TKMデジカメ山歩き 2012/4/8(日)
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快晴
藤原岳
スタート:簡易パーキングふじわら→
ルート :↑木和田尾、↓大貝戸道
日本300名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】滋賀県・三重県
【山地系】鈴鹿山地
 
 
 
頭陀ヶ平 足跡のダウンロードは こちらから
ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅱ△1143.00m (坂本村)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
180m  08:46   ① 簡易パーキングふじわら 0:18 - 0:18   出発時間 06:30 16:20
   09:04   ② 登山口(山口) 到着時間 08:40 18:40
2:28 - 2:46  
1143m  11:32   頭陀ヶ平 △1143.0 片道距離 115 ㎞ 118 ㎞
0:30 - 3:16  
1171m  12:02~13:00 0:58 天狗岩 P1171 往復距離 233 ㎞(AVG= - )
0:25 - 3:41 0:25
   13:25   ⑤ 藤原山荘  
0:19 0:20 4:00 0:44
1140m  13:44~13:49 0:05 藤原岳 C1140  
0:15 0:15 4:15 0:59
   14:04   ⑦ 藤原山荘 ASC(総上昇)プロトレック 1205 m
1:25 2:00 5:40 2:24
   15:29   ⑧ 登山口(大貝戸) DSC(総下降) 〃 1170 m
0:36 - 6:16 3:00
   16:05   ⑨簡易パーキングふじわら 総上昇量(GPS) 1187 m
  7:19 1:03   6:16 -     移動距離(GPS) 14.8 ㎞
 
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  アプローチ
  奈良 ⇔ 《R163》 ⇔ 《西名阪》 ⇔ 《R1》 ⇔ 《R306》 ⇔ 簡易パーキング(ふじわら)
  駐車場
  簡易パーキング(ふじわら)
  ルート
  P → 山口登山口 → 《木和田尾》 → 頭陀ヶ平 → 天狗岩 → 藤原山荘 → 藤原岳 → 藤原山荘 → 《大貝戸道》 → 大貝戸 → P
  記録
  約1ヶ月ぶり(3/10以来)の山歩きだ。2月半ばに持病が出てしまいナカナカ治らなかったからだ。いつもなら長くて半月ほどで治っており、今回も3月上旬に大分と良くなったので、様子見で半日程度の山歩きに出かけた(3/10)。
その後に再び調子が悪くなってしまい、今日(4/8)までどこにも出かける事が出来なかった。

4月に入りやっと体調がマシになって来たので、天気のよい今日久しぶりに出かける。最初の発症以来2ヶ月近くも経過してしまった。

今回選んだルートは病み上がりの体調と久しぶりの山歩きとなるので、体力が心配でもあるので、リハビリを兼ね、余り長距離とならない木和田尾から頭陀ヶ平へ行くことにした。
もし調子が良ければ藤原岳まで行き周回する予定だ。

当初はリハビリ山歩きとして手軽な仙ヶ岳を考えたが、余りにも天気が良いのと、一昨日の寒波で山頂の雪が期待できそうなので、また運がよければ福寿草に会えるかと期待して上記ルートにした。


いつもより若干早く起き、6時半に出発。カーナビにセットすると、何と現地到着は 10時3分と出た。今までの経験から 2時間半前後で行っているので、現地着は 9時頃と予想する。結果 8時40分に現地に到着したので、予想より少し早かった。

R306沿いにある簡易パーキング(ふじわら)に駐車。登山の準備中の人が何組かいた。
山口の登山口へ行くには国道を西に行くべきところを、「屋根のない学校」の方へ行きかけてしまった。
国道に戻り、東海自然歩道の標識のある所でR306を別れ左折して、道なりに行くとやがて山口配水池に着く。その直ぐ先の車両通行止めチェーンのある左が登山口だ、「白瀬峠登山口」の標識あり。この辺りには車が10台近く駐車していた。

このルートは国土地理院の地図には載っていない。昭文社の山地図では破線での表示となっており「迷」の字もあるが、途中からは中電の鉄塔保守の巡視路となっており良く歩かれているようで道はハッキリしていた。
また危険地帯やロープ・鎖場などはなく極端な急登もなかった。ただ広尾根の場所では踏み後が薄くなっているが、登りであれば上を目指せばよいので問題ない、落ち葉のシーズンの下りでは注意を要するかも・・。

当方は忠実にルートを辿ったが、木和田尾に上がる手前で、その木和田尾を下から登ってきている人がいた。いろんなバリエーションルートがあるようだ。
鉄塔の広場に出て振り返ると北方面に大パノラマが広がっていた。雪が冠っている霊仙山・伊吹山と真っ青な空とのコントラストが綺麗だ、また白山の山波も遠くに見えた。

