TKMデジカメ山歩き 2014/11/22(土)
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鎌ヶ岳御在所山
スタート:旧料金所跡 →
ルート :↑長石尾根、↓中道
御在所山=日本200名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】三重県・滋賀県
【山地系】鈴鹿山地
 
御在所山
 Ⅰ△1209.41m (御在所山)
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
550m  07:35   ① R477 旧料金所跡 横路肩 0:06 0:10 0:06   出発時間 05:30 15:20
 07:41   ② 登山口(長石尾根・谷) 到着時間 07:20 14:45
2:19 2:20 2:25  
1161m  10:00~10:16 0:16 鎌ヶ岳 P1161 片道距離 102 ㎞ 102 ㎞
0:39 0:40 3:04
 10:55   ④ 武平峠 往復距離 204 ㎞(AVG= - )
1:04 1:15 4:08  
1209m  11:59~12:59 1:00 御在所山 △1209.4  
0:13 0:15 4:21 0:13
   13:12   ⑥ アゼリア ASC(総上昇)プロトレック 1050 m
0:16 1:20 4:37 0:29
   13:28   ⑦ 中道下山口(富士見台) DSC(総下降) 〃 1005 m
1:41 6:18 2:10
   15:09   ⑧ R477 旧料金所跡 横路肩 総上昇量(GPS) 1145 m
  7:34 1:16   6:18 6:00     移動距離(GPS) 9.5 ㎞
 
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アプローチ

奈良⇔《R163》 ⇔ 中瀬IC 《西名阪》 ⇔ 亀山 ⇔ 《R1》 ⇔ 《R306》 ⇔ 《R477 鈴鹿スカイライン》 ⇔ 旧料金所跡


駐車場

旧料金所跡駐車場の先の路肩


ルート

P → 県577登山口(長石尾根・谷) → 《長石尾根》 → 鎌ヶ岳 → 武平峠 → 御在所山 → 富士見台(中道下山口) → 《中道》 → P


記録

電車の吊広告で、御在所岳の紅葉の写真が目に付いたので、それにつられ御在所山に行くことにした。
ルートは鎌ヶ岳へ寄ってから御在所に行き、余裕があれば国見岳経由で国見尾根から下山できればと思っている。

鈴鹿山地は自宅から遠く、現地到着が遅れると駐車地に苦労するので少し早めに家を出る。
予定通りに7時20分頃に、鈴鹿スカイラインの旧料金所跡の駐車場に着いたが、ちょうど満車になったところのようで、先行車が駐車できずにウロウロしていた。
駐車場の入口に入ったところだったが、あきらめ駐車場入口の先の路肩に路駐する。準備中にすぐ後から2台が到着し当方の後に路駐。


皆さん中道方面に国道を上がっていくが、当方は駐車場横から県道577に入り、湯の山方面に向かう。
県道を数分下ると、右手に分岐があり鎌ヶ岳への案内表示があった。
その分岐に入り、少し下ると渡渉地点だ。下流側に鉄の橋の残骸の様なものがある。台風か何かで流されたようだ。水量はそれなりにあるが、橋がなくても渡渉には全く問題なかった。

渡渉後に尾根を巻くようにハッキリした踏み跡の山道を進む。
少し進むと分岐の標識があった。「長石尾根ルート」と「長石谷ルート」の分岐だ。右に上る尾根ルートに入ると、いきなり急登りが続く。とは言っても、手を使わなければならないような所やロープ場はない。

道はハッキリしているが一部に落ち葉で分かりにくいところがあり一度ルートを外したが、すぐ気が付き戻ると、良く見れば間違えたのが不思議なくらいの場所だった。
尾根に上がると傾斜は緩やかになり、所々で右側が開け、あとで向かう御在所山が見える。ちょっとしたピークに上がると「弥一ヶ岳」と表示があった。

そこから一旦下り、少し細尾根を登って行く。
その先で少し広い場所になり、三ツ口谷の分岐を右に見て、再び登りにかかると、ガレ谷の向こうに鎌ヶ岳が現れた。まだまだ登りが続く。
少し登り振り返ると東・北方面が大きく開け、薄くではあるが何と御嶽山から噴煙が上がっているのが見えた。その左側には乗鞍岳の上部に雪が冠っているのも見えた。

その先からルートが厳しくなり、鎖場もある。
厳しい姿勢で登るのを余儀なくされ、普段使わない筋肉を使うので結構体力を消耗する。
何とかこらえながら通過し、山頂手前の急な斜面を登ると山頂の北側に飛び出た。 山頂には既に多くの人がいた。

雨乞・御在所方面を望む場所で一服し小腹にパンを入れる。先ほどまでに見えていた御嶽山の噴煙は見えなくなっていしまった。

鎌ヶ岳から武平峠に下りるルートは、北尾根から直接武平峠に向かうルートは激急斜面のようで、下りに使うと怖いので、山頂南側から下る巻き道ルートで下る。
途中でその北尾根のルートと合流したが、そこにあった表示は巻き道ルートのみを記しており、その分岐から直接山頂に向かうルートの表示はなかった。
危険が多いため案内していないのだろうか。ただし岩に赤ペンキで「左けわしい」と消えかかった文字があった。

