TKM の デジカメと山歩き | 2011/10/16(日) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
御池岳(P1194)・土倉岳 | |||||
スタート:君ヶ畑 → | |||||
ルート :↑T字尾根、↓ノタノ坂 | |||||
御池岳=関西・近畿100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】滋賀県 | |||||
【山地系】鈴鹿山地 | |||||
土倉岳 | 足跡のダウンロードは こちらから ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅲ△1049.39m (河倉峠) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
520m | 07:39 | ① 君ヶ畑 P | 1:02 | - | 1:02 | 出発時間 | 05:10 | 13:45 | ||
08:41 | ② T字尾 左肩部 | 到着時間 | 07:25 | 16:10 | ||||||
0:23 | - | 1:25 | ||||||||
09:04~09:18 | 0:14 | ③ T字尾 交差部 | 片道距離 | 104 ㎞ | 104 ㎞ | |||||
1:14 | - | 2:39 | ||||||||
10:32 | ④ テーブル T字口 | 往復距離 | 208 ㎞/avg. - | |||||||
0:15 | - | 2:54 | ||||||||
1194m | 10:47 | ⑤ P1194(御池岳) | ||||||||
0:16 | - | 3:10 | 0:16 | |||||||
11:03 | ⑥ テーブル 土倉岳口 | |||||||||
0:21 | - | 3:31 | 0:37 | |||||||
1049m | 11:24~12:00 | 0:36 | ⑦ 土倉岳 △1049.4 | |||||||
0:55 | - | 4:26 | 1:32 | |||||||
12:55 | ⑧ ノタノ坂 | ASC(総上昇)プロトレック | - m | |||||||
0:21 | - | 4:47 | 1:53 | |||||||
13:16 | ⑨ 小又谷林道出合 | DSC(総下降) 〃 | - m | |||||||
0:16 | - | 5:03 | 2:09 | |||||||
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13:32 | ⑩ 君ヶ畑 P | 総上昇量(GPS) | 842 m | |||||||
5:53 | 0:50 | 5:03 | - | 移動距離(GPS) | 10.1 ㎞ |
アプローチ | |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《R307 近江グリーンロード》 ⇔ 《R421 八風街道》 ⇔ 《県34》 ⇔ 《御池林道》 ⇔ 君ヶ畑 | |
駐車場 | |
ノタノ坂・渋川分岐の広場 | |
ルート | |
駐車場所 → T字尾根 → 御池岳・テーブルランド(P1194) → 土倉岳 → ノタノ坂 → | |
記録 | |
昨日の土曜日に出かけようと思っていたが生憎の悪天候でムリ。 全国的な悪天候で翌日の日曜日も続くかと思っていたが、天気予報は回復に向かい、日曜日は朝9時頃からは晴天の予報に変わっていた。 日曜日の山歩きは翌日の仕事がシンドイので、ハードなコースや長距離なコースで帰宅が遅くなる所は避けたい。 で、今回選んだのは、 以前から気になっていた、御池岳のテーブルランドにT字尾根から登るルートだ。メジャーなルートではないので、現地での行動時間が読めない。道迷い等の余裕を持ちたいのと早く帰宅したいので、朝早く起きられたら という条件で行くことにした。 気が張っていたせいか、歳のせいか? で4時過ぎに目が覚める、予定通り行動することに決定。 外は真っ暗であるが、雨は上がっているようだ。 カーナビにセットすると現地の御池林道も表示された。ただ現地まで3時間以上かかると表示された、朝早いのでそこまではかからないと思うがそれにしても遠い。 予想通り現地には2時間強で到着した。現地駐車予定場所には1番乗りだ。 少し寒さを感じるが、今日は暖かくなる予報。登り始めれば直ぐ暑くなるので、上着は着ずに出発。 今日のルートは、T字尾根から御池岳のテーブルランドに登り、下山は土倉岳からノタノ坂経由での周回予定だ。 登山届のある駐車場所から舗装された御池林道を先に進む。直ぐ右にノタノ坂・渋川への小又谷林道があり、鎖止めで通行禁止となっている。帰りはそこから戻る予定。T字尾根への取り付き口はまだ先なのでそのまま進む。 13分程度歩くと、尾根の先を回りこんだところで左に「君ヶ畑県林道」の看板がある。この向かいが、T字尾根への取り付き口だ。 表示はもちろんテープも見当たらなかったが、踏み跡がある。登る尾根もハッキリしており、最近ここを歩く人が多いのかそれなりに踏み跡が残っている。時たま薄いところもあるが問題ない。ただしテープは殆ど見かけなかった。