TKM の デジカメと山歩き | 2012/10/27(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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曇 | |||||
天狗山・高見山 | |||||
スタート:瀧野(差杉峠) ⇔ | |||||
ルート :↑↓高見山北尾根 | |||||
日本300名山、関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県・三重県 | |||||
【山地系】台高山地 | |||||
高見山 | |||||
Ⅱ△1248.39m (高見山) | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
570m | 06:49 | ① 林道駐車地(瀧野) | 0:38 | - | 0:38 | 出発時間 | 05:10 | 14:30 | ||
07:27 | ② 差杉峠(西杉峠) | 到着時間 | 06:40 | 18:00 | ||||||
1:22 | 1:20 | 2:00 | ||||||||
08:49 | ③ 大天狗岩 | 片道距離 | 62 ㎞ | 63 ㎞ | ||||||
0:53 | 1:00 | 2:53 | ||||||||
09:42 | ④ 請取峠 分岐 | 往復距離 | 125 ㎞(AVG= - ) | |||||||
0:34 | 0:50 | 3:27 | ||||||||
1248m | 10:16~11:21 | 1:05 | ⑤ 高見山 △1248.4 | |||||||
0:29 | 0:40 | 3:56 | 0:29 | |||||||
11:50 | ⑥ 請取峠 分岐 | |||||||||
0:41 | 0:50 | 4:37 | 1:10 | |||||||
12:31 | ⑦ 大天狗岩 | ASC(総上昇)プロトレック | 1090 m | |||||||
1:21 | 1:05 | 5:58 | 2:31 | |||||||
13:52 | ⑧ 差杉峠(西杉峠) | DSC(総下降) 〃 | 1075 m | |||||||
0:30 | - | 6:28 | 3:01 | |||||||
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14:22 | ⑨ 林道駐車地(瀧野) | 総上昇量(GPS) | 1390 m | |||||||
7:33 | 1:05 | 6:28 | - | 移動距離(GPS) | 14.7 ㎞ |
アプローチ | |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《県14》 ⇔ 《R166 伊勢街道》 ⇔ 《県28》 ⇔ 瀧野 | |
駐車場 | |
瀧野で県道28の橋を渡って右の林道に入り右岸沿いに800m程入った広場に駐車 | |
ルート | |
P ⇔ 差杉峠(西杉峠) ⇔ 高山 ⇔ 黒岩山 ⇔ 船峯山 ⇔ 大天狗岩 ⇔ 天狗山 ⇔ 請取峠 分岐 ⇔ 高見山 【往復】 | |
記録 | |
このところ、週末は好天で秋晴れの日が続いている。しかしこの週末は土曜の午後から崩れ翌日曜日には打って変わって荒れ模様の天気になるとの予報だ。 という事で、土曜日に出かけるが天候は西から崩れるとの予報なので、東方面の山域に向かうことにした。 夏場が過ぎたら行こうと思っていた、高見山を北尾根から登るルートだ。 予定は、瀧野から林道を行けるところまで入り、そこから差杉峠(西杉峠)へ登り、尾根上(高見山の北尾根)を黒石山・船峯山・大天狗岩・天狗山などいくつかのピーク越えをしてから、高見山・三峰山の縦走尾根に入り、高見山に至るルートだ。 帰路も同ルートで戻る往復の予定とした。ただし帰路にアップダウンに耐えうる体力を残しているかの判断により高見山から平野に下り、長い県道歩きになるがアップダウンから逃げることも視野に入れる。 林道の状況が不明であったが、当方の乗用車でもお腹を擦ることもなく、林道入り口から800m弱入った右側にある大きな広場のところに駐車する。もう少し行けそうな気もしたが、絶好の駐車地であるこの場所に停める。 車での走行中は暖房をいれていた、外に出ると少し寒かったが、どちらみち歩き始めれば暑くなるので上着は着ずにシャツ1枚で出発。 林道を先に歩いて行くと、数分で右に差杉峠への標識があった。そこから山道に入り沢の左岸沿いに登って行く、踏み跡はハッキリしている。踏み跡が薄くなったら、沢の向こうを見れば道がある、そんな渡渉箇所が数ヶ所あった。