレポが何件かあった。今回はそれらを参考に象山から登る事にして、下山は以前から気になっていた御園へのルートを歩いてみることにした。

吉野の下・中・上のサクラは既に終わり近い と思われるが、奥千本のサクラはマダマダ満開前後だろうと期待したいが。

吉野は自宅から近いのでいつも通りに起きて自宅を出発。
途中でいつもの 24hスーパーに寄る。今日は日中は暖かくなるとの予報だったので昼食は久しぶりにアルミ鍋うどん+雑炊にするつもりでその食材を購入した。卵は持参してきた。

駐車予定地の桜木神社公衆トイレ駐車場には、予定より少し遅れて到着。駐車している車はなかった。
予定では御園に下ってくるつもりなので、象山への登山口近くに駐車すれば便利なのだが、適当な駐車場がなさそうなので、登山口まで 800mほどあるが、トイレ横の駐車場を利用させてもらうことにした。


現地到着時の外気温は 8℃。風もなく穏やかで寒さも感じない、歩くには丁度良い気候だ。
スタートして 9分で登山口近くまで来ると、前方の道路上にユンボがいて、警備員や作業者も道路上にいた。工事中で登山口に入れないかと思ったが、登山口は手前側だったので、工事に伴う支障はない。

ネットのレポで位置確認していた登山口より入山。
怪しい人物と思われたのか警備員かこちらを見ていた。
県道から数メートル入ると、前方は山の尾根に挟まれた開けた場所で、右には関西電力水路橋が見えた。開けた方にまっすぐ行きたくなるが、ここは左の伐採された尾根に取りつく。
メチャメチャな急傾斜で手掛かりになるものはないが、足元はデコボコした所があるのでステップ代わりに足掛かりにして登る。這ってはないが感覚的には這い上るような感じだ。足を滑らしたら後ろに転げ落ちて行きそうな急傾斜だ。

そんな場面を少し上がると、尾根芯上にネットフェンスが出てきた。そのフェンス沿いに登って行く。傾斜は相変わらずキツイ。ネット添いに頑張って登って行くと、ネットは尾根芯を別れて行った。その付近でメチャメチャな急登は終わり傾斜は少しだけ緩んだ。
尾根はハッキリしているし、テープが出てきたので、とにかく一生懸命に登って行くだけ。テープは傾斜を緩めて行くルートに導いてくれるのでその指示に従い登って行く。

県道から登り始めて、ジャスト 30分で「象山」山頂に到着。標高差 210mほどを登ってきた。
展望のない狭いピークで、中央の木にいくつもの「象山」の山頂表示が掲げられていた。
休み処でもないのでそのまま通過して先に進む。

そこからのルートは尾根上のコブを幾つか超えて行くのでアップダウンが多い。また幾つかのコブの上にはヤブもあったので、通過して行くのに苦労した場面も。
明確な踏み跡は所々にしかなかったが尾根上のルートなので、進む尾根の上方を目指せば良く、コブを越えた後の下り部分も迷いそうな所にはマークがあったので、迷うことはなかった。

何度目かのコブ越えで、再び登りに入った所で、左に広場らしきものが見えたので展望でもあるのかと移動してみると、林道が折り返している踊り場だった。
林道は尾根に並行しているので、その先は林道にシフトして先に進む。
林道分岐が 2カ所ほどあったが、帰路に歩く予定の御園へのルートは右側にあるので、分岐は何れも右側を進む。

尾根を斜めに横切ると林道は下りにかかり、少し先で御園からの林道と合流した。
御園側には矢印の案内表示があったが、下ってきた林道側には表示はなかった。反対側から「象山」へ向かう場合は要注意の分岐点だ。
その少し先で喜佐谷からのルートと合流。そこからは何度も歩いたルートであり近畿自然歩道の「宮滝万葉の道」

如意輪寺分岐では如意輪寺方面に行くと時間的に厳しいので、上千本方面に直進する。
その分岐から数分登ると日拝地蔵の4差路。奥千本への最短は左であるが、歩いた事のない正面の「上千本・辰ノ尾」方面に進む。

傾斜の緩やかなシッカリした道だったが、山の斜面を横切って行くので右下が切れ落ちていて、なおかつ道が細いので注意して通過して行く。
上千本のサクラの真っただ中を横切って行くルートなので、散り始めたサクラの花弁がイッパイ落ちている。
谷を巻いた先で奥千本へ向かう車道に合流した。

