TKM の デジカメと山歩き | 2015/3/21(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
藤原岳・頭陀ヶ平 | |||||
スタート:簡易Pふじわら → | |||||
ルート :↑裏道、↓木和田尾 | |||||
藤原岳=日本300名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】三重県・滋賀県 | |||||
【山地系】鈴鹿山地 | |||||
頭陀ヶ平 | 足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅱ△1143.00m (坂本村) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
180m | 08:35 | ① 簡易パーキング(ふじわら) | 0:22 | - | 0:22 | 出発時間 | 06:10 | 15:50 | ||
08:57 | ② 登山口(裏道出合) | 到着時間 | 08:20 | 19:00 | ||||||
1:24 | 2:30 | 1:46 | ||||||||
10:21~10:37 | 0:16 | ③ 八合目 P833 | 片道距離 | 116 ㎞ | 122 ㎞ | |||||
0:47 | 2:33 | |||||||||
11:24 | ④ 藤原山荘 | 往復距離 | 238 ㎞(AVG= - ) | |||||||
0:19 | 0:20 | 2:52 | ||||||||
1140m | 11:43~11:48 | 0:05 | ⑤ 藤原岳 C1140 | |||||||
0:15 | 0:15 | 3:07 | ||||||||
12:03 | ⑥ 藤原山荘 | |||||||||
0:30 | - | 3:37 | ||||||||
1171m | 12:33~13:16 | 0:43 | ⑦ 天狗岩 P1171 | |||||||
0:28 | - | 4:05 | 0:28 | |||||||
1143m | 13:44 | ⑧ 頭陀ヶ平 △1143.0 | ASC(総上昇)プロトレック | 1190 m | ||||||
1:35 | - | 5:40 | 2:03 | |||||||
15:19 | ⑨ 白瀬峠登山口 | DSC(総下降) 〃 | 1160 m | |||||||
0:20 | - | 6:00 | 2:23 | |||||||
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15:39 | ⑩ 簡易パーキング(ふじわら) | 総上昇量(GPS) | 1170 m | |||||||
7:04 | 1:04 | 6:00 | - | 移動距離(GPS) | 13.4 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R163》 ⇔ 中瀬IC 《西名阪》 ⇔ 亀山 ⇔ 《R1》 ⇔ 《R306》 ⇔ 簡易パーキング(ふじわら)
簡易パーキング(ふじわら)
P → 聖宝寺 → 《裏道》 → 八合目 → 藤原山荘 → 藤原岳 → 藤原山荘 → 天狗岩 → 頭陀ヶ平 → 《木和田尾》 → 白瀬峠登山口 → P
東大寺のお水取り(籠松明=3/12)も終わり、いよいよ春が来る。
先週・先々週と天候がイマイチだったので3週間ぶりの山歩きだ。その間に寒さが緩み雨も降ったことにより、雪解けが一気に進んだと思われる。
ここ3~4年ほどお彼岸のこの時期に恒例となった藤原岳に、今年もフクジュソウを見に行く。
亀山を過ぎR1からR306に入り暫く行くと左手に鈴鹿山脈の雄峰、御在所山・釈迦ヶ岳・竜ヶ岳が順次見えてくる、何れも予想通り雪は山頂方面に少しみられる程度だ。
R306の横にある「観光パーキング(ふじわら)」に駐車。この時期は混んでいるかと思ったがガラ空き状態。この駐車場は無料であるが藤原岳登山口(表道・裏道)へのアプローチに距離があるので、ここに駐車する登山者は少ないようだ。
当方は今回も木和田尾へ周回する予定なので、どこに停めても同じだ。
周回は今回も右回り。たまには左回りと思うが、藤原山荘から八合目まで昼過ぎに歩くとドロドロになるので、下山は足場の良い木和田尾からとする。
ルートはは通行止めが解除になった裏道から。表道よりこちらの方が駐車場から近い。
