TKM の デジカメと山歩き | 2012/12/16(日) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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曇 | |||||
御在所山 | |||||
スタート:R477冬季車止め → | |||||
ルート :↑裏道・国見尾根、↓中道 | |||||
日本200名山、関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】滋賀県・三重県 | |||||
【山地系】鈴鹿山地 | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
360m | 07:36 | ① R477冬季通行止めゲート前 | 0:20 | - | 0:20 | 出発時間 | 05:40 | 15:20 | ||
07:56 | ② 裏道 登山口(蒼滝TN前) | 到着時間 | 07:25 | 17:25 | ||||||
0:36 | - | 0:56 | ||||||||
08:32 | ③ 藤内小屋 | 片道距離 | 104 ㎞ | 103 ㎞ | ||||||
0:51 | - | 1:47 | ||||||||
09:23 | ④ 岳不動尊 | 往復距離 | 207 ㎞(AVG= - ) | |||||||
0:42 | - | 2:29 | ||||||||
10:05 | ⑤ 藤内小屋 | |||||||||
1:41 | 1:50 | 4:10 | ||||||||
1170m | 11:46~12:01 | 0:15 | ⑥ 国見岳 | |||||||
0:40 | 0:40 | 4:50 | ||||||||
1200m | 12:41 | ⑦ 山上公園(御在所山) | ||||||||
0:35 | - | 5:25 | ||||||||
13:16 | ⑧ 富士見台(中道 下山口) | ASC(総上昇)プロトレック | 1175 m | |||||||
1:22 | 1:20 | 6:47 | 1:22 | |||||||
14:38 | ⑨ 中道 登山口 | DSC(総下降) 〃 | 1170 m | |||||||
0:34 | - | 7:21 | 1:56 | |||||||
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15:12 | ⑩ R477冬季通行止めゲート前 | 総上昇量(GPS) | 1486 m | |||||||
7:36 | 0:15 | 7:21 | - | 移動距離(GPS) | 13.5 ㎞ |
アプローチ | |||
奈良 ⇔ 《R163》 ⇔ 中瀬IC 《西名阪》 ⇔ 《R1》 ⇔ 《R306》 ⇔ 《R477 鈴鹿スカイライン》 冬季通行止め手前 | |||
駐車場 | |||
R477 鈴鹿スカイラインの冬季通行止めゲート手前に路駐 | |||
ルート | |||
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記録 | |||
今日は衆議院議員総選挙の日、帰宅後に投票に行きたいが戻れるかな。 今日の予定は鈴鹿スカイラインの冬季通行止めまで行き、裏道の藤内小屋から岳不動経由で国見尾根に上がり、国見岳・御在所山から鎌ヶ岳まで行きたいと思っている。鈴鹿のセブンマウンテンの中で鎌ヶ岳のみが未踏である。 今日もレンタカーで出発。11月20日に追突されたあと、23日にディーラーに修理に預けた。それから3週間以上経つのにまだ修理が終わっていない。相当ダメージが大きかったのだろうか? そのレンタカーにカーナビは付いているが、セッティングの方法が分からない。今日の目的地も現地までは勝手知りたる道なのでナビの案内がなくても問題ない。 伊賀上野の中瀬ICから西名阪に入り、暫く走って行くと空が白み始めた。上空はほとんどが雲に覆われている。天気予報では今日は晴れとなっているので、これから回復することを期待する。 鈴鹿スカイラインに入ってからも、積雪や凍結もなく冬季通行止めゲート前に到着。まだ早い時間なのに相当数の車が駐車している。従って少し下の方に駐車。 車から降りると、気温はそれほど低くないが、風があるので体感温度は低く感じられる。 スカイラインの通行止めゲートから蒼滝トンネル手前の裏口登山口に向かう。今年初め(2012-1-7)にもここに来ているが、その時はスカイライン上にも、そこそこの雪が積もっていた。今日はその雪は全くない。 裏口登山口から川横のルートに下る、川沿いの岩場の歩きにくい道で不鮮明な所もある。暫く行くと一旦工事用の道路に出る。前回は登山口からこの道路を歩いたので、今回は正式な裏道ルートをたどったがシンドイだけだった。 