車道の出ると人の多いこと。今日は平日で下・中・上のサクラは満開を過ぎているので人は少ないと
思っていたが意外だった。
そんなサクラ観賞客に交じって舗装道路を登って行くのでストックはザックに結わえた。

花矢倉の下までは一部舗装道を離れショートカット道を歩いたが、階段の段差がキツク、朝一番の急傾斜の爆登りで膝を弱らしたようで、体を持ち上げるのに膝が笑ったように力が入らなかった。何とかごまかしながら登る。花矢倉展望台で休息を兼ねて蔵王堂方面のお馴染みの景色を見る。

見下ろした蔵王堂方面の中千本のサクラは残っておらずピンク色はなかった。
そんな景色を見たあと先に進み、吉野水分神社は帰路に寄ることにして、車道を一生懸命に歩く。外人さんが意外に多くみられ、隣の大陸のオバちゃんの大声も聞こえた。

高城山は帰路に寄った方が登るのに楽なので通過して、金峯神社の修行門まで来ると、バス待ちの人もいて大賑わいの感じ。この辺りのサクラは満開を過ぎた所で散り始めの感じだった。
金峯神社は階段下から見ただけでそのまま通過して西行庵に向かう。

金峯神社から石畳の道を登り、鳳閣寺への分岐からの下りで、濡れた足元で滑って尻餅。前後の人を驚かせてしまった。今日は半分ハイキングのつもりで古い軽量の靴を履いて来たので底がすり減っていたのが主な原因、何度も滑りかけた。

西行庵の東屋の下側のフラットな所を昼食地とした。多くの人がレジャーしーを広げていた。
今日は携帯椅子も持ってきたので、それに座りコンロを出して 24hスーパーで購入してきたアルミ鍋うどんとその後にタマゴ雑炊。少し風があったのでウインドガードの使用で問題なかった。
久しぶりに食べたが相変わらずグーだった。食後にコーヒーとマフィンも 2個完食。

腹を膨らまして後は戻るだけだが、その前に青根ヶ峰に寄る。
女人結界碑の所から山頂に上がる。無人だった青根ヶ峰の山頂をそのまま通過して反対側の奥駈道に下り。舗装林道をダラダラと下って行く。

いつもは、「源義経の隠れ塔」から金峯神社に戻るが、今日はそのまま舗装林道を進み修行門前に戻った。
その後は来た道を引き返し、往路で寄らなかった高城山と吉野水分神社に寄ってから、花矢倉展望台の下側で、喜佐谷への道に折れる。上千本のサクラの木の下には散り残っているサクラもあったので、まだ多くの人がシートを敷いて桜の木の下で寛いでいた。

そのエリアを過ぎると人はいなくなり、少し下った日拝地蔵で喜佐谷方面に折れず、如意輪寺方面に直進した。まだ歩いた事のない道だったので、稚児松地蔵まで行ってから喜佐谷方面に少し大回りして折り返した。

喜佐谷分岐を御園方面に直進して、往路で下ってきた林道を右に見てそのまま御園方面に直進する。
林道分岐が多く初めての道なのでGPSを確認しながら進むが、分岐には矢印の案内があるので安心して進む。

支林道に下りた先でいつの間にか山道に変わり、道なりに下って行く。古い杣道のようで荒れてはいるが、明白なので迷うことはない。かなり下った所にある祠を横に見て下側に墓地が見えると、害獣除け柵があり開けて通過すると、その下側から御園の集落。

手入れはしてあるが人気のない家屋をいくつか見て下って行くと、集落内の安楽寺の山門前に出た。下から見ただけでそのまま通過して県道に出て引き返していくと、前方にあさ爆登りした尾根先が見えた。短い距離だが可成りの角度だ。そんな所を登ってきたのだと顧みながら来た道を戻り、桜木神社公衆トイレ駐車場に戻る。


後片付けをしてから桜木神社を訪問。
駐車地を拝借した礼の参拝をしてから帰路についた。
 
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櫻木神社公衆トイレ駐車場
駐車している車はなかった。清掃の行き届いたキレイなトイレだった