その先武平峠までは、下り一辺倒ではなく幾つかの小さなアップダウンがあった。
武平峠で水分補給のみをして、御在所山に向かう。約300mの高度差の登りだ。
初めのうちは通常のペースで登って行ったが、暫く登ると急にバテが来たようで、足がすんなりと動いてくれなくなった。ペースを落とし小股で進むもシンドイ。
武平峠の先で追い抜いた年配の単独さんに逆にかわされてしまう。このルートは以前に下りで一度使ったことがあるが、岩場・急坂もあり下りと登りの差はあるがイメージが全く違った。

何とか山上道路に出て、アスファルトの緩い傾斜の登りを山頂方面に向かうが、そんなだらだら道が思いっきりシンドイ。
バテバテで残りエネルギーがなくなったので、三角点の山頂まで行き着けず、三角点の一段下のベンチでエンスト。そこで昼食とする。

コーヒーを喫し大休憩の後、三角点・望湖台を見学。
当初予定通り国見尾根から下山するには、ここから直接国見峠に下ればよいのだが、国見岳への登り返しと、下山地点の蒼滝トンネルから駐車場までの登り返しを足が嫌がっているので、当初予定をあきらめて中道から下山することにして山上公園に向かう。

多くの人がいる山上公園から、先ほど踏んだ鎌ヶ岳を望む。紅葉を期待して来たが、遅かったのか・早かったのか紅葉には巡り会えず。
そこから少し下り富士見台に。こちらからは湯の山・四日市方面が俯瞰できる。
富士見台の横が中道の下山口であるが、疲れが脳を犯していたのか、ボーとして通り過ぎ裏道の下山口近くまで行ってしまう。

中道は下り初めから急下りが続く、足元の岩も濡れており滑りやすいので慎重に下って行く。
鎖場もあり中々手ごわい。来るたびに危険度が増していると感じるのは加齢のせいだろうか。
そんなこんなでキレットに到着。先行者が登りきったところで、岩場に取り組む。登りなのでそれほど危険は感じずに登り切ったが、シンドクて一服。

その先の下りは、大したヤマ場はないので順調に下り、地蔵岩の展望地でマタマタ一服。
すると地蔵岩に登って行く青年がいたので暫く見学。下りるときに少し苦労していたが、よくもまああんな所に登れるものだと感心する。

その先の負ばれ石からは順調に下り、スカイラインからの爆音が大きく聞こえてくると、やがて中道の登山口に無事下山。
駐車場の車は大分減っていたが、路駐している車は増えていた。

 
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R477より
これから歩く予定の鎌ヶ岳から御在所山の稜線

旧料金所跡の駐車場は満車になった所なので、駐車場先の路肩に駐車。
すぐ後から2台到着した

駐車場から県道577を湯の山方面に数分下ると、鎌ヶ岳への長石尾根・谷ルートの登山口があった

渡渉地点
左に鉄橋のようなものがあるが、崩壊したのだろうか?
橋がなくても渡渉には問題ない

尾根ルート・谷ルート分岐
赤矢印の右の尾根ルートに入る

尾根歩きの途中での所々で右に展望が開けると御在所山が・・
ロープウェーの白い鉄塔とスカイラインが目立っていた

弥一ヶ岳

地図にない三ツ口谷への分岐

木々は全て葉を落としていた

三ツ口谷分岐
こちらの分岐は地図に載っている

鎌ヶ岳だろうか

御嶽山から噴煙が出ている
写真ではわかりにくいが、中央に噴煙が写っている

09:36 御在所山のパノラマ

雪の冠った乗鞍と噴煙の御嶽がうっすらと見える

鎖場を登って
上から写しているので、傾斜が分かりにくいが、この辺りは難所だ

鎌ヶ岳に到着
鎌ヶ岳は今回で2回目、前回は鎌尾根から登頂
雨乞岳方面を望みながら小腹にパンを入れる

10:15 鎌ヶ岳 山頂から南方面のパノラマ

鎌ヶ岳山頂にある祠

鎌ヶ岳 山頂より
鎌尾根

鎌ヶ岳 北尾根の直登道、赤ペンキで「左けわしい」と岩にあり。
当方は巻ルートで下りてきた

三ツ口谷分岐

武平峠

武平峠から御在所への途中で振り返る。
この辺りで急にバテが出てヨレヨレ、足が前に出るのを嫌がる

ここから出てきた。
山上道路から振り返って。
この先、緩やかなアスファルト道も足が重い

このベンチで昼食、山頂まで行く元気が残っていなかった。
食後のコーヒーを喫してマッタリと休憩

一等三角点

12:59 三角点西の望湖台よりのパノラマ



山上公園にある、レストラン・アゼリア前より
 

13:21 山上公園よりのパノラマ 鎌ヶ岳へ向かって歩いた長石尾根

富士見台

富士見台より大黒岩
大黒岩の左に多くの人がいるが、当方は岩を巻くのが怖くて行くことが出来なかった

キレット

キレットを登り終えて、御在所山を振り返る

地蔵岩

地蔵岩に登る人がいたので観察していた、下りるときに苦労していた。

負ばれ石

中道登山口

無事駐車地に戻る
路駐の車が増えていた
 
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