TKM の デジカメと山歩き | 2012/2/4(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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曇 | |||||
金剛山 | |||||
スタート:五万人の森公園 P→ | |||||
ルート :↑久留野峠・文殊尾、↓千早峠 | |||||
日本200名山、関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】金剛山地 | |||||
中葛城山 三角点 | 足跡のダウンロードは こちらから ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅲ△937.55m (北山) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
250m | 08:23 | ① 五万人の森公園 | 0:22 | - | 0:22 | 出発時間 | 06:55 | 17:20 | ||
08:45 | ② 久留野林道起点 | 到着時間 | 08:10 | 19:00 | ||||||
1:37 | 1:50 | 1:59 | ||||||||
10:22 | ③ 久留野峠 | 片道距離 | 45 ㎞ | 46 ㎞ | ||||||
0:31 | 0:35 | 2:30 | ||||||||
10:53 | ④ 百ヶ辻 | 往復距離 | 91 ㎞/AVG= - | |||||||
0:08 | 1:30 | 2:38 | ||||||||
11:01 | ⑤ 文殊尾 登山口 | |||||||||
1:07 | 3:45 | |||||||||
1090m | 12:08~13:09 | 1:01 | ⑥ 金剛山(国見城跡) | |||||||
1:13 | 1:20 | 4:58 | 1:13 | |||||||
14:22 | ⑦ 久留野峠 | |||||||||
1:38 | 0:50 | 6:36 | 2:51 | |||||||
16:00 | ⑧ 千早峠 | ASC(総上昇)プロトレック | 1310 m | |||||||
0:40 | 0:50 | 7:16 | 3:31 | |||||||
16:40 | ⑨ R310登山口 | DSC(総下降) 〃 | 1305 m | |||||||
0:42 | 0:30 | 7:58 | 4:13 | |||||||
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17:22 | ⑩ 五万人の森公園 | 総上昇量(GPS) | 1358 m | |||||||
8:59 | 1:01 | 7:58 | - | 移動距離(GPS) | 18.7 ㎞ |
アプローチ | |
奈良 → 《R24》 → 《県261》 → 五万人の森公園 | |
ルート | |
P → 《久留野林道》 → 久留野峠 → ロープウェー乗場 → 百ヶ辻 → 《文殊尾根道》 → 国見城跡 → 《金剛山遊歩道》 → 伏見峠 → 久留野峠 → 中葛城山 三角点 → 千早峠 → P | |
記録 | |
今週はじめより、寒気団が日本列島を覆い、日本海側・山間地方ではドカ雪で「38・18豪雪」に匹敵するとの報道。 青森県の下北半島では、大雪のため国道279で数百台の車が立ち往生し、一晩を車の中や近くの体育館で過ごし、近所の人よりオニギリの差し入れがあったとの温かい報道もあった。 近畿の平野部では、積もるような雪は降っていないが、道路状態が不明のため今回もアプローチに間違いのない金剛に行くことにした。 ルートは石筆橋(水越トンネルの西側)に車を置き、太尾西尾根から登り、伏見峠より百ヶ辻方面に下り、文殊尾根から登り返すという、霧氷を期待した尾根歩きのルートを選んだ。 あさ準備に手間取り、家を出るのが少し遅れたが、近場なので特に問題ない。 家を出ると、風の通り道以外の地面が薄っすらと白くなっていた。R24に出る道の坂道が凍結しており、何と軽が中央分離帯に突っ込んでいた。慎重に運転する、周りの車も一斉に速度を落としていた。 国道に出ると凍結はなく全く問題はなかったが、大和高田バイパスを降り、御所辺りまで来ると小雪が舞っているではないか。この様子だと水越トンネルまでの登りがヤバイのではないかと不安になり、当初予定を変更し五万人の森公園に駐車して久留野峠超えで文殊尾根を目指すことに急遽変更とした。 