沢沿いのルートを外れると植林地の中の一本道が差杉峠まで続いていた。登山口から前半の道は電子国土のルートと異なっているがシッカリした道で、付け替えられたようだ 峠の前後にある笹ブッシュも、この時期は葉が落ちているので歩くのに問題ない。 峠にある役行者像と表面が摩耗した由緒ありそうな石柱を写真に収める。 その峠からは尾根沿いのルートになるがいきなりの急坂だ、登り切った最初のピークがP893。そこから少し下り登り返すとちょっとしたピークとなっていたが何の表示もなかった( カシミールでは高山と表示 ) 。ピークで南方面に方向を変え、いくつかの起伏を越え、一登りすると黒岩山の表示があった。 正面に赤いテープが見えており、尾根がハッキリしていたのでそのまま進む、少し下ったところで、何となくGPSを見ると、違う尾根に下っているではないか。致し方ないので登り返そうとしたが、よく見ると山腹はそんなに急阪でもなかったので、トラバースして正規の尾根にたどりつく。 暫く歩くと、空が開け伐採地に出た、本来なら高見山方面の展望もあるはずだが、1000m位から上はガスがかかっており残念ながら見えない。 一旦下り、登り返すと標識も何もない船峰山だ。再び少し下り、また登って行くと太い赤テープに「←高見山」と書かれた案内があった、ここが大天狗岩の巻き道分岐だ。その巻道に入らず、そのまま少し登ると大天狗岩の展望地に出た。 正面に高見山が見えるはずが、相変わらずのガスでお隠れになっている。ただこれから通過する天狗山が真正面に見える、その手前の尾根は紅葉できれいなグラデーションとなっていた。 展望地のすぐ横に降り口があるが、危険らしいので、先ほどの巻き道分岐まで戻り、大天狗岩を西から巻いて超える。 次のピークはこの尾根上の最後のピーク天狗山だ。 ここからは昨年の8月に桃俣から高見山に往復した時に歩いている。天狗山から少し下り、登りにかかると左方面に高見山・三峰山の縦走尾根が見えてきた。 縦走路に合流した地点が請取峠分岐だ。ここまで上がってくるとガスの中に入ったようで、空気が湿っぽい、北から相当な勢いでガスが流れている、風が冷たいが体が温まっているのでウインドブレーカーを着る程でもない。 高見山に向かって縦走路を登って行く。大崩壊地では下から真っ白なガスが吹きあがり、何も見えない、大きく崩壊場所を回り込んで先に進む。 昨年歩いた時にはそんなに感じなかったが高見山への最後の登りがキツイ。山頂にたどり着くとそこには単独さんが1人いるのみ。展望はゼロなのでそのまま避難小屋に直行。 小屋の中は無人だ、時間は早いがここで昼食。準備中に先ほどの単独さんが来られ少し話をする、その後別の単独さんが来られ食事中に山の談義をする。時間があるのでコーヒーを沸かしマッタリと休憩。 コーヒータイム中に3名と2名さんのグループが相次いで来られた。 天気が良くないので、帰路は往路を戻ろうか平野に下りようか迷っていたが、マッタリ休憩中に青空が覗き始めたのと、体力も回復してきたので、アップダウンのある往路を戻ることに決定。 高見山から少し下った所で、ガスが流れ暫くの間展望が開ける、行く手にはこれから歩く尾根の稜線や大天狗岩も見える、振り向けば今まで見えていなかった高見山も見える。 大天狗岩を巻いて向こう側に出ると本来の分岐地点より下側に出てしまった。単独さんがこちらに向かってくるのが見えた。大天狗岩の展望地は朝(往路)に寄っているがガスで展望がなかったので、再び訪問に登り返す。 しかし残念ながら高見山は再びガスがかかり見えなかった。パノラマ写真を撮っていると先ほどの単独さんが来られた、大きな三脚を担いでおられた。北尾根のルートで人に出会うとは思わなかったので少し驚く。 この辺りから尾根が複雑なところもあるので、ピークや尾根の分岐があるところでは必ず方角を確認して進んで行く。 帰りはアップダウンの登りがシンドイかったが何とかヘタバルこともなく、またルート間違いもなく、差杉峠に到着。そこから 23分程度で無事に林道に下る。 林道上を横断している川で靴とストックを洗い駐車地に戻り今日の行程を終える。 今日の総括 アップダウンはあるが、距離はそれほどでもなく、登山口から山頂まで3時間半程度で、思ったより短かった。 帰路も往路と同じルートで戻ったが、往きとそんなに大きくはタイムは変わらなかった。縦走路分岐(請取峠分岐)から差杉峠までアップダウンがあり、下山とはいえ途中登りも結構ある(GPSのデータでは累積上昇量は300m以上あった) 踏み跡やテープはそれなりにあるが、標識はほとんどなし。尾根が複雑な所もあり、違う方向の尾根にもテープがあったりするので、尾根分岐やピークでは方向の確認が必須。 差杉峠の周りの笹ブッシュは、踏み跡がシッカリしているので、夏場の葉が生い茂っている時期でも地面を見ればルートが分かるはず。 |