TKM の デジカメと山歩き | 2012/1/14(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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曇 | |||||
金剛山 | |||||
スタート:五万人の森公園 P → | |||||
ルート :↑久留野峠・ツツジオ谷、↓千早峠 | |||||
日本200名山、関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】金剛山地 | |||||
湧出岳 | 足跡のダウンロードは こちらから ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅰ△1111.89m (金剛山) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
250m | 07:49 | ① 五万人の森公園 | 0:18 | - | 0:18 | 出発時間 | 06:30 | 16:55 | ||
08:07 | ② 久留野林道起点 | 到着時間 | 07:40 | 18:20 | ||||||
1:30 | 1:50 | 1:48 | ||||||||
09:37 | ③ 久留野峠 | 片道距離 | 46 ㎞ | 46 ㎞ | ||||||
0:21 | - | 2:09 | ||||||||
09:58 | ④ 府705出合 | 往復距離 | 92 ㎞/avg. - | |||||||
1:09 | - | 3:18 | ||||||||
11:07 | ⑤ 腰折滝(ツツジオ谷) | |||||||||
1:28 | - | 4:46 | ||||||||
12:35~13:24 | 0:49 | ⑥ 国見城跡 | ||||||||
0:13 | 1:20 | 4:59 | 0:13 | |||||||
1125m | 13:37 | ⑦ 金剛山 P1125(葛木神社) | ||||||||
0:58 | 5:57 | 1:11 | ||||||||
14:35 | ⑧ 久留野峠 | ASC(総上昇)プロトレック | 1470 m | |||||||
0:52 | 0:50 | 6:49 | 2:03 | |||||||
15:27 | ⑨ 千早峠 | DSC(総下降) 〃 | 1460 m | |||||||
1:16 | - | 8:05 | 3:19 | |||||||
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16:43 | ⑩ 五万人の森公園 | 総上昇量(GPS) | 1473 m | |||||||
8:54 | 0:49 | 8:05 | - | 移動距離(GPS) | 21.3 ㎞ |
アプローチ | |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《県261》 ⇔ 五万人の森公園 | |
駐車場 | |
五万人の森公園駐車場 | |
ルート | |
P → 久留野林道起点 → 久留野峠 → 府705出合 → 百ヶ辻 → 金剛登山口 → タカハタ道登山口 → 《ツツジオ谷ルート》 → 国見城跡 → 葛木神社(金剛山) → 湧出岳 → 久留野峠 → 千早峠 → 一尾背神社 → 岡八幡宮 → P | |
記録 | |
会社で週末の天気を確認すると、今夕(金曜日)より冬型の天気となり冷え込むらしい。 と言うことは、奥深いところは道路の凍結が心配されるので、いつもどおり近場の金剛山へ行くことにした。 ルートは、奈良側の五條より久留野峠超えをして、大阪側に一旦下り、タカハタ道で金剛に登り返し、久留野峠もしくは千早峠から出発点に戻る予定とした。 タカハタ道は、前回に青崩道のセトから大阪側に下ったときに、分岐から登山者が登って行くのを見て気になっていたルートだ。 確認のため、昭文社の地図を見ていたら、前回見たのはタカハタ道ではなくカトラ谷ルートの間違いであった。 そのどちらにしようかと迷ったが、今回は金剛登山口に近いタカハタ道を使うことにした。両ルートとも昭文社の地図では破線になっており、国土地理院の電子国土にはルートとしては載っていない。少し気になるが金剛は大勢の人が色々なルートから登っているので多分大丈夫であろう。 普段会社に行く時間よりも小一時間近く早く家を出る。駐車場を出たときはまだ暗かったが、直に明けてきた。朝靄か見通しが悪い。 天気予報では曇りであったが、やはり青空は見えない。京奈和道の高架から見る葛城・金剛もぼやけて見える。残念ながら今日の天気では展望はムリである。あとは霧氷と雪が期待であるが、昨日の天気予報と違い余り冷え込んだ様子はないので、さてどうであろうか? こちらに来る時にはいつも利用させてもらっている五万人の森公園の大駐車場に車を置き、久留野峠をめざす。天候はイマイチであるが風はない。体感温度はそんなに低く感じないが、一応防寒着を着て出発。 