TKMデジカメ山歩き 2013/12/28(土)
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金剛山
スタート:水越TN西口 →
ルート :↑青崩道、↓石ブテ尾根
日本200名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】金剛山地
 
 
 
湧出岳 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅰ△1111.89m (金剛山)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
400m  08:00   ① 水越トンネル西口 P 1:15 1:40 1:15   出発時間 06:40 15:20
   09:15   ② セト 到着時間 07:45 17:10
0:34 0:40 1:49  
   09:49~10:09 0:20 ③ 国見城跡 片道距離 43 ㎞ 44 ㎞
0:22 - 2:11  
   10:31   ④ P989 往復距離 87 ㎞(AVG= - )
0:28 - 2:39  
   10:59   ⑤ 国見城跡  
0:48 - 3:27  
   11:47~12:34 0:47 ⑥ ちはや園地  
0:44 - 4:11 0:44
1125m  13:18   金剛山 P1125(葛木神社)  
0:13 - 4:24 0:57
   13:31   ⑧ 国見城跡 ASC(総上昇)プロトレック - m
0:26 0:20 4:50 1:23
   13:57   ⑨ 六道の辻 DSC(総下降) 〃 - m
1:11 - 6:01 2:34
   15:08   ⑩ 水越トンネル西口 P 総上昇量(GPS) 1104 m
  7:08 1:07   6:01 -     移動距離(GPS) 14.6 ㎞
 
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アプローチ

奈良 → 《R24》 → 《R309》 → 水越トンネル西口
※ 帰路は部分開通している京奈和道の御所ICから帰宅


駐車場

R309の旧道よりトンネル西口を見下ろす駐車地


ルート

P → 《青崩道》 → 国見城跡 → P989 → 国見城跡 → 《金剛山遊歩道》 → ちはや園地 → 湧出岳 → 葛木神社(金剛山) → 国見城跡 → 国見岳 → 六道の辻 → 《石ブテ尾根》 → P


記録

年末でなんとなく慌ただしくなってきたので近場の金剛に出かけた。慌ただしいと云っても特に何をするというほどの事はないのだが・・・

近場なので特に早起きをすることもなく、いつも通りに起き出発。
現地に向け京奈和道の高架を走っていると、右前方に見える金剛・葛城は中腹から上は白く、山の頂上辺りには黒っぽい雲がまとわりついている。

R309の水越トンネルを抜け左に旧道に入ると、旧道入口から多くの車が路駐していた。
スタート地点の駐車地は風はなく寒さもそれほど感じなかったが、今日は曇りの予報で、途中で見た山の中腹からの雪と黒い雲が気になり、この冬初めて防寒着を着て出発する。

今日のルートは青崩道から登り、山頂からタカハタ道・ツツジオ谷方面のP989辺りまで散策に行き、いつも通り「金剛山遊歩道」から「ちはや園地」まで周遊し、下山道は出たとこ勝負で考えるつもりとした。


トイレ横から舗装された林道に上がって、何も考えずに進むと青崩道の登山口を行き過ぎてしまった、すぐに引き返す。
青崩道は下りでは何度も利用しているが、この登山口から登るのは今回が初めて。途中から青崩道に上がったことは2度ほどあるが、初めてここに来た時もこの登山口を見逃し先の方で薄い踏み跡から滑りながら急坂を登り青崩道に合流したことがあった。
登山口はトイレからすぐの右にカーフする所にあるので目が前方を見ていると登山口を見落としてしまう。

青崩道は道幅も広く傾斜があるところは丸太階段で整備されており登山道というよりも遊歩道のような感じだ。それほどの急坂もなく危険地帯はゼロ。
少し高度を上げると残雪が出始め、順調に登っていくと雪の量が少しづつ増え始めるが凍っていないのと登りなのでアイゼンは付けず。

途中早くも下りてくる人と3組ほどすれ違う、皆さん下りなのでアイゼンは付けていた。
セトを過ぎると少し傾斜のある岩の多いルートになるが、雪があるので逆に歩きやすい。
山頂が近づくと周りの木々には霧氷が現れ始めた、上の方の霧氷はさぞ綺麗かと期待を膨らます。ただし次第に天候が悪くなり、小雪がチラつき始めた。

山頂広場の国見城跡に上がると、時間が早いこともあり、閑散としており2組ほどがいただけだ。
予定通りそこからタカハタ道方面に下るので、そこでアイゼンを装着、今日は10本爪のアイゼンだ。
昨年購入し1度しか使用していなかったので練習を兼ねて持ってきたが、装着に手間取る。シーズン後に片づけた時にベルトの長さを誤って調整したので装着できなく、調整のし直しに手間がかかってしまった。10分以上のロス。

何とか装着し下の広場からタカハタ道・ツツジオ谷・カラト谷方面の下山口に入る。ここから下るのは初めてだ、ただし今日は途中のP989辺りまでだが・・・。
ルートに入るとトレースがない。今日はまだ誰もこちらのルートから登ってきていない。
新雪にトレースを残しながらルンルンで下って行くと、夫婦さんが前方から登ってきた。その少し先では10名近くの団体さんも登ってきた。

