TKMデジカメ山歩き 2014/1/2(木)
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愛宕山地蔵山
スタート:JR保津峡 →
ルート :↑米買道、↓明智越でJR亀岡へ
愛宕山=日本300名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】京都府
【山地系】
 
 
 
地蔵山 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅰ△947.30m (地蔵山)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
70m  07:34   ① JR保津峡駅 0:23 - 0:23   出発時間 06:00 16:14
   07:57   ② 落合橋 到着時間 07:29 18:00
0:52 - 1:15  
   08:49~08:57 0:08 ③ 荒神峠(長坂峠)      
1:15 - 2:30  
924m  10:12~10:27 0:15 愛宕山 P924(愛宕神社)    
1:03 - 3:33  
947m  11:30~11:59 0:29 地蔵山 △947.3 一般交通機関利用
1:27 - 5:00 1:27
   13:26~13:35 0:09 ⑥ 神妙峠(府道50)  
0:55 - 5:55 2:22
   14:30   ⑦ 保津峡分岐 ASC(総上昇)プロトレック 1230 m
0:50 - 6:45 3:12
   15:20   ⑧ 明智越登山口 DSC(総下降) 〃 1220 m
0:37 - 7:22 3:49
   15:57    ⑧ JR亀岡駅 総上昇量(GPS) 1319 m
  8:23 1:01   7:22 -     移動距離(GPS) 21.5 ㎞
 
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アプローチ

一般交通機関利用
【往】 奈良 → JR保津峡駅(07:29着)
【復】 JR亀岡駅(16:14発) → 奈良


ルート

JR保津峡駅 → 落合 → 《米買道》 → 荒神峠(長坂峠) → 表参道出合 → 水尾分かれ → 愛宕神社(愛宕山) → 地蔵山 → 樒原分岐 → 新明峠 → 《明智越》 → JR亀岡駅


記録

2014年(平成26年)が始まった。
正月に愛宕神社に詣でるようになってから、早くも今年で5年目になった。

年の初めの山歩きは、愛宕山に登ろうと思い立ったのは、何かのネットのレポを見てその気になったのだが、それもついこの間の事である様に思われる。年の経つものは早いもので、それからもう5年。
あと何年続けることが出来るのだろうか?
若いころは考える事もなかったが、今はいつまで元気でいられるのか時間との勝負をしているような感じだ。


出来るだけ色々なルートを楽しみたいので、今回選んだルートは、JR保津峡駅を起点に府道50を落合橋まで歩き、落合から《米買道》で荒神峠に出て、峠から愛宕山の南尾根を登り愛宕神社に初詣をする。
帰路は地蔵山を経由して、神明峠から《明智越》を通り、JR亀岡駅に至るルートとした。
明智越を通ると少し長距離になるがそれほど険しいルートでもなさそうなので、当方のヘボ足でも何とかなるであろう。

JR保津峡からのスタートなので、京都駅を昨年と同じ電車に乗った。保津峡駅に着くと、ザックを背負った人は単独さんが1人いたのみだ。

駅前から府道50に出て、右に京都方面に向かう。
昨年歩いた南尾根の登山口を左に見て府道をそのまま進む。落合トンネルを抜け続いて赤い欄干の落合橋を渡り、その先を左に清滝川に下りる。ここまで府道歩きが20分強。
清滝川に架かる沈下橋を渡り、右に行かずそのまま薄い踏み跡を直進し、土手に上がり左に米買道に入る。

米買道は植林地の中の踏み歩かれた道だ。所々に案内標識や手作りの標識があり、傾斜が急になると折り返しながら、傾斜を緩くし登って行く。
荒神峠に着くと、単独さんが休憩されていた、当方より20分遅れて保津峡駅から南尾根を登って来られたとのこと、大回りした落合橋までの20分 ちょうどその分余分に時間がかかったようだ。

荒神峠でパンをかじり小腹を満たし、峠から表参道までの高度差 150mの急登を登る。
気温が低いので大汗をかく事もなく、急登を登りきる。なだらかな道に変わり一息つきながらダラダラと登って行くとやがて表参道に合流。
表参道は思ったより人はまばらだった。急な階段状の道を少し登って行くと水尾の分かれ。
今日は体力消耗が少ないのでそのまま通過し参道を登って行く。
旧ケーブル駅跡への分岐の少し先で、参道の右に入り参道に並行する山道を歩く。立派な杉の大木が多くある、しばらく歩くと踏み跡が薄くなって来たので参道に戻る。

