TKM の デジカメと山歩き | 2013/5/12(日) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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快晴 | |||||
入道ヶ岳・宮越山(水沢岳)・鎌ヶ岳 | |||||
スタート:宮妻峡 → | |||||
ルート : | |||||
入道ヶ岳=近畿100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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鎌ヶ岳=近畿・関西100名山 | |||||
【所在地】三重県・滋賀県 | |||||
【山地系】鈴鹿山地 | |||||
入道ヶ岳 | |||||
Ⅲ△905.58m (入道岳) | |||||
宮越山(水沢岳) | 足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅲ△1029.28m (冠山) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
340m | 07:04 | ① 宮妻峡 | 1:25 | 2:00 | 1:25 | 出発時間 | 05:05 | 15:05 | ||
905m | 08:29~08:36 | 0:07 | ② 入道ヶ岳 △905.6 | 到着時間 | 06:55 | 17:15 | ||||
1:38 | 1:30 | 3:03 | ||||||||
10:14 | ③ 水沢峠 | 片道距離 | 96 ㎞ | 98 ㎞ | ||||||
0:37 | 2:10 | 3:30 | ||||||||
1029m | 10:41~10:47 | 0:06 | ④ 宮越山(水沢岳) △1029.3 | 往復距離 | 194 ㎞(AVG= - ) | |||||
1:31 | 5:01 | |||||||||
12:18 | ⑤ 岳峠 | |||||||||
0:14 | 5:15 | |||||||||
1161m | 12:32~13:08 | 0:36 | ⑥ 鎌ヶ岳 P1161 | ASC(総上昇)プロトレック | 1280 m | |||||
0:11 | 1:40 | 5:26 | 0:11 | |||||||
13:19 | ⑦ 岳峠 | DSC(総下降) 〃 | 1310 m | |||||||
1:31 | 6:57 | 1:42 | ||||||||
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14:50 | ⑧ 宮妻峡 | 総上昇量(GPS) | 1410 m | |||||||
7:46 | 0:49 | 6:57 | 7:20 | 移動距離(GPS) | 11.7 ㎞ |
アプローチ | |
奈良 ⇔ 《R163》 ⇔ 中瀬IC 《西名阪》 ⇔ 《R1》 ⇔ 《R306》 ⇔ 《県44》 ⇔ 宮妻峡 | |
駐車場 | |
四日市市営宮妻峡ヒュッテの先の駐車場 | |
ルート | |
P → 《宮妻(入道)新道コース》 → 入道ヶ岳 → 《イワクラ尾根・県境尾根》 → 水沢峠 → 水沢岳(宮越山) → 《鎌尾根》 → 岳峠 → 鎌ヶ岳 → 岳峠 → 《カズラ谷》 → P | |
記録 | |
今週末は、土曜日は悪天候であったが、翌 日曜日の近畿地方は一転して晴れマークのオンパレードだ。日曜日に出かけるのは翌日会社に行くのがシンドイが、雨上がりの後の好天になる模様なので出かけることにした。 行先は、まだヒルの出ないこの時期に鈴鹿の鎌ヶ岳に行くこととした。鈴鹿のセブンマウンテンで最後に残っている山だ。 鎌ヶ岳へは御在所山に登ったついでに行こうと何回が行きかけたが、その都度行く事がかなわなかったので、今回はこの山を中心にルートを選んだ。 宮妻峡を起点に入道ヶ岳に上がり、イワクラ尾根から県境尾根・鎌尾根を歩いて鎌ヶ岳に至るルートだ。下山はカズラ谷から出発点に戻る周回ルートとした。 当初は」体力的に厳しければ、入道ヶ岳をあきらめ途中の水沢峠で下山出来る逆ルートも考えたが、そのルートにすると鎌尾根の危険地帯では下りとなりそうなので、上記ルートにした。 ルートを地図上で見ると、距離と累積上昇量は取り立てて言うほどのものではないが、アップダウンと危険地帯の通過がいくつかあるので、単純に距離では測れない。時間的に余裕を持つため早めに出発する。 目覚ましもなく、いつもより1時間以上早く起きる事が出来た。 5時に自宅を出ると外は既に明るくなっていたが霧が出ている、昨日の雨の影響か? R163を走っている時も霧が深くへっドライをを点けたまま走行した。途中から霧は消え、西名阪の関トンネルを抜け三重県側に出ると青空が広がっていた。