TKMデジカメ山歩き 2016/12/3(土)
別ウインドウで拡大表示
金剛山
スタート:小和 登山口P →
ルート :↑小和道、↓念仏坂、↑文殊尾、↓石寺跡道
日本200名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】金剛山地
 
 
 
湧出岳 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅰ△1111.89m (金剛山)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
360m  08:32   ① 小和 登山口 P 0:24 2:00 0:24   出発時間 07:10 14:10
   08:56   ② 天ヶ滝 到着時間 08:25 16:35
0:57 1:21  
   09:53   ③ 伏見峠 片道距離 44 ㎞ 44 ㎞
0:21 - 1:42  
   10:14   ④ 水場(念仏坂 下) 往復距離 87 ㎞(AVG= - )
0:53 - 2:35  
   11:07~11:46 0:39 ⑤ 国見城跡  
0:09 - 2:44 0:09
1125m  11:55   金剛山 P1125(葛木神社)  
0:12 - 2:56 0:21
1111m  12:07   湧出岳 △1111.9  
0:25 - 3:21 0:46
   12:32   ⑧ 伏見峠 ASC(総上昇)プロトレック 1100 m
0:34 1:45 3:55 1:20
   13:06   ⑨ 石寺跡 DSC(総下降) 〃 1085 m
0:52 4:47 2:12
   13:58   ⑩ 小和 登山口 P 総上昇量(GPS) 1103 m
  5:26 0:39   4:47 -     移動距離(GPS) 12.7 ㎞
 
⇒写真リストへ
 
アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 《県30》 ⇔ 《県261》 ⇔ 小和町 ⇔ 登山口駐車場


駐車場

小和 登山口駐車場


ルート

P→ 《小和道(天ヶ滝道)》 → 天ヶ滝 → 伏見峠 → 《念仏坂》 → 水場 → 文殊尾 出合 → 金剛山遊歩道 出合 → 国見城跡 → 葛木神社(金剛山) → 湧出岳 → 伏見峠 → 《石寺跡道》 → 欽明水 → 石寺跡 → 西佐味 → P


記録

週末の土曜日は高気圧が張り出し、晴天に恵まれ行楽日和になるが、翌日曜日は午後から下り坂になるとの天気予報。
3日前に長距離を歩いたばかりではあるが、体調が良いのか足の疲れは残っていないので、急遽出かけることにした。
とは言っても、中2日しか空いていないので、近場の金剛山に行く事にした。

9年前の今頃(2007-12-1)、北宇智の近くに車を置いて小和道(天ヶ滝道)から登り金剛山まで行って、久留野峠から下山した事がある。
写真は残っているものの、当時は記録を作成していなかったので、部分的な記憶が僅かにあるのみだ。

そんなんで、再びその小和道を歩くことにした。久留野峠からの道は何度か歩いているので下山道は小和道の隣にある石寺跡道で下る予定とした、このルートは初めて歩く道だ。


近場の山歩きなので、いつも起きる時間に起床し、自宅をスタート。
県道を別れ、小和道の登山口にある駐車場への道に入る。舗装はされているものの、大型車の通れない細い道を登って行く。駐車場まで余り距離はないものの、対向車が来て、バックする事にでもなると、非常に神経を使わなければならない。

対向車もなく無事に駐車場に着くと、先着車は3台あった。
案内表示は整備されているので、迷う事もなく伏見峠を目指し登って行く。道幅も広くハイキング道の様だ。

20分チョットで天ヶ滝への分岐に到着。前回この道を歩いた時には、天ヶ滝へは行っていないので、今回は見物に寄道。
分岐の案内表示には、天ヶ滝まで 0.1㎞となっていたが、その倍くらいの距離があったような感じがした。しかし分岐から数分足らずでその滝に到着。思ったより滝の高さはあったかな。

滝への分岐に戻り、先に進む。その先、いくつか分岐があるが、何れも濃い踏み跡の方に進む。GPSで確認すると、薄い踏み跡のルートは直登道のようで、地形図に点線で載っているルートの様だ。当方が歩いた濃い踏み跡の方は山腹を巻くように傾斜を緩くしてあり、新しく付け替えられたルートと思われる。