極端な急坂もなく順調に T字尾根の左肩に登り着く。 P878地点だ。ブナの木に山マークと八七八と彫られていた。表示があるのはありがたいが、木に直接傷を付けるのはどうだろうか。 そこから緩い稜線歩きになる、T字の横線の左半分の部分だ。少し広い尾根になっている。が、ほぼ真っ直ぐなので一旦方向を決めれば問題ない。ブナの森の中の気分のいい稜線歩きだ。緩やかに登っていくといつの間にかT字の交差部に着いた。 少し広めの特徴のない場所だ。表示はないかと探すがどこにも見当たらない。またこの辺りに根元近くで大きく湾曲した木がある筈なのでそれも探すが見当たらない。GPSで確認すると間違いなくP918の交差部である。 ここで一服し間食としてパンをかじる。汗は余りかかなかったがやたらと喉が渇く。水は1.8㍑持参しているが今日は尾根歩きで水場がないので、少しの水で我慢する。 ここから T字の縦線部分に取り付くが、テープがないので向かう方向の尾根を確認し、少し下っていく。下りきった広い場所に例の湾曲した木があった。曲がったU字の下部分からポタリポタリと雫が落ちていて、なにやら森の幻想を感じた。 P967の少し手前から痩せ尾根が続き、尾根部分がシャクナゲの枝で邪魔をしている場所ではそれを避け、その枝を持ち尾根を外して通過するが一歩間違うと奈落の底に・・ そんな危険場所もあった。 またP967を越えてすぐの所で 10m弱くらい程度ではあったが落ち込んでる場所があった、濡れた岩と木の根っこが非常に滑りやすい、幸いロープが張ってあったので特に問題なかったが、ここも注意を要する場所だ。 そこを抜けると、いつの間にか急登となってきた、そろそろ最後の試練のテーブルが近づき始めた様だ。 適当にジグザグ歩いたりして登っていく。一段と急登となり足元が濡れている為良く滑る。いよいよ地図の等高線の詰まった 200mほどの急登が始まったかと、高度を確認すると残りはあと 100mくらいになっていた。いつの間にか半分ほどは登ってきたようだ。気分が楽になる。ここからは岩を掴んで登ったりジグザグに振ったり悪戦苦闘はした。 登りきるところにテープが見えてきた、ジャスト取り付き口へ到着だ。テーブルに上がると単独さんがおられ靴を締めなおしていた。今日始めての出合だ。聞くと鞍掛トンネル方面から来られ、これから T字尾根をまわりテーブルの西のほうに登り返すとの事。驚異的な体力。 当方はおとなしく下山だ。本当はテーブルを回りたいが、お池は反対方向で遠いのと下りが心配なので、P1194まで行って引き返すことにする。 土倉峰へのテーブルからの下り口が心配であったが、先ほどの単独さんに聞くとすぐ分かるとの事。 P1194から戻ると前方に土倉岳が見えてきた、下には土倉への鞍部もハッキリみえる。何とそこにはこちらに向かってくる2人が見えるではないか。 下りる場所がハッキリしたので、進みかけたら下り口にテープがあったので安心して下る。 途中で、その2人と遭遇。当方と同じ場所に駐車しており、小又谷から登ってこられたとの事、ここまで2時間、こちらのお二方も健脚だ。駐車場所にはもう1台 T字尾根に向かった人もいると言われていた。 そこからあっさり土倉岳に到着。分岐表示は何もなくノタノ坂への道を示すテープも見当たらない、下り口は後で探すことにして三角点を探す。大分奥の方に開けた一角がありそこに三等三角点があった。ここで昼食 昼食タイムはゆっくりし、食事中に地図で進むべき方角を確認した。再び歩き始め確認した方向に向かう。表示・テープはなかったが踏み跡があった。 尾根伝いに踏み跡を進んでいくと分岐があり、中部電力の鉄塔番号の表示があった。まっすぐ行くと藤原岳方面ほかへの道、当方はノタノ坂方面の右の尾根に向かう。土倉岳からここまで思いのほか近かった。 分岐から少し長い尾根歩きをして最初の鉄塔に到着、そのまま真っ直ぐ進む。そこから二つ目の鉄塔までは直ぐだった。この二つ目の鉄塔台地に上るとすぐ右方向に道がありそこに進みたくなるが、コピーしてきた先達者のGPSルートを確認すると左方向となっていた。中部電力の鉄塔巡視表示も次の鉄塔は左となっている、左に鉄塔を越えると道は繋がっていた。 少し下ったところで、またもや分岐がある、巡視路の表示は両方向にあるが、ここは右方向に下る。 暫く下って行くと左手に渋川への表示のある分岐があった。数十mほど先にも分岐があったがここには中電の鉄塔巡視路表示しかなかった。地図で確認し右に下る。この分岐地点がノタノ坂だ。 後は谷沿いに下って行くと小俣谷林道に合流する。ただし途中の谷を少し高巻いて進むところでは踏み跡の幅がハガキ大ほどしかない場所もあり、しかも砂利で滑りやすい場所が何箇所かあったので要注意だ。 小又谷林道の途中で顔と靴を洗い、林道終点の鎖止めを抜けると駐車した場所だ。 駐車場所には、土倉岳手前であった人の言っていた通り、当方を含め3台の車が駐車していた。 総括 メジャーなルートでない為、道迷いを心配し下調べをして望んだが、天候に恵まれたこともあり迷うようなところもなく、順調に周回できた。 表示・テープの類は殆どなく、尾根分岐が多く、広い尾根もあるので詳細な地図・方位計・高度計は必須アイテムだ。 登りでは問題ないが、視界が悪くなると目標が見えなくなるのでテーブルからの下り口を探すのに苦労するかも・・ |