TKMデジカメ山歩き 2011/10/29(土)
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桧塚・桧塚奥峰
スタート:蓮 ⇔
ルート :
関西100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】三重県
【山地系】台高山地
 
桧塚
 Ⅲ△1402.17m (蓮2))
  足跡のダウンロードは こちらから
ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
400m  08:24   ① 蓮 県569終点 1:26 - 1:26   出発時間 06:00 15:30
   09:50   ② 林道登山口 到着時間 08:15 18:20
1:19 - 2:45  
   11:09   ③ 尾根分岐 片道距離 82 ㎞ 81 ㎞
0:37 - 3:22  
1402m  11:46   桧塚 △1402.2 往復距離 163 ㎞/avg. -
0:15 0:20 3:37  
1420m  12:01~12:43 0:42 桧塚奥峰 C1420  
0:15 0:15 3:52 0:15
   12:58   ⑥ 桧塚  
0:26 - 4:18 0:41
   13:24   ⑦ 尾根分岐 ASC(総上昇)プロトレック 1080 m
0:37 - 4:55 1:18
   14:01   ⑧ 林道登山口 DSC(総下降) 〃 1040 m
1:19 - 6:14 2:37
   15:20   ⑨ 蓮 県569終点 総上昇量(GPS) 1000 m
  6:56 0:42   6:14 -     移動距離(GPS) 15.9 ㎞
 
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  アプローチ
  奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《R166 伊勢街道》 ⇔ 加杖坂峠 ⇔ 《県569》 ⇔ 蓮(はちす)
  駐車場
  蓮(はちす)分岐手前の広場
蓮から未舗装道路になり、道も荒れていたのでバックして手前の広場に駐車した
  ルート
  蓮(はちす) ⇔ 《ヌタハラ林道》 ⇔ 林道登山口(P822) ⇔ 尾根出合(P1214) ⇔ 桧塚 ⇔ 桧塚奥峰
  記録
  このところ円高が激しい、今週に入って1ドル 75円67銭と戦後最高値を更新してる。
バブルの後の1995年4月に1ドル 80円を割り 79円75戦と当時の円高最高値を出しているが、それ以来の円高局面だ。
当方が学生時代は、まだ1ドル360円の固定相場制であったが、それから比べると 1/5近くに(21%)にまで円高となった、隔世の間がある。
円高で円の価値が評価される事はうれしいが、貿易立国である我国にとっては大きな問題であり、特に輸出企業にとっては大問題となっている。日本の経済のこれから心配だ。
また年金支給の繰り下げ問題も出てきており、どうなることやら。


経済は、そんな大変な情勢下であるが今日は天気が良いので、いつもどおり山歩きに出かける。
ルートはヌタハラ林道から桧塚・桧塚奥峰への往復だ。時間と体調によりヒキウス平らまで足をのばせたらと思っている。

現地まではそれほど遠くないので (と言って近くでもない) 普段より少し早めに起き家を6時過ぎに出る。
カーナビはR166より県道569へ表示されたが、その手前より加杖坂峠への道に入り蓮ダム湖へ直接向かった。加杖坂トンネルへの途中の道で先日の台風12号の影響で何箇所かアスファルトに亀裂が入り、崩壊しかけたところがあったが乗用車の通行には支障はなかった。

県道569を先まで進み、蓮(はちす)の表示のある分岐を蓮川沿いの左側に進むと、舗装が切れ砂利道となった。暫く進みかけたが道が荒れていたので、心配になり、これ以上先に行くことは断念し、適当なところに駐車しようとバックする。結局先ほどの蓮(はちす)分岐の手前の広場まで延々とバックすることになってしまった。
その分林道歩きが増えたが、無理をしてニッチもサッチモ行かなくなるよりましだ。

歩きにくい砂利道の林道を登っていくと、途中でスッパリと林道が落ちている場所があった。見事に上の崖から崩落しており、それ以上進めない。
横から高巻きして行けないかと見ると、何かが通った跡があるので登りかけたが、とても登れない、また登ぼれても、落ちている林道の上も鋭く崩れており、高巻くことは不可能と思われた。
引き返すしかないかと他の地域への転戦も頭に過ぎったが、時間的に遅くなる。
現在地をGPSで確認すると、林道は崩落した場所の直ぐ先からUターンして上を通っているではないか。それではと上に登れそうな所はないかと、戻りながら登坂可能地点を探し両手両足で何とか登ることが出来た。

上の林道に上がると何とそこには高級乗用車が置いてきぼりにされていた。先ほどの崩落した箇所の修復には相当な日数がかかると思われるので、当分その乗用車は戻れそうもなさそうだ。
その後も2ヶ所ほど林道が崩落していたが、歩いて通る事は可能であった。ここも修復には時間がかかるであろう。