かなり高度を上げてきた所で、右下に下る分岐があったので、のぞき込むと水場に続く分岐だった。駐車場の案内地図にあった新欽明水かな。
その先少し上がると、稜線上の縦走路に出合う、そのすぐ先が伏見峠。縦走路に出る手前で、後ろから来た単独の青年?が抜いて行った。

伏見峠に着いた時間がまだ早かったので、念仏坂を下り適当な所から登り返すことにする。
念仏坂を苦しそうな顔をして登ってくる人達を正面に見ながら、コンクリ道の急坂を下る。
通行禁止の看板のある中尾根・細尾谷(シルバーコース)・香楠荘道への分岐を右に見て、そこから少し下ると、角度のある木の階段があった、そのすぐ横に水場がある。

ハッキリとした記憶がないが寺谷ルートのようだ。寺谷ルートは5年前(2011-12-17)に歩いているが、登山口については記憶から欠落している。しかし右に進んだ途中の分岐で、左に行くと文殊尾に行くのかな と思いつつ歩いた記憶がある。

それを確かめがてら、その水場横から登り返すことにした。
とっかかりから傾斜のある階段が続く。暫くそんなんで登って行くと、分岐があった。たぶんこの分岐が記憶にあった所と思われるので、今度は左に行ってみる。

急登りはまだまだ続く、木の根っこや岩がステップになっているので足場は良いので、まだましだがそれでも厳しい登りだ。
頑張って登っていると、傾斜が緩くなり左からの尾根と合流。広い踏み跡の道に出合った、文殊尾ルートだ。

その文殊尾を登っていると、多くの人が下って来るのと出会う。文殊尾は積雪時期にしか歩いた事がないが、無雪の時期でも多くの人が歩いており、シッカリした踏み跡か広い尾根のあちらこちらに出来ている。
思ったより歩く人の多いルートのようだ。

金剛山遊歩道に合流し、国見城跡に向かう。途中にある温度計は6℃を表示していた。
国見城跡は多くの人で賑わっていた。ラッキーに日の当たるベンチが1個空いていたので、そこを独り占めし昼食。

今日は風がないため、登りの行程で結構汗をかいたので、服が濡れており、食事中ジッとしていると汗冷えして来た。温かいカップラーメンとコーヒーでお腹は温まったが、汗冷えした体が寒くなって来ており、また ベンチが空くのを待っている人もいるので、まだ時間は早いが下山に向かう。


いつも通り、葛木神社で山歩きの無事を祈願し、湧出岳の1等三角点にタッチして伏見峠に向かう。
ちはや園地の手前で、行った事のない右に分かれる道に入ってみた。香楠荘方面に少し進むと、「ちはや星と自然のミュージアム」裏のピークに向かう踏み跡があったので、その踏み跡に入る。ピークに上がると、チョットした広場になっておりベンチもあった。そこには団体さんと単独さんがいた、それなりに訪れる人がいるようだ。

香楠荘に下り、ちはや園地から、伏見峠に向かう。
伏見峠の少し手前で、下山予定ルートの石寺跡道への分岐に折れる。少し下ると、分岐があり伏見と西佐味への分岐表示があった。右正面の西佐味方面に下る。

こちらの道はルートはハッキリしているものの、荒れており倒木や小枝が進路を妨害する場面が多くあった。
そんなんで、本来の道が通れず、横に逃げながら進んだりもした。
往路で登って来た小和道は案内表示もあり、シッカリしたルートであったが、こちらのルートは、利用する人が少ないのか、荒れたルートだ。
そんなルートでも、その途中で、登って来た単独さんとすれ違う。

暫く、そんなルートを下っていると、水場「欽明水」があった。
その先、広尾根の傾斜の緩い所を過ぎると、幅の広い溝状のルートとなった。しかしその溝状の中には倒木などの障害物が多く、岩ゴロで歩きにくいため、その溝状のルートの横にある踏み跡を拾いながら下って行った。

すると突然、標識のある所に出てきた、第二十経塚とあり、象徴的な岩もあった、ここが石寺跡らしい。
特に広い場所でもなく、石寺の説明版もない。どれくらいの規模の寺だったのかな。
そのすぐ下には、石寺の関係者のと思われる墓地もあった。