県道39の横にある水路橋の東付近から入山して、すぐ左のメチャ急な伐採された尾根先に取り付く

爆登りの尾根に取り付いたとこらから振り返る。中央は関西電力水路橋

尾根上にフェンスが出てきて、そのフェンス沿いに、相変わらず激登り

フェンスが尾根を外れて行った所を振り返って。この辺りから傾斜は少しマシになった

象山 山頂より①
展望はなかった

象山 山頂より②
山頂表示の多いこと

象山からは、マーカーが続いていて踏み跡も出てきたが、ヤブが多かった

右から出てきたが、この先の登りがヤブで登れそうもない。横の方にテープが見えたので、そこに行くと尾根横から登っていけた

ヤブが多いので、歩ける所を探しながら進む

根菜でも掘れたのだろうか

小刻みにアップダウンがあり、小ピークにはヤブが多くウンザリ

右から林道にシフトした。
尾根をまっすぐ行きかけたが左に開けた所が見えたので、横移動すると林道が折り返しの踊り場に出た。この先は尾根を並行する林道を歩く

林道分岐
右の林道に進むと、すぐ先にも林道分岐があり、そこも右に進むと尾根を斜めに横切っていた

尾根を横切った所から少し下ると、御園への林道に合流した。御園方面には案内があったが、こちらの林道には何もなかった

喜佐谷からのルートと合流
この先は何度も歩いている

右いせきさ谷
左よしのみその かな?

如意輪寺分岐
蔵王堂の方から回りたいが、時間が厳しいので、左の奥千本に向かう

日拝地蔵分岐
正面の上千本の中を抜けて行く。ここは初めて歩くルート

桜の花びらが多く散っている

へピンカーブの下側に出てきたら、人の多いこと。

出てきた所に濃いピンクのサクラが

上千本のサクラ
下に歩いて来た木橋が見える

ショートカット道を歩いたが、階段の段差がシンドかった

花矢倉展望台より①
蔵王堂と金剛・葛城・二上山

花矢倉展望台より②
蔵王堂をズーム

金峯神社修行門
平日で桜もほぼ終わったのに人の多いこと

金峯神社
上の本殿はパス

西行庵より①
ここにも多くに人がいた

西行庵より②
奥千本のサクラ

西行庵より③

西行庵より④
東小屋の下側で昼食にした。今日は久しぶりに鍋焼きうどんと雑炊

四方正面堂跡より
左に橿原山、その奥は弘法トレイルが走る稜線

宝塔院跡

中央左に登ってきた象山からの尾根

女人結界碑

青根ヶ峰 山頂

青根ヶ峰登山口より①
奥駈道に下ってきた

青根ヶ峰登山口より②
百貝岳と弘法トレイルの稜線

青根ヶ峰登山口より②
金剛山方面

吉野古道分岐
復路は林道経由で

修行門

高城山 山頂より①
帰路からの方が楽に登れるので

高城山 山頂より②
高見山方面

高城山 山頂より③
金剛・葛城山と散り始めたサクラ

吉野水分神社より①
ここも帰路に寄ってみる

吉野水分神社より②
シダレザクラ

花矢倉展望台の下側より①
奥千本の桜は散り始め、葉桜寸前

花矢倉展望台の下側より②
この時間でもまだ多くの人がくつろいでいた

日拝地蔵
少し遠回りして、如意輪寺方面に

さほど古くはないと思われるが、石標の文字は分からないが、如意輪寺への案内の模様

稚児松地蔵
ここで、喜佐谷方面に折り返す

喜佐谷分岐

往路は右の象山方面からだったが、左の御園方面に向かう

軽のワゴン車が放棄されていた

左の林道に矢印があったので行きかけたが、中千本Pへの案内だった。右の林道に向かう

人の気配はなかったが、近くで作業か調査をしている模様

松茸山入るべからず
無断入山禁止の張り紙が各所にあった

この分岐で迷いかけたが、陰になった所に案内があった

この案内で安心して左の林道を進んだ

案内に従い右下に折り返す林道に入る

林道終点みたいな感じ
案内に従い右下の山道に下る

明白な踏み跡を辿って下って行く

高度を下げた所で祠が出てきた

墓地手前の害獣柵を抜ける

御園の集落
手入れはされているが人気のない家屋が何軒かあった

花の里御園

安楽寺

薬師堂

県道に出てきた

象山へ取り付き尾根

伐採地との境付近を登ったが、爆登りだった


無事駐車場に帰還



駐車場を利用させてもらったので、お礼を兼ねて桜木神社に参拝に行く


ご神木と拝殿

案内通り、ご神木に触れさせてもらった

象の小川に架かる木末橋(こぬればし)
屋根付きの立派な橋
 
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