TKMデジカメ山歩き 2015/5/2(土)
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ハライド・国見岳
スタート:朝明 P →
ルート :
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】三重県
【山地系】鈴鹿山地
 
 
 
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※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
440m  07:59   ① 朝明駐車場 1:07 - 1:07   出発時間 05:45 16:45
908m  09:06~09:25 0:19 ハライド P908 到着時間 07:45 19:15
1:12 - 2:19  
   10:37~10:49 0:12 ③ キノコ岩 片道距離 102 ㎞ 104 ㎞
0:23 - 2:42  
1170m  11:12   国見岳 往復距離 206 ㎞(AVG= - )
0:18 0:10 3:00  
   11:30   ⑤ 国見峠  
1:02 1:15 4:02  
   12:32~13:22 0:50 ⑥ 上水晶谷渡渉  
0:13 - 4:15 0:13
   13:35   ⑦ 神崎川出合  
1:03 - 5:08 1:16
   14:38~14:50 0:12 ⑧ 大瀞 ASC(総上昇)プロトレック 955 m
0:38 0:30 5:56 1:54
   15:28   ⑨ 中峠 DSC(総下降) 〃 930 m
1:02 0:50 6:58 2:56
   16:30   ⑩ 朝明駐車場 総上昇量(GPS) 1027 m
  8:31 1:33   6:58 -     移動距離(GPS) 14.0 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R163》 ⇔ 中瀬IC 《西名阪》 ⇔ 《R1》 ⇔ 《R306》 ⇔ 《県762》 ⇔ 朝明渓谷


駐車場

朝明駐車場(500円)


ルート

P → ハライド → 腰越峠 → きのこ岩 → 青岳 → 国見岳 → 国見峠 → 《上水晶谷》 → 《千草街道》 → 神崎川分岐 → 神崎川出合 → 根の平峠分岐 → 大瀞 → 中峠 → P


記録

鈴鹿のアカヤシオが見頃とのレポを見たので、今回はそれを見に行くことにした。

一昨年の5月12日に鎌尾根を歩いた時に、時期的には少し遅かったが、それでも残っていたアカヤシオが綺麗だったと記憶にある。今日は5月2日だ、今が丁度見ごろでは・・・

と云う事で、選んだルートは、朝明からハライド経由で県境尾根に出て、国見峠から上水晶谷を反対側の神崎川(愛知川の源流)に下り、神崎川沿いに大瀞に向かい、中峠を経由して朝明に戻る周回ルートとした。
余裕があれば、御在所山への往復、もしくは「お金明神」へ足を延ばしてみたい。
なお、ハライドの北尾根・ハライドから県境尾根まではアカヤシオが多いらしいので期待が膨らむ。

先週に引き続き今日も天気が良い、ゴールデンウィークの走りでもあり朝明の駐車場に着くと、既に駐車場は 3~4割は埋まっていた、準備中にも、後続車が何台も到着してきた。


駐車場の端から 100m程度先に行くと、「ハライド・国見岳 ←登山口」との表示があった。指示に従い左に折れる。その先分岐があるが道なりに進んでいくと川沿いの道になり、右に堰堤を幾つか見て、正面の大きな堰堤にぶつかると、「ハライド登山口」の表示があった、そこから入山。

山道はハッキリしており、九十九折れに尾根に登って行く。よく整備された一本道で標識やテープはないが問題ない。但し傾斜はそれなりにあるので、厳しい登りだ。今日は天気が良く気温が上がっているので、その厳しい登りで大汗をかく。
山頂が近づくと、アカヤシオの木と思われる林が広がっていたが、1本も咲いていない。このところの上天気で終わってしまったようだ。

ハライドの山頂に着くと大パノラマが広がっていた。大汗をかいたので汗が引くまで暫く休憩、ついでにパンで小腹を満たす。

ハライドから越越峠までの下りは激下りでルートも少しややこしい、慎重に見極めながら下る。
腰越峠からの反対側の登り返しも、急坂が続く。ローペースで一歩づつ登って行くが、汗を多くかき息が上がる。口で息をするので喉が渇く、水を取ると余計に汗をかくのでガマンしながら登って行く。

