TKMデジカメ山歩き 2015/6/24(水)
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国見山
スタート:大又林道 →
ルート :↑天高ルート
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県・三重県
【山地系】台高山地
 
国見山
 Ⅱ△1418.94m (青俣山)
  足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
670m  07:55   ① 大又林道 P 0:14 - 0:14   出発時間 05:55 14:20
   08:09   ② 林道起点(林道渡渉) 到着時間 07:40 16:25
2:28 - 2:42  
1418m  10:37~10:48 0:11 国見山 △1418.9 片道距離 66 ㎞ 66 ㎞
0:06 - 2:48  
   10:54   ④ 縦走路別れ 往復距離 132 ㎞(AVG= - )
0:13 - 3:01  
   11:07~11:53 0:46 ⑤ ボンサイ平  
0:19 - 3:20 0:19
   12:12   ⑥ 縦走路出合 ASC(総上昇)プロトレック - m
0:26 - 3:46 0:45
   12:38~12:53 0:15 ⑦ 明神平 DSC(総下降) 〃 - m
1:14 - 5:00 1:59
   14:07   ⑧ 大又林道 P 総上昇量(GPS) 836 m
  6:12 1:12   5:00 -     移動距離(GPS) 9.7 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《県14》 ⇔ 《R166》 ⇔ 《県219》 ⇔ 《R166》 ⇔ 《県16》 ⇔ 《県220》 ⇔ 大又林道終点


駐車場

大又林道車止め手前駐車場


ルート

P → 林道起点(大又林道 770m地点) → 《天高ルート》 → 国見山 → ボンサイ平 → 国見若水 → 水無山 → 明神平 → P


記録

このところ天候が不安定。
梅雨前線は南の方に停滞しているが、北からの寒気の影響で不安定な天候が続いている、天気が良くても突然に雨が降ってきたりしている。
そんな天気が続いていたが、昨日から寒気団は後退し天候は安定に向かい、晴れ間も覗くとの予報。

そんなんでようやく、山歩きに出かける。2週間ぶりだ。
本来は大峯方面を考えていたが、近畿南部は天候が悪そうなので、台高の国見山に直登することにした。

先月(5月30日)、薊岳に行ったときに、まだ余裕があったので国見山まで足を伸ばしたが、その際、国見山から直接下山することに頭が過ったが、下調べをしていなかったので、来た道を戻り明神平から下山した。

その国見山へ直登することにした。

今は崩壊が激しい旧あしび山荘から、国見山の登るルートが昔あったらしい。
台風か何かの影響で旧あしび山荘が崩壊した時に、そのルート「天高ルート」(天王寺高校ルート)も同時に崩壊したらしい。
そのため今は、旧あしび山荘からのルートはないが、林道で途中まで上がり、途中から「天高ルート」に入り、国見山に上がることが出来る。

今回はその「天高ルート」で国見山に直登。その後、国見若水・ボンサイ平を経由し、そこから水無山の北東尾根まで山の斜面をトラバースして、水無山に上がり、明神平から下山する予定とした。

大又の駐車場に着くと先行車は1台のみ。今日はウィークデーの水曜日、世間は仕事中なので当然だ。


駐車場から林道を登って行き、林道終点の車止め(登山届BOXのある所)のすぐ先に、左に川を渡る林道が分岐している。
コンクリート林道の上を川が流れている。このところの雨で水かさが多く、水深が深く水流も早いので、コンクリート道横の岩場から渡渉する。
岩が濡れており滑りやすいので慎重に渡ろうとしたが、それでも滑ってしまい、危うくドボンしかけた。ストックで支え何とかOK。しかし跳ね返った水で裾は半濡れ状態になった。

渡渉し林道をジグザグに登って行く。
少し高度を上げると展望林道になる。先月登った薊岳手前のP1334に向かう尾根の全貌も見える。
林道上部まで来ると、林道は次第に荒れて、上からの土砂が林道を塞いでいる場所もあった。滑ってしまうと滑落は必至なので慎重に渡る。注意して進めば特に危険はないが、危険と思ったのはその場面のみ。

高度 1075m付近から林道は隣の尾根に向かう平行道になった。谷を巻いて行く所では林道は崩壊していたが、歩いて行く分には全く支障なし。

隣の尾根に移り、林道は尾根先を巻いて行く。この尾根が目的の尾根であるが、その尾根先は断崖になっており登ることはできない。尾根先を巻いて少し行くと断崖となっている嵓の横から登れそうなところがあった。しかし目印は何もなかったので、もう少し先まで行ってみる。南からの尾根が上がってくるところで、登りやすそうな場所があったので、そこから取り付く。

林道から数メーター上がり、先ほどの尾根先方向に平行に戻って行くと、「4」の標識があった。先ほど見逃した断崖の横から取付いた方が正解だっか?。
その先、古い踏み跡のようなところを辿って行くと尾根先の断崖の上部に出た。案内表示があり「←国見山 あしび山荘→」と表示されていた。「天高ルート」の名残跡だ。

その先は尾根を一直線の登って行くのみ。ルート取りに気を使うことはない。しかしいきなりの急登、お助けロープがあるが、登りではあまり役に足りない。
2週間ぶりの山歩きのせいか、足が重い。急登をハーハー・ヒーヒーと喘ぎながら登って行く。

国見山の山頂まであと 100mと云う所で、ついに足が止まってしまう。岩にもたれかけ休憩に入る。
ついでにパンを食するが、大きく口で息をしてきたせいか、喉がカラカラ。パンが喉を通らない、ゆっくり何度も噛み、少しづつ食べる。口渇きがひどいので山専ボトルに入れてきた氷水を半分くらい飲んでしまう。
そんなんで 15分以上休憩し、山頂を目指す。