尾根歩き・山頂からの展望が大いに期待できる、心が高ぶる。 宮妻峡への道は案内表示があり、全線舗装で整備された道であった。左下にヒュッテのような建物を見て、そのすぐの先の道路横に駐車場があり、1台停まっていた。下の方にも相当数駐車できる駐車場もあった。 現地には予定通り7時に到着出来たので時間は十分だ、後は体力と根性のみ。 道路横の駐車場のすぐ先に「入道ヶ岳登山口」の案内表示があった。それに従い川の方に下りて行く。 沢を続けて2つ渡ると山道が始まる。尾根に向かう九十九折れの道で小さな石ころが多い。下りでは滑りやすそうだ。 その山腹登りから尾根に出て、尾根の登りに変わると、急な登りや一息つけるような緩やかな所もあり、また所々で展望が開けこれから歩く予定の鎌尾根も顔を出す。 樹林帯を抜け、山頂近くなると一帯が笹原だ。鳥居のある三角点に行くと単独さんが3組おられた。パンをかじり一服。 まだ先は長いので、名残惜しいところもあるが絶景のパノラマを後に先に進む。 笹原を少し下って、小岐須への分岐を左に分け、少し登ると「椿大神社奥宮」に出た。この前後の辺り一帯は馬酔木の森だ。今が時期なので小さな花がたわわに咲いている。 その先イワクラ尾根に入ると、思った以上に厳しいルートだった、激下りや小ピークのアップダウンが多く、危険はないが右(東側)が崩壊している場所も多い。以前歩いた仙ヶ岳の仙鶏尾根を思い出す。この尾根には「イワカガミ」が多く咲いていた。 イワクラ尾根から県境堺の尾根に乗り、少し下って行くと水沢峠。入道ヶ岳からは、ガイドブックの標準タイムの1時間半以上かかった。 水沢峠から、宮越山(水沢岳)へは 160m以上の傾斜のきつい登りだ。喘ぎながら山頂に着くと、団体さんと単独さんが休憩されていた。当方も一服し水分補給。 宮越山からの下りでは早くも危険地帯の出現だ、ザレ場の急下りでとても下れそうにない、良く見れば左側に巻き道があった、急下りではあるが危険はないので安心して下る。 その先は小さなアップダウンが多く、次第に足に疲労が出てくる。尾根道の脇には可憐な「リンドウ」が点在している、団体さんに追い付くが、抜いて行く気力がないので少し後から、その写真を撮りながらゆっくりと付いて行く。 次の難関、前面に大きな 2こぶの岩場が現れる、ここが衝立岩だ。 途中まで登ると岩場が立ちはだかっている。先行している団体さんがそこから左下に下りて行っている、巻き道だ、しかしその巻き道も、巻いた後の登りは鎖があるものの、垂直に近い部分もあるので、厳しさには変わりない、腕の力まかせで登る。登り切るとここも大展望。 目的地の鎌ヶ岳が大分近づいてきたが、まだアップダウンがいくつかある、ウンザリしてくる。 鎌ヶ岳手前の最後のピークを超えると、岳峠。そのすぐ先で鎌ヶ岳山頂への、急な岩場登りが始まる。あと少しであるが、足が云う事を聞かない。たまらず立ち止まってハーハーと一息ついていると、上から下りてきたベテランさんに「あと少し」と励まされる。 鎌ヶ岳山頂には、お昼過ぎに着いた、スタートしてから 5時間半、距離は知れているが険しい道のりであった。山頂には多くの人がいたが案外と広い山頂だ、一番奥のピーク表示のある少し下の岩場で雨乞方面を望みながら昼食とした。 食後、下山に向かう前に改めて、今日歩いたルート 入道ヶ岳→イワクラ尾根→水沢岳→鎌尾根を 上から俯瞰する。距離はないが荒々しいルートだ。 登りで喘いだ場所も、下りでは滑らないように注意するのみで、直に岳峠まで下りる。水沢岳で見かけた団体さんが休憩されていた。 ここで来た道を分かれ、カズラ谷・雲母峰方面に下る。 しばらく行くと、分岐表示があり、正面に向かう雲母峰への尾根道を前に見て、右下のカズラ谷方面に下る、U字状にえぐられたルートが続く。 見晴らしもなく、陰気な道をひたすら下って行くと、二筋の滝に出た。その先の渡渉点で特に気を付ける事もなく水中の石を踏んで渡ろうとしたら、ツルンと滑りドボンしてしまう。最後の最後で失態。 その先、舗装道路に出て、少し下ると駐車地点に戻った。 |
![]() あせび(馬酔木) ツツジ科 |
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![]() いわかがみ(岩鏡) イワウメ科 |
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![]() はるりんどう(春竜胆) リンドウ科 |
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たちつぼすみれ(立壺菫) スミレ科 |
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![]() あかやしお(赤八汐) ツツジ科 |
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