TKM の デジカメと山歩き | 2016/4/30(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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快晴 | |||||
ナメラ山・桧塚 | |||||
スタート:青田 → | |||||
ルート : | |||||
桧塚=関西100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】三重県 | |||||
【山地系】台高山地 | |||||
ナメラ山 | |||||
Ⅲ△1118.40m (猿山) | |||||
桧塚 | 足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅲ△1402.17m (蓮2) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
370m | 07:40 | ① 青田 駐車地 | 1:32 | - | 1:32 | 出発時間 | 05:45 | 14:35 | ||
1074m | 09:12~09:23 | 0:11 | ② 池杉山 P1074 | 到着時間 | 07:30 | 16:55 | ||||
0:12 | - | 1:44 | ||||||||
1118m | 09:35 | ③ ナメラ山 △1118.4 | 片道距離 | 71 ㎞ | 71 ㎞ | |||||
1:47 | - | 3:31 | ||||||||
1402m | 11:22 | ④ 桧塚 △1402.2 | 往復距離 | 143 ㎞(AVG= - ) | ||||||
0:13 | 0:20 | 3:44 | ||||||||
1420m | 11:35~12:14 | 0:39 | ⑤ 桧塚奥峰 C1420 | |||||||
0:07 | 0:10 | 3:51 | 0:07 | |||||||
12:21 | ⑥ 主稜出合(マナコ谷下山口) | ASC(総上昇)プロトレック | 1220 m | |||||||
0:53 | 1:10 | 4:44 | 1:00 | |||||||
13:14 | ⑦ マナコ谷登山口 | DSC(総下降) 〃 | 1230 m | |||||||
1:09 | - | 5:53 | 2:09 | |||||||
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14:23 | ⑧ 青田 駐車地 | 総上昇量(GPS) | 1276 m | |||||||
6:43 | 0:50 | 5:53 | - | 移動距離(GPS) | 15.9 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《県14》 ⇔ 《R166》 ⇔ 《県219》 ⇔ 《R166》 ⇔ 栃谷口 ⇔ 青田
青田発電所の前にある青田川に架かる橋を渡り、舗装林道を詰めた所の広場
P → P1074(池杉山) → ナメラ山 → 岩屋口山 → 桧塚 → 桧塚奥峰 → 稜線出合(マナコ谷 下山口) → マナコ谷 登山口 → 《千秋林道》 → P
桧塚の東尾根の尾根先から、ナメラ山・岩屋口山を経由して桧塚奥峰まで登り、下山は桧塚と桧塚奥峰の間の稜線出合からマナコ谷登山口に下り、そこから千秋林道を歩いてスタート地点に戻る予定とした。
本来は尾根の先端の辻堂橋をスタート地点としたかったのだが、その付近に車を停めると、帰りの林道・舗装道路歩きの行程がメチャ長くなってしまうのでその尾根先端から登るのを諦め、今回は青田から「トガ尾」経由で稜線上の池杉山(P1074)に上がり桧塚を目指す事にした。
青田で千秋林道に入り、すぐの青田発電所前にある橋を渡り、道なりに舗装林道を進み、舗装が切れる所で道が左右に分岐している。そこを左に折れたすぐ上の広場に車を停める。
車を停めた広場のフラットな所から尾根先方面に右にネットフェンスを見ながら向かったが、先の方までそのネットが続いており、そこから入山出来そうもないので、元に戻り林道っぽい所から今度はネットフェンスを左に見て(ネットの右側)尾根先方向に回り込んで行った。
尾根先付近に出ると、何となく踏み跡のようなものがあったのでそこから取り掛かる。ここが P650のある 「トガ尾」 の尾根先の様だ。
取っ掛かりから急登が始まる。木の根や岩で足がかりがあり滑ることがないので登りやすいが、傾斜がキツイので所々で木や岩を掴んだり、四つん這いになったりして踏ん張りながら登って行く。
途中に1ヶ所だけ大岩があり、左から巻いて登る所があった。