そのトレースを少し進むと、ツツジオ谷への分岐点、足跡を見ると先程の団体さんはこのツツジオ谷から登ってきており、夫婦さんはタカハタ道から来られていた。
分岐点からなだらかな尾根を下って行くとP989地点、左に下って行くとタカハタ道であるが、真っ直ぐ行くルートもあるようだ、どこに出るのだろうか? いつか調べて歩いてみたい。
予定通りここで引き返す。そこから山頂まで霧氷が大きく成長しており、しばらく観賞しながら歩く。

山頂下の広場から、いつもとは逆回りで、金剛山遊歩道に向かう。
登頂回数の看板横にある温度計はマイナス4度と表示されていた。
山頂広場から遊歩道を逆方向から歩くのは今回が初めてなので、取付きを間違えて千早本道方面へ下ってしまう。
いつもと道の様子が違うのでおかしいと気付き引き返して目的のルートに入る。

遊歩道をぶらぶら歩き、ロープウェー乗り場からシャクナゲの道を経由して、ちはや園地に着くと丁度良い時間になったのでそこで昼食にする

ドームの中へ入ると団体さんと単独さんが2組のみで、ベンチが空いていたので早速昼食にかかる。
今日は趣向を変え、アルミ鍋のインスタントうどんにした。説明書には熱湯を注いで3分ゆでるとある。アルミ鍋に水を入れ沸騰させてから、うどんと具材を入れ煮込むが、気温が低いので火力が弱くなかなか沸騰しない。
そうこうしていると外は風が吹雪き、ドームは屋根はあるのに雪が舞い込んでくる。
体でカバーしながら食べる。食べ終わり片づけに入ると吹雪きは一層強くなり、瞬く間にザックも真っ白。

早々に撤収し、湧出岳に向かう。
山頂道路から湧出岳に向かう山道に入ると、先程から吹雪いた雪がさらに積もって雪深くなった。湧出岳の一等三角点の周りもたっぷりの雪だ。

人気のない一ノ鳥居から金剛山最高点にある葛木神社にお参りして、裏参道から葛木神社の裏の巻道を経由して国見城跡に戻る、国見城跡はきょう3度目。

帰路は太尾尾根から戻ることにして、大日岳から六道の辻に出ると、左の石ブテ尾根・中尾ノ背方面にトレースがある。
しばらく迷ったが、トレースがあるので左に折れた。
六道の辻から少し下ると、石ブテ・中尾ノ背の分岐で両方ともトレースがあった。そこでもどちらにしようかと迷う。
中尾ノ背のルートは最後に激下りがあるので、左の石ブテ尾根に向かう事にした。
こちらのトレースは靴のサイズが小さい、単独の女性のようだ。

途中から細尾根の急下りになるが、トレースがあるので安心して下る、だんだん足跡がハッキリしてきたのですぐ先を先行しているようだ。
林道に下り着く手前で、先行者に追いつく、やはり単独の女性だった。

林道途中でアイゼンを外し、駐車地に戻ると薄らと雪が積もっていた。幸い道路上の雪は融けていたので安心したが、ゆっくり安全運転で帰宅に向かった。

 
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駐車地
先行車は1台のみ。下山したら手前までギリギリ停められていた。

青崩道の登山口
ウッカリ行き過ぎ、引き返した。登山口はカーブにあるので、見落としやすい

スタート地点は無雪であったが、少し登ると残雪が出始めた

青崩道は整備され、遊歩道のようだ

二河原辺への分岐

上赤坂城への分岐
新しく整備されたルート

セト

雪の量が段々と多くなってきた

左は植林地、右は自然林

右の自然林の枯れ枝には霧氷が一面に着いている

上部の霧氷
青空だと映えるのだか・・・

国見城跡
スタートして 1時間50分で到着

国見城跡を後に、山頂界隈散策でP989(タカハタ道)方面に向かう。昨年1度しか使用しなかった 10本爪のアイゼンの装着にてこずる

霧氷が大きく成長している

六地蔵

霧氷①

霧氷②

霧氷③

霧氷④

霧氷⑤

六地蔵から脇道に入る。杉の古木と、それを取り巻く石仏群

マイナス4度
いつもとは逆回りで、金剛山遊歩道を経由して「ちはや園地」に向かう

ちはや園地
奥のドームで昼食。昼食中に吹雪いて、ドームの中まで雪が吹き込み、外と変わらないくらいだった

吹雪いてユックリ出来ないので、昼食後に早々に出発

湧出岳 三角点

三角点の横
雪深い

一ノ鳥居
人気がなく森閑としている

葛木神社の正面にある鳥居に掛けられた注連縄

葛木神社
この裏手が金剛山最高点であるが神域になっている

葛木神社 裏参道の「ブナ林」

霧氷の上部

転法輪寺より境内を見下ろす

国見城跡に戻る

大日岳

ここから大峯方面に展望があるはずだが、ごらんの通り

六道の辻
迷ったがトレースがあるので、左の中尾ノ背・石ブテ尾根方面に折れる

石ブテ尾根から林道に下りる
先行者のトレースで、ルート確認の必要がなく、追いついた

ここから下りてきた
 
 
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