TKMデジカメ山歩き 2011/4/2(土)
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御池岳
スタート:鞍掛TN東口 →
ルート :↑コグルミ谷、↓鞍掛峠
関西100名山・近畿100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】滋賀県
【山地系】鈴鹿山地
 
 
 
  足跡のダウンロードは こちらから
ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
   08:13   ① 鞍掛トンネル東口 0:16 - 0:16   出発時間 05:40 13:35
530m  08:29   ② コグルミ谷出合 到着時間 08:04 17:40
1:19 1:20 1:35  
   09:48   ③ 稜線出合 片道距離 126 ㎞ 130 ㎞
0:30 2:05  
   10:18   ④ 分岐 往復距離 256 ㎞/avg. -
0:46 0:30 2:51  
   11:04~11:09 0:05 ⑤ ボタンブチ  
0:16 - 3:07  
1247m  11:25   御池岳 P1247  
0:21 0:40 3:28 0:21
   11:46~12:12 0:26 ⑦ 昼食地  
0:14 3:42 0:35
1182m  12:26   鈴北岳 P1182 ASC(総上昇)プロトレック 995 m
0:44 1:00 4:26 1:19
   13:10   ⑨ 鞍掛峠 DSC(総下降) 〃 945 m
0:17 - 4:43 1:36
   13:27   ⑩ 鞍掛トンネル東口 総上昇量(GPS) 833 m
  5:14 0:31   4:43 -     移動距離( 〃 ) 9.6 ㎞
 
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  アプローチ
  奈良 ⇔ 《R163》 ⇔ 《西名阪》 ⇔ 亀山 ⇔ 《R1》 ⇔ 《ミルクロード》 ⇔ 《R306》 ⇔ 鞍掛トンネル東口
  駐車場
  鞍掛トンネル東口
到着時は十分空きはあったが、下山してきたら満車で路上に無理やり駐車している車もあった
  ルート
  P → コグルミ谷出会 → (直登) → ボタンブチ → 御池岳 → 鈴北岳 → 鞍掛峠 → P
  記録
  先週は天気は良かったが、娘に改めてのイベント事があったのでどこにも行かず。
従って今回も2週間ぶりの山歩き。前回も同様であったが、2週間殆ど運動をしていないので、体が鈍っており、今日の山歩きはしんどくなるか?

4月に入ったので、雪で通行止めになっていたR306が通行規制解除(鞍掛トンネル付近)になっているか、ネットで確認したところ、通行規制のリストには出ていなかった。通行可能のようだ。(ちなみにR477の鈴鹿スカイライン(滋賀県側)は雪の為に通行規制のままだった。)

今日の目的地は、福寿草の時期は過ぎているが、予てから行こうと思っていた御池岳だ。運がよければ福寿草に対面できるかも?

鈴鹿の山は自宅(奈良)から遠く、その中でも御池岳は一段と遠い。
従ってできるだけ早く出発したいと思い、前日いつもより少し早めに寝た。目が覚めたら4時半過ぎであった。ほんの少し思いより遅かったが前日に用具の準備はしておいたので問題ない。
家を出た時(5時半過ぎ)はもう明るかった、だいぶ日が長くなってきたようだ。

カーナビに目的地の鞍掛トンネル東側を目的地にセットしようと思ったら、ルート検索できませんと出た。冬場は通行規制のあるところなので、微妙なこの時期はセット出来ない様にしているのか? ひょっとしたら本当に通行規制されているのか不安がよぎる。
兎に角近くまで行くことにして、近くを再セット。それでもそこまでの距離は120㎞以上ある、往復では250㎞だ、相当遠い。高騰しているガソリン代が痛い。

朝早いので、ビュンビュン丸で走り、菰野では道の細いR306を避けミルクロードを走っていたら、軽が強引に追い越して行った。
信号待ちでその軽に追いつくと、後部に多くのシールが派手に張ってあり「日本100名山 全山登頂達成」「三重・津・山ねずみ」とある。ネットで何度か見たことのある人の車だ。
後部にはザック・ストックのようなものが見える、山歩きに行く途中のようだ。暫く付いていくと信号待ちで、もう一台前の車から人が降りてきて、その人と挨拶を交わされていた、山仲間のようだ。
どちらの山に行くのかと後ろを走っていたが、先方は猛スピードで先に行ってしまった。