ルートはここから山道に入り、工事中の堰堤を高巻きしているが、今度は工事用道路を歩き、堰堤の真ん中を突っ切って省エネを図った。 藤内小屋に着くと数組が小屋の外と中とで休憩していた。ここでウインドブレーカーの下のフリースを脱ぐ。 小屋の先で国見岳方面に橋を渡る。渡ってすぐ分岐があり、左は国見尾根方面、直進が岳不動・腰越峠方面となっていた。岳不動経由で国見尾根に登る予定の為、ここは直進、踏み跡は一部を除きシッカリしている。分岐に気をつけながら進んで行く。 朝明渓谷・ヤシオ尾根分岐を右に見て、谷沿いに進む。大分先で丸太橋を左岸に渡り、暫く進むと右に2~3mの岩場にロープがかけてあり、凍結に注意しながら登る。そのすぐ先に滝を背景にした岳不動があった。 この先に国見尾根に向かう道があるのかと、周りをを探すが見当たらない。周りの地形からもこの付近からの取り付きではなさそうだ。分岐を見逃しているのかと思い、注意しながら戻る。しかし分岐の表示・テープ等は見当たらない、それらしきところを途中まで行ったりしてウロウロする。そんなことを何ヶ所かで繰り返したが、結局見つからず。致し方ないので藤内小屋の分岐まで引き返すことにした。1時間半のロス この時点で、当初予定していた鎌ヶ岳への登頂は厳しくなる。 藤内小屋の手前の分岐まで戻り、国見尾根を目指し登る。 いきなりの急坂と、先ほどの徒労でシンドイ登りとなる。途中何度も足を止め息を整える。大分登ったところで、ルート上に残雪が出始めた。残雪には足跡があり先行者がいる模様だ。上の方まで来ると岩場もあり、両手を駆使しながら足を大きく上げ乗り越えて行く場面もある、思いのほかハードはルートだ。 一旦下った尾根の鞍部に出ると、ここが岳不動への分岐点となっていた。ザレ場でとても登り下り出来るような場所ではない。表示にはバッ点マークで「岳不動尊・危険通行止」となっていた。いつのころルートが崩壊したのか分からないが、山道は自然に還ったようだ。岳不動から道が繋がっていなかった理由が分かった。藤内小屋の登り側にも通行不可の表示があれば有難かったのに と思う。 ゆるぎ岩の手前で4名のグループとすれ違う。藤内小屋を先に出発したグループだ、御在所山へ行っての帰りだろうか? そうであれば相当なハイペースだ。 ゆるぎ岩のある尾根に出ると、吹きさらしで風が強い、時折吹く突風で飛ばされそうなくらいだ。パノラマを撮ろうとカメラを横に振っていると風で体が揺れ、まともにカメラを横に振れない、何度かやり直しをする。 ゆるぎ岩の先を少し登ると、平坦な癒しの自然林の中に入る、すぐ先で縦走路に出合う。 そこから御在所山の反対方向にある国見山はすぐだ。 その国見岳で昼食とするが風が強いので岩陰に立って食べる、落ち着いて食べることが出来ないので、おにぎりとパンを半分しか食べられなかった。 御在所山への最後の登りでは、雪で滑るが、何とかアイゼンなしで登ることが出来た、下ってくる人は程んどがアイゼンを付けていた。 山頂公園に出ると、正面のスキー場には殆ど雪はなく、従ってスキー客もいないので閑散としていた。 ここまで、岳不動からの引き返しを別にしても、昭文社の地図に載っている標準タイムよりも相当時間がかかっている、又それに体も相当くたびれてしまった。当然に当初予定の鎌ヶ岳は行けるべくもない。 今回も御在社山の三角点までは行かず。その代わり富士見台方面をうろつくことにした。 下山道は当初は無難な裏道を考えていたが、富士見台に着くと、若者2名が中道から上がって来た所なので、アイゼンが必要かと聞くと、必要と思うが中にはしてない人もいた との事。 念の為にと、持ってきた6本爪は、下から見上げた山には雪は見られなかったので、車に置いてきており、替わりにザックには4本爪が入っている。少し不安だが、予定を変更して中道から下りることに決断する。 中道は5年前(2007-11-23)に一度登りで歩いているが、下りは今回が初めて。 下り始めて暫く行くと、岩場の急下りの連続と、大岩を細い足場で鎖を頼りに巻いて行く危険な場面もある。前回歩いたイメージではキレットの鎖場は鮮明な記憶が残っているが、その上方部にもこんなに厳しい所があったのかと再認識する。 ルートの状況は変わるべくもないのに、以前歩いた時は大して思わなかったことが歳を経て5年も経つと厳しいルートと感じるように変化してしまう。歳を取るとはこういうことなのかと、さみしい現実を受け入れる。 そのキレットまで下りると、残雪はなくなったのでアイゼンを外す。左右の景色を見ながら息を整え、一気に岩場を登った。 それ以降は、そんなに厳しい場面もなく、地蔵岩・負ばれ石を上から見ながら下る。途中高速で下りて来る同年輩の人に追い抜かれる。 中道の登山口に降り、スカイラインに出てブラブラ舗装道を歩いて、無事に駐車場所まで戻る。 途中の旧料金所跡の柵の向こうにはに8台ほど車が駐車していた、ここまでは湯の山温泉街を抜けて地道で来ることができるが、この時期は冬用タイヤは必須 |