久留野林道の入口から林道を数分歩き、左にある登山口へ入る。霜や雪は全くない、直ぐに暑くなり防寒着を脱ぐ。 高度を上げてきたところで、小雪が舞い始めフリースが濡れてきたので、それを脱ぎ先ほど脱いだ防寒着を再び着る。 峠の少し手前では薄っすらと雪が冠り初めていた。ただ熊笹が山道を被い、笹の上に積もっている雪がズボンを濡らすので、しょっちゅう手で払い落とした。アイゼンは必要なかった。 久留野峠に出ると、反対方向より重アイゼンをはめ大きな荷物を背負った人が登ってきた。聞くと峠の直ぐ手前ぐらいからとの事なので、アイゼンははめずに、そのまま大阪側に下る。初めは慎重に下ったが、少し下ってから油断をしてしまい、一度尻餅をついてしまう。 大阪側の府道まで出ると、この天気でも多くの人がおり駐車場にも多くの車が駐車していた。金剛は冬季のほうが人気が高い。 長い府道歩きをし、金剛登山口バス停の先にある千早本道を右に見て、道なりに進むと橋の手前に車止めがある、その手前を右に行く。少し行った小さな橋の手前右がタカハタ道の入り口であるが、崖道が細いらしいので橋を渡った少し先の右にある水道施設をグルーと裏に回って戻るように進むと先ほどからの道に合流するが、水道施設を通り越して真っ直ぐ行ったり、水道施設の裏に回らずに横から登り始めたり、暫く迷ってしまう。 本ルートに合流してからは、よく歩かれているようで山道は明確だった。谷を進むので何度か渡渉を繰り返すが、明確なルートなので全く問題はない。 越折滝の少し先で、ベテランと思われる単独さんが早くも下りてこられ、上の滝は凍って綺麗ですよと教えてくれた。その直ぐ先で夫婦さんを追い抜いた、山頂手前の尾根に上がるまでに出会ったのは、その2組のみで、今日の賑わいの金剛の中で静かな山歩きであった。 今日は、タカハタ道を歩くつもりで来ていたが、腰折滝にあるらしい分岐に気がつかず、道なりに進んできたらツツジオ谷ルートに入ったみたいだ、こんなルートがあるとは知らず(昭文社の山地図にも載っていない)、家に帰ってGPSログをアップロードして初めて気がついた。てっきりタカハタ道を歩いたつもりでいた。 ただ、出会った単独さんの言われていたように、一番上にある滝(3つ目)は、水量は大したことはないが、落差がそこそこあり滝の両サイドには氷のツララが発達してきており、氷瀑の片鱗があらわれ見応えがあった。あとでネットで山の記録を見てみると冬場の記録が多く、その滝の写真がメインとなっていた。ルート間違いは逆に怪我の功名だったようだ。 ルート上に数ヶ所ある、岩場のロープ場は凍結で滑りやすい部分もあるが、足が滑っても大丈夫なように体勢を整えて超えれば、それほど危険ではない。 高度800mを超えた辺りでアイゼンを装着。年末に購入したワンタッチの6本アイゼンで先週に引続き2回目の使用だ。 尾根に出ると、そこはタカハタ道との合流点で、そこからは山頂までダラダラと登っていく道となっていた、途中3組ほどの下山者と出会う。 森閑とした山道の中で、アイゼンが締まった雪にザクッザクッと音を立て喰い込んでいく感触を味わいながら歩くのが気持ちいい。 山頂近くになると、前方より大勢の人の声が聞こえてきた。右に迂回して進むと国見城跡の一段下の広場に飛び出した、多くの人が休憩(昼食)されていた。 そのまま上の広場に行き、空きベンチがあったのでそこで少し遅い昼食とする。 今日はいつもの24hスーパーで新メニュー(?)のアルミ鍋のカレーうどんが出ていたので、それを購入してきた、なんと100円だった。 リーズナブルとういかメチャ安だ。 寒さは余り感じなかったが、気温は低いようでバーナーの勢いが出ないため、うどんを温めたり、コーヒーのお湯を沸かすのに少し時間がかかり、又ゆっくりしていたら、お昼もとっくに過ぎ、広場は閑散としてきた。 帰路はいつも通り、葛城神社で山歩きの無事をお祈りし、湧出岳の一等三角点を経由して今朝方に超えた久留野峠に向かう。 途中にある ちはや園地では雪があるので子供たちがボードで遊んでおり賑やかだった。 久留野峠まで来ると、日暮れまでにはまだ時間があるので、もう一つ先の千早峠まで、もうひと踏ん張りすることにした。久留野峠では団体さんが休憩しており、中葛城山の三角点を見に行っていたグループを待っていたところで、聞こえた話しでは、三角点へは山頂から籔こぎして行くのではなく、山頂へ向かう階段の途中から行くようだ、見るとテープと踏み跡があった。今日は先を急ぐので今度の機会に見に行く事にする。 小さなアップダウンを何度か繰り返し千早峠に到着、アイゼンはここで外す。このすぐ下からは林道となる。 林道を下りきり、アスファルト舗装された下の林道に出ると、少し先に国道に下りる山道の入口があるが、入り口から籔こぎ状態なのでそこからは下りず、そのまま林道を進み国道に出て国道上を暫く歩き、登山口のあるヘアピンカーブにつくと、大堰堤手前にある登山口も荒れており以前あった表示板はなくなっていた。天誅組行軍の道も相当に荒れて来ているようだ。 ここから国道を離れ一尾背神社・近畿自然歩道経由で、駐車した五万人の森公園駐車場に戻る。途中の側溝でポール・アイゼン・靴の泥を落とし綺麗にした。 |