集落内の小道を東海自然歩道の標識に従い、聖宝寺方面に向かう。途中で聖宝寺に上がる林道に入り、くねくねと登って行くと、聖宝寺境内から上がってくる登山道と合流する。その先からは山道に入り一本道。
登山届BOXを右に見て、少し行くと完成なった大堰堤の下に出る。
中を抜けられないので右から堰堤に上がり、今度は裏側を下に下りる。中を抜けられたら一瞬で通過できるのだが・・・
堰堤の裏で丸太橋を渡り、整備された道をジグザグに高度を上げていく。枯れた支谷を渡るとトラバース道に変わる、それほど危険はないが踏み外すと大事になりかねないので慎重に通過していく。
暫く行くと、本谷?に出会う。この枯れた谷の中を数十メートルほど登り反対側に谷を離れる。その後も整備された植林地の中を登って行くと尾根上にある八合目に出た。
八合目は表道との合流点のため多くの登山者が一服されていた。座る適当な場所がないので、P833の石垣に座りおにぎりを食べ一服。
今日は無風で気温も高いため、ここまで大汗をかいている。防寒着・ウインドブレーカーは着ていないが、それでも暑く上着を脱ぎ、下着の上にシャツ1枚になった。
八合目からは残雪が現れ出す。多くの先行者の歩いた跡はシャーベット状になっているが、幸い今はドロドロ状態まで至ってはない。
九合目の展望地に出ると大勢の人が立ち止まり写真を撮っている。
この辺りは日当たりのよい場所で雪はなく多くのフクジュソウが咲いていた。当方もカメラをパチリ・パチリ。今日見かけたフクジュソウはこの地域のみだった。
九合目から藤原山荘までは、長い登りが続く、ヨタヨタしながらも何とか藤原山荘に到着。
疲れが大きいので、藤原岳はパスしこのまま天狗岩に向かおうかと思ったが、藤原岳の山頂(展望台)を踏まない事には来た意味がないと思い、山頂に向かう。
傾斜のある冬道を山頂に向かっていると、暑くて汗が噴き出す。下には積雪がまだ2~30㎝あるのに、真夏とまではいかないが初夏の天気のように暑い。
大汗をかいて山頂に上がると多くの人で一杯。お昼時でもあるので皆さん寛いで食事をされている。
当方はまだ先が長いので天狗岩で昼食にする予定のため、ここでは写真を撮ったのみですぐに藤原山荘に引き返す。
藤原山荘まで戻ると、ここで下山したいくらいにシンドくて心が萎えていた。
しかし、お昼もまだだしドロドロ道を下山するのが嫌なので、当初目的通り天狗岩に向かう。
白瀬峠への分岐まで来ると、なんと深いツボ足のトレースがあるのみ。この状態だと木和田尾に向かうのは厳しいかもと思い、取りあえず天狗岩に行く。
天狗岩に着くと。人が少なく陽気が良かったので、標識の少し先の方まで行ってみる。天狗岩には何度か来ているが先まで行くのは初めてだ。
行ってみると、そこは見晴らしがよく大展望が広がっていた。足場の良いところで荷物を下ろしさっそく昼食。
大展望を観望し食後のコーヒーを喫し、疲れを癒してから下山に向かう。
白瀬峠分岐まで戻り少し迷ったが、トレースが増えていように思われたので、予定通りそちらに向かう。
心配した雪は分岐付近が多かったのみで、日当たりの良いところは積雪のないくらいだった。
少しアップダウンがあったが直に頭陀ヶ平に到着、ここで年配の先行者に追いつく。
三角点のある頭陀ヶ平の少し先の鉄塔から激坂を木和田尾に下りる。
激坂ではあるが雪があるので踵でエッジをかけ滑るように下りられるので楽々だ。積雪部はトレースがあり、積雪がないところは明確なルートと赤ペンキがあるので迷うことなくドンドン下りていく。
途中の白瀬峠・坂本谷分岐で一服し、その先の
770m地点の鉄塔で白瀬峠登山口へ下山するルートと鉄塔巡視路経由で下山するルートに分かれるが、白瀬峠登山口への下山口は木で通せんぼされていた。
右側の巡視路経由の道に入り、尾根を下って行き、P647(子向井山)の手前で左にP647を巻いていくルートが新設されていた。白瀬峠登山口へ向かうルートが付け替えられたようだ。
ここは、P647に向かう巡視路ルートには向かわず、左に新しいルートに向かう。
明確なジグザグ道を少し下りるとP647の下を横切って行くダラダラ道になる。このあたりで道が付け替えられ、鉄塔からの道は通行止めとなった模様だ。
少し高度を下げると谷道に変わり、足場が途端に悪くなる。危険はないが、道が荒れ模様なので足を取られないように気を付けながら下って行く。
途中で沢の水で顔を洗い首を冷やし一服してから、その先も谷道を下るとやがて左に林道が見え、正面に山口配水場の施設が見えてくると、白瀬峠登山口だ。
駐車場に向かう途中の側溝で靴・スパッツ・ストックを洗い駐車場に戻る。