TKM の デジカメと山歩き | 2015/10/21(水) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
金剛山 | |||||
スタート:水越TN西口 → | |||||
ルート :↑青崩道・妙見谷、↓太尾西尾根 | |||||
日本200名山・関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】金剛山地 | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
400m | 07:57 | ① 水越TN西口 | 1:01 | 1:40 | 1:01 | 出発時間 | 06:25 | 14:00 | ||
08:58 | ② セト | 到着時間 | 07:45 | 16:05 | ||||||
0:46 | 0:50 | 1:47 | ||||||||
09:44 | ③ 金剛山登山口 | 片道距離 | 44 ㎞ | 43 ㎞ | ||||||
0:09 | - | 1:56 | ||||||||
09:53 | ④ 妙見谷入口 | 往復距離 | 87 ㎞(AVG= - ) | |||||||
1:48 | - | 3:44 | ||||||||
11:41~12:24 | 0:43 | ⑤ 国見城址 | ||||||||
0:07 | - | 3:51 | 0:07 | |||||||
1125m | 12:31 | ⑥ 金剛山 P1125(葛木神社) | ||||||||
0:26 | 0:20 | 4:17 | 0:33 | |||||||
12:57 | ⑦ 六道ノ辻 | ASC(総上昇)プロトレック | 1110 m | |||||||
0:28 | 0:40 | 4:45 | 1:01 | |||||||
13:25 | ⑧ 太尾尾根分岐 | DSC(総下降) 〃 | 1105 m | |||||||
0:26 | 0:40 | 5:11 | 1:27 | |||||||
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13:51 | ⑨ 水越TN西口(石筆橋) | 総上昇量(GPS) | 1073 m | |||||||
5:45 | 0:43 | 5:11 | - | 移動距離(GPS) | 13.8 ㎞ |
奈良 → 《R24》 → 《R309》 → 水越トンネル西口
※ 帰路は部分開通している京奈和道の御所南ICから帰宅
石筆橋の向かい側の一段上がった駐車地
P → 《青崩道》 → セト → 《黒栂谷道》 → 《県道705》 → 《妙見谷》 → 金剛山 → 《太尾西尾根》 → 石筆橋 →P
このところ秋晴れの好天が続いている。あまりにも天気が良いのでウィークデーではあるが、近場の金剛山に出かけることにした。
ルートは、未踏の「妙見谷ルート」。
奈良県側から妙見谷に向かうには、久留野峠もしくはセトから大阪側に下りるのが手っ取り早いと思うが、今回は青崩道のセトから妙見谷に向かうと事にした。
水越トンネルを西口に抜け、旧道に折り返すと、ウィークデーにもかかわらず、路駐している車が何台かあった。「さわんど茶屋」の向かいの一段上の駐車地には先行車が1台しか停まっていなかったので、そこに駐車。
青崩道に入り、登りやすい坂道なので何時もより少しペースを上げて登っていると、小さめのリュックを背負った同年輩の単独女性に高速で追い抜かれた。
寒いくらいの気温ではあるが、一生懸命に歩いているので汗が出てくる。
そんな調子で登っていると、先ほどの女性と空身の男性に追い着いた。高速で追い抜かれたのは、先行した人を追いかけていたためのようだ。
下山してくる人とも、何人か出合う。何れも軽装で足早に歩いていた。金剛山の山登りを日課にしている人たちかな。
ほぼ1時間でセトに到着。パンを1個かじってから、そこで「青崩道」を別れ「黒栂谷道」に入り大阪側に下る。
足元の状態が良いので、軽快に下る、それでも大阪側の府道に出るまで、それなりに時間はかかった。
府道をしばらく歩き妙見谷橋を渡ると、すぐ左側にゲートで通行止めになっている林道がある。そこが妙見谷への入口だ。
ダラダラとした舗装道路を、道なりに登って行くと、いつの間にか林道が山道に変わっていた。