心配していた通行規制もなく現地のトンネル手前に到着。
20台程度は駐車可能なスペースがあるが、既に7割程度は埋まっていた。途中確認したコグルミ谷の登山口の手前にもちょっとした駐車スペースがあったが、そこも車で埋まっていた。道路の通行規制が解除され初めての週末(?)のため多くの人が来ているのか。

途中確認した登山口までR306を下っていく。道路には全く雪はない、則面に一部残っている程度であったが、コグルミ谷に入ると北の斜面のためか多くの雪が残っている。
コグルミ谷ルートの本来の登山口は左岸であるが崩壊しているようでロープで通行止めとなっており、現在は右岸(左側)となっていた、暫く右岸を歩き谷に下りそのまま歩きにくい谷を進んでいたら、後続の団体さんが谷の右を高巻いて歩いている。右岸から本来のルートである左岸に渡るところがあったらしいが見落としてそのまま谷を進んでしまったようだ。

谷から強引に本ルートに登り、あとから来た団体さんを追い越して暫く行くと雪一面となった。
トレースは付いているが、そんなに多くはないのでルート取りに気を使う。駐車場には多くの車があったが、その人たちは鞍掛峠から登っているのだろうか?

途中親子連れに追い越され、目標ができたかなと思っていたら、その親子連れは服を脱いで休憩していたので再び追い越してしまう。
そのまま雪に付いた足跡を辿り谷を歩く、足跡はハッキリしているが、どうも2名分くらいしかない。親子連れも追いついてこない。不安がよぎる、道が違うようだ。

GPSで確認すると本ルートは左向こうの谷のようだ。谷の分岐に気がつかず雪に付いた足跡につられ直進してしまったようだ。本ルートに戻るにも左の急な斜面を登らなくてはならないので、このままこの谷を登ることにした。
足跡がハッキリしているのと谷は真っ直ぐなので特に不安はなかったが、雪深くなってきたのには驚いた。せいぜい残雪がある程度と思っていたので全くの想定外だ。

尾根近くの急登まで来ると、上から単独さんが下りてきた。途中で谷を間違えた旨を話すと冬場はこちらの方が安全ですよといわれた。本ルートは崖が多いので危険箇所が多いそうだ。但し間違えたこの谷は夏場は荒れているとの事。

尾根に上がったところでスパッツをつけていたら、先程の親子ずれが通過していった。当方が登った谷のほうがショートカットのようだ。

7合目の標識から先方を歩いている夫婦さんについていったら尾根上を鈴ヶ岳方面に進んでいるので、引き返し御池岳方面に向かう。
目標はハッキリ見えるが雪でどこを歩いてよいのかさっぱり分からない。GPSで方向取りをしてツボ足で歩いていると、山頂方面に向かう一筋の足跡があったのでそれを辿っていき尾根に出るとボタンブチ方面に行く足跡もあった。

ボタンブチにつくと、そこは南方面180°が開けており展望がすばらしい。鈴鹿の山並が一望だ。
ここでは先程の親子連れと単独さんが昼食を取っていた。当方は時間が早いので昼食は他の場所ですることにして、ここではおにぎり 1個のみを食べ、すばらしい風景を写真に収め御池岳に向かう。

御池岳は小山程度のピークで展望はない。昼食とする適当な場所でもないのでそのまま通過、広い雪原を足跡を頼りに歩く。この山は標識が殆どなく、だだっ広いので方向が分からなくなる、GPSが頼りだ。
下山道は来た道を戻るか鞍掛峠へ周回するか迷っていたが、何度もあった親子連れが後ろから追いついて来たので鞍掛峠へのルートを確認すると尾根沿いで問題ないとの事なので、そちらに決定。(GPSの地図には鞍掛峠へのルートが破線で表示されていないので少し不安であったため)

途中適当な場所で昼食とする。
どうも日本庭園付近であるらしいがハッキリ分からない。この辺りを散策したいが雪原で状況が分からないのと、下山道が心配なので早めに取り付きたいので食事後に真っ直ぐ下山道に向かう。
鈴北岳は北方面に展望が開け、反対側は先ほど踏んだ御池岳が饅頭の様に見える。この鈴北岳は景色が良いので単独の男性が2人昼食を取っていた。

ここからは尾根下りで、急坂も雪があるので滑るように高速で下って行ける。途中から雪はなくなったが、間もなく鞍掛峠に到着。ルートは迷いようがないくらい明確でよく歩かれている。峠から駐車場までもよく歩かれている道だ。