参道には残雪が出始めたがバリバリに凍っている。凍っていないところや残雪のないところを探して歩く。
参拝を終え戻ってくる下山者と遭遇し始めたが、皆さんアイゼンをはめていた。
黒門の手前まで来ると、残雪の量が多くなり滑り始めたので、黒門の下でアイゼンを付ける。今日はアイゼンは不要と思っていたが念のため嵩張らない4本爪のアイゼンを持ってきていて正解だった。

愛宕山の本堂に入ると、今日は人は少なかった。山歩きの無事を祈願し、セルフサービスのお神酒を頂戴して、社務所でお守りをいただく。
社務所前の温度計は マイナス1度を指していた。思ったより気温は低くない。
しかしこの少し手前から吹雪き始めたので、歩き始めてすぐに脱いでいた防寒着を再び着て手袋もはめ、予定通り次の目的地の地蔵山に向かう。

本堂を出ると風が一層強くなり吹雪いている。参道階段の途中から左に山上道路に下りると、表参道とは違い雪は堅いが凍ってはいない、雪の量も少し多い。やっと冬山らしくなってきた。
首切地蔵分岐・竜ヶ岳分岐を右に見て、轍の残っている山上道路を進むと、旧愛宕山スキー場跡 240m の表示があった。
その標示板にマジックで「←地蔵山」と書かれていた。ここで山上道路を分れ、トレースがあったのでそのトレースを追っていく。

なだらかな起伏を何か所か通り、冬枯れしていない広葉樹の森を過ぎると日本庭園のような場所に出た。
そのすぐ先が反射板のあるP917。少し下り その先50mほど登り返すと三角点のある地蔵山に到着。
山頂手前で夫婦さんに追いつき、その山頂には単独さんが休憩されていた。
山上道路分岐からここまで、地形から見ると分かりにくいルートだと感じたが、トレースがあったので地図の確認もせずに迷わず来れた。トレースがなければ迷うところだ。

幸い地蔵山の山頂は樹木で風が遮られ、吹きさらしではなかったのでそこで昼食とする。カップラーメンで温まる。
食事中単独さんが北方面から来られ、愛宕山方面に縦走していった。
山頂は展望もなく先も長いので昼食も早々に下山に向かう。

もと来た道を引き返し、P900の手前の杉の大木のあるところで、右に山上道路へのショートカット道に入る。
100mほど進むと、山上道路に下り立つ。その山上道路を少し下ると、雪は少なくなり凍ってもいないのでアイゼンをはずした。
地蔵さんのあるところまで来ると分岐の表示があった。そこで山上道路を分れ左に新明峠に向かう山道に入る。

明瞭な山道で、激下りもないので順調に下って行く、植林地の中の単調な山道が続く。
神明峠が近付くと、分岐があり右に下ると府道に出るようだが、左にそのまま尾根を進む、少し先で府道に下り立つ。
府道を南に保津峡方面に向かう。すぐ先で右に亀岡に向かう林道があり、その斜め前に神明峠の標識があった。
その標識から少し先のカーブの所に明智越に向かう林道があった。ここで一服しパンを1個かじる。

傾斜のある林道を登って行くと、山道に変わり、距離は短いが激急登が始まった。足に引っ掛かるものがないので滑りながらも何とかこらえ登って行く。途中ロープが張られていたので、それを助けに登った。急傾斜はそこだけ、後はダラダラとした道が続く。
鉄塔管理道への分岐が多く戸惑う場面もあるが、メインの道・テープのある方を選べばよい。

保津峡からの道に合流すると、そこからが明智越のルートだ。名所案内や明智越ハイキングコースの標識が多くなる。そう・・山歩きと云うよりもここはハイキングコースだ。

そんな尾根歩きのルートを暫く進むと、いよいよ終盤の亀岡への下りとなる。
下りの途中で木の間から亀岡市内が見下ろせるようになると、やがて明智越の登山口に到着だ。
登山口の横にある明智越の案内板を読んで、アスファルト道を下りかけたら、側溝に勢いよく水が流れているところがあった。
絶好の足洗い場だ、しかもその横には親切にも亀の子たわしも置いてあった。今日は一般交通機関で来ているので、汚い足元ではハタ迷惑なので大変ありがたかった。

靴とスパッツの泥を落とし、亀岡駅までブラブラ歩いて行くと登山口から30分以上もかかってしまった。

 
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JR保津峡駅
京都駅発 7:09 保津峡駅着 7:29 の電車で到着