現地に着くと、舞っていた雪はやみ、残雪も全くない。この様子では当初予定通りでも問題なかったかも知れない。出掛けに中央分離帯に突っ込んだ軽を見ているので慎重になりすぎたか 駐車場所から久留野林道を目指し歩き始める。左手に見える金剛方面は厚い雲の中だ。林道入口で写真を撮っているとトレランらしき単独さんに追い越される。 林道入口より数分のところから左の山道に入る、直ぐに暑くなり服を一枚脱ぐ。入り口当たりには雪は全くなかったが、少し高度を上げると雪があり、高度を段々と上げるにつれ積もっている雪の量も多くなってきた。真新しい足跡が2つあり、1つは追い抜かれたトレランの人のようだ。 久留野峠まで上がると縦走路と大阪側には多くの足跡があった。ここでアイゼンとスパッツを装着しパンを1個かじる。 下る途中、多くの人とすれ違う、10名近い団体さんも2組ほどいた。 県道まで下ると道路は除雪されていたが、雪があるのでアイゼンを着けたまま県道を百ヶ辻まで下り、そこから登り返す。 百ヶ辻入口から8分ほど歩くと左手に文殊尾根道への登山口があるが、雪の為うっかり見過ごしそうになった。登山口からはいきなりの急坂ではあるが整備された丸太階段なので足場は悪くない。尾根に出ると中学生?の団体さんが休憩されていた。 その尾根上を高度を上げていくと、自然林になったあたりから霧氷が見られるようになった。但し付いている霧氷は1㎝程度で、少し物足りない感じだ。金剛山遊歩道に合流する手前辺りが一番綺麗だった。 国見城跡はちょうどお昼時間の為か大賑わい。当然ベンチに空きはないので上の段で昼食とする お湯を沸かそうとするが気温が低い為かガスが残り少なかったためか、なかなか沸かない。ガスはまだ残っていたが遂に消えてしまった。予備を持ってきていたので交換すると、今度は若干火力は弱いものの問題なく沸いた。 そんな事で手間取ったりしていたので、手が冷たくなりカジカンでしまったので手袋をして食べたが、箸がうまく使えない。こんな経験初めてである。食後にコーヒーを飲もうとしたが余りにも手が冷たく準備する事ができないのでパス。 そんなこれやで昼食に1時間近くかかり、その間ジッとしていたので体が完全に冷えてしまった。おまけにペットボトルの水も一部凍り始めていた 山頂にあった温度計はマイナス4℃ オッ寒 帰路は葛城神社には寄らず、雪景色を楽しむため遊歩道経由で久留野峠へ向かう。 久留野峠に着くと、まだ時間に余裕があるので中葛城山の三角点を確認しに行くことにした。三角点は山頂の東側にあるが、久留野峠の階段を少し上がったところに赤テープがあり、そこから山腹を巻いて行く。雪に踏み跡はなく所々にあるテープを目標に進むが雪で斜面の状況が分からないので滑らないように慎重に進む。途中斜面のきついところではあきらめて戻ろうかと考えたほどである。 何とか三角点のある辺りにたどり着いたが、それらしきものは見当たらない。暫く回りを歩いて探すがやはり見当たらない、雪に埋まって見つけられないと思い、あきらめ直登して山道に戻ろうと少し登ったら、突然手作りの標識が数枚ぶら下がっているところに出た。ここだと思い辺りの雪を足で払いながら探すと 感触が! 手で雪を掘り起こすと出てきた、間違いなく三角点である。何か宝探しで見つけたような気分だ。 最初の地点と等高線を10m間違えていた。 GPSを見るとここから山道までは直ぐ近くだ。ここからは笹薮となっているが距離が短いので大したことはないと思い進むと、何と何と笹薮は腰近くまであり、雪で埋まっている。そのままでは進めないので足を大きく上げ上から笹薮を踏みつけるようにして一歩一歩進む、バランスを崩して転ぶと立ち上がるのに難儀すると思いストックで支点を取ながら行く。出来るだけ低い笹薮を選んでジグザグに進んだ。短い距離であったが、悪戦苦闘し何とか山道に出た。 息を整えていたら単独さんが久留野峠方面に通過していった。この時間からどこまで行くのだろう? 千早峠を目指し歩き始めると突然左足のくるぶしの上辺りが痛い、靴擦れをしたようだ。足首を包む靴の上部と擦れたようだ。先ほどの笹やぶで足を大きく上げ歩いたのが影響しているのか、こんなことは初めて。千早峠まで小さなアップダウンが幾つかあるが、登りではどうて事はないが、下りでは痛い。 千早峠からの林道を下り国道310まで来ると痛くてたまらない、かかとの下にハンカチタオルを折って敷き、上げ底にしてなるべく痛いところが擦らないようにしたら少しマシになった。 ゆっくり歩いて何とか駐車場にたどり着く。靴を履き替えたら何と楽なこと。靴ずれは怖い |