高度を上げていくと雪が現れ、稜線近くまで上がると 10センチくらいは積もっていた。一部にすべりやすい場所もあったが、アイゼンを付けるほどでもなかった(一応4本爪の軽アイゼンは持参したいた)。
頭陀ヶ平の少し西にある鉄塔のある稜線まで上がると、南方面にもパノラマが広がっていた。御池岳のテーブルランドも目の前に見える。
そこから少し東の頭陀ヶ平に移動する、鉄塔下に三等三角点があった。
その少し下の鉄塔跡の広場のようなところで団体さんが昼食をしていた。雪が積もってはいるが、寒くもなく大パノラマを満喫しながら楽しんでいるようだ。

ここまで心配していた体調も問題なく、久しぶりの山歩きにもかかわらず体力も十分残っていたので、藤原岳に向かうこととした。しんどければ藤原岳に行かず藤原山荘から下りても良い

天狗岩に向かう道も 10㎝くらい雪が積もっていた。その間多くの人と出会う。当方と逆ルートと思われるが、多くの人が周回をしているようだ。
天狗岩に着くと、思ったより人は少なかった。ここで昼食。単独さん 2人に声をかけられしばらく雑談。その際に御嶽山が見えると言われ、良く見ると上部のみが浮かんで見えた。言われなければ気付かなかった。

天狗岩から藤原山荘に向かう途中にある展望場からは御岳と、ほんの薄っすらとであるが乗鞍も見えた。
ゆっくりと展望を楽しんで歩いてきたせいか、体力は十分なので藤原岳に向かう。ここから泥道となるが、山頂へは山道の東側の雪の斜面を登った。

藤原岳山頂からは今度登ろうと思う孫太尾根や治田峠の方を観察したが傾斜のきつそうな事、果たして登る事が出来るだろうか?

同じルートで藤原山荘まで下り、そのまま下山する。ここから8合目までは泥んこ道のひどい事。ゆっくりと足を下ろさないと泥がはねてしまう。こけたら最悪だ。何度か滑ったが幸いにこけるまでは至らなかった。ただ泥はねがスパッツを超えて膝まで達していた。

9合目付近では所々で福寿草が残っていた。雪も福寿草ももう終わりだろう、ギリギリ間に合った感じだ。
8合目からは高速で下山。4合目あたりで太ももが笑い出すが、ムリして大貝戸の登山口まで一気に降りた。
登山口で水分と休憩を取り、後はブラブラと駐車地点まで舗装道路を歩いて帰る

今日は最高の天気に恵まれ、心配していた体調も全く問題なく、予定外に全行程を歩く事ができ満足した。

歩いていて、当たり前のことがこうしてできる健康のありがたさを、しみじみと思い直した1日だった。
 
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R306の車中より見た藤原岳
手前の尾根が今度登ってみようと思っている孫太尾根
 

簡易パーキング(ふじわら)
R306沿いにある。トイレも完備

これから登る木和田尾根
右の谷から、この尾根の途中に登り鉄塔に沿って登っていく
左奥は藤原岳に向かう稜線

駐車場からR306をここまで歩き、ここで左に曲がり、道なりに行く

山口配水池
このあたりに10台近く駐車していた。

左が登山口 「白瀬峠登山口」の表示あり
配水池からすぐのところ

ルートはハッキリしていた

自然林の中のルート
新緑・紅葉の季節には違った雰囲気が味わえるのでは。

赤ペンキで「山口区入口」とあるが・・

雪が現れ始める
高度 750m

10:27 鉄塔下よりの展望

これから向かう方角
谷を巻きながら鉄塔沿いに登っていく

白瀬峠・藤原岳の分岐
坂本谷への分岐でもあるが坂本谷は通行止め

左に雪の冠っている山が霊仙山
右奥に伊吹山


10:56
一段高度を上げた鉄塔よりの展望地

一面雪になってきた

作業小屋?

稜線直下の急登。左上に登るが、角度を確認するため横を撮った

積雪は10㎝程度か?

稜線に出たところ
木和田尾の表示がある
 

11:30 頭陀ヶ平の鉄塔西横より 写真左から 南・東・北方面のパノラマ

三等三角点
 
天狗岩より見る藤原岳

12:46 天狗岩より南方面の展望 ここには今回で3回目であるが、今回が一番展望がある

昼食を終え、藤原岳に向かう

天狗岩から藤原山荘への途中の展望地より
中央右に御嶽山の上部が見える、その左に肉眼では乗鞍岳がうっすらと見えたが・・・。

藤原山荘

泥んこ状態の藤原岳への道

山頂にある方位版
 

13:46 山頂より 南・西方面のパノラマ

福寿草①
9合目あたりで所々に咲いていた

福寿草②

福寿草③

8合目
聖宝寺道(裏道)は通行止め。駐車地点に戻るには裏道のが近道であるが・・

大貝戸の登山口

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