その先から、人が一人通れるくらいの細い道に変わった。そのため踏み跡はハッキリしている。
少し下ると舗装道に合流、高宮廃寺跡の表示があった。
高宮廃寺跡には寄らずそのまま舗装道を下る。途中地道の所もあったが道なりに下ると、獣除けのゲートにぶつかった。そのゲートに小和駐車場までのルートが丁寧に記された手作りの案内表示がかけてあった。

ゲートを開け、そのルートに従い下って行くと、地形図には近道が出来そうな所があったので、ショートカットしようとその道に入る。

しかしそんな道はなく途中で途切れてしまった。元に戻り、先ほどの案内表示通りに進むと、要所要所で丁寧な案内があり、地形図にない畦道のような所を通り、無事駐車場まで案内してくれた。

 
⇒ページ・トップへ
 



小和道(天ヶ滝道)の登山口 P
先着車 3台
県道からここまで、舗装されているものも道が細く、対向車が来て、離合場所までバックする事になれば、かなり厳しい
 

天ヶ滝への分岐、0.1㎞となっていたので、滝見物に寄り道。

天ヶ滝

天ヶ滝への分岐まで戻る
0.1㎞の倍くらいの距離があった感じ

分岐
何個所か分岐があったが、踏み跡の濃い方を選択。薄い方は地形図にある点線の直登道かな

右下方面い分岐道があったので覗くと、水場への道だった
登山口の案内板に、新欽明水として載っていた水場かな

稜線上の縦走路に出た

伏見峠
直進すると山頂方面
時間があるので左に念仏坂を下り、文殊尾から登り返す予定とする

ここから急下りが始まる
登ってくる人は、皆さん苦しい顔をしていた。

通行禁止の看板があるが、ここは、中尾根・細尾尾根(シルバーコース)・香楠荘道への入口である。本当に通行禁止にするつもり?

水場
横に階段があったので、ここから登り返すことにする。 文殊尾に横から突き上げる道と思われる

予想通り文殊尾に合流

植林地から自然林に変わった

史跡 金剛山の石柱

金剛山遊歩道に合流
右の細い道から上がって来た

気温は 6℃

国見城跡
日の当たるベンチが 1ツ空いていたので、そこで昼食。

昼食を終え下山に向かう
今日は食欲があり、カップラーメン、オニギリ、パン、デザートのコンビニドーナッツを食した

国見城跡から
富田林方面

葛木神社
いつも通り山歩きの無事を祈願

裏参道を下りたブナ林より
葛城山 最近訪れていないな

湧出岳 1等三角点

直接ちはや園地に向かわず、右に折れる。初めて歩く道だ。

「ちはや星と自然のミュージアム」裏のピークより 大峯方面
このピークにはベンチもあり、登れるのを知らなかった

ちはや園地

伏見峠 前方の案内板の所
左の石寺跡道・伏見道に折れる

伏見峠から、少し下ると分岐があった。

登って来た天ヶ滝道に比べ、この石寺跡道は、倒木など多く荒れていた

欽明水

右の溝の中が本来の道だと思うが、荒れて歩きにくいので横にルートが出来ていた

第二十経塚
ここが石寺跡

岩の右側には、紋と仏さんの様な物が彫ってあった

石寺跡の少し下側に寺の関係者の墓と思われる墓地があった

舗装道路に合流
左側から下りてきた

石には「右 かうや 左 よしの」と彫られているが、どこからか移設したのだろうか、彫あとは新しく見えるが・・

丁寧な手作りの案内が、獣除けゲートに付けてあった。
この先も要所に案内があり、大変助かった。

獣除けゲートを出た所

13:39 西佐味の集落のに入り、開けた所に出ると前方に大峯の稜線、その左奥には台高の稜線までも見えていた

案内表示に従い、地図にないこの道を抜ける

反対側に抜けると、近畿自然歩道の標識があった

電気柵のある竹林を抜け、道なりに来ると、正面に車で通ってきた道が見えた。切り株に案内表示あり



無事駐車場に到着
駐車している車が増えていた
 
 
⇒ページ・トップへ
 ⇒ 「 山歩き 」 編トップページ ⇒ 「 ウォーキング・名所見学 」 編トップページ ⇒ TKMのホーム・ページ
 
 ご意見・ご感想は こちら へ 【メール宛先の (アットマーク) は、半角 (@) に変更してください】