傾斜が緩くなり、藤内小屋からの道、ブナ清水からの道 と合流する辺りでは目的のアカヤシオが満開に咲いていた。途中の「きのこ岩」に寄る。
きのこ岩の上からも絶景が広がっている。きのこ岩の上は風が通っていたので絶景を見ながらここでも暫く休憩。水分補給をして出発。

県境尾根(縦走路)に合流し、すぐそばの青岳は縦走路のすぐ横にあるが、シンドイのでパスする。
その先の国見岳へのちょっとした登りもヨタヨタ登りだ。縦走路横の国見岳の頭も人が多いこともありパスする。
御在所山はとうの昔にあきらめているので、あとの登りは最後の中峠へのゆるい登りしか残っていないので、やっと気が楽になる。

国見峠まで下り、縦走路を離れ上水晶谷へ入る。このルートは今回初めて歩くルートだ。
下りなのでルートに少し不安があったが、一部を除き踏み跡がシッカリしていたので、全く問題なかった。途中で数組とすれ違う、思ったより多くの人が歩いている。

途中の沢の水で顔を洗い首を冷やす。下りきった広い場所に出ると踏み跡を見失い、少しうろうろしたが、すぐに千草街道にぶつかったので、左に上水晶谷を渡渉する。ここは以前来た時には丸太橋があったが、跡形もなくなっていた。

疲れが限界近くなってきたので渡渉地点の横で昼食。
川の水でお湯を沸かし定番のカップラーメンを食べるが、冷たいソーメンが食べたい気分だ。お湯を沸かしている間にサンドイッチを食べるが、疲れすぎて食欲が薄く一切れ食べ残す。
食後にコーヒーを飲むと汗が出てくる。相当に体に熱を持っているようだ。汗が完全に引くまで思いっきり休憩をする。出発前に山専ボトルに入れてきた氷水を飲み出発。

千草街道を杉峠方面に少し行くと、神崎川(愛知川)への分岐表示があったので、表示に従い右折。踏み跡の薄い道であるが、適当に歩いても神崎川にぶつかるので問題ない。
10分足らずで神崎川に出合う。数名の若い男女の団体さんが寛いでおられた。

神崎川はそれなりに水量はあったが、渡渉に苦労することはなく対岸の左岸に渡り、川沿いに下って行く。
川沿いといっても一段上がった所で、ほとんど踏み跡がないが、適当に歩いて行っても問題ない。
根の平峠根の分岐近くで河原に下り、川横を歩いていくと、対岸におひとりさんが休憩しており、その少し先の対岸からは数名の団体さんがこちらに渡渉してくる途中であった。
団体さんが渡渉してくる地点で川から一段上に上がると、分岐の標識があった。

その先からは踏み跡がハッキリしていたが、少し危険な崖路やアップダウンがあり、ややこしいルートだった、昭文社の山地図の標準タイムは ここから大瀞まで15分となっていたがトンデモナイ、40分以上かかった。

大瀞に架けられている鉄橋は危険で渡れないので、その下流側で大瀞に下り、今日最後の休憩。休憩していると向こう側から単独さんが下りてきた。この時間からどこに行くのだろうかと思っていたら、中峠に向かおうとしたらルートが分からなくなって戻ってきた との事。

対岸に見えているテープの先を登って橋のある右方向への道はありませんか と答えると、テープが左側にあったので、左側に行きその先で道がなくなったため引返して来たとの事。
それでは御一緒しましょうと、対岸に渡渉。身軽な方で簡単に跳び石していかれる、当方もその後を跳ぶがギリギリ。身軽な方がいなけれは跳ぶ勇気を持てないところだ。

対岸に見えたテープの場所から少し上がると、予想通り右側にテープがあった、そのすぐ先で鉄橋への道に合流。
その先は中峠まで明確な道が続く。今日最後の登りであるが傾斜は緩いので、疲れた体でも苦労することなく順調だった。

中峠で水分補給をし、朝明に下って行く。こちら側のルートも明確なルートで、一部で急坂や足元の悪い所もあったが、まあまあ歩きやすいルートだった。
途中の曙滝を横に見て、その先傾斜が緩やかになり、少し下ると広い河原に出た、今朝踏んだハライドが正面に見えた。河原から上がると林道に合流。