スタートしてから1時間26分で、林道がP822をグルーと回りこんだ先に登山届のボックスがあった。ここで林道と別れ山道に入る。

踏み跡は杉の落ち葉で分からないが登っていく尾根は真っ直ぐなので登りでは問題ない。ただし急斜面の場所もあり結構シンドイ。ヨタヨタで登ったのと途中で間食休憩したりしたので予想外に時間がかかってしまう。
桧塚からの尾根に登りつく少し前からは尾根に直登せずに西方面に斜めに進むが、広い場所なので、下りには要注意の地点だ、ただしこの辺りはテープが多いので注意していけば問題ないだろう。
そのテープを頼りに尾根に登りつくと、手書きの分岐の表示があった、桧塚まで40分の表示。
そこまで予想以上に時間がかかったのと、結構体力を消耗しているので、ヒキウス平まで行くのは、この時点であきらめた。
少し広めの尾根をノンビリ歩いていく、この辺りから踏み跡がハッキリしてきた。
尾根上の木々は台風の影響か落葉しており、尾根を外れた木々の紅葉もイマイチであった。

桧塚には単独さんが居られた。今日始めて人を見かけた。昼食は桧塚奥峰でする事にしてそのまま通過する。
桧塚を少し過ぎたあたりから左右の展望が開けてきた。今日は晴れと言ってもハッキリした天気ではないが、展望は遠くまであり奥駈の稜線までクッキリと見えた。
桧塚奥峰には数名の団体さんと熟年夫婦さんが昼食タイムとされていた。当方も展望の良いところで昼食、ただオニギリを半分食べ余してしまう、こんな経験初めてだ。食欲が細くなってきた、その割りには腹は引っ込まないが。

目の前に見えるヒキウス平まで行きたかったが、体力不足でムリ。これぐらいの山歩きでへばってしまうのは残念である。もっと何とかしたいと思うのだが・・・

帰りは下りなので、いつもどおりスタコラと歩く。
ヌタハラ林道への分岐は少し広めの尾根になっているので尾根を外して歩くと表示を見落とすので要注意だ。そこから支尾根に取り付くまでも広い場所を歩くので道を誤らないようにテープを頼りに進む、支尾根に来ると途端にテープはなくなるが、尾根を外さないように方角を確認して下って行くと林道出合いの登山口まで無事下りられた。

後はいやになる林道歩き。崩壊した地点では下の林道に降りるのに、上りより下りの方が危険だった、途中滑りかけ手で支えたら木で指を少し切ってしまった。
林道歩きは登りと同じくらい時間がかかって無事駐車場所に帰還。
 
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県道569より蓮ダム湖の上流へ、蓮川沿いに深い谷を遡って行く
 

蓮(はちす)手前の広場に駐車。
もう少し先まで進んだが、道が荒れていたのでバックして、ここに駐車。その分林道歩きが増えた

千石平登山口の表示
千石谷林道の先、五段の滝の北方にある?

伐採運搬用のロープ
右の山は千石山より東に延びる尾根の先

林道崩壊地
道路の上から完全に崩落している、高巻きも不可能

崩壊地点より少し戻り、急斜面を上の林道に何とか登る。そこには置き去りにされた高級車が

登った斜面を上から覗いた所
下には林道が見える

ここも林道が崩落しているが歩いて渡ることは可能

ここも崩落、前の写真の上の道。
山側が一部残っているので何とか渡れる

林道登山口

植林地の尾根を登る、踏み跡は杉の落ち葉で分からないが、真っすぐな尾根なので問題ない

桧塚への尾根に上がった所
分岐の表示がある

大きなブナの木と特異な形状のヒメシャラの木

少し広めの尾根歩き

この辺りはハッキリとした踏み跡が残っている

桧塚山頂到着
今日初めて人を見かける

桧塚三等三角点

桧塚奥峰へ
展望のいいルート

左に国見山

11:51 右に桧塚奥峰、その左先にヒキウス平。奥には奥駈の稜線、左側には台高の稜線

明神平への案内
正面が桧塚奥峰、くつろいでいる人が見える

桧塚奥峰
右には先ほど通った桧塚
 
 
ヒキウス平を望遠で写すが、ピントが手前の木に合っているのでボケている

大普賢のギザギザなゴジラの背中、その奥が八経ヶ岳

12:28 桧塚奥峰より大峰の稜線をズームアップしたパノラマ

12:31 桧塚奥峰より南方面のワイドパノラマ

登って来た谷
見えないが、手前の尾根の下

桧塚三角点前
帰りに撮影

赤い実が青空に映えている

ヌタハラへの尾根分岐
広めの尾根なので、尾根上を歩いていないと見落とすかも

尾根上の木々は台風?で落葉しているが、尾根を外れた木々の紅葉はこれから

林道まで下りてきた

正面中央が大熊谷の頭
左奥に迷岳の頭が少し覗いている

林道一番上の崩壊部分。山側に残っている道も人が通ると崩れるかも、山側に張り付いて渡る

車の先の林道が崩壊して通行不可能のため、ここから下の林道に下りる、途中手に切り傷を負ってしまう

ここから上り下りした
左上が林道、登りは這いつくばって登ったが、下りはロープがほしかった

川に残された巨大な岩

蓮(はちす)
左に少し行くと舗装は切れ、道が荒れていたので、先に行くのは断念し、延々とバックして戻る


R166から加杖坂峠の間
何箇所かこんな状態で、道が崩れかけていたが、通行は可能であった
 
 
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