国見山山頂までは、歩き始めてから、2時間40分もかかってしまった。山頂でも水分休憩。今日は水分取得量が多い。
台高の縦走路に入り、普段ならルンルンで歩くところだか、今日は足が重く、いつもよりペースが鈍い。

国見山の直ぐ東のピークから、縦走路を離れ、ボンサイ平に向け尾根下りに入る。以前に途中にある国見若水まで行っているのでその記憶を頼りに、下に見えるちょっとした広い所を目指す。
その上から見えた広い所に向かって下って行ったが、場所が違っていた。GPSで確認すると、方角が違っていたので、斜面をトラバースして、正しい尾根に移った。その正しい尾根を少し下ると大きく開けた場所に出た。そこが「ボンサイ平」、フラットな地形でそこそこ広い。東側の谷向こうに桧塚が見える場所で、少し早いが昼食にする。

昼食後に予定では。ボンサイ平から斜面をトラバースして、水無山の北東尾根に移る予定であったが、国見若水の水を飲みたくなり、国見山の東ピークに登り返すことにした。
本来ならボンサイ平に下る時に通過するのが、尾根を間違えて下ってしまったので、下り時には寄れなかった為だ。その国見若水は何故か水量は前回より少なかったが、その冷たい水で喉を潤す。

急斜面を登り返し、水無山から明神平に下ると、あしび山荘のテラスにお二人さん、東屋に単独さんが昼食を取られていた。ここで入山してから初めて人を見かけた。
その東屋に入り、休憩に入る。今日は休憩と水分補給が多い。

15分ほど休憩し、下山に向かう。途中の水場でも水をガブ飲み。水の取りすぎで水っ腹だ。
その後はいつも通り順調に下山
4ヶ所ほどある渡渉地点は、下の2つは水量が多く、岩が濡れているので慎重に渡る。

 
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大又林道車止め手前の大駐車場



到着時に先行車は 1台のみ
今日はウィークデー

昨日までの断続的な雨で水量は多い

林道終点(登山届ボックス)にも 1台駐車していた。
通常は駐車場の所でバリケードで通行止めにしているが、そのバリケードは横に片付けられていた

ここで川を渡渉
水量が多く、舗装林道を渡渉できないので、横の岩場を渡渉するが、濡れた岩に滑って危うくドボンしかけた

林道が土砂で埋まっていた
滑ると滑落するので慎重に渡る

08:31
今年5月30日に薊岳に向かう時に登ったP1334に向かう尾根(右手前)の全貌が見えた。
その奥の尾根(薊岳の手前の尾根)にも挑戦する予定だ

右奥が明神平方面
林道を少し登ると、東・南・西の3方面に見晴らしがきく、展望林道になる

高度 1075m付近で、林道は平行道になり右隣の尾根に向かう

谷を巻くところには、水が流れたいたので、冷たい水でのどを潤す。梅雨時で水は豊富に流れたいたが、渇水期はどうかナ

目的の尾根先に到着。尾根先は岩場で崖になっており、そこからは登れないので、向こう側に回り込んで、取付き口を探す

ここから登れそうだが、何のシルシもないので、もう少し先に進む

右に南への尾根がある、ここから取り付くことにした

林道から少し上がり、先ほどの尾根先の上方に平行移動で戻ると、「4」の標識があった
最初の登れそうな地点から取付いた方が正解だったかナ??

尾根先の上部にあった標識
上から尾根を下って来ると、尾根先の崖にぶつかるので、この標識の地点で東側に迂回する。
その迂回地点から登ってきた

後は、尾根登りの一直線であるが、いきなりの急登。ロープがあったが、ロープ付近は足場が悪く、登りづらかった

細尾根の急登

尾根を登っていると右から林道が合流してきた。
この少し上部で林道を横断
登ってきた林道がここまで通じているのかナ

国見山まであと100mほどの所まで来たが、ここまで急登の連続で足が重くたまらず休憩に入る。
ついでにパンを食すが、喉がカラカラでそのパンが喉を通らず

今度は「8」の標識

国見山に到着

山頂で一服し、再出発

10:52 うしろ嵓からのパノラマ 昔あった「うしろ嵓」の標識はなくなっていた

縦走路を別れ、ボンサイ平を目指して下る

下方に見える広い場所をめざして尾根を下り始めるが、どうも目的の場所と違う

斜面をトラバースして、目的の尾根に移動

下方に見えるのがボンサイ平のようだ。光って池のように見えるのは、ヌタバにたまった水たまり

ボンサイ平
昼食を終え、正面に見える国見山の東峰に登り返す
左に覗いているのが水無山

昼食時にズ~と見ていた桧塚方面とお別れ
今はガスがかかっているが、時たま覗いていた

国見若水 源流場所
往きに、下る尾根を間違え、トラバースしたため会えなかったので、水無山の北東尾根に移するのをやめ、登り返した

水無山

明神平が下に見えてきた

明神平に到着
「あしび山荘」のベランダにお二人さん、東屋に単独さんがいた。
今日初めて人を見る

東屋でマッタリと水分休憩して、下山に向かう

明神滝
水量が多く、滝音が大分手前から聞こえていた

渡渉ヶ所
木製梯子を滑らないようにしっかりつかんで下り。渡渉中の岩にも滑らないように、足場を確認してから渡る

今朝、ここを渡り国見山に直登した

林道終点
ここまで来ている車が1台増えていた

駐車場に無事帰還
 
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山で出会った 花・生き物

1本だけ非常に目立った木


 
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