林道をダラダラ下って行き駐車場に戻ると、下山が遅くなったせいか駐車している車は疎らになっていた。
ただ、バス用の駐車場にも乗用車が駐車していたので、一時は満車になったのかも・・・

とにかく暑い一日で、先週に引き続きバテバテ。これから益々暑くなっていくが、大丈夫かナ・・

 
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R306から県道762に入った車中より
左より鎌ヶ岳・御在所山・国見岳、中央右に釈迦ヶ岳

朝明駐車場
到着時は3~4割ぐらいの混み具合。下山するとバス用の駐車場にも駐車していた

駐車場から100m位のところで、「ハライド・国見岳 ← 登山口」の表示に従い左に折れる

堰堤の手前より左に入山
ハライド山頂まで1本道で整備されたルートが続いていた

少し高度を上げると、後方に釈迦ヶ岳が望めるようになってきた

前方にハライドと越越峠の鞍部が見え始めた

傾斜のきつい部分にはステップが作られている

ハライド山頂に到着
今日は暑い。ここまで大汗をかいたので、暫く休憩

ハライド山頂より
中道のキレットのアップ
人が通過している、キレットの上にも人が見える

09:21 ハライド山頂からのパノラマ① 天気が良く、ハライドの山頂からは東方面を除き 270°の大パノラマが広がっていた。

09:22 ハライド山頂からのパノラマ② 御在所方面

越越峠
ハライドから激坂を下り、鞍部に着くと、そこが越越峠

腰越峠から激坂を登り返し、少し傾斜が緩くなった所で、遅咲きのアカヤシオが所々に咲き残っていた

アカヤシオ

裏道(藤内小屋)よりの道と合流

ブナ清水・伊勢谷への分岐
 

10:37 キノコ岩の上からの展望 風が通っていたので、この景色を見ながら汗が引くまで暫く一服

キノコ岩
風が通っていたので、岩の上で暫く休憩。暑くてバテバテ

銘板が貼ってあった

県境稜線(縦走路)に合流

青岳
シンドイのですぐ横にある青岳の頭はパスした

国見尾根にある「ゆるぎ岩」と「天狗岩」。ゆるぎ岩の上に人が2人登っている

国見岳
ここも、人が多かったこともあり縦走路の横にある頭はパス

国見岳の南にある好展望地より
御在所山の山上公園駅(左)と三角点のあるピーク(右)

国見峠
余裕があれば御在所山に寄って行こうと思ったが、トンデモナイ

上水晶谷を下るルートに入る

所々にルートの案内があった

下りでも、谷沿いのルートは蒸し暑く、大汗をかいたので、川の冷たい水で顔を洗い、首元を冷やす

若葉が癒してくれるが・・

根の平峠への道(千草街道)に合流し、上水晶谷を渡渉し、川べりで昼食。
疲れすぎ食欲がない、サンドイッチを1つ食べ残す

千草街道を別れ神崎川(愛知川の源流)に向かう

神崎川に到着

合流地点(上水晶谷と神崎川)の横にあった標識

この場所で神崎川を対岸の左岸に渡渉した

川の左岸を大瀞方面に向かう
踏み跡・テープは薄いが、適当に歩いても迷うことはない

根の平峠への分岐
根の平峠方面からこちらに渡渉してきているグループが見える

「鉄橋は危険につき渡れません」と云う事で、指示に従い下流側にある渡渉地点に向かう

橋の下流側に、渡渉地点の案内表示があった。川に下りるまで、垂直に近い坂だった。

大瀞の上にかかっている鉄橋は「くの字」に折れ曲がっている

中峠 正面にハライドと歩いてきた稜線。
大瀞で迷っていた人と御一緒する

谷沿いの比較的歩きやすいルートだった

曙滝
細いが直線的で垂直に落ちている

広い河原を渡る途中で下流を見ると、ここからもハライドが見えた

林道に合流



時間が遅くなったせいか、駐車している車は疎らになっていた。
但し奥側のバス用の駐車場にも停まっていたので、満車になったのでは・・
 
 
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山で出会った 花・生き物






はるりんどう(春竜胆)
リンドウ科





あかやしお(赤八汐)
(別名)アケボノツツジ(曙躑躅)
ツツジ科





みつばつつじ(三つ葉躑躅)
ツツジ科






はるりんどう(春竜胆)
リンドウ科
 
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