TKM の デジカメと山歩き | 2025/2/14(金) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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快晴 | |||||
天女の頂 | |||||
スタート:天川村役場 ⇔ | |||||
ルート :↑↓川合道 | |||||
![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
らくルート コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
607m | 07:58 | ① 天川村役場 P | 1:52 | 2:28 | 1:52 | 出発時間 | 05:35 | 15:35 | ||
09:50~10:02 | 0:12 | ② 坪内林道出合(展望地) | 到着時間 | 07:45 | 18:15 | |||||
0:55 | 1:05 | 2:47 | ||||||||
10:57 | ③ 栃尾辻 | 片道距離 | 75 ㎞ | 76 ㎞ | ||||||
0:23 | 0:40 | 3:10 | ||||||||
11:20 | ④ 天女の舞 | 往復距離 | 151 ㎞/avg.14.9 | |||||||
0:14 | 3:24 | |||||||||
1518m | 11:34~12:22 | 0:48 | ⑤ 天女の頂 P1518 | |||||||
0:09 | 0:23 | 3:33 | 0:09 | |||||||
12:31 | ⑥ 天女の舞 | |||||||||
0:13 | 3:46 | 0:22 | ||||||||
12:44 | ⑦ 栃尾辻 | |||||||||
0:58 | 0:56 | 4:44 | 1:20 | |||||||
13:42~13:51 | 0:09 | ⑧ 坪内林道出合(展望地) | GPS 総上昇量 map60 | 1102 m | ||||||
0:54 | 1:28 | 5:38 | 2:14 | |||||||
14:45~14:50 | 0:05 | ⑨ 鉄塔(下側) | GPS 移動距離 〃 | 15.9 ㎞ | ||||||
0:31 | 6:09 | 2:45 | ||||||||
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15:21 | ⑩ 天川村役場 P | 総上昇量 novaヤマレコ log | 1064 m | |||||||
7:23 | 1:14 | 6:09 | 7:00 | 移動距離 〃 | 12.5 ㎞ |
アクセス |
奈良 ⇔ 《R24・京奈和道》御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 天川村役場 ※ 同行者をピックアップするため 7㎞ほど回り道した |
駐車場 |
天川村役場の駐車場を利用させてもらった |
ルート |
P ⇔ 《川合道》 ⇔ 《坪内林道》 ⇔ 栃尾辻 ⇔ 天女の舞 ⇔ 天女の頂 P1518 ※ 往路は林道経由。復路は山道経由とした。 |
記録 |
久しぶりに山仲間を誘って雪山に。 相談の結果、行先は天女の舞へ。 当方が誘ったので同行者をピックアップするため、いつもより 1時間ほど早く起きて自宅をスタート。 早朝にもかかわらず、走っている車が以外の多く信号にも多く引っかかった。そんなこともあり 15分ほど余分に時間がかかり駐車地の天川村役場に到着。 2日ほど前の山レポートでは、雪タップリの記録があったので、現地はまだ雪が残っていると想像していたのに回りに白いものは見えない。現地までの道路も完全ドライだった。 駐車場は朝早いこともありガラガラ。登山者が 1組スタートして行くところだった。 スタート時の外気温は -2℃だったが全然寒くなかった。 グランドを回って登山口より入山。登山口より少し奥に入ると歩きにくいエキスパンドメタルの蛇篭階段が始まる。大きな段差が多くあり、背中にスノーシューを担いでいるので一段一段がキツイ。汗がジワッと出始めるくらい。 尾根に上がる手前で蛇篭階段は終わり、尾根に上がるとその先は尾根登りに変わる。傾斜のある尾根なので厳しい登りは続く。足元に白いものが出始めたが積もっているというほどでもない。 最初の鉄塔台地に上がると、青空の下に大展望。大日・稲村の上部には雲もあったが山頂までの稜線は見えていた。 標高 1000mの手前で、ルート上の踏み跡がツルツルに凍っている部分が出始めたので 4本爪アイゼンを付けた。 2ツ目の鉄塔の手前で、尾根の北側をトラバースして行く場面は、凍結面が固く 4本爪では頼りない所もあったので慎重に通過、スリップすると急斜面に落ち込んでしまう所だ。 