下山した時間が早かったので、帰路の途中にある『亀山温泉 白鳥の湯』に寄り入浴。ここは入浴料が150円と格安である。時間が早かった事もあるのか入浴しているのはお年寄りばかりであった(←当方もその範疇?)。なお入浴料が安いこともあり、ここには石鹸・シャンプーは置かれていない(一回分の入浴セットの自販機あり)。当方は車のトランクにそれらの入浴セットを常備している。


感想
駐車場には多くの車があったのに、途中出合った人は10組以下で、静かな山歩きであった。
この山は標識が少なく(テープも少ない)山道は雪で隠れていたこともあり、何度か道間違いをしてしまった。
また、御池岳から鈴北岳までは、登山道は雪に隠れており、だだっ広い雪原(平原)と小さな起伏の中を、どこをどこに向かって歩いてよいのか標識がないので迷う、雪原にある幾筋かの足跡の中で目標方面に向かっているトレースに見当をつけて歩いた。

この冬は厳しい寒さが続いたが、それでも4月に入り桜の開花宣言も出たというのに、雪深かったのには驚いた、全くの想定外であった。そんな事もあり、淡い期待をしていた福寿草はおろか、他の花にも遭遇出来なかった。
また山の名前の由来である池も雪で全く分からず、雪のない季節に改めて来よう。但し鈴鹿はヒルが有名なので献血の時期になる夏場は避けて、春か秋の季節に。

今日の山歩きは 歩行距離 10㎞弱・高度差 800m強・行動時間 5時間強 と山歩きの行程としては大したことはなかったが、7合目過ぎ辺りから疲労が大きくなり、山頂までの登りがシンドかった。運動不足で予想はしていたが体力不足を痛感する。他に運動することがないので山歩きにもっともっと精を出し体力維持に努めようと思うのだが・・・。
 
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追い越して行った車に、信号待ちで追いつくと、山関係のシールが派手に貼ってあり、ネットでよく見た事のある 「三重・津・山ネズミ」 さんの車だった。
一台前の車も気がついて降りてきて話をしていた
 

鞍掛トンネル東口
到着時 駐車場は8割程度埋まっていた。(下山したら満車で溢れていた)

コグルミ谷出会い
本来の登山口の左岸は通行止めで右岸より入山。途中右岸に渡る場所に気がつかず、暫く足場の悪い谷中を歩いてしまう

谷が北側にあるせいか、雪が残っている

雪に付いた足跡につられ、この谷を真っすぐ進んでしまうが、左の谷に行くのが正しいルート。ただし途中で出会った人に聞くと冬場はこの谷のほうが安全とのこと

尾根の本来のルートに合流
ここでスパッツを付けていたら、途中追い抜かれた親子連れが遅れて来た。当方が登った谷の方が近道?

今から向かうルート

7合目
雪解けは間近? 
木のまわりは雪が溶けている

御池岳

ボタンブチ(西側)
遠方に鈴鹿の山々が

11:01 ボタンブチよりのパノラマ

ボタンブチより反対側の尾根方面
尾根の左が御池岳方面
 
ボタンブチ

ボタンブチより藤原岳方面

御池岳

御池岳山頂の標識

結構雪深い

この辺りは、起伏がなく、標識も全くないので、どこを歩いているのかさっぱり分からない。
雪についた足跡と GPSを頼りに歩く

木の根っこの周りは雪解け

座れそうな場所があったので、ここで昼食
昼食中に 1組が通過していった

今日の昼食

日本庭園付近か
雪のない季節はどのような感じなのだろうか

この辺りもだだっ広い平原
地図には“迷”の文字がある

この付近で初めて見る標識

鈴北岳
山頂の手前と向こう側に単独さんが休憩していた

鈴北岳山頂の標識
ここは全く雪がない、御池岳山頂は雪が相当残っていたが、北風で吹き飛ばされるのかな

12:27 鈴北岳山頂よりのパノラマ

今から下る尾根
正面は鳥帽子岳、その左側で木の向こうが三国岳

尾根の鉄塔下

この辺りがトンネルの真上
歩いてきた尾根を振り返って

鞍掛峠
正面は焼尾山

鞍掛峠
ここを右に下っていく

鞍掛峠より下り始めて、R306と駐車場が右下に見えてきた

鉄橋が崩壊していたが、特に危険でもなかった

無事下山


駐車場東側にある鞍掛峠への登山口
5:14の山歩きだった
 
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