府道50より見る、桂川の上に架かる鉄橋にある保津峡駅

桂川に左より清滝川が合流し、嵐山方面に流れる

落合橋
欄干の先を左に清滝川に下る

清滝川に架かる沈下橋
この橋を渡り、右折して上流に向かうと清滝だが、米買道は橋の先の踏み跡を直進し左方向に登っていく

植林地の中の道

米買道

沢筋に下りると、少し荒れているがルートは明瞭だ

椿の水とお地蔵さん
椿の老木の根元から清水が湧いている とあるが、今はその跡形もない。右下は椿地蔵

荒神峠(長坂峠)
直進すると米買道で水尾。左は保津峡駅、右が愛宕山方面

峠で小腹を満たし、愛宕山方面に向かう。左は米買道の水尾方面

峠から高度150mの急登を登り、傾斜が緩くなり一息ついたところ

表参道に合流

水尾分かれ

表参道の右の踏み跡を、表参道に並行して登っていくと、杉の大木が何本も・・・

黒門
残雪はバリバリに凍っていた、下山者はほどんどアイゼンをしていた

黒門の下で、アイゼンを装着
今日はアイゼンは不要と思ったが、念のため4本爪を持ってきてよかった。

石段は凍っているので、皆さん横を歩いている。

ウラさみしい参道

本堂手前の石段
正月の2日に訪れるのは今年で5回目であるが、これほど人気が少ないのは初めて

本堂内にある温度計
マイナス1度。 昨年も -1°、一昨年は -3°だった

本堂を出ると、ひときわ風が強く、日の丸も大きくはためいていた

本堂正面を振り返る

首無地蔵分岐

標識には竜ヶ岳へ70分、地蔵山へ80分 とあり

竜ヶ岳分岐
昨年はここから竜ヶ岳に行った

山上道路脇にある杉の大木

地蔵山分岐

旧愛宕山スキー場跡 ←240m の案内表示。地蔵山への標示はないが、マジックで書かれている

落葉していない広葉樹の中を進む。吹雪いている

日本庭園のような場所に出た

反射板のあるピーク P917

地蔵山 三角点
山頂直前で夫婦さんに追い付き、山頂には単独さんがいた。

山頂は吹きさらしでないので、風が弱く、ここで昼食が出来た。
カップラーメンで温まり、次に向かう

反射板ピークに戻る
ここから竜ヶ岳に谷越えで直接向かるルートがあるようだが、雪でそれらしきルートは見当たらず

杉の古木
ここで、来た道に戻らず南に山上道路に直接向かう、薄いトレースがあった。

山上道路に出たところ。
地蔵山への手作りの小さな表示板があった。どこにも地蔵山への正式な標識はないようだ。

ここで山上道路を分れ、左に神明峠に向かう、神明峠へ60分の表示。山上道路は樒原方面に向かっているが、どこまで続いているのだろうか?

この手前から雪は消えた。
ここから、やたらと鉄塔が多くなる

左に愛宕山方面に展望が出てきてが、上部はガスで包まれていた

府道50が真下に見えてきた。この少し手前にも右に下りる道があったが、尾根をそのまま進んできた。

亀山に向かう林道。車両は通行止め

神明峠

明智越に向かう林道。神明峠から少し東に下る。
ススメバチと熊注意の表示があるが、この時期は安心

雑木林のルート

P484を東から回り込んで来た、振り返って見たところ。電子国土のルートは付け替えられたもよう

14:13 尾根上を歩いていると左に展望が出てきた。天候は回復してきたが、愛宕山頂はまだガスに包まれている。

なかなか整備されたルートだ

保津峡分岐 左の道から出てきた。 ここからが明智越の道
この分岐位置も電子国土の位置と違う

土用の霊泉
いかなる夏の暑い土用にも清水が涸れない と案内表示にあるが、辺りには水場は見当たらず

峯の堂(むねんどう)
明智光秀が本能寺攻めの前に必勝の祈願をしたが、無念にも敗れたため「峯の堂」が語呂で「無念堂」に変わった

亀岡市街地が下界に見えてきた

明智越の登山口に出た

明智越の案内

登山口のすぐ下に、絶好の足洗場があった、親切にも亀の子たわしも置いてあった。

亀岡駅まであと少し
県道25から見た亀岡駅



亀岡駅
 
 
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