途中で左に川に下りる目立った分岐があり、その先に滝があるようなので、下りてみた。
どうという滝でもなかったがこれが明神滝かなと思いつつ元の道に戻り、少し上がると、先ほどの滝が上から見下ろせ、その滝の上にも何段か小さな滝が連続していた。明神滝にしては表示がないな と思いつつ先に進む。
大岩で段差がある所にはアルミ梯子が設置されていたが、完全に固定されていなかったので、揺れてしまい少し慌てた。
本流を渡渉し右岸沿いにしばらく行くと、谷の分岐にぶつかり道も分岐していた。方向的には右方向なので、右の谷の方に入ると、正面に滝があり表示板もあった、ここが明神滝だ。
表示板には「妙見の滝 落差 15m」とあった。
15mと云う事は5階建ての建物の高さ位だが、見た目にもそんなにあるようにはとても思えない。右側から巻いて登ったが、せいぜい2~3階くらいの建物の感じしかなかったが・・
妙見滝を過ぎると、途端に危険度は増して来た。
谷の少し上を横切って行くが、なんせ足元が怪しい。幸いそんな所にはロープが架けられているが、そのロープがなければ怖くてとても通過することは出来ない場面だ。そんな場面所が、何個所かあった。
ルートが谷中に入ると、踏み跡がなくなったので、適当に歩きやすい所を進む。テープ等目印となるものがないかと左右を注視しながらしばらく行くと、谷は次第に荒れてきて障害物が多くなってきた。
すると流木等で進行を阻まれてきた所で、古い赤テープがあったので、それに従い谷を離れ薄い踏み跡を辿って斜面を登って行った。
しかし踏み跡は途中からなくなってしまった。急な斜面ではあるが障害物はないので、左右にウロウロしながら少し上がると、斜面の中腹ぐらいの所で杣道に出合った。
山腹を平行に続いているその杣道を目的方向に少し進むと、突然道は消えてしまった。
ここで、山の斜面を目的方向に進むか、急斜面を這い上がり尾根に出るかの選択肢があったが、尾根に上がればそこは千早本道なので、道が確実になる尾根に上がる事にした。高度差で 50m強の急登だ。
足元は柔らかい砂交じりの土なので踏ん張りがきかず滑べりやすい。歩けそうなところを右に左に急登をヨイショヨイショと登って行く。
尾根が違づくと今度は笹薮に突入。高さは腰くらいまでで、鬱陶しいが歩けないことはない。その笹薮の中には古い空き缶や瓶、弁当の容器などがイッパイ落ちていた。心無いものが千早本道から投げ捨てたものだろう。
急斜面の笹薮を抜けたら、千早本道に出た。そこで暫く息を整えてから本道を登り始めると八合目の表示があった。
先ほどの道なきところの急登で体力を消耗してしまい、千早本道の緩い傾斜の道なのにシンドク、ゆっくりとしか登れない。
九合目の分岐では左に「楽な道」の方を選択。次第に息が整ってきたのかその先からは普通に歩き国見城址のひろばに到着。妙見谷に入ってから 1時間48分 途中で千早本道に上がってしまったせいか思ったより早く着いた。
ウィークデーとはいえ好天であり、ちょうど昼食タイムなのでベンチはほぼイッパイ。
1つ空きがあったのでそこで昼食。今日はアルミ鍋のうどん、その後にオニギリ雑炊をするがいつも物足りなく感じるので、今日はオニギリ2個を入れた。しかし2個は多かったようで汁が足りなくなり水を足した。そのためか味が大雑把になりイマイチだった。1個半が適当のようだ。
何時もなら、湧出岳・ちはや園地まで行き金剛山遊歩道を周遊するのだが、今日は帰りに今年入会したジムのサウナに入りたいので、葛木神社に参拝のみしてから下山することにした。
葛木神社から裏参道のブナ林に下りると、木々が色付き始めていた。この辺りの紅葉は来月に入ってからかな。
神社裏手の道から大日岳に向かう。大日岳から大峰方面を望むも、青空なのに全く見えない、空気が相当濁っているようだ。
大日岳からは、早足で下って行く。
いつもと違い今日は足元の状態が良いので滑ることもなくドンドン下って行く事が出来る。六道ノ辻もそのまま通過し、その先の急下りの場面も軽快に下る。
太尾塞跡もそのまま通過、太尾尾根分岐で水分だけ取り、久しぶりに西尾根に入る。昔チョット危険かなと思ってところは、崩壊しており上に迂回路が作られていた。久しぶりい歩いた道だが歩く人が増えてきたのか歩きやすい道になったように感じた。
そんなんで思ったよりも早く下山。渋滞にあっても十分にジムのサウナに間に合う。