危険を感じたが登る距離は短かく シッカリした木の根っこを掴みながら登れば簡単に越えることが出来る。危険を感じた場所はそこの1ヶ所のみ、ほかに危険個所はなかった。
その先で尾根芯上に各所で崩れている錆びたネットフェンスが出てきた。尾根芯上には低木が密集してヤブ様態になっている所もあるので、崩れたネットフェンスを所々で右に左に低木の密集地帯を避けながら尾根芯を外さずに登って行く。
右に杣道が分かれる分岐の所もそのまま尾根を直進し、少し上がると、白いガードレールが見えてきた。P650地点の林道出合だ。
テープのある左側から尾根の左側を登って行く。暫くの間その林道も右側に並行していたが、いつの間にか見えなくなった。
相変わらず尾根芯上にあるネットフェンスをブッシュを避けるため、右に左に越えながら登って行くと、再び林道に出合った、ここが林道の終点で、当方はスタートから尾根芯を歩いてきたが、林道経由でここまで来ることもできる。
林道経由で歩く人もいるのかこの先踏み跡が濃くなった様に思われた。
その少し先でズ~と尾根芯上にあったネットフェンスが切れ、植林地を抜けた。自然の疎林地帯に変わり空が開け日が差して来た。
12~3分ほど登ると稜線上のピーク P1074に到着。山銘板が何枚かあり 「池杉山」 とあった、昭文社の地図には山名は載っていない。
今日は最高の天気で、北方面には真っ青な空の中に大パノラマが広がっていた。これから向かう桧塚もその青空の中に映えて見える。
その絶景を見ながら、オニギリで小腹ごしらえをする。
そこからは稜線上歩きに変わる。目的の桧塚は遠くに見えるが、どのくらいかかるのだろうか。
その稜線を歩き、三角点のある「ナメラ山」には、12分で着いた。展望がないのでそのまま通過。その先のP1115は前方(北方面)が開けており、ここも大展望地だ。
一登りするとP1144、山銘板があり「岩屋口山」、昭文社の地図にもその山名が載っているが、ここもほとんど展望がない。
その先から小さなアップダウンを繰り返しながら高度を上げて行く。踏み跡は殆どなくテープも思い出したようにある程度、しかし稜線歩きなので戸惑うような所はない。
バイケイソウやトリカブトと思われる葉が密集して、木々にも若葉が芽生え始めている辺り(P1214)に来ると、急にテープが賑やかしくなってきた。分岐表示は見落としたようだがヌタハラ林道に下りる分岐点の辺りだ。その先桧塚への最後の登りが始まる。
あと少し と一生懸命に登っていると、前方上部に単独さんが立っているのが見えた。桧塚の山頂だ。
昼食は奥峰でする予定なので、三角点のある山であるが展望がないのでスルーして桧塚奥峰に向かう。
十数分で桧塚奥峰に到着。お昼時なのに無人だ。
天気が良く空気が澄んでいるので、遠方まで展望があり、遠く大普賢岳の向こうに近畿最高峰の八経ヶ岳もハッキリと解る、釈迦ヶ岳も仏生嶽と孔雀岳の間に見えていた。
台高最高峰の日出ヶ岳も案外に近く見えた。
そんな大パノラマと下方向にヒキウス平を見下ろしながら桧塚劇場で昼食。今日はいつものアルミラーメンが売っていなかった(夏場は店頭から消える)のでカップラーメンとオニギリの昼食だ。
食後にコンビニドーナッツとコーヒーを喫していると、下方向から年配の単独さんが上がって来た。風を除けて食事をしていたとの事。今日は先ほどの単独さんとその年配さんの2人としか出合わなかった。天気の良い週末なのに静かな山歩きだ。
昼食を終え、下山に向かうが、ヒキウス平まで足を延ばそうか と一瞬頭に過る、往復で 1時間半くらいの寄り道か。
しかし下山後の長い千秋林道歩きがどの位かかるか分からないので、ここは素直に下山に向かう。
稜線から、千秋林道に下りる尾根に入り、下山開始。高度 150mほど下ると植林地帯に入る、するとそのすぐ先でいきなりルートを外す。よく見ればわかる所であるが、昨年の12月にも歩いた道であるので、それほど注意払わず歩いていたためだ。この少し先でも同じ過ちを犯してルートを外してしまった。
昨年歩いた時はルートに注意しながら下っていたので間違う事はなかったが、経験があるから と安心して安易に下るとこの始末だ。
そんなんはあったものの、順調に下山できマナコ谷登山口のある千秋林道に着地。桧塚奥峰からジャスト 1時間だった。
そこから千秋林道をテクテクと下って行き、5㎞強の長い林道歩きを1時間9分かけて歩き駐車地に戻る。思ったより早く着いたので、あきらめたヒキウス平への寄り道は十分に可能だった。
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たちつぼすみれ(立壺菫) スミレ科 |
![]() まるばうつぎ(丸葉空木)ユキノシタ科 かな?? |
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