2ツ目の鉄塔台地でも大展望を見て、その少し先で坪内林道に上がる。 林道のヘアピン部分を回り込んだ林道展望地でアイゼンを 12本爪に履き替える。その林道展望地からは、バリゴヤノ頭の右奥に大峯の稜線が覗いており、特徴ある山容の行者還岳が際立っていた。 往路はそのまま林道を歩いて目的地に向かう。 林道上にはトレースはあるが、前日までのもので今日のトレースは見当たらない。先行者は山道ルートを行った模様。 思ったよりも雪は残っていないので、林道上をほぼ普通に歩き 25~26分ほどで接近してきた山道に林道からシフトし山道に戻る。 足元の残雪は薄く、霧氷も全くない尾根上の山道を 2カ所ほどアップダウンしながら、栃尾辻への巻道に入る。先行者はピーク越えで向かった模様で、トラバース道には明確なトレースはなかったが、危険なトラバース道ではないのでそのルートに折れた。 避難小屋のある栃尾辻にはスタートして 3時間ジャストで到着。今日は雪深いと想像していたので、ここまで来られるか心配したぐらいであったが、雪は全く障害にならなかったので順調に来る事が出来た。 小屋横で一息ついただけで、先に進む。 小屋から少し上がった所で巻道があるが、トレースは全て直登りしていたので、激坂に近い登りであるがその急登を頑張る。アイゼンが効くので急登も滑らずに登れるがキツイこと。 何とか頑張り、いったん緩んだ先で P1518(天女の頂)の巻道を右に見送ると再び急登が始まる。 急に雪が深くなり、樹々には薄いが霧氷も咲き始めた。 先日までのトレースはほとんど残っていなかったので、先行者の足跡をたどって行く。ノートレースの所だとツボ足で深く沈むのでシンドイ。一人だとスノーシューを履くが今日は同行者がいるので、アイゼンのままで登る。 一頑張りすると目的地の「天女の舞」。 大展望が広がっていた。霧氷は薄かったが、空は真っ青なので霧氷が映えてそれなりに見ごたえがあった。ただ風があり強い風が吹き抜けていた。 一旦そんな景色を目に収め、ピークの「天女の頂」に向かう。 雪は一層深くなったので先行者のツボ足跡を辿りながら最後の登りを頑張る。15分弱でピークに到着。スタートしてからは 3:36'だった。 「天女の頂」の山頂名のぶら下がっているシンボルツリーの横には、夫婦さんがシートを広げ休憩していた。 先ほどの「天女の舞」は風が強かったが、ピークの「天女の頂」は立ち木が多いからか風は薄かった。 そんなんで風下側の斜面で我々も昼食地とすることにした。 風もほとんどなく日も差しているのでジッと座り込んでいても全然寒くなく、手袋がなくても手はかじかまない。そんなんで昼食後もコーヒー・デザートでゆっくり出来た。 昼食を終えて引き返しにかかる 「天女の頂」から正面に大展望を見ながら下り、「天女の舞」で最後の展望を見納めそのまま下山に向かう。 苦労した登りも、下りでは楽々。アッという間に栃尾辻まで下る。小屋の正面から巻道に入り、尾根上に回り込むと往路時より雪が薄くなり少し歩きにくくなった。 その途中で、木の根に前爪を引っかけて、足がもつれ膝から転倒してしまった。膝を打った所に雪がなく石まじりの場所だったので、まともに両膝頭を強打。痛くて暫く動けなかった。メチャ痛かったが打身と擦り傷くらいで済んだ感じなので、痛みが和らいだ所でユックリと歩き始める。 歩き始めると、膝は痛いものの歩くには支障はなくなったのでその後は普通に歩けた。 往路で歩いて来た林道を左に見て、復路はそのまま山道を進む。 ピークを巻いて巻道があるが、トレースはなかったので、トレースのあるピーク越えで向かう。巻道にはヒヤッとする個所があったとの記憶がある。 ピークへの登り返しの 50mほどがキツイ所だが、最後の登りなので特に気にすることはなく、ピーク越えして、その先からの尾根下りをアイゼンの引っかけに注意しながら下る。 林道に着地して一息とる。 ヘアピンカーブの先で林道から再び山道に折れる。雪が融け土の地肌が出始めたがマダマダ凍結しているところがあるため 12本爪を付けたまま下る。 上の鉄塔台地には寄らずそのまま通過して、尾根横のトラバース道に入ると滑落の危険があるためより慎重に歩く。下りで凍結している所もあるのでアイゼンは外せない。 それでもアイゼンを引っかけヒヤッとしたことも。無事通過した所でアイゼンを 4本爪に履き変える。 格段に歩きやすくなりドンドン下り、下の鉄塔台地で最後の一息。 アイゼンは念のため履いたままでその先も下り、尾根から蛇篭階段に折れる所でアイゼンを外す。 軽快に下ってきた夫婦さんに軽く追い越されて、最後の下りを終えて、無事駐車場に戻った。 今日は暖かく天気も良かったが、その代わりに雪タップリを期待してきたのに期待ハズレで、雪まみれで遊ぶ事は出来なかった。スノーシューの出番もなく、歩荷しただけに終わった。 霧氷も目的地近くでようやく出てきたが、非常に薄かった。ただ天気が良かったので薄い霧氷でも青空に映えて見栄えがした。 |